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スーツペンギンの一群、県庁玄関に立ちはだかる だが、その前を「脱原発」の横断幕が、両脇を「原発ゼロ」のノボリ旗が・・ └──── (たんぽぽ舎ボランティア)
○ 「川内原発再稼働を許さない共同行動」(11月5日〜7日鹿児島県)に東京から参加しました。参加の内容は以下の通りです。 1)11月5日(水)午後:臨時県議会傍聴 2)11月6日(木)一日中:県庁前広場で抗議行動 3)11月7日(金)午前:自然発生の抗議集会 11月5、6、7の3日間は私にとって貴重な経験となりました。ここでは3日目の出来事をお話しします。 ○ 11月7日(金)、朝9時過ぎ、本会議の傍聴はせず、庁舎内を見学しようと正面玄関に近づくと、そこには、しかめっ面の紺色スーツの県職員達が塊になって立っていました。出入り口は2か所らしく、それぞれの場所に横5−6人、奥行き3段ほど(30人以上)で立ちはだかり、誰も、どんな理由ででも中に入れてくれません。(車椅子の男性が庁舎内のトイレを使いたいと頼んだら「確認してから」と言って通してくれませんでした。) ○ すでに何人かの県民らしき男性達が抗議の声を上げていました。「今日の会議をテレビで見たいんだよ。どうして見せないんだ。」と、ほぼ怒鳴り声。職員は見せない理由を何やら説明していましたが、「そんなのおかしいやないか!」「民主主義やろ!」「知る権利があるやろ!」と、人々は納得しません。そのうち他にもモニター傍聴希望の人々が大勢集まって来ました。 そして「開けろ!」「開けろ!」のコールです。叫んでいたのは主に中高年の人々でしたが、中に一人元気そうな若い女性がいました。彼女は小型の太鼓とマイク&スピーカー(肩に掛けるタイプ)を持っていました。でもそれは使わずに自分の肉声で力強く抗議の声を上げていました。10分から15分ほど小競り合いやコールが続きましたが進展はありません。すると彼女は突然、男たちの真ん前に座り込んでしまいました。背筋を真っ直ぐに伸ばしています。 いい感じだなー、ほかにも座り込む人が続くといいなー、と期待したのですが、残念ながら続きません。私は思い切って彼女に近づき小声で言いました。「あなた、太鼓持ってるじゃない。マイクもあるし・・・。なにかパフォーマンスやってくださいよ。」すると彼女はすっくと立ち上がり、マイクを使って大声で語り始めたのです。なぜ川内原発の再稼働に反対なのか、チェルノブイリや福島で何が起こり、今どうなっているのか、いっぱい、いっぱい、訴えました。
.. 2014年11月14日 08:28 No.826001
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