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◆「議事進行が強引」「補償より再稼働」 東電個人株主 総会を批判
東京都内で26日にあった東京電力の株主総会で、脱原発を求める個人株主が提案した「福島第二原発の廃炉」など十議案がすべて否決されたことに、個人株主らは憤った。 総会後、市民団体「脱原発・東電株主運動」のメンバー約30人は、近くの公民館に集まった。話題は総会の議事進行に集中。司会を務めた東電の数土文夫会長は「議案の説明は3分」などと個人株主の発言を制限、長引くと打ち切るよう求めた。応じずに退場させられた株主もいた。 出席者からは「高圧的」「強引」と批判が相次ぎ、運動の世話人の木村結さんは「私たちに話をさせず短時間で総会を終わらせたい姿勢がありありだった」と語った。総会に20年以上、出席している山崎久隆さんは「これまでは被災者の発言は妨げなかったのに、今回は違った。被害の補償より、安倍政権に従って再稼働への道筋を付けようとしているのだろう」と批判した。 (6月27日より)
.. 2014年06月30日 09:58 No.754004
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