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原発予算 エネ計画に逆行 経済産業省は、2015年度予算の概算要求で、実用化が疑問視されている高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)に関連した研究委託費を14年度予算より積み増すなど、原発の維持や拡大につながる予算を増額した。エネルギー基本計画は「原発への依存度を可能な限り引き下げる」としているが、逆行する予算の要求となった。 (中略) しかし、もんじゅは1991年の完成後、トラブル続きでほとんど稼働していない。大規模な点検漏れが発覚し、2013年には原子力規制委員会が原子力機構に運転再開を禁じたほどだ。エネルギー基本計画でも「あらゆる改革」を求めている。 (中略) 概算要求では「高温ガス炉」など新しいタイプの原子炉の開発補助にも60%増の四億円を要求するなど、原発の研究・開発に力を入れる姿勢も鮮明にした。 (後略) (8月30日より抜粋)
.. 2014年09月01日 08:09 No.786001
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