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再稼働前提に受け入れ試算
大手電力会社が再生可能エネルギーの受け入れ手続きを相次いで中断した問題で、経済産業省は三十日、各社の受け入れ可能量を検証する専門部会の第二回会合を開き、受け入れ可能量の試算方法を決めた。原発を震災前と同じように稼働させる前提になっているため、電力会社が実態とかけ離れた試算を基に再生エネの受け入れを拒否する恐れがある。 再生エネの受け入れ手続きを中断した北海道、東北、四国、九州、沖縄の五電力と、「厳しい」と主張している北陸、中国の二電力が、この方法に沿って次回会合で試算を示す予定。(中略) 原発の稼働想定が増えれば再生エネを受け入れる余地は狭まる。このため電力各社は過大な原発の稼働想定を基に「出力が高まりすぎるのでこれ以上再生エネを増やせない」と主張する可能性がある。(後略)(10月31日より抜粋)
.. 2014年11月04日 08:40 No.820001
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