返信


■--川内原発再稼働阻止!決意固める
++ 渡辺寿子 (小学校中学年)…12回          

   鹿児島に1000名集結 集会・要請・記者会見 盛り上がる<上>
 └──── (原発いらない・ちば)

◇首都圏から120名鹿児島へ◇
 鹿児島(薩摩川内市)の九電川内原発が再稼働の一番手にされようとしています。地震、津波の他に火山の爆発、それに伴う火砕流や降灰の危険を抱える川内原発。原発はどこも危険ですが、こんな超危険な川内原発の再稼働を止めようと、6月13日の鹿児島県議会初日に合わせて地元鹿児島県内の反原発団体が共同で川内原発再稼働反対の意思表示をする行動集会を持つことになりました。
 たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネット、経産省前テントなどが川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会を立ち上げましたが、この実行委員会が中心になって13日の鹿児島現地の行動集会参加を含めた二泊三日の鹿児島ツアーを企画したので、これに参加してきました。ツアー参加者は約120名に及びました。
広瀬隆さんも2泊3日の全行程を私達と行動をともにしました。
 ツアー一行は12日の午後成田を立ち、鹿児島空港に降り立ってすぐバスで鹿児島県庁前に直行しました。現地の人と合流し、県庁前の路上で早速記者会見と集会をしました。
◇再び火をつけるな!◇
 広瀬隆さんは「事故後3年3ヶ月経って、核燃料もだいぶ冷えてきた。ここでまた核燃料に火をつけることは絶対してはならない」と強く訴えました。
 福島の被災者で今は水戸市で避難生活を送っている木田節子さんは「事故の時東電社員は(住民に知らせずに)真っ先に家族を逃がした。今は福島のことだが、川内原発再稼働したら(この事態が)鹿児島のことになるといいました。
 大熊町から会津若松に避難している木幡ますみさんは、福島原発が危機的状況になった時吉田所長が事故対応にあたっていた人たちに、自分の大切な人たちに電話をするようにいったという話をし、本当に死を覚悟しなければならないような状況だったといいました。又木幡さんは福島の人々の健康状況について、自分が知るところでは、最初は鼻血を出す人が多かったが、その後皮膚炎が多くなり、今は肝臓が悪い人が多いといいました。
◇原発ゼロのマグマ爆発を!◇
 13日の鹿児島県議会開催初日にあわせて県内の90団体で作るストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会主催で朝から6.13県議会「再稼働させない」行動集会が県庁前で持たれました。
 傍聴希望者は集会前に傍聴受付に並んでいたのですが、途中で県外者は20名までといわれ、集会場に戻りました。九電関係者を多く入れるためだったのではと思いました。
 集会では鹿児島県内の様々な反原発グループや県議、全国各地で活動している人、また福島からの被災者達も発言しました。
 原発ゼロをめざす鹿児島県民の会の井上さんは、川内原発は地元の抵抗が少ないと見られている。伊藤知事は9月議会で再稼働を決めるのでは遅い、その前に臨時議会を開いて決めてしまいたい腹積もりのようである。原発ゼロをめざすマグマを爆発させようではないかと訴えました。
.. 2014年06月30日 08:29   No.755001

++ 渡辺寿子 (小学校中学年)…13回       
◇避難計画は非現実的◇
 基調報告では川内原発の避難計画について県の策定のいいかげんさが指摘されました。川内原発の30キロ圏には22万人が住んでいる。避難の車両はどうするのか、渋滞が起きたら、避難の途中で風向きが変ったらどうするのかなど問題山積みなのに何も決まっていない。要援護者の避難計画のひどさも指摘しました。
 知事は要援護者の避難計画について10キロ圏だけは7月までに作るが、国が求める30キロ圏(10〜30キロ)については作らないと13日明言しました。知事は「時間をかけて空想的なものは作れるが、実際に機能しないだろう」といいました。要援護者は避難しなくてよいのでしょうか。避難が不可能なら、再稼働などしなければよいのです。
 薩摩川内市の鳥原良子さんは、「住民アンケートをすると80%以上が再稼働に反対と答えている。ある商店の人は、自分の息子が原発で働いているが、再稼働は反対とはっきり言う。議会と住民の意思が乖離している。九電は再稼働でなく、廃炉作業に力を傾注すべき」といいました。 
 廃炉作業についてドイツの現状を見てきた広瀬隆さんは言及しました。原発廃止を決めたドイツでは今廃炉作業を進めていて、廃炉作業で雇用が生み出されているそうです。
 広瀬さんは鹿児島を再稼働一番手にしようとしているのは地元首長が再稼働に前のめりであることの他に高レベル廃棄物処分場問題もあるのではと指摘しました。鹿児島県には高レベル処分場の候補地として11もの場所の名前が挙がっているそうで、南大隅町もその一つとのことです。 

.. 2014年06月30日 09:13   No.755002
++ 内山 昭雄 (幼稚園生)…1回       
千葉県習志野市議会の「原発再稼動促進」の決議は6月27日、 
 │  議員総数30名(全員主席)で賛成4、反対25で否決
 └──── (習志野ちいさい風の会 事務局) 
◇ 全国の皆様
 全国の皆様へご心配を掛けました習志野市議会の「原発再稼動促進」の決議は6月27日、議員総数30名(全員主席)で賛成4、反対25で否決されました。
 再稼動促進に賛成した真政会は4名+議長の5名ですので議長は裁決に入っていませんので実施の再稼動賛成は5名です。
今回の経過を振り返りますと
1.6月19日(木曜日)の環境経済委員会で「再稼動促進の陳情書」可決された。
2.この情報を習志野市民フォーラムがキャッチする。
3.21日(土)上記情報をプラント技術者の会が入手する。
4.22日(日)習志野ちいさい風の会に所属するプラント技術者の会員より情報を得る。
5.習志野小さい風の会は市議会に対する反対活動方針を決定
 1)議員全員へ電話を掛け反対するよう説得する
 2)メール・フエースブック・ツイター等で出来る限り拡散する。
6.23日(月)電話作戦の失敗を確認する:登録されている固定電話は全員留守電にセットされており議員との会話に成らなかった。
7.23日(月)連絡の取れた議員より議長及び議員全員へ再稼動促進決議へ反対するよう添付要望書を作成配布したらとのアドバイスを受ける。
(要望書の件を議会事務局へ相談したら会派事務所(議会前にある)のポスト(書類受け)に投函してくれるとのことであった。)
8.24日(火)要請文作成。
9.25日(水)要請文を午前中に議会事務局へ30枚(全議員分)渡す。
10. 26日(木)公明党所属の議員と連絡取れる。反対するよう要請文の説明を行う。
  この時、公明党は勘違いで賛成したらしいとの事が判明、公明党5名の反対の意思を確認。
11.27日(金)習志野小さい風は市議会傍聴に行く(目的は再稼動に賛成する議員を確認し、次回の選挙では必ず落選させる運動を創るため)

◇今回の騒動で判明したことは習志野市には反核・反原発・9条の会等反原発の組織が多々あるが有機的に機能する横の連絡が取れなかった。
 次回の市議選挙に向けて横の連絡体制を作成する必要性を痛感した。
 更に、既成政党の公明党、日本共産党、新社会党、みんなの党その他の会はとも情報を共有できるように考える。
(地域の問題では対立することは少ないと思う?今から模索してみます)
 短期間でしたが全国の仲間から励ましとアドバイスを頂きました、本当にありがとうございました。
反戦・反核・反差別の旗を高く掲げ前進して行きます。
今後も宜しくお願いいたします。
※習志野ちいさい風の会 事務局 内山 昭雄
携帯:090-9360-6268   Mail:nijiken-rcs@seaple.ne.jp

.. 2014年06月30日 10:12   No.755003
++ 渡辺寿子 (小学校中学年)…14回       
川内原発再稼働阻止!決意固める 6月12(木)−14日(土)川内行動に参加して
 │  鹿児島に1000名集結 集会・要請・記者会見 盛り上がる<下>
 └──── (原発いらない・ちば)

◇歴史的愚行を食い止めよう!◇
 集会と並行して県議会傍聴があり、その後県議会各派と知事へ川内原発再稼働を容認しないようにとの要請行動を行いました。
 本会議で知事は従来通り国が安全性を保障するなら再稼働を推進するとの見解を示しました。本会議終了後知事に要請文を手渡そうとしましたが、知事は面会を拒否し、危機管理室長に渡しました。知事は反対派に一切会おうとはしないそうです。
 最後に「川内原発の再稼働を強行するな!歴史的愚行を食い止めよう!」との行動集会アピールを採択しました。平日の午後暑い中、集会参加人数は約1000名に達しました。
 集会終了後九電鹿児島支店へ向けてデモ行進、再稼働するな!の声をぶつけました。代表が九電へ再稼働するなの要請文を渡しました。
 解散後鹿児島市の繁華街・天文館でビラまきなど街頭宣伝に参加する者と再稼働阻止するための討議を行う相談会に参加する者に分かれ、私は体調が心配だったので、屋内の相談会に参加しました。
◇潮目が変わりつつある◇
 相談会では、北は泊から南は鹿児島まで各地の活動、闘いの報告がありました。とくに鹿児島県内は川内原発が再稼働一番手にされるのではとの危機感からでしょう、街宣、議員などへの要請行動、署名、各戸訪問、ビラ入れなど地道な努力を重ねているのが印象に残りました。鹿児島県全体で123364筆の署名を集め、いちき串木野市では全戸訪問が二巡目になったそうです。
 鹿児島現地の人が最近潮目が変わってきているのを感じるといいました。保守的な南日本新聞が6月12日付の紙面で見開き2ページに渡って、巨大噴火リスクと原発の関連記事を大きく掲載したことは画期的であるとしました(この中で火山学者はそろって巨大噴火の前兆予測はできない。川内原発は巨大噴火のリスクを抱えていると警告している)。
 また街宣の反応が良く、高校生の反応が特に良いと言いました(当日の街宣でもビラの受け取りは非常に良かったと参加者の話)。

.. 2014年06月30日 10:17   No.755004
++ 渡辺寿子 (小学校中学年)…15回       
◇規制委への攻勢を強めよう◇
 川内原発を止めていくための具体的行動として再稼働推進機関となってしまっている規制委への攻勢を強めることが提案されました。川内原発は重要免震棟もベント設備もなしで再稼働の適合審査が進められています。規制委は自ら定めた規準すら守らせずに、再稼働を容認しようとしています。現在水曜に行われている規制委の定例会にあわせた抗議行動を続ける。川内原発審査書案提示、パブコメ募集があったら、パブコメを全国から集中すること、また審査書案を決定するXデーには全国から集まり、抗議行動、傍聴、記者会見をすることなどが提案されました。
夜は140名もの参加で懇親会、全国の人と交流し、盛り上がりました。
◇警官、有刺鉄線、監視カメラ 市民寄せ付けぬ川内原発◇
 14日は早朝から川内原発へ向かう。原発の門前へ行く前にPR館に寄ることになっていました。しかしこの日の見学は前もって申し入れてあり、おまけに年中無休だと豪語しているのに、突如臨時休館にしてしまいました。私達をそんなに恐れているのか、笑ってしまいました。
 原発の正門前に行くと、大勢の警察官が配置されていて、鉄製の車止めでガードしている。敷地をぐるりとフェンスで囲い、上にはぐるぐると有刺鉄線を巡らし、10メートル毎に監視カメラを付けている。原発建屋がどこにあるのか分かりません
 原発を囲むフェンス前に机を置き記者会見と集会をしました。東電への怒りを込めた東北弁の詩を原発でふるさとを奪われた木田節子さんが朗読し、感動しました。
 原発敷地に向かって再稼働やめろ!の声を思いきりぶつけました。最後に再稼働やめよの申し入れ書を各団体が読み上げ、無表情の総務課長に手渡しました。再稼働を諦めるまでまたこの門前に来ることを伝え、行動を終了しました。
◇再稼働阻止が犠牲に報いる道 子どもの未来がかかっている◇
 今回の一連の集会、行動は川内原発止めるための行動の第一歩です。九電の規制委への申請書の不備により当初より適合審査が遅れているようですが、秋9〜10月頃には再稼働のゴーサイン出てしまう可能性があります。川内の再稼働を許してしまうと全国の原発が次々と再稼働してしまうおそれがあります。
 広瀬隆さんはいいました。「福島の人達は今も苦しい思いをしている。福島の人達を救えなかったので私は今も苦しい。この福島の人達の犠牲に報いるのは、川内原発の再稼働を止めることである」このツアーに11か月の赤ちゃんを連れて参加した若い夫婦がいました。お母さんは「この子の未来がかかっている」といいました。原発再稼働を止められるかに子ども達と私達皆の未来がかかっています。私達は、さらに多勢でまた川内現地に来ましょう、まずは川内原発再稼働を止めるため現地とつながって頑張りましょうと誓い合いました。

.. 2014年06月30日 10:53   No.755005
++ 山崎久隆 (社長)…428回       
東電の暴力的な株主総会運営=不当なやり方・ひどい議事運営5点指摘
 |  もはや株式会社の総会ではない〜
 |  安倍政権の強引な原発再稼働・原発輸出と符合した動き
 └──── (たんぽぽ舎)

○ 少数株主は国会で言えば、いわば「野党」である。
 民主主義の基本は、少数意見であっても良いものは取り入れ、最低限その意見表明の機会を保障し、言論の自由を守るものでなければならない。
 株式会社の株主総会も、一定の範囲に限られるとしても同様に意見表明の機会を保障するべきものであることは当然である。
 まして、規定数の提案株式数を集めて議案として提案されているものについては、討論の対象として会社の提案と同等の権利を保障しなければならない。
 これまでの東京電力株主総会において、その権利は侵害され、年々悪化してきていた。福島原発震災を引き起こした企業として、その権利を侵害し続けることは二重に許されないことである。
○ 6月26日に東京国際フォーラムにおいて開催された東電第90回株主総会は、さらに一線を越えて権利を侵害し、暴力的な株主総会運営であった。
 第一に、一昨年から行われてる「一括上程、一括審議」は、あまりにも株主の権利を不当に侵害するものである。
 前年度の報告事項、次年度への会社側の提案、提案株主からの提案、事前の文書質問への回答を全部終わってからしか株主の声を聞かない。では、会社報告に重大な誤りがあったら何時議論が出来るのか。前年度の会社報告の質疑討論を経てから、それを承認して初めて次年度の議論をすることが出来る。これでは会議のていを成していない。
 第二に、議長や演壇上の議事運営担当者には、質問者の発言時間にしか関心がない。しかもその計測を誤り不当に発言を打ち切ろうとしたことについても謝罪すらしない。3時間20分を乗り切れば後は大株主(最大の株主は国)の賛同で総会は成立するから、中身はどうでも良い。まさしく形骸化と強権化した総会だ。
 第三に、発言者を暴力的に阻止し、さらに排除する行為は、ついに負傷者を出す事態に至った。
 総会の終わりに近づいた午後1時3分過ぎ、質問に立っていた人物に対して議長がマイクを切断させて発言を阻止し、さらに「退場」を宣言して強引に議場から排除しようとし、事件が起きた。東電職員と一緒に転倒した結果、救急搬送された。しかし數土文夫会長は議事を止めることもなく、全ての株主提案議案を否決した。暴力的排除とともに議事進行のみが目的と化し、議事そのものは議論も尽くさず会社の提案を追認する意味しか持たせない総会運営に正当性はない。
「議事整理権」をもって発言者を議場から排除することが出来るのは発言者が単に長時間発言をしたというだけでは足りず、議場で暴力行為を行う等の具体的な緊急性がなければならない。転倒するまでの間、発言者は東電職員に取り囲まれた状態で、議事妨害など生じてはいない。議長が退場を命じため東電職員が強引に連れ出そうとして発生した。

.. 2014年07月01日 08:23   No.755006
++ 木村雅英 (中学生)…37回       
原子力防災計画・訓練に目をつぶる規制委田中委員長〜のらりくらりの答弁
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その9
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

 去る3月12日に米原子力規制委員会前委員長グレゴリー・ヤツコ氏が泉田新潟県知事と対談をして、「避難計画が不十分なら、米国では原子力規制委が原発停止を指示するだろう」と指摘した。そして、川内原発は勿論多くの原発立地・周辺地域で原子力防災計画が全く不十分で特に避難計画も避難訓練も全く非現実的であることが指摘されている。にもかかわらず、原子力規制委員会が用意したのは、「その5」で紹介した「緊急時の被ばく線量及び防護措置の効果の試算」だけ。
 それ故に、6月25日の田中委員長記者会見でロイター記者が鋭く「地元の自治体の避難計画、防災計画について、規制委員会が評価会合を開くべきでは」と質問した。しかしながら、委員長の応答はのらりくらりで、時に高圧的。原子力防災指針を作っておきながら、「それが規制委員会の仕事として位置付けられていない」、「規制庁の職員、防災課の方たちも地元の要望に応じていろいろ相談に乗っている」、「法的な枠組みのもとで、規制委員会、規制庁はできることをやっている(片山審議官)」と逃げる。
   こちら(6月25日速記録、会見映像)
 原子力マフィアの組織IAEAでさえ必要とする深層防護の第5層「防災」について、日本の規制委員会が全く評価しないのは本当におかしい。
 「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全」に資することを目的として設置された原子力規制委員会が、その目的を果たせないことが明らかなのに、防災・避難に目をつぶって川内他の既存原発の再稼働を目論んでいる。許せない。

☆7月9日(水)規制委員会抗議行動 昼の12時から13時30分まで
 東京六本木の「六本木ファーストビル」(原子力規制庁)前。参加歓迎!

.. 2014年07月01日 08:50   No.755007
++ 柳田 真 (部長)…191回       
短信」その3−6/28(土)明治公園集会
 └──── (たんぽぽ舎)

 ▲「原発を止めることは日本の核武装に待ったをかけること」=6月28日(土)の明治公園で経済評論家の内橋克人さんが述べたことば。朝日新聞が小さい見出し記事で報告した中にもこのことばが載っていた。今回の原発再稼働は日本をいつでも核武装(原爆を持つこと)できるようにすることと直結していると訴えてきた私たちには、貴重で重要な発言と聞こえた。
 ▲6月28日の明治公園集会は、雨が降って大変だったが、たんぽぽ舎と再稼働阻止ネットの20数人で1300枚のビラを配布できた。ビラは、7/2東電抗議、7/3環境省抗議、7/9規制委員会昼休み抗議などのセット。ご協力いただいた皆さんありがとう。
 ▲また、デモ行進の途中でうれしい反応があった。通行の人々から“やさしい・好意的な反応”がいくつもかえってきたことである。昨年の明治公園からのデモの時にはあまり感じられなかったことで、今年は小さくない変化(良いこと)だと思った。
 九州電力川内原発の再稼働の動きや集団的自衛権の強引な進行(安倍政権)が人々の意識に影響していると感じた。

.. 2014年07月01日 08:58   No.755008
++ 柳田真 (大学院生)…123回       
集団的自衛権に反対、閣議決定を糾弾
 | 原発並べて(自衛)戦争はできない(山田太郎パンフ)
 └──── (たんぽぽ舎)
 
1.安倍晋三首相らの強硬な「集団的自衛権へのおもわく」で、そして平和の党をうたう公明党は「予想された腰くだけ・屈服」で、遂に集団的自衛権が7月1日、閣議決定された。
 世界に誇る9条を持つ日本国憲法が名実ともに自民・公明連立政権によって殺された日として、後世に残る日となる。
私たちは自民党・公明党の集団的自衛権に反対、閣議決定糾弾を訴える。「連立の果実」を優先し、「権力の蜜」に折れた公明党、平和の党の看板を捨てた日を残念に思う。
2.集団的自衛権の行使を認める解釈改憲に反対する学者や弁護士、元官僚らで作る国民安保法制懇は30日声明を発表した。
◇「行使容認は憲法9条の規範性を否定し、わが国の平和主義を捨て去る重大事」とする声明を発表した.小林節・慶應大学名誉教授(憲法)ら法制懇の委員5人はこの日、参院議員会館で会見し、政府の閣議決定案を「単なる言葉遊びで、分析ができないぐらい論理が壊れている」と厳しく批判した。
 国民安保法制懇は5月、12人のメンバーで発足。今後、解釈改憲に反対の立場で見解をまとめる。閣議決定後にも法律の整備などが残されていることから小林氏は「これでおしまいと思わず声を上げてほしい」と呼びかけている。 (東京新聞)
3.集団的自衛権への根本批判について、私たちは原発に長年取り組んできた視点から、集団的自衛権−戦争又は自衛戦争の根本的誤りを原発から具体的に指摘したい。
 「他国の脅威だ」とか、「自衛戦争だ」とか色々いう人、自民党内の国防−右派系の人々、軍備拡大や戦争好きの人には、『原発を並べて自衛戦争はできない』(山田太郎著)の一読をオススメする。7年前の2007年に出版された小冊子だが、とても説得力がある。
 その一節を引用する。
◇ひとたび武器を使用した紛争に日本が巻き込まれたら最後、(日本の)原発が武力攻撃をされる可能性を覚悟せざるを得ない。その場合でも、原発を安全に護ることは不可能である。
◇A.原発に対する武力攻撃には、軍事力などでは護れないこと。したがって、日本の海岸にならんだ原発は、仮想敵(国)が引き金を握った核兵器であること。
B.一たび原発が武力攻撃を受けたら、日本の土地は永久に人が住めない土地になり、再び人が住めるように戻る可能性がないこと。

.. 2014年07月02日 07:48   No.755009
++ 中川敦詞 (小学校低学年)…6回       
安全確保のためのDBA(設計基準事故)思想の破綻 
 |  講座レポート 6/26原発事故基礎講座第3回
 |  講師:槌田 敦 さん ※次回は7月17日(木)
 └────  (たんぽぽ舎)

○冒頭前回の鼻血問題について少し触れられました。
日本の御用学者はベータ線被ばくに注目していないということが重要でした。
○ DBA思想について (Design Base Accident)
 DBAとは設計基準事故つまり原子炉の設計基準は想定される事故に対して対策を行う思想である。これはウィンズケール事故の教訓から
1.ECCSで原子炉を冷やす
2.放射能を格納容器で閉じ込める
 という形でDBA思想は完成した。
 しかし、起こりえないはずの苛酷事故がスリーマイル、さらに福島で起きた。DBA思想が守られれば大丈夫のはずが福島事故では科学技術で守れなかった。
 まず第一に、電源が確保できず、原子炉の状態が分からなくなり低圧注水系が使えず炉心を冷却できなくなってしまった。また、間違った測定値が出てきた。
 さらに、非常用復水器に水素が溜まるという欠陥からECCSを削除したため使用ができず苛酷事故に至った。
 第二にDBAでは事故になった時、通常の冷却系を解除してECCSで炉心を冷やす。しかし、東電は通常の冷却系と混在使用して混乱状態になった。しかも、冷却の主力を消防ポンプに求めるなどのデタラメ運転を行い苛酷事故になった。
○ DBA思想は失敗から破綻へ
 ウィンズケール事故を機会にDBA思想は完成した。しかし、福島事故が起きた以上この事故を新しいDBAにしなくてはならない。新しい対策をせず、その他対策設備のコスト高で事故対応できないのであればDBA思想は失敗を超えて破綻となる。
 原子力は科学技術ではなく、安全の主張はもはや許されない。

◇次回の基礎講座は
日 時:7月17日(木曜日)18:30開場 19:00開会 ※日程にご注意ください。
    原発事故基礎講座第4回『スリーマイル原発と川内原発について』(仮題)
講 師:槌田 敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
皆様のご来場をお待ちいたしております。

.. 2014年07月02日 08:05   No.755010


▼返信フォームです▼
Name
Email
ホームページ    
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用