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■--4.5ミリシーベルトの被ばくで
++ 温品惇一 (幼稚園生)…2回          

子どものがんは16%も増える!
 |  被ばくにより、高血圧、心疾患などの病気も増える
 |  今からでも、移住などの健康対策を強化せよ!
 └─── (放射線被ばくを学習する会・共同代表)

〇 8月17日の全国紙5紙朝刊などに政府広報「放射線について正しい知識を」が掲載されました。その中で中川恵一・東大医学部准教授は「国際的にも100ミリシーベルト以下の被ばく量では、がんの増加は確認されていません」と述べています。これは大嘘です。
 CTなど100ミリシーベルト以下の医療被ばくでがんが増えることは多くの論文で明らかになっています。CT検査を受けた68万人の子どもと、CT検査を受けていない1,000万人以上の子どもの発がん率を比較したオーストラリアの研究では、4.5ミリシーベルトの被ばくで子どものがんが16%増えると報告されています。
〇 放射線被ばくの影響はがんだけではありません。広島・長崎の被爆者調査で、被ばくにより高血圧、心疾患、脳卒中、呼吸器疾患、消化器疾患、子宮筋腫、甲状腺疾患、慢性肝疾患、白内障など、さまざまな病気が増えることが明らかになっています。
〇 4.5ミリシーベルト被ばくで子どものがんが16%増えるというのは、年間4.5ミリシーベルトではありません。累積4.5ミリシーベルトです。年間1.5ミリシーベルトでも、3年で4.5ミリシーベルトです。
 政府は「原発再稼働ありき」の基本姿勢を根本的に改め、「放射線被ばくをできるだけ避ける」立場に立って、今からでも早急に移住などの健康対策を強化すべきです。少なくとも希望者が移住できるよう、援助する態勢を作るべきです。
.. 2014年10月07日 09:04   No.809001

++ 柳田真 (平社員)…131回       
まず“再稼働ありき”の結論で、火山の心配に目をつぶり、川内原発合格証の規制委員会
 |  ところが、御嶽噴火・死者でウソがばれ、「非」科学的・二枚舌の弁明を続ける田中委員長・安倍内閣
 |   川内原発を中止せよ。再稼働は日本を滅ぼす(第19回)
 └──── (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

1.9月10日、原子力規制委員会(田中委員長)は「まず、再稼働ありきの結論」をもって九州電力川内原発の審査を行い、九電の火山申請文の間違い・いい加減さに目をつむって印を押し、川内原発合格証を発行した。「3年半を超す・ほぼ原発なしの日本」から再び「原発の国・日本へ」と逆行したスタート日だった。
2.ところが規制委火山チームの初会合(8月25日)で火山専門家らは一斉に「巨大噴火の予知困難」と主張した。
それを報じた南日本新聞(九州鹿児島に本社−川内原発の地)の文を紹介する。
☆南日本新聞8月26日より
 「巨大噴火の予知困難」 “川内原発を考える”
規制委火山チーム初会合 専門家ら指摘

 原子力規制委員会は25日、原発周辺にある火山の巨大噴火の兆候をとらえた場合の対応を検討する専門家チームの初会合を開いた。九州電力川内原発1、2号機(薩摩川内市)の審査で、九電が実施すると説明した周辺火山の監視に絡み、専門家からは「現在の火山学では、巨大噴火の予知は極めて困難」といった異論が相次いだ。
 検討チームは9月中に基本的な考え方をまとめ、その後1年程度をかけて、噴火の判断基準などを論議する。
3.御嶽山の噴火ー死者多数で「火山噴火予知できる」とした九電・規制委・政府は窮地に立った。そこで、色々の弁解(詭弁)を弄する。朝日新聞10月5日号の報道の一部を紹介する。
☆10月5日朝日新聞より
 原発、予知頼みの火山対策 「予測は限界」専門家が警鐘
川内原発で想定する噴火 規制委「御嶽と違う」
 新基準160キロ内の火山考慮 降灰への備えは途上


.. 2014年10月08日 08:00   No.809002
++ 柳田真 (平社員)…132回       
○ 「御嶽山よりもはるかに大きい規模の噴火を前提に厳格な審査を行っており、安全性は確保される」
 安倍晋三首相は2日の参院本会議で、再稼働に向けた手続きが進む九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)の火山対策についてこう述べた。
○ しかし、御嶽山の噴火で予知の限界が改めて浮き彫りになった。「前兆はつかめるのか」「九電の見解は誤りでは」。9月30日の鹿児島県議会の特別委員会でも、御嶽山を引き合いに川内原発の対策をただす質問が目立った。
 ただ、九電や規制委の方針は変わらない。田中俊一委員長は「今回の水蒸気噴火と巨大噴火では起こる現象が全然違う。一緒に議論するのは非科学的だ」。
○ 火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は「現在の予知は経験則で成り立っている。巨大噴火は観測したことがなく、御嶽山のような水蒸気爆発より分からないことが多い」と話す。

4.火山噴火の予知は残念ながら、現在の科学技術ではできない(地震予知もできない)。火山の噴火の仕組みが分かっていないし、火山研究は実績がない。100年前の大正桜島大噴火(九州川内原発から50kmの近さ)も気象台は「噴火せず」と否定して、死傷者を出し大失敗を犯した位だ。
5.神戸大名誉教授の石橋克彦氏も「川内原発の規制委審査は無効だ」と主張している。(週刊朝日、東京新聞10月6日)法令違反なみの手抜きをして、多彩な地震を検討せず、地震の揺れを軽視し、甘−い火山想定だと断言する。どこから見ても9・10規制委川内合格証を取り消すべきだ。
6.10月15日(水)昼休み、規制委員会抗議に行こう。合格審査を取り消せと。再稼働阻止全国ネットワークの主催です。ちまたの声を規制委にぶつけよう。

.. 2014年10月08日 08:06   No.809003
++ 柳田 真 (中学生)…37回       
.【短信】九州59%、北海道は66%−再稼働反対
 |  7%の差−九州よ、もっとがんばろう。応援するよ
 └──── (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

○東京新聞などが加盟する日本世論調査会が9月27−28日実施した全国面接世論調査。来年10月に予定されている消費税率10%への再増税に反対する人が72%に上り、賛成25%を大きく上回った。
○一方原発再稼働への反対は61%になり賛成の34%を上回った。反対は3月調査の54%から増え、女性や中高年層で特に慎重な姿勢が目立った。
○地域別で反対が最も多いのは北海道の66%。北海道電力が再値上げを申請中だが料金負担が増えるとしても脱原発を求める声が根強いことを示した。
 全国で最初に再稼働する見通しの川内原発を抱える九州でも反対が59%となった。
《私見》九州の反対運動よ、もっとがんばって。北海道(泊原発反対)が7%も上まわっている。私たちも応援する。共にがんばろう。

.. 2014年10月09日 08:16   No.809004
++ 柳田 真 (中学生)…38回       
戦後最悪被害 御嶽山噴火でわかった 「火山噴火予知」は幻想だった
 |  「週刊朝日」10月17日号の4頁特集の紹介
 └──── (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

○御嶽山噴火−死者多数という中で、4頁の小特集が組まれている。
 目次は次の4つ
 1.火山学者が漏らす「予知」への危惧、「予知可能」前提の川内原発は?
 2.民主党攻撃仕掛け、結局謝罪 自民片山さつき議員の不徳=(デマ記事)
3.いつか必ず起こる富士山噴火 首都圏はマヒ、被害は「算出不能」
 4.火山列島を貫き走るリニア中央新幹線は大丈夫か?−難題多し
 以上のうち、2.3.4.は省略して、中心の1.より重要部分を抜粋して紹介。
○(前略)
○では、マグマ噴火なら予知ができるのか。
「マグマが動けば山も動くことが多いので、傾斜計などで観測すれば噴火の前兆がわかる可能性は高い。ただ、多くの火山では、マグマがどの位置にあるかすらわかっていないのが現状です。天気予報と違って地中の動きは目に見えないので、予測は困難。噴火予知という確立した技術はまだない」(鵜川教授、日本大学地球物理学)
 つまり、マグマ噴火ですら、予知は確実ではない。2011年1月の霧島連山新燃岳(宮崎・鹿児島県境)の噴火では、噴火警戒レベルが2から3に引き上げられたのは本格的なマグマ噴火が始まった後だった。

.. 2014年10月13日 06:28   No.809005
++ 柳田 真 (中学生)…39回       
○噴火は予知できる、という考えはもはや幻想だ。だが、その幻想に寄りかかって防災計画が策定され、行政の方針が決められている。その最たるものが、政府が進めている九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働だろう。
 川内原発の周辺には、数万年に1度、カルデラ噴火と呼ばれる超巨大噴火を起こす地帯が複数存在する。約3万年前の姶良(あいら)カルデラの噴火では、南九州全域が火砕流にのみ込まれた。この規模の噴火が起きれば、川内原発も壊滅的な被害を免れない。(中略)
○マグマの増加を観測できない場合もあるとなれば、カルデラ噴火の可能性が「十分低い」という前提自体が怪しくなる。9月の第2回会合で藤井氏(火山噴火予知連絡会会長、東京大学名誉教授)がそう指摘すると、進行役の島崎邦彦・原子力規制委員会委員長代理(当時)はこう答えた。
「そこまでさかのぼって全部ひっくり返してしまうと、この検討チーム自体が成り立たなくなると私は思っていますので、現状から出発していただきたいというのが私の考えですね」
 指摘に正面から反論するでもなく、もう決まったことだから覆すなという。これでは「安全神話」に寄り掛かった3.11前と変わらない。
 モニタリングの主体が電力会社とされていることにも、複数の火山学者から疑問の声があがっている。(中略)
○地下のマグマが一気に大量噴出するカルデラ噴火について、前出の藤井氏はこうも語る。
「そもそもカルデラ噴火の研究はまだほとんど進んでいない。私が座長を務めた内閣府の検討会で昨年5月、国が体制を整備して調査研究を始めるべきだという提言を出したところです。いつか起きるのだから、今のうちに対策を考えておくべきです」
○9月29日、都内の脱原発イベントに出席した小泉純一郎元首相はこう主張した。
「御嶽山の噴火は専門家でも想定外と言っている。想定外とはいつでも起こりうることだ。(略)日本は原発をやっちゃいけない国だ」
 東日本大震災からわずか3年半。人知の及ばぬ大地の脅威について、いま一度、謙虚になる必要があるのではないだろうか。

.. 2014年10月14日 07:57   No.809006
++ 広瀬隆 (中学生)…39回       
全国のみなさま、今朝の東京新聞です・・・広瀬隆
 │ 川内原発の「住民説明会」、圧倒的に再稼働反対の意見続出
 │ しかし、質問は短時間で打ち切りの暴挙!!!
 
全国のみなさま  広瀬隆です
 昨日、薩摩川内市で川内原発再稼働に関する官製説明会が開かれました。
 これまで聞いていた話では、参加住民の多くは、九州電力側の動員だという
ので、再稼働容認のセレモニーに終るだろうと予想していたのですが、今朝の
東京新聞によると、その正反対の結果となりました(添付ファイル)。圧倒的
に再稼働反対の意見が続出したのです。しかし予定通り、質問は短時間で打ち
切り、という暴挙です。
 住民の賛同は、まったく得られていない!

 朝日新聞には、どこにもその報道がナシ。
 毎日新聞は、下記のようです。

┌鹿児島・川内原発:地元説明 再稼働、同意手続き開始
│毎日新聞 2014年10月10日 東京朝刊

│全国の原発の中で初めて国の新規制基準に適合した九州電力川内(せんだい
│)原発が立地する鹿児島県薩摩川内市で9日、地元住民説明会が初めて開か
│れ、原子力規制庁の担当者が適合理由などを説明した。説明会は15日まで
│周辺5市町で順次開催され、伊藤祐一郎知事は年内に再稼働の可否を判断す
│る見込み。再稼働に必要な地元同意手続きが本格的に始まったが、初日から
│再稼働反対の声が相次ぎ、住民の理解を得る難しさを表した。
│ 県と市の共催で、定員を上回る約1350人の応募があり、抽選で約1100人が
│参加。会場の川内文化ホールの他、市内48地区のコミュニティーセンターで
│もテレビ中継された。
│ 原子力規制庁の市村知也・安全規制管理官は、九電による川内原発の地震
│や津波、火山、重大事故への安全対策が、福島第1原発事故後の新規制基準
│を満たしているとした審査結果を説明。「事故は発生しうると考え、あらか
│じめ対策を考えようと発想を転換した」と述べた。相次いだ安全性への質問
│には「絶対安全というものはないが、できるだけリスクを下げる努力はし
│た」と答えるにとどめた。
│ 説明会開催は、伊藤知事が規制庁側に求めていた。ただ、新規制基準に適
│合した理由を説明する場にすぎない。県が会場で配布したアンケートも再稼
│働賛否を問う設問はなく、参加者から不満の声も上がった。
│ 今後、説明会は原発の防災対策の重点区域になっている30キロ圏の日置市、
│いちき串木野市、阿久根市、さつま町でも開かれる。だが、伊藤知事は再稼
│働に同意が必要な「地元」を県と薩摩川内市に限定しており、同市以外の説
│明会がどう反映されるのか明確にされていない。【宝満志郎、津島史人】

.. 2014年10月14日 09:26   No.809007
++ 中田潤 (幼稚園生)…2回       
安倍晋三の私怨が朝日新聞を追い詰めた?
 │「吉田調書」記事取り消し騒動の深層
 │ 現首相の「でっち上げ」発言こそがデマであると気づいたのは?
 │  それは、朝日新聞の木村英昭記者だった
 └────(フリーライター)

朝日新聞「吉田調書」スクープはなぜ「記事取り消し」に追い込まれたのか?
ことの発端はブログの書き込みだった。

<『菅総理の海水注入指示はでっち上げ』最終変更日時 2011年5月20日
 福島第一原発問題で菅首相の唯一の英断と言われている「3月12日の海水注
 入の指示」が、実は全くのでっち上げである事が明らかになりました。> 
(安倍晋三 公式サイト)
 事実はまったく逆。現首相の「でっち上げ」発言こそがまったくのデマで
 あることに気づいたのは誰か?

<実際は、東電はマニュアル通り淡水が切れた後、海水を注入しようと考えて
 おり、実行した。しかし、やっと始まった海水注入をとめたのは、何と菅総
 理その人だったのです。
  この事実を糊塗する為最初の注入を『試験注入』として、止めてしまった
 事をごまかし、そしてなんと海水注入を菅総理の英断とのウソを側近は新
 聞・テレビにばらまいたのです。>
  取材で現首相の「真っ赤なウソ」を暴き、安倍本人にも取材をかけたのが
 朝日新聞の木村英昭記者だった。

<この一連の経緯を尋ねようと安倍に取材を申し込んだが、返事は無い。>
(木村英昭『官邸の100時間』岩波書店)
 「安倍晋三はウソつきで事実を突きつけられると逃げ回る卑怯者だ」。はっ
 きりそう書かれた本が書店の本棚に置かれたまま、安倍晋三は再び、この国
 の首相となった。一番でっかい椅子に座った。
  連載「プロメテウスの罠」書籍『東電テレビ会議49時間の記録』などで東
 京電力と吉田昌郎所長の犯罪を追及してきた木村記者が、ついに「吉田調
 書」をすっぱ抜いた。
 「吉田昌郎所長は日本を救った英雄」とすることで東電を免罪しようとする
 プロパガンダが延々と繰り返されてきたが……。
 安倍晋三の私怨。
 これが「吉田調書」騒動のひとつの解答である。

.. 2014年10月14日 11:00   No.809008
++ にしざき やよい (幼稚園生)…1回       
銀杏の匂い染み付く霞ヶ関で、しばし若者と交流
 │ 普段は見かける事のない高校生10人ほどのインタビュアー集団
 │ 10月3日[第120回]首相官邸前抗議レポート
 └────(たんぽぽ舎会員)

 秋ですなぁ、イチョウ並木から銀杏が沢山落ちてます。銀杏、美味しいんで
すよね。でも、あまり拾っている人はいないなぁ、無残に踏み潰されて歩道の
汚れになっている。拾って帰りたいけど、電車では持って帰れないね、
残念(T_T)。
 さてそんな官邸前抗議に普段は見かける事のない高校生の集団、10人くらい
がそこここでインタビューしている、なかには、プチテレビクルーのように、
照明なども使いながら、ちょっと本格的。
 私もインタビューされてしまった。いつから来てるか、デモで原発を止めら
れると思うか、自然エネルギーでやっていけると思うか、などだった。日頃考
えているつもりでも、改めて聞かれると、上手くは話せない。
 で、私も中の一人に逆インタビュー、彼は、私の質問に、「ここ、官邸前へ
来て、抗議の人数が前回来た一年前より減っている事、報道などで、原発問題
を扱われなくなって来ていることから、原発問題が風化しているのではないか
と危機感を持っている。若者がもっと行動を起こすとともに、政党や政治家が、
何を言い、どんな政策をやりたいのかよく勉強し、選挙権を持った時に生かし
て行くべき」と語り、私の、今デモなどに若者を集めるアイデアは、あります
か?の質問に、「若いタレントさんなどの影響力のある人が発言したら違うの
では?」の意見に、私も芸能人が自由にものを言える日本であって欲しいと切
実に思いました。
 最後に、今、安倍首相に言いたい事は?の質問には、「いっばいありすぎま
す」と、では、一番言いたい事は?の私のたたみかけに、「俺らを守ってくれ
よ」の一言。安倍さん、彼等の命、未来、どうお考えですか?

.. 2014年10月14日 11:08   No.809009
++ 岩下 (幼稚園生)…3回       
川内原発の規制庁「説明会」は原発企業の動員とヤラセ発言
 │  最後は「原発推進期成会」会長のヤラセ発言
 │  インチキな「説明会」での再稼働は許さない
 └──── 川内の家 

 10月9日の規制庁の「説明会」(県主催)には、1,000名以上の方々が参加しました。でもそのうち7−8割は、原発関連企業の動員だったのではないでしょうか。バスで乗り付けた関連企業もありました。
市内・全県から集まった人々は、再稼働反対の横断幕を広げ、「質問時間30分は短すぎる」、「討論集会を開け」と訴えました。
○「事故は起こらない」、とは言わない規制庁
規制庁の説明は、結局は「規制委員会がちゃんと審査したのだから、原発は安全」ということ。とはいえ、「事故のリスクを最小にした」と言っても、「起こらない」とは保証しません。
それに対し市民からは、(1)福島の事故はいつ収束するのか、(2)原発の耐震基準は低すぎる、(3)核のゴミをどこで受け入れるのか、(4)避難計画は住民を守らない――など、9人の質問が相次ぎました。そのなかで規制庁は、「原発の耐震強度は、まだこれからデータをチェックするところ」、と回答しました。
○「ヤラセ」発言で終わる説明会って、何?
 ところが最後に指名されたのは、原子力期成会の会長。「規制庁の説明はとても良かった。原発の安全性が理解できた。再稼働を推進して欲しい」、と原稿を読み上げるのです。
推進派に動員された人々から大きな拍手がおこり、それで閉会という次第です。これは全くの「ヤラセ」発言。玄海原発と一緒です。「説明会」自体がインチキだったことが判ります。
○原発と私たちの生活とは、共存できない
 「説明会」は、少しも安全・安心を感じさせるものではありませんでした。逆に「ヤラセ」が無ければ終わらないような説明会は、規制庁や県・市のウソと、アセリを感じさせます。
もっと県や市を追い詰めましょう。耐震工事も未完成な原発の再稼働と、私たちの生活とは両立しません。
      (せんだい原発,再稼働反対!14-10/10「川内の家」ニュース28号)


.. 2014年10月14日 11:48   No.809010


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