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福島第一周辺 鳥、昆虫の遺伝子異常 日米の研究者、可能性指摘 【ワシントン共同】東京電力福島第1原発事故に伴って放出された放射性物質が、周辺の鳥類や昆虫に遺伝子異常を引き起こしている可能性があるとする論文を、日本や米国の研究者が14日、米専門誌ジャーナル・オブ・へレディティーに発表した。 米サウスカロライナ大のティモシー・ムソー教授は、1986年のチェルノブイリ原発事故後に周辺でツバメの羽毛に白い斑点ができる異常が見つかったと指摘。福島でも白斑のあるツバメが見つかったとの報告があることから「遺伝子レベルの分析や生態系への影響など広範で長期的な調査が必要だ」と訴えた。 (中略) 琉球大の大瀧丈治准教授は、福島周辺で採取したチョウの一種ヤマトシジミの遺伝子や形態に以上が見つかったことを報告。一方で2011年9月をピークに異常率が減少していることから、ヤマトシジミが放射線の高い環境に適応している可能性があると指摘した。 (8月16日より抜粋)
.. 2014年08月20日 12:03 No.779004
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