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「原子力発電は安い」という大ウソ(ホラ)の復活は許されない │ 再稼働は日本を滅ぼす その25 └──── (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
・15円と9円。この数字は何でしょう? 実は15円は原発コスト、9円は風力コスト(どちらも1キロワット)だ。 米国の民間調査機関として、エネルギー問題の調査機関として実績のある「ブルームバーク・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)が世界各国の23の発電手法について調査しまとめた数字だ。しかも原発については廃炉費用を含んでいない数字だ。廃炉費用も含めれば原発はもっと高くなる。 ・原子力ムラ(実は原子力利権帝国)や政府が流している数字とは大違いだ。 2004年の日本政府の試算では原発発電コストは5,9円。2011年3月の東京電力福島第一原発大惨事でこの大ウソ(ホラ)は崩壊したが、3年7ヶ月後の2014年今また原発再稼働(九州電力川内原発)のときにあたり、「これに類する神話」が復活しようとしている。たとえば、政府は電気料金を下げるためにも原発は必要だという。ウソだ。新たな原発神話だ。 ・原発は「安全」でもなく、「安価」でも全くない、巨額の廃炉費用を入れれば−東京電力福島第一原発事故の1−4号機の廃炉作業の膨大さ、放射能の大変さ、毎日6,000人もの作業員がヒバクしつつ 働いている−もっともっと高いコストになる。こんな原発の再稼働を許してはいけない。 川内原発の再稼働阻止の闘いはまだまだ続く。(11月、12月、1月、2月、3月)ねばり強く闘おう。 これを許すと、次は関西電力高浜原発などが再稼働をねらう。 日本を再び「原発の国」にしてはいけない。 私たちの活動と決意が問われている。
.. 2014年11月19日 10:07 No.829001
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