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「自治体の怠慢」 横須賀市民グループが申し入れ
○ 米海軍の原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が十九日、四千三百五十人の乗組員を乗せ、米海軍横須賀基地を出港した。試験航海とみられる。今回、横須賀市は事前に知らされた出港予定日時を、休日だったことを理由に休み明けまで公表しなかった。これに対し、同市で基地問題に携わる市民グループ「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」が、対応に問題があるとして申し入れをした。 会は「原発再稼働が日本で大きな問題となる中で(空母の)原子炉が稼働する事案。公表遅れは住民の安全を考えるべき自治体の怠慢だ」と批判。市に文書回答を求めた。(中略) ○ 市基地対策課は「休日に知らされても公表の作業ができない」と説明。会の呉東(ごとう)正彦弁護士は「休日だから対応できないというのは、危機管理体制としておかしい。万が一の事故を想定し、情報公開と市民の問い合わせ先を示すべきだ」としている。 GWは昨年十二月に帰港し、船体の整備を受けていた。 (5月20日神奈川版より)
.. 2014年05月26日 09:03 No.737001
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