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本の紹介 ルポ『原発はやめられる―ドイツと日本』 | (寿郎社) └────
☆ルポ『原発はやめられる―ドイツと日本』 (小坂洋右 著/寿郎社 本体価格1,700円) 読み応えのある本です。帯書きの文と目次(序章〜第10章)を紹介します。
【帯書きの文】 この地震国で原発に対する100パーセントの安全対策は不可能だ。地震・津波以外にも想定されうる数多くのリスクがある。それでも原発を持ち続けるのか―福島第一原発事故後、その議論はされてもしかるべきだった。いや、今でも日本で議論されなくてはならない最重要課題は「地震国の日本で、これからも原発を使い続けるかどうか」という命題であるはずだ。ドイツに倣えば、「人類は社会的、倫理的、生態学的に原発を許容できるのか」という問いにもなろう。だが、そうした根源的な問題を日本政府は議論してこなかった。原発事故から2年経っても本質的な問題を避けたまま、今日に至っている。では同じく原発事故を起こした27年前の旧ソ連はどうだったのか(本文第10章より) 序 章 1992年、ベラルーシで 第1章 倫理委員会で決めたドイツの脱原発 第2章 社会学者を訪ねてドイツへ 第3章 科学文明のリスク―チェルノブイリの教訓 第4章 福島第一原発事故という人災事故 第5章 モラルが崩壊する時 第6章 未来のつけ 第7章 ドイツエネルギー転換の現場 第8章 熱い住民運動、中立の専門家 第9章 福島―コミュニティの分断と生命圏の痛み 第10章 日本の進むべき道 終 章 前福島県知事・佐藤栄佐久さんとの対話
※寿郎社は北海道の出版社です。「スペースたんぽぽ」でも取り扱っております。「スペースたんぽぽ」で講座受講の際などに展示本をご覧ください。
.. 2014年06月16日 08:28 No.746007
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