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■--9/27-28川内原発再稼働阻止現地行動の録画紹介
++ 寺崎明子 (幼稚園生)…2回          

(経産省前第二テントメンバー)

 9月27〜28日の川内原発再稼働阻止現地行動についてはすでに参加者の報告が掲載されましたが、詳細な録画をアップしましたので、行くことの出来なかった方もぜひ、ご覧ください。

原発いらない女たちのテントひろば〜福島とともに
10月9日付け9/27〜28・録画:川内原発再稼働阻止現地行動の報告
.. 2014年10月20日 11:21   No.814001

++ 沼倉 潤 (小学校低学年)…5回       
川内原発再稼働「同意拒否」の声を全国から
 |  薩摩川内市議会、再稼働同意への策動を全国各地の行動ではね返そう
 |  10月26日(日/反原子力の日)は全国一斉統一行動日
 └──── (たんぽぽ舎)

○川内原発再稼働に抗する闘いが、一気に「決戦局面」に入ろうとしています。
 10月9日の薩摩川内市住民説明会は、住民の反対意見や疑問に何ら答えずに、
最後に指名された原発推進期成会会長の再稼働賛成発言を持って打ち切られました。以降、周辺自治体での説明会が開催され、残すは20日に予定されている、いちき串木野市の説明会開催となっています。
○これらを受けて、薩摩川内市は、特別委員会を招集し、14件の陳情の審議、採択を行うことになります。「再稼働賛成」陳情が採択された場合は、市長が「地元同意」を臨時市議会の場で承認させる流れが加速されます。
○同様に鹿児島県議会においても、当初の予定を早め、11月上旬には臨時県議会を開催し、地元同意を表明する知事の見解が打ち出される可能性があります。
○地元住民団体は17日の市長への申し入れ行動、宣伝活動を行いながら、20日には市議会に結集し、抗議行動を実施する闘いに立ち上がっています。
 全国の皆さん、地元の闘いに呼応する「再稼働同意拒否」の声を上げ、現地に届けてください。

◎「ストップ再稼働3.11鹿児島実行委」並びに地元住民団体の行動
  10月20日(月)9時 市議会結集 抗議行動
  10月26日(日)久三崎海岸(原発近く)での風船上げ行動・集会の後、デモ
  10月28日(火)臨時市議会への行動
◎「再稼働阻止全国ネットワーク」は同意拒否の声を、鹿児島に届ける行動を呼びかけています。
 首都圏での行動 10月26日(日)14時〜16時
 「九電東京支社抗議行動(全国一斉統一行動第一波)」
  JR有楽町駅「日比谷口」目の前・有楽町電気ビル前

.. 2014年10月20日 11:51   No.814002
++ 清水 寛 (小学校低学年)…6回       
鹿児島県川内市長、川内市会議員にハガキか手紙で再稼働ストップの
 |  必要性・思いを伝えよう
 |  放射能から命と国土を守り平和憲法を守り活かす情報発信NO.29(10/17)
 └──── (たんぽぽ舎会員)

 「川内市長、市会議員の皆さん!川内市民、鹿児島県民、日本のために原発再稼働を阻止し、廃炉にしましょう」

○福島の被害者は救済されてない
 ・13万人が戻れないでいる。
 ・放射能で汚染されており、安心して居住できない。
 ・小児甲状腺ガン(疑いを含む)が103名(裁判提訴)に増加。
 ・安心して出産できない。
○福島第一原発事故の原因不明
 ・「国会事故調報告書から、地震により原子炉の冷却水が漏れた可能性が
  否定されていない」にもかかわらず、冷却水漏れ防止策は新規制基準に
  盛り込まれてなく安全でない。
○福島事故は収束していない
 ・放射性汚染水は増え続け、海洋に流し、ブロックできてない。
 ・汚染土、がれきなど放射性廃棄物は山積のままである。
 ・被害者が避難状態である。
 ・溶融した核ウラン棒の状況が不明など、安全ではない。
○火山噴火の予知不可能
 ・原子力規制委員会は「再稼働合格」に九電の「火山噴火の予知可能」を
  前提にしている。
 ・御嶽山噴火(9月27日)及び鹿児島県内、口永良部島の新岳噴火(8月3日)を
  予知できなかった。
 ・原子力規制委員長の田中俊一は「マグマ噴火なら予知できる」というが、
  火山学者たちは否定。(週刊朝日10月17日号)
 ・安倍晋三は「(規制委員会は)御嶽山よりもはるかに大きい規模の噴火を
  前提に厳格な審査を行っており、安全性は確保される」と答弁。
   (10月2日参院本会議、朝日10月5日)
 ・火山学者は「日本列島は地震の活動期。いつ地震が起きても噴火しても
  不思議でない」と言う。
○火山噴火が予知できない中で、自治体に避難計画を押し付け
 ・新規制基準は避難計画を審査の対象からはずし、無責任なもの。
 ・火山噴火の予知ができない中では、原発事故時の安全な避難計画は、
  国でも作れないのでは!
 ・原子力規制庁は「新規性基準を満たした原発でも事故は起こります。
  この基準は最低のもので、後は事業者の責任」と安全性否定の答弁
   (1月20日院内集会)
○安倍晋三は事故時の責任は取れない、県民、国民が負担する
 ・福島原発事故の責任を取るとは、福島避難民を救済し、2度と事故が
  起きないよう、すべての原発を廃炉にすること。 

「川内市長、川内市会議員に、ハガキか手紙で再稼働ストップの必要性、思いを伝えよう。小渕経済産業大臣、原子力規制委員会、田中俊一規制委員長、国会議員に再稼働ストップのハガキを出そう。」
 川内市会議員の宛先はインターネットで検索可能です。


.. 2014年10月20日 12:04   No.814003
++ 山崎久隆 (社長)…471回       
戦後長く続いた「平穏」な時代は終わりを告げ
 |  「大地動乱の時代」に突入した
 |  自然災害多発に備えよ 原発再稼働どころではない(その1)
 └──── (たんぽぽ舎)

○戦後長く続いた「平穏」な時代は終わりを告げ、大地動乱の時代(*)に突入した。
 その端緒とも言える東日本大震災で、福島第一原発が3基炉心崩壊を起こす過酷事故を起こした。しかし原発に危機をもたらす自然災害は地震や津波だけではない。火山の噴火も、台風も竜巻も高潮も、炉心に水が送れなくなり電力を喪失すれば過酷事故を引き起こす。
 川内原発の再稼働が日程に上り、九州電力から9月末にも設置工事認可申請などの必要書類が規制庁に提出され、28日には再稼働反対の全国集会が鹿児島市で行われる直前、岐阜県と長野県の県境にある火山としては日本第二の御嶽山が噴火した。「自然からの警告」だと強く感じる噴火だ。
 1979年以来34年ぶりの大きな噴火で、(ただしこれまで2度規模の小さい水蒸気爆発を起こしている)最初の噴火で初めて気象庁により「活火山」と認識された火山だ。
 気象庁が公表している観測情報では、9月中旬に火山性地震が増加する様子は見て取れるが、噴火の警告は出されていなかった。「気象庁によると、御岳山は九月中旬に火山性地震が増加していたが、他の観測データに変化はなく、噴火警戒レベルは1(平常)を維持。噴火後にレベルを五段階のうち3(入山規制)に引き上げたが、同庁は「噴火の予測は難しかったとしている。」(中日新聞9月27日)
 3000メートルを超える山だが裾野の広がりが大きく、比較的傾斜が緩やかなので7合目付近まで車で上がれる。御嶽信仰もあり、観光登山としても人気が高く、この日も天候にも恵まれ推定300人あまりの人々が登山を楽しんでいた。


.. 2014年10月23日 09:38   No.814004
++ 山崎久隆 (社長)…472回       
○火山噴火は予知できない

 気象庁の業務は、法令に基づき火山噴火予知も含まれる。(気象業法第十三条)予知を怠れば「法令に違反した」ことになる。特に罰則はないが、任務を怠ったことには変わりはない。
 2013年11月20日の西之島新島(東京都)は遙か遠くの海底火山だったから予知出来なかったのだろうか、2011年1月26日の霧島山系新燃岳(宮崎県)は監視を十分していなかったから出来なかったのだろうか、2014年8月3日の鹿児島県口之永良部島新岳噴火はどうして予知できなかったのだろうか。
主観的には努力を続けていたとしても、結果が伴わなければ批判されて当然だ。
 では火山の噴火予知が出来た例は、そもそもあるのだろうか。
 北海道の有珠山噴火(2000年)は予知が成功した例としてしばしば語られるが、藤井敏嗣火山噴火予知連会長によれば「ただし、この時の噴火予知は、あくまでも噴火前には地震活動が増えるという経験に基づいて判断したもので、地下のマグマの動きを捉えての噴火予知ではありませんでした。」としており、かなり例外的な成功例とする。そのうえで「これまでわが国で確実に前兆を捉えた例は、「数日前から数時間前」がほとんどで、何週間も前から噴火を予知した例はありません。」と言い切る。
 気象庁がマグマの動きを捉えて警報を出したのは2009年2月2日の浅間山噴火だが、それは噴火13時間前だった。
 しかし直前予知に成功すれば、御嶽山のように沢山の登山者が無警告に噴火口に「居る」事態を回避することは可能かもしれない。噴火1時間前に退避勧告を出せていれば、今回の噴火でも犠牲社は出なかったとみられる。1時間あれば火口付近から1〜2キロは下れるからだ。しかし深夜だったらとか、冬だったら、雨だったらと、無限に問題は出てくるが。
 噴火予知を数時間以内に確実に、という一点に絞れば、ある程度の成果は出るかも知れない。しかし藤井会長が念頭に置くのは年単位。それも100年近く前から噴火を予知することなど、到底不可能ということだ。なぜそんなに無理な想定になるのか。それは川内原発を巡って九州電力が、100年から数十年前に火山噴火の予兆を捉えて、原子炉を止め、使用済燃料を移送するなどと言い出したからである。いったい誰がそんな荒唐無稽な予知が出来るというのか。

.. 2014年10月23日 09:43   No.814005
++ はだしの源八おじさん (幼稚園生)…4回       
国土交通省がリニア中央新幹線計画を認可
 |  10/23(木)「スペースたんぽぽ」でリニアについて語ろう!
 
  10月17日、国土交通省は、JR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。これでリニア中央新幹線の着工が事実上決定しました。
 この10月17日は、国交省、環境省を交え、リニア問題について議論する院内集会の日でもあったのですが、その当日に認可というのは、単なる偶然でしょうか。それとも悪意でもあるのでしょうか。もしくは、小渕大臣へのバッシングの影で、こっそりと認可してしまえという思惑なのでしょうか。
 いずれにしても、リニアに反対する意見との話し合いは全く不十分なまま、一方的に認可したことになります。数々の問題点を、もっと考慮して欲しい、と望んだ市民の意見が全く無視された結果となりました。
 私も10月17日の院内集会に参加しましたが、国交省は認可の正当性を述べるだけで、話し合いをする余地は全くありませんでした。というよりも、話し合いを拒否をしているように感じました。ずさん、詭弁(きべん)に満ちたJR東海の計画が、なぜ認可されてしまったのか?その根拠は、違法性がない、という点に集約されると思います。
 つまり、違法性がなければ、なにをやってもいい、という思想です。実際には、法に抵触する要素は多数あり、あげればキリがないのですが、それらの追求は、今後の運動に繋げたいと思っております。
 いずれにしても、問題は山積しています。10月23日、スペースたんぽぽで、リニア中央新幹線の問題提起をしたいと思っています。
 アニメーション映画の上映に加え、アニメに盛り込めなかった情報なども盛り込み、多角的な視点で、この問題を考えたいと思います。
 リニアについて、あまり詳しくない、という方にも、わかりやすい内容にしたいと思いますので、是非、ご参加ください。

      リニア中央新幹線がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
          『リニア反対アニメ』上映とお話

   日 時:10月23日(木)19時から21時
   講 師:はだしの源八おじさん
   会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
   参加費:800円(学生400円)

.. 2014年10月23日 10:10   No.814006
++ 山崎久隆 (社長)…473回       
戦後長く続いた「平穏」な時代は終わりを告げ「大地動乱の時代」に突入した
 |  自然災害多発に備えよ 原発再稼働どころではない (その2)
 └──── (たんぽぽ舎)

○できないことを「できるかのように言う」
 『現在、気象庁により110の活火山が指定され、このうち47の火山について観測体制が設けられている。また、火山噴火予知連絡会が設置されており、全国の火山活動について総合的に検討を行う他、火山噴火などの異常時には、臨時に幹事会や連絡会を開催し、火山活動について検討し、必要な場合は統一見解を発表するなどして防災対応に資する活動を行っている。』
 規制庁の策定した「火山影響評価ガイド」に記載された「火山活動モニタリング」について書かれた一文だ。その防災体制下において御嶽山の噴火が起きた。
 気象庁も出来ない火山モニタリングを事業者が行い、そのうえ火山予知までするとなれば、いかなる科学的根拠があるのかと問われる。
 パブリックコメントでもこの点に多くの質問が出されていた。その答えは想定外のものだった。
『モニタリングは、噴火可能性が十分小さいことを継続的に確認することを目的としており、噴火の時期や規模等を予知・予測することを目的としていません。
なお、モニタリングによって、GPSによる基線長や地震観測結果等に変化が生じた場合は、原子炉の停止措置等の措置を講じるかどうか判断する方針であることを確認しています。』
 モニタリングはするが予知はしないという。しかし現在気象庁が行っているデータの収集や観測、当然予知を目的に行っている業務と、九電のやろうとしていることはほとんど同じだ。GPSの基線長観測は山体の膨張を見るためだし、地震観測も火山活動の活性化を調べる。同じことをしながら予知ではない。とは詭弁である。法律に、気象庁以外は噴火予知をしてはならないとの規定があるから法令に抵触しないようにすることと、予知は出来ないという批判をかわすための言い訳にすぎない。ではいかなる場合に原子炉を止める措置を取るのか、まずそれを明らかにすべきである。

.. 2014年10月23日 11:25   No.814007
++ 山崎久隆 (社長)…474回       
○大地動乱の時代
 「大地動乱の時代」とは石橋克彦神戸大学名誉教授が阪神淡路大震災直前の1994年8月に岩波から出した新書の題名だ。高度経済成長期に大地震がほとんど無く、原発を含む様々なインフラが地震や津波、あるいは火山災害を想定しないままに拡大し続ける日本の現状に、過去の歴史的事実を元にして警告した書だった。
 今、東北地方大震災後の日本は、9世紀の貞観地震(869年)前後とよく似た「大地動乱の時代」を迎えたと考えるべきだ。
 貞観地震と言えば東北地方に巨大津波災害をもたらしたことは、今では沢山の人が知る史実だが、同時に日本中のプレート境界、断層運動が活性化し、さらに各地の火山も大噴火を連発させた。
 富士山の貞観噴火(864年)では現在の青木ヶ原樹海を作った溶岩流を噴出させる大噴火が、伊豆諸島では神津島(838年)、新島(886年)が噴火、東北地方も鳥海山が871年に、南九州に目を転じれば、開聞岳(874年・885年)桜島(麑嶋・764年*)などの噴火があった。
*『続日本紀』の災害被害に関する記事。桜島の噴火によるもので民家62区と80余人に被害がでたことを示す。(時空間情報科学を利用した古代災害史の研究 2010年3月岡山大学大学院社会文化科学研究科)
○原発再稼働どころではない
 日本各地で今後、自然現象である火山や地震などの災害が多発することは避けられない。しかしそれを「人災」である原発災害にしてしまうかどうかを選択するのは私たち人間の側だ。
 火山が噴火しているさなかに、さらに原発が大事故を起こしているならば、際限の無い放射能災害を複合させる大惨事になる。
 原発再稼働で災害を拡大させないためには、唯一、止めておく他はない。予知だとかシビアアクシデント対策で回避できるなどと、荒唐無稽な楽観主義と新たな安全神話を認めるのか否か、問われているのは、その点に他ならない。

.. 2014年10月23日 11:47   No.814008
++ 青山晴江 (小学校中学年)…13回       
不可能なことを前提にしての再稼働反対!
 |   10・17金曜行動レポート
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 この日は他に反戦集会などがあったせいか、官邸前に集う人々はいつもよりも少なめでした。希望のエリアへ向かう途中、清志郎通りと呼ばれる国会正門前に行く道の手前で、ドンドンクンタックン♪、とリズミカルな太鼓の音が聞こえて来ます。チャンゴという朝鮮太鼓で、ときおりそこに、カンカン♪とケンガリという鐘の音が入り、リズムの音頭をとります。身体のなかに入り込む、パシッと乾いたチャンゴの音は、権力に屈せずに声をあげようとする気持ちを高め、勇気づけてくれます。デモ行進のときにも元気が出ます。通りがかりに音が聞こえたら、声をかけてみてください。少し練習させてもらえるときもあるようです。
 正門前や希望のエリアでは、この晩もいろいろな熱いスピーチがあり、福島みずほさんが「核燃料を移動するには3年間冷やしてからと言われるが、では、鹿児島では火山噴火を3年前に予知して、準備ができるのか。不可能なことを前提にしての再稼働反対!」と話され、斉藤美智子さんが「今起きていること、残念ながらこれが日本の現実です。私たちは一歩も引かずに政府と闘っていきましょう!」とご自身の戦時体験の話も交え、毅然とした姿でスピーチをされた。聞いていると胸が熱くなる、そのせいか、いつもよりさらに、たんぽぽの金曜ビラの受け取りが好調でした。

.. 2014年10月23日 11:56   No.814009
++ 木村雅英 (高校生)…60回       
国会エネルギー調査会(準備会)傍聴報告
 |  まだまだ規制委の審査は終わっていない
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その24
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

 10月16日(木)夕刻に第43回国会エネルギー調査会(準備会)「原発再稼働の法的側面〜無責任構造を問う〜」を傍聴した。
 原子力市民委員会から「声明1:原子力規制委員会の存在意義が問われている」、「声明2:原子力規制委員会が審査書を決定しても原発の安全性は保証されない」、「川内原発をめぐる手続き的側面〜火山・避難・住民説明〜」の資料のプレゼンとそれに続く規制庁と資源エネルギー庁との質疑から、特に次のことが明らかになった。
「工事計画認可、保安規定変更の審査はまだこれから」
 21日の規制委審査会合で九電が呼ばれて、1号機について出した工事認可申請と保安規定のヒアリングがなされる。すなわち、審査はこれから始まる。
 特に、基準地震動620ガルに対する耐震対策が充分かどうかが問題。後藤政志さんの、当初開発時の基準地震動から620ガルと約2倍に上げるという技術的に無謀なことをやって設計上大丈夫だと言えるはずがない、という指摘が説得的であった。
 一方、満田夏花さんの火山・避難・住民説明についての指摘には、規制庁の応答はいつもの全く納得できないものであった。それでも、興味深い回答がひとつあった。規制庁が工事計画認可・保安規定変更認可の審査がこれからであることを説明しながら、質問に答えて「パブコメをやるかどうかは決まっていない」と答えた。規制委がやるパブコメ意見をほとんど無視した実績から、パブコメに何も期待することはできないが、パブコメをやるほどこれからの工事認可・保安規定の審査も重要なものであることを規制庁が認めたのだ。
 経産相が入れ替わる中、20日に薩摩川内市議会が原特委(川内原子力発電所対策調査特別委員会)を開催して再稼働推進陳情を採択(反対陳情を不採択)し28日の議会決定に突き進み、鹿児島県も前倒しで、「地元理解」を既成事実化しようとしているが、まだまだ工事計画認可・保安規定変更認可の規制委の審査を監視し、反対の声をあげ、大きくしていくことも重要である。

.. 2014年10月23日 13:42   No.814010


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