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■--金曜行動の2年間で思ったこと
++ いまいち 亮 (幼稚園生)…1回          

   いま原発は一基も動いていない それでも電気は足りている
 └──── (横浜)

 2012年6月、TV朝日で報道された金曜行動を見て反射的に「行かなきゃ」と思ってここに来た。そして今にいたってる。あの時は「あじさい革命」といわれ、当時の野田首相を悩ましたようだ。
 あれから2年たち、加速度的に日本は変質しはじめている。
 「これでやっと戦争できる普通の国になった」という人もいるが、実質的に日本は独立国ではないから「戦争させられる国」になったのだろう。
 これから国民にとって災いとなりそうなさまざまな法案が強行採決されるだろう。戦争を拒否した者を死刑にする軍法会議も登場しそうだ(政府の偉い人がそういってた)。
 これから、どうなっていくのか見通しはたいへん暗い。しかし希望はある。
 このままいったら危ないと、みんな気づき始めたような気がする。周囲(年寄りだが)でも多くの人たちが危機感をもって声をあげ始めた。
 今年の正月は「おめでとう、という気になれません」という人が結構いたし、集団自衛権の抗議では若い人の参加が目立った。
 いま、原発は一基も動いていない。それでも電気は足りている。大飯原発運転差し止め判決は感動的だった。
 函館市議会は、全会一致で大間原発差し止めを提訴した。
 「原発をこれ以上増やすべきではなく、建設中や計画中の原発は無期限で凍結すべき」と表明した函館市の考え方は、「再稼働反対」の私たちに非常に重要なヒントを与えてくれたと思う。以下紹介します。
 「原発の新設は、福島第一原発の大事故を起こした我々世代が判断することではなく、他の安全なエネルギー開発の状況を見ながら将来世代の判断に委ねるべき」「脱原発・反原発や原発容認など様々な意見があるなか、本市にとっては大間原発の無期限凍結が最大の課題であり、原発政策に対して特定の立場はとっていないことで多くの理解が得られ、そのことで道南地域がまとまって行動している」
.. 2014年07月08日 08:09   No.760001

++ 木村雅英 (中学生)…38回       
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その10
 |  設計段階に遡らない「新規制基準」の大問題
 |  既存の原発を稼働させるための甘すぎる基準だ
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

○「二重格納容器とかコアキャッチャーというのは設計段階から入っていかないといけないので、そう簡単ではないわね。」
 これは、7月2日の記者会見における田中委員長の答弁。「新規制基準」施行1年にあたって、コアキャッチャーみたいなものを加えた具体的な形で、さらに厳しい基準にレベルアップしたものに見直しをしていくというような考えが今後あるか、とのテレビ朝日の質問に対する答えだ。
 イチエフ事故を踏まえたといいながら、実は設計段階に遡らないで既にできてしまった既存原発を作り直すことなく稼働させることができるように「新規制基準」を作ったことを、田中委員長が白状したのだ。
○私たちは、「新規制基準」は、イチエフ事故検証もせず特に地震による配管破断の有無も確認せず、原発立地指針を無視し、複数基立地・稼働を容認し、地震にも火山噴火にも大甘の要求をしている、まさに既存の原発を稼働させるための甘すぎる基準だと言ってきたが、田中委員長は現「新規制基準」についても今後の規制基準改定にあたっても、設計段階にまで遡るような規制をしないつもりなのだ。
 規制委の設置目的である「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全…に資する」ことよりも、既存原発の再稼働を優先させているのだ。にもかかわらず、未だに「世界最高レベル」の基準と標榜し、安倍政権が関係閣僚会議も開かずに川内原発の再稼働を決定することを黙認しようとしている。
原子力規制委員会が原発再稼働推進委員会であることの証明だ。
 なお、九電が8600ページの再修正申請書を出して2週間も経っていないのに、川内原発について、島崎委員や更田委員が別々に座長を務める「新規制基準適合性に係る審査会合」を一度も開催していないのに、7月9日の規制委員会定例会合でいきなり川内原発の「合格証案」(審査書案)を決定しようとしている。抗議の声を上げよう。

☆7月9日(水)規制委員会抗議行動 昼の12時から13時30分まで
 東京六本木の「六本木ファーストビル」(原子力規制庁)前に参加しよう。
※編集部:「次週に延びる」という報道もありますが、9日(水)抗議行動は予定通り行われます。
  (主催者からの連絡で)

.. 2014年07月09日 07:55   No.760002
++ 広瀬 隆 (小学校高学年)…23回       
原子力規制委員会と規制庁は「殺人者」か「ただの馬鹿か」(中)
 |  田中俊一委員長:現行の規制基準に適合しているかどうかだけを判断しているのであって、絶対  |  安全という意味で安全ということを言われるのでしたら、私どもは否定しています
 └────  (上・中・下の3回に分けています)

○そのあと、原子力規制委員会の田中俊一委員長は、3月26日の会見で、「新しい規制基準、現行の規制基準に適合しているかどうかだけを判断しているのであって、絶対安全という意味で安全ということを言われるのでしたら、私どもは否定しています」と明言している。
 そこで、これらの重大な暴言を踏まえて、最大の危機に襲われている原発立地自治体住民連合の議員さんが、日本政府あてに公開質問状を提出し、「大事故が起こると予想して再稼働するつもりなのか」と尋ねた。だが、政府が無回答だったので、参議院議員の山本太郎氏から質問主意書を提出してもらって、同文の質問状を提出して、「YESかNOか答えよ」と求めたが、やはり政府は答えられなかった。つまり「次の大事故が起こることを前提に再稼働する」という意思を持っているのだ。この政府回答文を代筆したのが資源エネルギー庁や規制庁の役人であることは、官僚的文章の字句から明白である。
○5月29日には、再稼働阻止全国ネットワーク主催で規制庁の役人を呼んで、川内原発の再稼働問題について質疑を重ねた。
 冒頭に、彼らがどこの省庁出身かを尋ねた。原子力規制部安全規制管理官(地震・津波安全対策担当)の渡辺桂一と(加圧水型原子炉担当)の布田(ぬのた)洋史は、共に、あの福島原発事故を起こした最高責任者である原子力安全・保安院出身であった。住民避難を担当している放射線防護対策部原子力防災政策課の喜多充もまた、福島原発事故を起こした最高責任者である原子力安全基盤機構(JNES)出身であった。「あなた自身が、川内原発の耐震性の計算をしているのか?」と渡辺桂一に尋ねると、「している」と答えた。世間から、この規制庁の役人たちは、顔も姿も見えないが、福島原発事故の前と同じ無責任・無知な人間が、原子力規制委員会の事務方としてすべてを取り仕切っているのだ。日本国中から「保安院はアホの代表」と言われてきたこの人間たちがおこなう審査を経て原発が動き出せば、次の大事故がすぐに起こらないはずがないだろう。原子力規制委員会・規制庁とも、二年前の発足当初から、フクシマ事故前と何も変らないメンバーが雁首をそろえていたのだ。

.. 2014年07月09日 08:21   No.760003
++ 広瀬 隆 (小学校高学年)…24回       
○そもそも、この規制庁の人間に、耐震性の計算ができるかどうかを5月29日に質問しても、ほとんど基礎的な知識を持っていないことが、その言辞から明らかである。断層長さと、それによって起こる地震の規模(マグニチュード)の関係も、松田時彦の計算式が当てにならないことさえ知らない。金井の式を使って、震源距離から揺れの大きさを予測してきた原発の耐震設計が、まったく間違えていることさえ知らない。震源深さとマグニチュードの関係を求めてきた飯田の式が破綻していることさえ知らない。
 規制委員会・規制庁とも、その発足以来、「原発の敷地に活断層があるか・ないか」だけを議論してきた。この人間たちに何度言えば分るのか。ほんの6年前の2008年6月14日に起こった岩手・宮城内陸地震は、「活断層がない」とされていた地帯での内陸直下型の地震だ。岩手・宮城内陸地震で、震源断層の真上で観測された最大加速度4022ガルが、人類史上最大の揺れとして、ギネスブックの記録に認定されたのだ。特に、上下動3866ガルを記録したことは、全国の地震学者に、もはや日本に原発を建設・運転できる適地は存在しないということを知らしめた。

.. 2014年07月09日 08:30   No.760004
++ 西村 (幼稚園生)…1回       
韓国の反原発運動−現状と課題。日本との関係について
 |  李 大洙(い です)さん講座記録 6月24日第三弾の報告
 └──── (スペースたんぽぽ講座委員)
○韓国では現在23基の原発が在り、現在22基が稼動中である。
 韓国では1970年−80年代に市民による原発建設反対運動が小規模におこなわれていたが、福島原発事故以降、脱原発運動が空前の盛り上がりをみせている。
 私達の世代は後の世代の人々にフクシマ世代と呼ばれるようになる事だろう。
 なぜなら福島原発事故はスリーマイルやチェルノブイリよりも大きな影響をアジアだけでなく世界中に与えているからである。
 福島原発事故による放射能汚染がアメリカやカナダの西海岸に到達し始めている、フクシマは太平洋全体に影響を及ぼしているのだ。
○悲しい事だが、日本は核兵器、原発事故の甚大な被害をうけた。
 日本は原爆投下後、アメリカや政府のマスコミを利用したプロパガンダによる誘導によって、核の平和利用の道を進んだ。
 韓国も似たような状況で原発を受け入れた。
 振り返って見ると、1970年−80年代の高度成長期時代のつけで、いま私達は苦しんでいるとも言える。
 福島原発事故以降、欧米の原発推進派の科学者達の中にも憂慮を示す者がおり、将来、チェルノブイリやフクシマよりも巨大な原発事故が起こるであろうと予測しているのであるが、日本がそれを受け入れる状況にないと憂いる。
○韓国の脱原発運動は三つの柱からなる。
(1) 原発が在る地域、及び原発建設予定地の脱原発運動。
(2) 韓国の環境団体による運動。
(3) 福島原発事故以降、全国各地で拡がっている小規模な動き。
 2014年の統一選挙ではサムチョクの首長に脱原発候補が当選し、二人が議員
として当選した。
 サムチョクでは原発建設計画をことごとく跳ね返しており、原発建設の是非は
住民投票で決定することになっている。
 プサンの近くのコリ原発は30年以上たっており、住民の脱原発運動が展開している、この原発は2017年、寿命が40年を迎える、そこで脱原発運動が最高潮に達すると予想される、しかし残念な事にエムルチンでは原発建設推進が進んでいる。
 ソウルの環境団体は、福島原発事故以降、盛んに展開しており、循環エネルギーを推進しているが、日本のソフトバンクのソーラー発電のような、大企業の動きは見られない。
 ※次回の講座のお知らせ:第四弾 7月26日(土)18時−20時
   ☆インド特別編  映画「ハイ・パワー」上映 
   ☆講師 プラディープ・インドゥルカール監督

.. 2014年07月09日 08:40   No.760005
++ 広瀬 隆 (小学校高学年)…25回       
原子力規制委と規制庁はすでに日本人にとって不要な存在である
 |  原子力発電所が不要なのだからそれを規制しているかのような
 |  ジェスチャーも不要
 └────  (下)
            7/8発信の【TMM:No2219】★2(中)より続く

○ だからこそ、5月21日に福井地裁が大飯原発3・4号機の運転差し止めを関西電力に命じた判決文に、「我が国において記録された既往最大の震度は岩手宮城内陸地震における4022ガルであり、岩手宮城内陸地震は大飯でも発生する可能性があるとされる内陸地殻内地震である。この既往最大という概念自体が、有史以来世界最大というものではなく近時の我が国において最大というものにすぎない。(よって原発のシステムを崩壊させる)1260ガルを超える地震は大飯原発に到来する危険がある。」としたのではなかったか? この判決文にある大飯原発は、「大飯原発および日本国内すべての原発立地地点」と読み替えることができる。つまり川内原発にも適用できる判決文である。
 こうした歴史的な事実を無視して平気な、ほとんどド素人と呼んでもよい人間たちが、今日も川内原発の耐震性の審査をしているのだ。
○ そのド素人の代表が、9月から原子力規制委員に就任する田中知(さとる)である。この男は、今述べたような原発耐震性の計算が阪神大震災の直後に完全に崩壊している中で、急いで六ヶ所再処理工場の運転開始にゴーサインを出した「再処理工場安全性チェック検討会主査」であった。これほど頭の悪い人間が、東大の工学部教授だったことを信じられるか?
 日本原子力学会・福島発電所事故調査委員会委員長だったって?田中知は、その六ヶ所再処理工場を運営する日本原燃から金をもらっていたが、その金額は明らかにできないって?(朝日新聞7月5日一面トップ)。
 いい加減にしろ! このままでは、家族が外にも出られない。
○ 川内原発は、1号機が今年で運転開始から30年だ。2号機は29年だ。万一再稼働できても、先はほとんどない。危険きわまりない老朽原発である。桜島の噴火は、毎年1000回を超えている。この原発を思い切って廃炉にすると、九州電力の会計上は、4500億円の特別損失が出ることが分っている。しかし九電は、原発再稼働に向けて3200億円の無駄な出費をして、ますます経営を悪化させているではないか。廃炉の実質的な出費は、4500億円−3200億円=1300億円でしかない。
 頭の悪い経営者と国会議員たちだな。福島原発事故の処理ですでに11兆円を国民が負担している日本だぞ。1300億円なら、その100分の1ですむ話ではないか。
 これで分るだろう。原子力規制委員会と規制庁は、すでに日本人にとって、不要な存在なのである。なぜなら、原子力発電所が不要なのだから、それを規制しているかのようなジェスチャーも不要なのである。
 お前たちは、虚しい猿芝居をやめて、別の仕事を探せ!
 人生を無駄にするな。

.. 2014年07月10日 07:56   No.760006
++ 茱萸(ぐみ)坂キッド (幼稚園生)…1回       
.『「フクイチの今」収束作業の本当の実態を見る』を聴いて
 |  7月5日(土)スペースたんぽぽ 講師:山崎久隆さん
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

○気の遠くなる問題の数々
「汚染水」、「核燃料と崩れ落ちた燃料デブリの冷却」、「地下水」、仮設の「電源設備」、破断した「排気筒」、「使用済燃料移送」。既に破たんしている「地下水バイパス計画」、問題だらけの「凍土方式遮水壁」。
 そして「労働被曝の深刻さ」、それに拍車をかける国や電力会社の「低賃金の労働者使い捨て」。
 近藤俊介氏の『福島第一原原子力発電所の不測事態シナリオの素描』という資料をネットで見ることができます。それは今も実現の機会を待っています。(ゾッとする)
○頭で理解するだけでなく、一枚の写真から感じること。
 ねずみが感電してショートしたという配電盤の写真を見ると電源ケーブルが乱雑に外に伸びています。やりっぱなしという感じです。高線量のため十分な作業ができないのです。
 本来、発電所では「整理整頓」がとてもやかましい筈で、ありえないことです。事故はいまだ続いていると実感する光景です。そして作業されている方の悔しさも。
○それでも再稼働?
 取り返しのつかない事故が起き、それは今も続いています。せめて二度と事故を起こしてはならないと思いませんか。それでも原発再稼働するのですか?

☆山崎久隆さんの次回の講座は
 8月26日(土)14時から16時、会場は「スペースたんぽぽ」です。
 ご参加をお待ちしております。

.. 2014年07月10日 08:24   No.760007
++ 木村雅英 (中学生)…39回       
短信
 |  7月9日(水)
 |  川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動第2波の報告
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

 7月9日(水)の川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動第2波は、雨の中、合計102名でしっかり抗議・申入れ行動ができたと思います。
広瀬隆さんにもアピールしていただきました。
かごしま、福島原発事故緊急会議、阻止ネット、反原発自治体議員・市民連盟から、声明・申入書を提出するとともに、8日中に入手できた福島、柏崎刈羽、島根、玄海の申入書も当日朝印刷して参加者に配り、現地規制事務所に提出されることを告げながら規制庁広報の担当にも手渡しました。
みなさん、ご協力をありがとうございました。


.. 2014年07月11日 08:05   No.760008
++ 柳田真 (大学院生)…124回       
短信
 │  東京新聞(7月10日)の川内原発特集 − 紹介・オススメ
 └──── (たんぽぽ舎)

 7月10日の東京新聞が、1ページ全部を使って『川内原発程遠い「合格」』
 という特集記事を載せている。オススメ記事です。

 主要な見出しを紹介。
 ・火山──50km南東に巨大火山(桜島含む姶良カルデラ)
    ──過去に火砕流到達の可能性あり(川内原発の敷地に)
 ・事故時の対策拠点──当面は代替施設しかない、狭すぎる170平方m
 ・未整備の必要設備──フィルター付きベント設備、第2制御室
 ・検証なき住民避難計画 避難計画 数多くの疑問
  ─高線量を観測してから避難? ─指定された避難先が危険だったら?
 ・圧倒的に足りない賠償の備え(福島事故の場合、計11兆円!!)
  ─兆単位の損害 ツケは国民に

 全体に読みごたえあり、しかもカラー版。ポスターとして貼っておこう!

.. 2014年07月14日 08:05   No.760009
++ 木田節子 (小学校低学年)…6回       
三日月さん当選−滋賀県知事選
 |  現知事・嘉田さんと福島の写真家・飛田さんのエピソード
 └──── (福島県双葉郡富岡町から水戸市避難)

○ もう、すでにご存知と思います。滋賀県知事選に立候補した、嘉田さんの後継者・三日月氏が当選しました。実は選挙戦直前に現知事・嘉田さんは、福島の被災地、双葉町・大熊町を視察していました。案内をしたのは、福島県三春町在住の写真家、飛田晋秀さんです。
 飛田さんは、震災後の被災地を記録に残したいと思いながらも、被災者の心情を考えると、一時帰宅へ同行させていただきたいと言い出せないでいたそうです。 仮設住宅に住む被災者の方がその話を聞き、「ぜひ写真に残して欲しい」と言われ、以来何度も現場に足を運ぶようになりました。
 やがて各地で写真展を開くことになり、その回数は60回を超えたそうです。この飛田さんのHP(“福島の姿”で検索)を見た嘉田さんが、「被災地を見なければ…」と感じ、その際の案内人として飛田さん本人にお声がかかったと聞きました。
 住人の居ない町、あの日のままのオフサイトセンター内部、いまだに高線量の避難者宅を回り、「このような場所に帰還させようとしているとは…」と、声を詰まらせ涙を浮かべていたそうです。第2のフクシマが起きれば滋賀県民も同じことになる…と思われたのでしょう。
 嘉田さんの報告と、同時期に開催された飛田さんの写真展を見たことが、三日月氏の選挙戦での訴えに説得力を与えたのだと思います。
○ 何度も福島入りして、現実を見ているはずなのに何も感じないで、再稼働だの「日本の原発は世界一安全だ」などと言い続ける安倍どんとは、ここが違うのだ。福島県選出でありながら、国に追従するしかなく、原発に反対できない復興大臣や秘密保護法で福島をなかったことにする道を選んだ人とは違うのだ。イチエフからの汚染水で海を汚し大地も汚染された福島に、焼却炉建設で大気までも汚そうとしている環境大臣とは、人間としての質が違うのだ。
○ 一番ショックを受けているのは、人類史上初の過酷事故を経験した福島県で、スピーディーの情報を県民に知らせず、福島県立医大職員や家族には安定ヨウ素剤を配りながら県民には配らなかった、子どもたちの避難や保養・疎開を他県のボランティアやNPOなどの心ある人びとに任せ、国が年間被曝量を20mSvに引き上げようとしていることにも反対せず、未だに「原発ゼロ!」と言えないでいる現福島県知事・佐藤雄平氏だろう。
 汚染水が漏れても、東電が嘘をついても、抗議の言葉は「廃炉は当然」と言うのが限界のようだ。本当は、どこの誰よりも先に「脱原発!」と言わなければならないはずなのに。
○ 映像の持つ力は、百の言葉より大きい…と、再認識しました。皆さまの町でも、ぜひ飛田さんの写真展開催をご検討ください。また、今までに開催してくださった皆さまには、嘉田さんと飛田さんのエピソードとして、ご報告させていただきます。ありがとうございました。

.. 2014年07月16日 07:40   No.760010


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