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■--改正電事法成立
++ 東京新聞 (社長)…687回          

家庭も電力選ぶ 大手独占に幕 

 電力の小売り事業を二〇一六年をめどに全面自由化する改正電気事業法が、十一日午前の参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。大手電力会社の地域独占体制を撤廃し、家庭や商店などの小口利用者も自由に電気事業者を選べるようにする。電力市場の競争を促し、電気料金の引き下げにつながることが期待されている。
 二〇〇〇年から段階的に進められてきた電力小売りの自由化では、電力需要の六割を占める企業や自治体など大口利用者(契約電力五十キロワット以上)向けで既に参入規制がなくなっている。
 全面自由化では、大手電力が現在独占する七兆五千億円規模(顧客数八千四百二十万件)の小売市場を新たに開放。異業種からの新規参入や、地域の垣根を越えた大手電力の事業展開が加速しそうだ。家庭や商店も料金水準やサービス内容を見比べて、契約する電力会社を切り替えられる。 (後略)
  (6月11日夕刊より抜粋)
.. 2014年06月12日 08:16   No.747001

++ 東京新聞 (社長)…688回       
戦争と原発 福島69年の苦悩 21日から都内で映画公開 全国上映へ
太平洋戦争中、原爆の材料にするウラン採掘が福島県石川町で行われた事実に着目した映画「あいときぼうのまち」が21日から、東京都内で上映される。関係者は「福島第一原発事故は突然起きたのではない。長い負の歴史の積み重ねがあった」と訴える。
 ストーリーは、(1)ウランが採掘されていた1945年(2)同原発の建設計画をめぐって同県双葉町の住民が二分した66年(3)津波に襲われ、原発事故が起きた2011年─の3つの時代を舞台に展開する。4世代にわたる一つの家族を軸に、福島の住民たちの葛藤や怒り、希望などを描く。(中略)
計画は結局、理研の研究施設が空襲で焼失するなどして頓挫した。ウランをほとんど採れなかっただけでなく、そもそも当時の日本の科学技術では原爆を製造できなかったとされる。 (中略)
 同県二本松市出身で、父親が仕事で同原発に出入りしていたという菅乃広監督(48)は「ウラン採掘と原発政策は似ている部分が多い。どちらも詳しい情報を住民に知らせず、国が好きなように進めてきた。約70年前から原子力政策に翻弄(ほんろう)され続けた福島の住民たちの姿を知ってほしい」と話している。
(6月11日より抜粋)


.. 2014年06月13日 08:26   No.747002
++ 朝日新聞 (社長)…304回       
◆規制委の独立 危ぶむ声  新委員に田中知氏ら 衆院承認 
    原発推進派は期待感
(6月11日見出し)


.. 2014年06月13日 08:39   No.747003
++ 朝日新聞 (社長)…305回       
放射線量 低減に限界  帰還困難区域 環境省モデル除染
       (6月11日見出し)

.. 2014年06月13日 09:06   No.747004
++ 東京新聞 (社長)…689回       
福島第一の1週間 2号機水位 わずか30センチ

 東京電力福島第一原発では7から13日、2号機の格納容器に温度計や水位計を入れ、底にたまっている冷却水の水位を実測したところ、わずか30センチと判明した。溶けた核燃料の多くは水に漬かっておらず、空冷に近い状態とみられるが、東電は水温や空気温などから十分に冷えているとみている。
 建屋に流れ込む前の地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」では、基準超えの放射性トリチウムを検出した井戸からのくみ上げを再開。ほかの井戸の水と混ぜて濃度を薄めるという。
 原発から1キロほど南側で9日に採取した海水では、セシウム濃度が1リットル当たり6・7ベクレルと水としては高い値を計測。東電は、近くに河口があり、汚れた砂やちりが海に流れ込んだとみている。
  (【福島第一原発の現状】4炉の図は−省略)(6月14日より抜粋)

.. 2014年06月16日 08:40   No.747005
++ 東京新聞 (社長)…690回       
30の都道府県で36グループ活動

 2012年3月、東京・永田町の首相官邸前で始まった「金曜デモ」は全国に広がり、多くは現在も続いている。
 官邸前デモを呼び掛けている「首都圏反原発連合」のホームページ(HP)に登録しているのは、北海道から鹿児島県まで30都道府県の36グループ。原発が立地する13道県では半数超の7道県でデモが行われている。
 登録せず活動しているグループもあり、実際にはより多くの地域で行われているようだ。
 官邸前、鹿児島とともに名古屋も百回を超えた。関西電力東海支社(名古屋市東区)前に、最も多い時には千人近くが集まり、今も百人前後が参加する。市民グループ「ナゴヤaction!原発ゼロ」の藤原葉月さんは「いま集まっている人たちは長期戦を覚悟している。仮に川内原発が再稼働しても、原発反対の声は上げ続けたい」と話す。 (6月14日より)

.. 2014年06月16日 08:46   No.747006
++ 東京新聞 (社長)…691回       
金曜日の声 官邸前

○神奈川県大和市の会社員 出崎知一さん(40)父母の実家が山口県の上関原発計画地と石川県の志賀原発のそば。原発に悪い印象はなかったが、「3・11」の後は「日本の未来に少しでも貢献できれば」との思いでデモに参加している。
○埼玉県越谷市の無職 井田正信さん(70)地元の駅周辺でも毎月第3金曜にデモがあり、毎回顔を出している。今日は知人が川内(せんだい)原発の再稼働反対を訴える鹿児島の集会に参加した。各地の運動がまとまれば、政権の暴走を止められるのでは。 (6月14日より抜粋)


.. 2014年06月16日 08:52   No.747007
++ 東京新聞 (社長)…692回       
本音のコラム 避難計画は不可能   鎌田 慧
 一カ月半ぶりに、川内原発(鹿児島県)正門前にたった。門は固く閉ざされ、鉄製の車止めがいくつもおかれている。フェンスの上に、大蛇のように大きく巻かれた有刺鉄線が伸びていて、いくつかの監視カメラがこちらをにらんでいる。
 警官隊がでているのは、鹿児島市内をはじめ、全国から市民が抗議にきたからだ。鹿児島県は安倍政権がゴリ押しする、原発再稼動「突破口」の汚名に甘んじている。県知事や薩摩川内市の市長が危険を顧みることなく、「早くやってくれ」と要望しているのだ。
 各地に原発が建設されたのは、そこが物理的に一番安全だからではなく「政治的条件」に恵まれていたからだ。カネの魔力には負けない反対が強ければ、電力会社は建設を諦めてきた。再稼動の条件もまた同じである。
 門の脇に座っている私たちの目の前を、黒牛を積んだ大型トラックや農耕用の小型トラックが通り抜けていく。ここは農業国なのだ。高いフェンスや有刺鉄線や監視カメラや警官隊は、門の内側にいる世界で一番危険な猛獣が暴れるのに備えているようでもある。
 伊藤祐一郎知事は、「30キロ圏までの要援護者の避難計画は現実的ではなく不可能だ」と発言している。「10キロまでで十分だ」。それ以外の老人や病人は見捨てる。そうまでして原発を稼働させたい。カネのためである。(ルポライター)
(6月17日より)

.. 2014年06月19日 08:12   No.747008
++ 東京新聞 (社長)…693回       
不安に思う誰もに健診を 前双葉町長が制度実現訴え
 東京電力福島第一原発事故による健康調査の必要性を訴える市民団体が十四日、大阪市浪速区で集会を開き、福島県双葉町の井戸川克隆前町長が講演で「不安に思う誰もが健康診断が受けられる制度を、自分たちの手でつくらなければならない」と主張した。
 市民団体は、国や東電の責任による無料の健診制度の実現を目指している。井戸川前町長は、健康被害に関する発言が漫画「美味しんぼ」で取り上げられたことについて「風評被害をまき散らしたと言われるが、よく言ってくれたとの声もある」と述べた。
 団体は制度の実現に向け、百万人分の署名を集めることを目標に活動している。
(6月15日 より) 


.. 2014年06月19日 08:25   No.747009
++ 東京新聞 (社長)…694回       
フクシマの甲状腺がんを追う 「詳細検討ない」のに「因果関係なし」とは

 「検討委員会では『いま見つかる甲状腺がんは福島原発事故の影響と考えにくい』が一致した見解」。福島県の県民健康調査の実施主体である県立医科大はそう発表してきた。ところが、検討委員内部の専門部会長が「因果関係は詳しく検討していない」と異議をとなえた。最近の会合では、県医大の拙速な判断に対し、委員から批判が噴出している。結論ありきのように映った従来の流れは変わるのか。
 
 ◇デスクメモ
 フクシマの真相はまだやみの中だ。初期被ばくもそうだが、吉田調書もまたしかり。解釈改憲で「国民の安全」を連呼する政権は、自衛官の命にすらほぼ言及しない。なのに国民の安全と直結する原発では、非公開の約束がどうの程度で調書の公開を拒む。要は自らの利益優先、ただのご都合主義ではないか。(牧)
(6月15日 より抜粋)


.. 2014年06月19日 08:42   No.747010


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