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■--「吉田調書」
++ 上岡直見 (小学校低学年)…5回          

市民検証プロジェクトの提案
 └──── (環境経済研究所(技術士事務所))

 政府は「吉田調書」の公開を検討していると報道されています。
 『朝日』は同資料を基に優れた報道を行っている一方、『産経』は既にネガティブキャンペーンに同調書を利用し始めています。
 政府はネガティブキャンペーンに効果ありと判断したものと思われます。
 これに対して市民の側も、「吉田調書」市民検証プロジェクトを以て対抗すべきではないでしょうか。
.. 2014年08月27日 10:56   No.783001

++ 槌田敦 (中学生)…34回       
TMI事故、美浜事故、福島事故を忘れて川内原発の再稼働はない
 |   たんぽぽ舎・原発事故基礎講座(5) 8月28日
 
【TMI事故直後でのふたつの教訓】
(1)ECCSを切ってはならない。この教訓は、福島原発事故で無視された。
 福一1号機の事故は、事故の初期に非常用復水器の運転を止めたことで起こった。
(2)加圧水型にも原子炉水位計が必要。だが、給水ポンプ作動で水が循環している時には、水位が正確には測定できない。誤解を招くと水位計の設置が遅れる。川内では?
【事故直後、DBA思想はTMIではぎりぎりで維持】
 DBA(Design Basis Accidents)とは、起こりうる原発事故を想定し、核燃料をECCSで冷却し、放射能の放出は格納容器で押さえ込む。TMIでは辛うじてDBAは維持できて、牛乳廃棄問題は生じなかった、と安心していた。
【しかし、事故数年後に、原子炉の深刻な状態が判明、追加される4つの教訓】
(3)炉心熔融。事故直後発表では炉心熔融なし。しかし、その後の調査で炉心熔融は52%。
(4)原子炉底抜け。原子炉底に2本の亀裂を発見、原子炉底抜け直前だった。
(5)格納容器での水素爆発。天井の熱損傷発見。だが、特別に分厚い天井で破壊を免れる。
(6)ヨウ素の大量放出。当初 15キューリー放出と発表。しかし、3000万キューリーも行方不明。
【深刻な美浜原発事故】
 1991年2月、蒸気発生機細管の破断で、1次冷却水が2次系に流出。ECCS作動。しかし、能力不足。そこで、充填ポンプ使用。だが、充填ポンプの圧力に負けて、ECCSポンプ注水できず。原子炉沸騰、空焚き寸前。
 一次系の蒸気の流入で二次系の圧力上昇。逃し弁から環境へ汚染蒸気噴出3回。一次系の圧力を下げるため、ECCSポンプを止める(TMI教訓(1)の違反)。加圧器の水は回復。しかし、原子炉の沸騰で加圧器に水が流れ込んだだけのこと。
 DBA失敗は5つ。(1)能力不足のECCS。(2)加圧水型(PWR)が沸騰水型(BWR)となった。このBWR型事故対応して(3)水位計に加え。(4)一次系隔離弁、(5)非常用復水器などの追加が必要。だが関電の事故隠しで、DBA再検討の議論は妨害されたまま。
【川内原発など、PWRの運転再開に待った!】
 TMI事故(1979)、美浜事故(1991)、そして福島事故(2011)を新しくDBAとする議論が必要。DBA(科学技術)の欠いた加圧水型原発の運転再開は、「原子炉の安全は科学技術で守る」としてきたこれまでの原子力開発の約束放棄を意味する。
 科学技術による安全対策をしないまま原子炉を運転するのは、原発の経済性悪化である。科学技術を使用しないのだから、事故は防げない。原発を安全対策せず運転して、「事故が起こっても仕方がない」とするのは「未必の故意の犯罪」。予見される原子炉災害により、庶民を放射能で苦しめても平気なのは、「人間の顔をした悪魔」である。
 政府、規制委、電力首脳ら、彼らの心から「この悪魔」を追い出すたたかいが始まる。.
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.. 2014年08月27日 11:05   No.783002
++ 静岡ネットワーク (幼稚園生)…1回       
浜岡原発を考える静岡ネットワーク

 「たんぽぽ舎」の四半世紀に渡る反核運動は、まさしく日本の運動の先陣を切り、同時に牽引車としての役割を果たしてきたことについて感謝しているところです。たんぽぽ舎の全国への「種まき」があったればこそ、3・11以降の反原発運動も急速に全国規模で立ち上がることができたと思います。しかし、私たちの運動は、今、最も重要な時期にさしかかっていると思います。「たんぽぽ舎」のみなさんのこれからの活動に期待をしています。私たち「浜ネット」も貴舎と連携を強固に保ち、静岡の地で運動を展開することを約束いたします。ともに頑張りましょう。


.. 2014年08月27日 11:19   No.783003
++ 中嶋多恵子 (幼稚園生)…2回       
さよなら原発福井ネットワーク  

 福井では原発再稼働阻止の為に「もう動かすな原発!福井県民署名」が8月9日キックオフしました。中嶌哲演氏の音頭の元に会合を重ね、17市町に実行委員ができ、署名集めが始まりました。12月をめどに集計をし、西川知事に提出予定です。福井県外の方も署名できます。署名活動を通して福井地裁の大飯原発差し止め判決の意義や、原発震災時の避難の問題などを県民に知ってもらう草の根運動です。県内の様々な団体・個人などこれまでに無い連携が始まっています。川内原発の次に高浜を稼働させようとする動きの中、「STOP再稼働が民意」であることを突きつけたいものです。命(人格権)より「劣位」である危険な原発は止めるしかありません。


.. 2014年08月27日 11:27   No.783004
++ 山崎久隆 (社長)…453回       
東電の責任が司法の場で認められました
 |  東電にはこの判決を真摯に受け止め控訴しないことを求めます
 └──── (たんぽぽ舎)

 原発審査による避難中に自死した人について、福島地裁は因果関係を認め、賠償請求を認める判決を出しました。
 原発震災により自死に至ったと考えられる人に対して、初めての賠償命令です。
 東電には、この判決を真摯に受け止め、控訴しないことを求めます。
 これまでも震災関連死で自死のケースは報告されていますが、福島県が突出して多く、さらに毎年増加し続けています。この判決は、国や東電に対して全く別次元の対策を取らなければならないことを指摘しているのです。

○ 以下、東京新聞の記事です。
 東京新聞
こちら
 原発避難「うつで自殺」 東電に賠償命令 福島地裁
                       2014年8月26日夕刊

 2011年7月、東京電力福島第一原発事故で避難していた福島県川俣町山木屋地区の渡辺はま子さんが自殺したのは「避難生活で精神的に追い詰められ、うつ状態になったため」として、遺族が東電に計約9100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福島地裁(潮見直之裁判長)は26日、東電に約4900万円を賠償するよう命じた。
 東電によると、原発事故が原因で自殺したとして東電に賠償を求めた訴訟で、初の判決。夫の幹夫さんら4人が訴えた。
 訴状によると、11年3月11日の原発事故で、山木屋地区は4月22日、政府による計画的避難区域になった。はま子さんは6月、幹夫さんら家族とともに福島市内のアパートに避難。一時帰宅していた7月1日、自宅敷地内で焼身自殺した。
 避難後、顔色が悪くなって食欲がなくなり「生きているうちに戻ることができるだろうか」などと話すようになったといい、原告側は「自宅に戻る見込みが立たず、勤めていた養鶏場も閉鎖され、精神状態が悪化した」と主張した。
 東電は「原発事故で強い心理的負担が生じたことは認めるが事故前から睡眠障害で薬を飲んでおり、原発事故以外の原因を考慮するべきだ」として争っていた。
 原発事故と自殺をめぐっては、東日本大震災から間もない11年3月24日に自殺した福島県須賀川市の農業の男性の遺族が賠償を求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、東電が賠償することで和解した例がある。


.. 2014年08月29日 08:05   No.783005
++ 山崎久隆 (社長)…454回       
○自殺増加 避難長期化原因か

 福島県では、東日本大震災との関連で自殺したと認定される人が増え続けている。集計する内閣府の担当者は「東京電力福島第一原発事故の影響で避難先の生活が長期化しているのが原因ではないか」と分析する。
 内閣府によると、福島県の震災関連の自殺者は、統計を取り始めた2011年6月から今年7月までに56人。同様に震災で大きな被害を受けた岩手県の30人、宮城県の37人と比べても多く、全国最多だ。福島では11年に10人、12年に13人、13年に23人と、増加傾向が著しい特徴もある。
 自殺防止対策について内閣府は「福島県には対策費を多めに配分している」とし、県も相談ダイヤル設置や仮設住宅への相談員派遣などに取り組んでいるが、十分な効果が挙がっていないのが実情だ。
 震災関連の自殺と認定されるのは、仮設住宅で遺体が発見されたり、亡くなったのが原発事故の避難者だったりしたケース。ほかにも遺書や遺族の話を基に、震災関連かどうか判断している。
<原発事故と避難> 東京電力福島第一原発事故に伴い、政府は2011年4月22日、福島県内の原発周辺11市町村に避難区域(警戒区域と計画的避難区域)を設定。12年4月からは順次、放射線量が高い順に、帰還困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域の三つに再編した。避難区域は14年4月に田村市で初めて解除され、現在10市町村で継続中。自主避難を含め今も約12万5000人の福島県民が、県内外で避難生活を続けている。

.. 2014年08月29日 08:11   No.783006
++ 松原くに子 (幼稚園生)…1回       
これからは新たな女川原発再稼働反対運動の始まり
 |  「8.10女川から未来を考えるつどい」報告
 └──── 実行委員(たんぽぽ舎)

 8月10日女川の町の体育館に1500人を超える人が集まりました。それまでチケット販売状況が1700枚にせまっていたので、予想はしていたのですが、実現できてこんなにうれしいことはありません。
 女川は町の七割の集落が津波で消失しました。そして被災した原発を抱える町です。
 「この女川の町にたくさんの人が来て町の様子を見てほしい。町の人に女川は忘れられていないよと元気を与えてほしい。止まっている原発をいまこそ廃炉にして原発に頼らない町の復興をするために、力を貸してほしい」と強く訴えていた、阿部美紀子さんの希望は私達脱原発の活動をしているグループみんなの希望でもあったのです.
 地元の町議さんも党派を超えて参加してくれ、実行委員会の人数も二十名を超えました。その道のスペシャリストがボランティアで参加してくれました。
 おかげで素人集団だった実行委員会はそれなりの形を作り舞台も入場者に満足してもらえる準備ができたのでした。
 小出裕章さんが講演のなかで「原発反対を口にすることはまるで非国民のように言われる。私は非国民と呼ばれる方を選びます」と言っていました。
 加藤登紀子さんはトークの中で、終戦の時の引き上げ体験から、いかにこの国が国民を守らなかったかを語ってくれました。胸に刻むことの多いトークと講演でした。
これからは新たな女川原発再稼働反対運動の始まりでもあります。
実行委員会が解散しても「女川から未来を考える会」は活動を続けます。

.. 2014年08月29日 08:19   No.783007
++ 沼倉潤 (幼稚園生)…3回       
今回のつどいを成功させるために、全国の多くの人が賛同し、カンパや激励のメッセージを寄せていただきました。
 私の郷里が女川の隣町であることもあり、首都圏の皆様にカンパなどをお願いいたしました。この場を借りてお礼申し上げます。
 また、川内原発再稼動阻止に向け取り組んでいる再稼動阻止全国ネットワークのリレーメッセージに小出さん、加藤登紀子さんも直筆で書き入れてくださった檄布が女川・石巻の皆様から預かっております。9月の鹿児島集会に届けたいと思います。
 震災により5千名以上の犠牲者を出した故郷を離れて、38年。
私自身、何もできずに3年が過ぎ去ってしまった。地元の皆さんの勇気ある発言と未来を作る熱意に心を打たれました。
皆様方のご尽力に感謝申し上げます。
原発なき社会にむけ未来への一歩をともに踏み出しましょう。
  たんぽぽ舎

.. 2014年08月29日 08:25   No.783008
++ 山崎久隆 (社長)…455回       
日本海側津波は太平洋側よりも厳しい
 |  地震とほとんど同時にすぐ原発を襲う津波の脅威
 |  全原発の想定津波波高は30mとして規制基準とすべき
 └──── (たんぽぽ舎)

○ 太平洋側の津波が、原発にどれほど危険かの、その一端は福島第一原発事故で明らかになったが、まだ未知の危機が潜んでいる。浜岡の南海トラフはもちろん、東通、伊方、川内など、甘い津波対策で規制基準適合性審査を受けている原発について、多くの科学者が危険性を指摘している。
○ 一方、日本海側の原発については、新潟県の柏崎刈羽原発が地震の被害を受けているものの津波は大きなものがなかったことから、津波の影響は、やはり甘く見られている。
 とりわけ原子力安全・保安院時代に緊急安全対策で15m超の津波対策をした「つもり」になっている原発は、想定は十分だったと思っているだろう。
 今回明らかになった、日本海の海底断層に起因する津波の脅威は、緊急安全対策をあざ笑うかのような、驚異的な危険性を提示した。
 例えば泊原発の隣接町の神恵内村(かもえないむら)では、海底断層の活動で20m級の津波が襲うと予想された。
 また、柏崎市の6.3m、糸魚川市の12.1mの高さの津波に襲われることが分かったという。柏崎市の波高が多少低いからと安心してはならない。いわば「ばらつき」の範囲だ。
 また、志賀原発の波高が緊急対策の15mを大きく下回ることをもって北陸電力は「対策済」という考えのようだが、これも大きな間違いだ。
 北海道から九州北部までの津波波高が23.4m〜2.6mの範囲に入り、そのばらつきが大きいことから、少なくても日本海側において23.4mは「想定津波波高」であり、限界として想定する高さは30m級でなければならない。
 この結果に基づいて、全原発の想定津波波高は30mとして規制基準とすべきである。
───────────────────────────────
※参考
日本海側津波:最大23メートル 毎日新聞2014年8月27日(水)朝

 日本海の海底断層で発生する大規模地震に関し、国土交通省などの有識者検討会は26日、日本海に面した市町村ごとに予測される津波高の最大値を発表した。国による初めての試算で、北海道せたな町の23・4メートルが最も大きく、青森から九州北部までの県ごとの最大値は17・4〜2・6メートルだった。検討結果は、各道府県が今後実施する浸水地域の想定など津波対策に役立てられる。
 日本海側津波:最大23メートル 国交省検討会、初の想定公表
こちら
 日本海側津波:「想定以上」に驚き 沿岸自治体、対策急ぐ
こちら

.. 2014年08月30日 07:31   No.783009
++ 小原 紘 (幼稚園生)…1回       
韓国、古里原発の事故
 └──── (メルマガ読者)

 8月25日に釜山地域を襲った集中豪雨で古里(コリ)原子力発電所の一部取水建屋だけでなくコントロールタワーとなる本部の建物までが浸水し、停電していたことが明らかになった。
 この間、故障が絶えなかった古里原発の安全性に対する憂慮が再び提起されている。
 古里原子力本部は25日、釜山機張郡(キジャングン)に187ミリの雨が降り、電気施設がある本部建物の一部が浸水し停電したと26日明らかにした。
 27日付けハンギョレ新聞日本語版のトップニュースである。
     こちら 

.. 2014年08月30日 07:40   No.783010


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