返信


■--テキサスからのお客様
++ 西やよい (幼稚園生)…1回          

官邸前抗議を巡ってみました
 |  テキサス大学院生のヴィヴィアンさん
 |  7月18日第110回首相官邸前抗議
 └──── (たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)

 テキサスからのお客様と官邸前抗議を巡ってみました。
前回の抗議が終わってビラを配っている時に声を掛けてくれた、テキサス大学院生のヴィヴィアンさんを今日は、官邸前抗議の案内です。
 担当の官邸前に到着後、手持ち無沙汰にしているヴィヴィアンさんにビラ配りをお願いし、私はゴソゴソ荷物整理、しばらく経って帰って来た彼女が、チョット不自然な日本語で、「なんか、怪しまれてしまったヨお」と言いながら苦笑い、あー、ビラ配りのレクチャーは、したけどやっぱり一人は可哀想だったか、と、その手元をみたら30枚位渡したビラが、ほとんど無いではありませんか、エライ!ヴィヴィアンさん!そーいえば彼女は、最初の日も、ドンパン節を恥ずかしがりながらも一生懸命踊っていたっけ、言葉はカタコトでも真摯な気持ちは誰にでも通じるんだなぁ。
 コールが始まると、彼女も私の横で、ビラを振り一緒に声を上げてました。
しばらくコールをした後二人で、お散歩に。財務省前に来ると武笠さんのコールを聞いて、あれはなんのリズムですかとヴィヴィアンさんが聞くので、あれは彼女の魂の叫びです、と言う積りで「ソウル」と言ったけど通じたかなぁ。まぁ納得してたからいいか。
 そんな感じの噛み合ってるかどうか分からない会話を交わしながら、キャンドルサービスのスペースに差しかかり、ここはたんぽぽ舎の人達ですか?と彼女が聞くので違う事と、英語を話せる人が沢山居る所だと話すと早速、彼女は中の一人とダーっと英語で話し始めた。おー、止まらない、たまに解る単語が出て来るだけで、後はワカラぁん、話し中断させるのも悪いなぁと思ったので、居合わせたKさんに彼女を任せ、後でテント前で落ち合う事として私は単独行動に。
 やっぱり英語ぐらい出来なくてはなぁ。今度の七夕のお願いは、「英語が話せる様になりますように」だな。うんf^_^;)
.. 2014年07月25日 11:41   No.768001

++ 広瀬隆 (中学生)…37回       
全国のみなさま
○ 今月、8月号のDAYS JAPANは、福島被災者の大特集です。
 本誌の中に、「福島の母たちの座談会〜ここで育てて大丈夫?」があって、打ちのめされますが、それに加えて、別冊特集「福島原発事故後の生活・子どもの健康 福島の母440人の証言集」112頁があって、圧倒されます。編集した人たちに、頭が下がります。
 これを読めば、誰しも「苦しみの渦中にある福島県の人たちをどうすればよいのか」という疑問(自問自答)に悩むはずですが、やはりこの福島県民が求めている言葉は、国が正しく救済の手を差し伸べるべきだ、ということにつきると思います。しかし極悪人・安倍晋三と、福島県の行政担当者たちは、まったく何もしないどころか、その逆・逆のことで福島県民を苦しみに追いこんでいるのです。
私たちも同じ日本人として、それを日本政府と国会議員に放置させていることが、恥ずかしい限りです。必読、必携、のDAYS JAPANです。これを保存しておいてください。
○ もう一つ、沖縄在住の敬愛する政治学者(わが友)C・ダグラス・ラミスさんが、平凡社から『中学生の質問箱 戦争するってどんなこと?』を出版しました。子供むけに分りやすく書かれていますが、これは、いまこそすべての日本人の大人に読ませたい内容です。
 ということで、9月23日には、「戦争参加阻止・全原発廃炉」を求めて代々木公園の全国集会に大結集しましょう。「日々雑感」サイトに、その呼びかけPDFを掲載してありますので、どうかこれから2ヶ月のあいだに、この呼びかけを広めてください。必見!! こちら
 何度でも言います。いいですか、一年前の7月21日におこなわれた参院選で、自民党は有権者の2割の票しか獲得していないのです。有権者の8割が、自民党に投票していないのだ。その2割をもって、「俺が憲法を解釈する最高責任者だ」とほざく安倍晋三を見て、1930年代のヒットラー登場にそっくりだと恐れているのが、国際世論の良識です。
8割の有権者が、私たちの味方になるはずだ。私はまだ日本をあきらめてはいない。それが、できないはずはないでしょう。こちらが分裂さえしなければ・・
 このまま川内原発再稼働では、「ヒロシマ→フクシマ→カゴシマ」になりますよ。
○ 軍事的に見ても、いまの全世界の動きは、ごく小さなサラエボ事件から、それぞれの軍事同盟をテコにして、あれよあれよというまに第一次世界大戦に突入した地球と、ひどく似ていると思いませんか。現在どこの国にも死の商人=兵器産業=好戦的軍人が徘徊している。だまされるな。
 彼らのスローガンはいつでも「平和のための戦争」だ。「平和のための人殺し」だ。そんな馬鹿げた論があるか!!

.. 2014年07月25日 12:00   No.768002
++ 竹野昇 (幼稚園生)…1回       
浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク発足集会
 |  『フクシマを教訓に何を学ぶのか〜浜岡原発事故で逃げ切れるのか』
 └──── 浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク

 ☆紹介します(地震と原発事故情報編集部)

 再稼働を阻止するため浜岡原発に反対する41の市民団体が連携して「浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク」発足集会を下記の内容で行います。

日時:8月2日(土)13:30〜16:00
会場:静岡労政会館6階ホール
主催:浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク
   入場無料 カンパ要請あり
内容
 1 主催者あいさつ  県ネット設立経過・趣旨
 2 三上元湖西市長来賓あいさつ
 3 渡辺敦夫元東芝原子炉設計技師あいさつ
 4 県ネット今後の取組について
 5 馬場有(たもつ)浪江町長 「原発災害から住民の命を守る」
   被災地の現状を映像を交えて報告 町長の思い
 6 西原茂樹牧之原市長・小野登志子伊豆の国市長
   浜岡原発再稼働について・原発災害住民避難計画などについて
 7 3人の首長対談
  * 浪江町等の被災地写真展も同時開催
    避難者を支援する志太榛原住民の会(田端勉代表)
  * 脱原発関連グッズ・本販売
問い合わせ:県ネット世話人 

.. 2014年07月28日 08:01   No.768003
++ 清水 寛 (幼稚園生)…4回       
事故後も東電は安全より経済優先の体質
 |  安全性を重視しない原子力規制委員会−安全では世界最低レベル
 └──── (放射能から命と国土を守り、
            平和憲法を活かす情報発信代表)

○ 7月23日の毎日新聞によれば、「福島第一原発で昨年夏に組み立て式タンクから汚染水が漏れた問題で、その約1年前に一部メーカーが『組み立て式は絶対に問題が出る』として耐久性に優れた『溶接型』タンクを納品したのに、東電はその後も組み立て式の発注を続けたことが分かった。メーカー関係者は『組み立て式は溶接型よりはるかに安価。当時は汚染水対策で国費の投入は決まっておらず、コストの問題があったのではないか』と指摘している。
○ また、「東京電力福島第一原発で2013年8月に高濃度の放射性物質を含んだ汚染水が組み立て式タンクから漏れた問題で、同型タンクの中に別の建設現場などで使われた中古品が少なくとも約20基あり今も使用され続けていることが分かった。東電はこれまで中古品の存在を公表しておらず、毎日新聞の取材に認めたものの、漏えいしたタンクが中古品か否かは『回答を差し控える』としている。」とのことである。
○ 事故後も東電は安全よりも経済性を重視して、溶接式よりも安価で耐久性の短いボルト式のタンクを発注していたために放射性汚染水が漏れたようである。
 東電のこのような無責任な、汚染水タンクに見られる安全性より経済を重視した会社が原発を再稼働すれば、福島のような事故は避けられないと思われる。さらに、新基準には事故時の30km以内の避難計画について審査の対象になっていない、国際的には常識とされる「深層防護」が取りいられていない基準である。
○ また、火山学者の多数が桜島の噴火は予知できないと言っているのに、九電の「予知可能」を受け入れており、安全よりも再稼働を優先している。
 これで、安全「世界最高レベル」(読売新聞)と言えるのか。安全では世界最低レベルではないか。

.. 2014年07月28日 08:06   No.768004
++ 吉田照勝 (幼稚園生)…3回       
原発が止まったら海が蘇った。海洋生物にだって生存権があっていい
 |  原子力発電所「温排水」の環境破壊・
 | ―原発停止後に蘇った海の報道映像は、アーカイブでは黒い画面の映像に
 └──── (たんぽぽ舎会員)
                                  
○海は生命の源である。全ての生きものは元をたどれば、海にたどり着くといわれている。
海中を覗いて見ると実にさまざまな生物が棲んでいる。海洋に囲まれた日本列島は、海草、藻、魚、珊瑚と種類は多種で世界でも稀な海洋生物の宝庫である。
日本の原子力発電所は、みな海岸に隣接して建てられている。原発はタービンを回す蒸気の冷却をするため、大量の海水が不可欠なのである。各地の原子力発電所の長期停止で海の生態系に劇的な変化をもたらした様子が、4月に「TBS報道特集」で放送された。取水口から海水吸入は、小さな海洋生物・稚魚も飲み込み死滅させる、排出する温排水は最高7度C上昇し死の水となって海に流されるのである。  
○川内原発は、再稼動に向かって着々と準備をしている。鹿児島の伊藤祐一郎知事は、住民の避難を巡っては、「要援護者の避難計画は10キロまでで十分、30キロまでは現実的ではない」30キロ圏の医療機関や福祉施設は、計画を作ると定めた県の防災計画と矛盾する発言を繰り返し移動困難者、弱者切捨ての政策を推し進めている。旧自治省官僚の伊藤氏には、海洋生物・環境保護について問題意識は持ってないだろうし、温排水のことなど考えたこともないことだろう。地元本来の根魚は避難などできないのである。
川内市民約10万人のほとんどが30キロ圏内に住んでいるにも関わらず、東電福島第一原子力発電所爆発事故の教訓を、全く考慮なしに突進している。素直に考えれば、人間が避難するのではなく、原発が避難すればいいのではないか、人格権、生存権があっての経済活動のはずなのに……
○原子力発電所には隣接してPR館がある、浜岡原子力PR館を見学したことがある。原子力発電・安全神話の宣伝館である。排水温の説明は念入りで体験型展示がされていた。水7度Cの差を手で触れさせこの程度の温度差では、環境には影響なく問題なし安全と展示されていた。パンフレットには遊んで・学べる・楽しい空間!とあり、学校の遠足、校外学習として原発安全神話づくりに利用されたことだろう。

.. 2014年07月28日 08:52   No.768005
++ 吉田照勝 (幼稚園生)…4回       
元鹿児島大学理学部助教 橋爪健郎氏は、海の生き物に与える影響は、気温より3倍程度影響を受けるといわれている。つまり、海水温1度C上昇は気温3度C上昇に匹敵するのである。原発から出る排水温は最高7度Cとなっている、海洋生物にとっては、7度Cは、その3倍つまり、21度Cの影響を受けることになるもともと、そこの環境で棲んでいた生物にとっては、死の海となってしまうのである。
○「TBS報道特集海洋温暖化」の映像は、原発が止まってから数日・2年後の様子。原発がなかった本来の海に戻り海草、魚が帰ってきている海中、磯の映像。実際に潜水調査した大学関係者、漁業関係者のコメントは、貴重で価値のある報道である。しかし、原発推進者にとっては放送させたくない報道内容である。TBSアーカイブで再び映像を見ようとPC検索したら、「著作権侵害の申し入れがあったため削除」と画面は真っ黒、映像が見られなくなっていた。
○青とみどりの生命の棲みかには、魚、海草、全ての生物にも生存権があってもいいのではないか、それがあっての地球なのだから。「TBSアーカイブの映像」は真っ黒で見られませんが、見られる動画があります。PC検索「原発の温排水問題」です。TBS報道特集、川内原発・玄海原発・高浜原発周辺の海洋磯の動画が見られます。原発が止まり、海が蘇っている21分の映像は、原発がいかに環境破壊、生物破壊をする不条理なものか分かりやすい報道である。全生物とは共存できない原子力発電は廃止しなければならない。

.. 2014年07月28日 09:16   No.768006
++ 週刊朝日 (小学校中学年)…10回       
川内原発 火山、活断層、避難計画・・・リスクだらけ
 |  再稼動ありきの安全審査を信じるな
 └────  ( 8月1日号より抜粋)

福島第一原発の事故から約3年半の今秋、九州の川内原発の再稼働が現実のものとなろうとしている。だが、「世界一」と安倍首相が胸を張る新規制基準は、火山のリスクを軽視し避難計画を無視するなど穴だらけ。
日本はまた同じ過ちを繰り返すのか―――。
○「一つの山を越えたかな」
原子力規制委員会の田中俊一委員長が会見で漏らした本音は、「原子力ムラ」の総意を代弁していた。
 規制委は16日の定例会合で、鹿児島県の九州電力川内原発1,2号機の安全対策が新規制基準を満たしているという「審査書案」を了承。今秋の再稼働に向け、事実上の“お墨付き” を与えた。だが、川内原発にはいくつもの危険性が指摘されている。
 その一つは火山の噴火。中でも、数万年に一度の頻度で起きる、カルデラ噴火と言われる超巨大噴火だ。           (中略)
○ 安倍政権と一体再稼働を量産へ
 もちろん火山だけでなく、活断層による地震の危険性も無視できない。作家の広瀬隆氏がこう語る。
「川内原発は日本最大の活断層である中央構造線の終点にあり、非常に危険。国内の地震の最大加速度は2008年の岩手・宮城内陸地震の4022ガルですが、これは活断層がないと言われていた場所で起きた。川内原発1号機は築30年の老朽原発で、設計は370ガル。今回、想定を670ガルに引き上げたといっても、想定外の大地震には耐えられないのは明らかです。」
川内原発にはもう一つ、大きな問題がある。事故が遭った場合の住民の避難計画ができていないことだ。        (中略)
○16日の会見で、田中委員長は高浜原発(福井県)について、「ほぼ論点は整理されてきている」、玄海原発(佐賀県)について「相当のところまで詰まったと感じている」と語り、次なる“合格候補”に挙げた。
 「原発再稼働を乗り切れるか。これが安倍政権の最大の試練」(自民党議員)
 川内原発で前例を作り、政府は再稼働の量産体制に入ろうとしているのだ。

.. 2014年07月28日 10:48   No.768007
++ 柳田 真 (中学生)…31回       
東京電力本店合同抗議の賛同団体、ついに100突破
 |  川内原発再稼働やめて!ハガキが好評−普及中
 └──── (たんぽぽ舎)

★東京電力本店合同抗議の賛同団体、ついに100突破

 東京電力本店合同抗議の賛同団体が7月23日現在、ついに100団体を突破して101団体となりました。100団体目は「ロラネット・三多摩」、101番目は「全労協全国一般東京労働組合」です。
 なお、ひきつづいて賛同団体を募集しています。よろしくお願い致します。
 賛同の条件は「東京電力本店への抗議の意思」のみです。会費はなし。毎月1回の第1水曜日夕方の抗議行動に、できれば代表参加してほしい(要望)ことのみ。
 8月は、第11回で、6日(水)18:30から20:00です。参加歓迎。


★川内原発再稼働やめて!ハガキが好評−普及中

 7月25日(金)の第111回金曜官邸前抗議行動日。この日、「川内(せんだい)原発再稼働やめて!」のハガキが先週に続いてよく広まりました。当日は担当スタッフがカゼ等で来られず、素人のピンチヒッターの人が中心で心配していましたが、でも好評。ハガキは相手に直接届くので効果的です。自宅でもできる活動です。おススメのことば(ハンドマイク)の効果もあったかな。鹿児島県知事(伊藤祐一郎)へ出すと、鹿児島県庁から返事が自宅に来ます。
 ・ハガキは「宛名を記載した用紙とハガキ3枚」のセットで200円。
  申込みはたんぽぽ舎へ。

.. 2014年07月29日 11:44   No.768008
++ 広瀬隆 (中学生)…38回       
.「原発ゼロで貿易赤字は嘘・主因は燃料価格高騰と円安、輸出産業の海外移転」
   今朝の東京新聞です。(7月29日)
  全国のみなさま  広瀬隆です
 今朝、2014年7月29日東京新聞に「原発ゼロで貿易赤字は嘘・主因は燃料価格高騰と円安、輸出産業の海外移転」という内容の記事がようやく出ました。
 この内容の基本は、すでに3月24日の原発立地自治体住民連合主催の院内集会で、愛媛県議会議員の阿部悦子さんがプレゼンテーションで説明した通りです
(下記サイトに資料あり)。
https://docs.google.com/file/d/0Bz4KKKa8XyyDQVJtbEQzLXIzVVE/edit
 このプレゼンテーション後、原発の新規制基準(再稼働)の安全対策費は、2.2兆円にふくらんだことが、6月8日の日本経済新聞、およびほかの新聞で報道されていますので、原発再稼働が、ますます電力会社の経営を悪化させていることは、明白な事実です。政治家と経済界がトンデモナイ嘘を広めているのです。
 今朝の東京新聞は、それをエコノミストの人が論証してくれているところが重要です。
 安倍晋三内閣の支持率がますます下がって、ついに女性では、不支持37%となり、支持35%を上回って、逆転しました(今朝の朝日新聞)。
 川内原発再稼働反対が59%で、賛成23%の2.5倍になった。
 男は馬鹿が多くて、まだ安倍晋三内閣を支持する人間がかなりいるので、困ったものだが、それでも支持率は急落して、最低になっている。この「金目」の男たちを変えさせるのが、今朝の東京新聞の記事です。あと一息です。

.. 2014年07月30日 12:09   No.768009
++ 木村雅英 (中学生)…42回       
奈良林直(北大)が国会事故調を誹謗、動画から音声を消す規制委
 |  元国会事故調ワーキンググループTが規制委に抗議
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その13
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

○前回紹介した7月18日(金)の「第6回東京電力福島第一原子力発電所における事故の分析に係る検討会」において、北海道大学奈良林委員が国会事故調を誹謗する発言をしていた。田中三彦さんらの抗議に対して、規制庁は会議映像から当該部分の音声を消した。
 以下は、25日(金)の規制庁ブリーフィングでの雑誌「科学」の記者の質問と片山審議官の回答(一部)。
 こちら
記者:18日の事故の分析にかかる検討会において、奈良林委員は国会事故調が聞き取った1号機4階の出水事象についての目撃証言に続く文脈で、次のように述べた。
「一部国会事故調の聞き取り調査にですね、発言を強要するようなことが行われていたということを聞いていますので、不正にも関係してきますので、こう言った発言の正しさ、根拠、そういったものをですね明らかにしていただきたいと思います。」
 これに対して元国会事故調委員らから規制委委員会に抗議文書が出され、事実関係を明らかにして8月1日までに回答するように求め、奈良林委員の発言に根拠がないことが明らかになった場合に奈良林委員の解任を求めています。
 私が奈良林委員に発言の根拠をお尋ねしたところ、規制庁の安井氏から聞いた、この検討会でも紹介されたという主旨のお返事がありました。これは規制庁の名誉と公正な運営にかかわる重大事であり、議事録から消せば良いという問題ではありません。調査の状況をお伺いしたい。
片山:原子力規制委員長宛にそういう文書が届いている。事故分析の検討会の第2回の会合で、国会事故調「畳の様に」水が出てきたという証言と、規制庁「バケツの水」という表現との食い違いが議論されている。その時のことが頭の中におありになった。
記者:ということは、奈良林委員の発言には根拠が無いということになりますね。出鱈目をおっしゃったということになりますね。
片山審議官:その点につきましては、奈良林委員がそれ以外に具体的にどういう根拠に基づいてご発言になられたのか奈良林さんが明らかにされるべきこと。
記者:それでは事実関係を明らかにせずにどうして、動画を削除なさったのか? そのことを含めて公開されるべきではないでしょうか。
片山:奈良林先生の方から議事録から削除してほしいという申し出がありました。ユーチューブでその発言部分については、テロップを入れた上で、音声を消すと言う措置をとらせていただいた。

○確かに、同会議映像の1:11:56の部分から数秒間音声が聞こえず、「発言者から議事録より削除したい旨連絡があった箇所のため、音声は消されています。」のテロップが出ている。
 こちら
 こちら
 規制委は、過去にも記者会見動画の一部を削除したことが何度もある。透明性をアピールしているが実は改竄しているのだ。そう言えば、この日のブリーフィングで読売記者が規制庁の取材対応が良くないとクレームしていた。
○なお、抗議文<「第6回東京電力福島第一原子力発電所における事故の分析に係る検討会」における奈良林直・北大教授の発議に対する抗議ならびに調査等の要求>は次に掲載されている。
 

.. 2014年07月30日 12:17   No.768010


▼返信フォームです▼
Name
Email
ホームページ    
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用