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特に川内について検討―技術的にも原発廃止に | 原子力安全の基本となるDBAとは、事故を想定し科学技術により設計することである。 | 槌田ゼミ第8回報告 (11月27日) └──── (たんぽぽ舎)
原子力発電所民間規制委員会を提唱している槌田敦さんは、「福島原発事故(2011)に加えて、スリーマイル島(TMl)原発事故(1979)、美浜原発事故(1991)を踏まえ、今の規制委員会の内容では、各原発の再稼働でこれらの事故と同様の災害が発生することになる。これはきわめて危険であり、近くに住む住民は不安に耐えない。」と指摘する。 そのため、槌田さんが川内原発についての問題点を多岐にわたり検証した内容を、参加者で討論しました。 ○基本は【DBA思想の破綻】 原子力安全の基本となるDBAとは、事故を想定し科学技術により設計することである。 【炉心損傷防止対策】 【加圧水型原発への沸騰水型ECCSの追加】 【電源設備の欠陥を改める】 【水位、圧力、温度の計測失敗】 【配管に溜まる水素の対策】 【格納容器を本来の目的で使用する】 【福1・2号機型チャイナシンドロム防止】 【免震重要棟】 の各項目の問題点について解説がされ、16点の問題に2点加えることになりました。 また、参加者からはこのままでは技術的すぎて、慣れてない人にはなかなかわかりにくいので、説明を加えてほしいとの要望が出されました。 これらの意見を踏まえ、12月17日の次回の学習会で再度検討することになりました。 皆さんも是非参加し、討論に加わって下さい。
※次回のお知らせ 槌田ゼミ新シリーズ「福島原発事故基本講座第9回」 −川内原発の科学的欠陥をのぞくために− 12月17日(水)19:00-21:00 参加費800円
.. 2014年12月11日 08:30 No.841001
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