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事故形態無数 想定できぬ 原発の怖さ 元東芝技術者が告発 事故形態無数 想定できぬ
福島原発事故発生当初の不安が風化する中、東京電力福島第一原発の建設に携わった元東芝社員の小倉志郎さん(73)=横浜市=がこのほど、原発の危険性を訴える「元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ」(彩流社)を出版した。元技術者だからこそ分かる原発の危険と安全の限界を記している。(林啓太) 「原発は一度、事故が起きたら放射性物質による取り返しのつかない危険にさらされる。にもかかわらず、構造の複雑さから事故への適切な対応は難しい」 小倉さんは旧日本原子力事業と、同社を吸収合併した東芝で35年間、原発の設計や建設、定期検査などに携わった。福島原発事故の原因を調べた国会の事故調査委員会では、協力調査員として報告書の作成にもかかわった。 (後略) (9月1日より抜粋)
.. 2014年09月03日 08:47 No.787001
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