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「再稼働ラッシュ引き金阻止」
「再稼働ラッシュの引き金になるのを阻止する」として、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に反対する市民団体や文化人らが一日、国会周辺や首相官邸前などで集会を開いた。参加した人々は、関西電力大飯原発の再稼働を認めなかった先月二十一日の福井地裁判決に言及。「裁判官の良心宣言。私たちの市民運動が作ったもの」(ルポライターの鎌田慧さん)などと称賛し、川内原発再稼働を「絶対止めよう」と訴えた。 川内原発をめぐっては、運転差し止め請求訴訟が鹿児島地裁で審理中。原子力規制委員会の優先審査によって判決前に再稼働する恐れがあるとして、原告団は先月三十日、再稼働の差し止めを求める仮処分を同地裁に求めている。 集会には菅直人元首相ら国会議員らも出席。主催の首都圏反原発連合によると、一万人が参加した。 ロック評論家の山川健一さんは、大学の教え子である福島県出身の女子学生に「私は子どもを産んでいいのか」と相談を受けたと明かし「福島の悲劇をなかったことにして、どうして原発再稼働ができるのか」と指摘した。(後略) (6月2日朝刊より抜粋)
.. 2014年06月03日 08:51 No.742001
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