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■--米空母出港日時公表遅れ
++ 東京新聞 (社長)…668回          

「自治体の怠慢」 横須賀市民グループが申し入れ

○ 米海軍の原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が十九日、四千三百五十人の乗組員を乗せ、米海軍横須賀基地を出港した。試験航海とみられる。今回、横須賀市は事前に知らされた出港予定日時を、休日だったことを理由に休み明けまで公表しなかった。これに対し、同市で基地問題に携わる市民グループ「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」が、対応に問題があるとして申し入れをした。
 会は「原発再稼働が日本で大きな問題となる中で(空母の)原子炉が稼働する事案。公表遅れは住民の安全を考えるべき自治体の怠慢だ」と批判。市に文書回答を求めた。(中略)
○ 市基地対策課は「休日に知らされても公表の作業ができない」と説明。会の呉東(ごとう)正彦弁護士は「休日だから対応できないというのは、危機管理体制としておかしい。万が一の事故を想定し、情報公開と市民の問い合わせ先を示すべきだ」としている。
 GWは昨年十二月に帰港し、船体の整備を受けていた。
(5月20日神奈川版より)
.. 2014年05月26日 09:03   No.737001

++ 日刊ゲンダイ (中学生)…30回       
「子どもの鼻血は放射線に由来する」
    「放射線とがん」の第一人者が断言 3万人の患者を診た専門家が一刀両断 

 政府と一部メディアが大騒ぎした漫画「美味しんぼ」の花地描写に対する大バッシング。政府は「風評被害」と決め付け、鼻血と原発事故の因果関係の否定に躍起だが、好み方に真っ向から反論しているのが国立病院機構北海道がんセンター(札幌市)の西尾正道名誉院長(66)だ。(中略)
 昨年3月に定年退職するまでの40年間、放射線に良医として3万人のがん患者を診た。いわば、放射線とがんの関係を知り尽くした第一人者だ。(中略)「鼻血は花の局所にベラボーに放射性物質が当たったから。放射線に由来する」 (中略)
 指弾されるべきは御用学者
「そもそもICRPは原子力政策を推進する溜の物語を作成しているNPO団体。ICRPはシーベルト単位の被曝でなければ鼻血は出ないというが、その場合は(急性被曝にみられる)深刻な状況で、鼻血どころではなく、歯茎からも出血し、紫斑も出る」と説明。長崎・広島でみられた外部被曝による急性被曝の重い症状と、いまだに不明な部分が多い低線量被曝症状をごちゃ混ぜに論じる無意味さを強調した。その上で、被曝が及ぼす鼻血の可能性について、「事故で放出されたセシウムが、ちりなどに付着して人体に吸い込まれた際、鼻などの粘膜に付いて局所的に放射線を出すことになる.準内部被曝的な被曝となる」(中略)
 批判されるべきは、漫画の描写ではなく、国や、原発の安全神話を振りまいてきた御用学者たちだろう。「今の日本は法治国家ではない.科学も金儲けになっている」。西尾氏の指摘に国や自治体は真摯に耳を傾けるべきだ。
(5月26日号 より抜粋)

.. 2014年05月26日 11:06   No.737002
++ 日刊ゲンダイ (中学生)…31回       
死人を盾に快事拒否は許されない
「吉田調書」は国民の財産だ

 原発再稼働のごり押しを目指す政府にとって、よほどまずい内容が含まれているのだろう。菅官房長官が、いわゆる「吉田調書」について、"個人の希望"を理由に開示を拒否した。わざわざ吉田元所長が非開示を求めた「上申書」を首相官邸のホームページにアップし、政府の対応を正当化したのだ。(中略)
 吉田元所長の意向がどうであれ、事故時の生々しい様子は原発を抱える自治体や住民、国民にとって重要な情報だ。政府の責任で開示するのが当たり前だろう。(中略)
 安倍政権は、上申書の開示で幕引きできると思っているのか。そうだとすれば、国民もなめられたものである。
  (5月26日号 より抜粋)


.. 2014年05月26日 11:15   No.737003
++ 日刊ゲンダイ (中学生)…32回       
「流したのは誰だ!」安倍官邸が激怒!
     福島原発「吉田調書」の衝撃   「犯人」捜しが始まった

「政府事故調の『吉田調書』入手」「高濃度の放射性物質放出」「大量被曝の恐れ」――。朝日新聞の連日の“スクープ報道”に安倍官邸が激怒しているという。
(中略)
この報道に安倍官邸がカンカンなのだ。
「官邸ではいま、『一体誰が朝日の記者に吉田調書を流したのか』と“犯人捜し”が始まっています。菅官房長官は『(調書は絶対に)公開しない』と憤然としている。とくに安倍周辺は、原発は過酷事故が起きれば、電力会社さえもコントロール不能に陥る――という解説部分が気に入らないらしい。原発再稼働に突き進む安倍政権にとって、少しでも反原発につながる動きは許せないのでしょう」(官邸事情通)
原発はとても人間の手に負えるシロモノじゃない。「吉田調書」の生々しい証言はそれを物語っている。未曽有の大惨事にならなかったのは、たまたま「偶然」が重なっただけだ。
 だからこそ、福井地裁は21日、関電大飯原発3、4号機の運転差し止め判決を出したのだが、それでも菅官房長官は「(再稼働の方針は)変わらない」と突っぱねている。

■「機密保護法」施行後なら逮捕
 それにしても、つくづく思うのは、もし「特定秘密保護法」が施行されていれば、「吉田調書」は確実に“闇”に葬られていたということだ。
「菅官房長官は会見で『(吉田調書は)政府として情報公開制度に対する扱いは不開示としている』と明確に答えている。つまり、『特定秘密に当たる』ということです。年内がメドとされる秘密保護法が施行されていたら、吉田調書を入手した朝日の記者も、渡した役人も逮捕される事態になっていたでしょう」(司法ジャーナリスト)
(中略)
集団的自衛権を行使できないと国民の生命を守れない、と口にしている安倍首相は、国民が原発の被害に苦しんでも構わないと思っているのか。
(5月23日号 より抜粋)


.. 2014年05月26日 11:22   No.737004
++ 柳田真 (大学院生)…112回       
原発震災4年目の動物たち
汚染された「福島の森・川・海」の実状

 週刊金曜日5月16日号(991号)に東電福島原発事故について6つの文章が載っている。そのうち5つは「原発震災4年目の森・川・海」で、そこに住む動物たちの放射能ヒバクを次の通り述べている。
・ガイド1 汚染土を食らうシシたち―高汚染のイノシシ、とても食べられない。
・ガイド2 サルたちの血液が物語ること
・ガイド3 アユは川底から被曝する―汚染された清流の女王
・ガイド4 ユメカサゴの警告―色鮮やかな赤魚。本来はおめでたい日々の食卓の魚だが・・・
・避難エリアの生態系はいま
・6つ目は海鵜と地質学者の教えを無視した豊田元副社長
  東電福島原発事故の「全」外部電源喪失の謎―まさのあつこ
 海鵜(うみう)は海面から24〜25mの高さの穴にずっと住んでいる。地元漁師曰く、「何千年か何百年かの間に何回かの津波経験を彼ら海鵜(うみう)が知っているから、あのような高さの地点に巣を作っている。これを学ばなかったのが東電の豊田副社長らだ。という指摘。

.. 2014年05月26日 11:27   No.737005
++ 東京新聞 (社長)…669回       
原発比率1% 13年度発電構成比

 電気事業連合会が23日発表した2013年度の電源別の発電電力量構成比によると、電力10社(他社受電分を含む)合計の発電電力量9397億キロワット時のうち原子力は1・0%で、12年度の1・7%を下回り過去最低を更新した。(中略)
 一方、火力発電は過去最高だった12年度と同じ88・3%だった。太陽光や風力、地熱発電などは、0・6ポイント増の2・2%に拡大した。
(5月24日朝刊より抜粋)


.. 2014年05月27日 08:34   No.737006
++ 東京新聞 (社長)…670回       
判決「常識的で良かった」 小泉・細川両氏 エネ法人初会合

 小泉純一郎、細川護熙両元首相らが脱原発を目指して設立した一般社団法人「自然エネルギー推進会議」の会合が二十三日、都内で開かれた。小泉氏は会合後、関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた福井地裁判決について、記者団に「常識的で良かった」と評価した。(中略)
 細川氏は「司法からも原発の安全性を疑問視する意見が出た。当然、国や電力会社は尊重するべきだ」と話した。
 推進会議は、今後は二週間に一回のペースで会合と視察を行うことを決めた。小泉、細川両氏も参加する。
 細川氏をめぐっては、体調不良で推進会議の活動を休止するとの一部報道があったが、細川氏は記者団に「(体調は)大丈夫だ」と述べた。
  (5月24日朝刊より抜粋)

.. 2014年05月27日 08:41   No.737007
++ 山陰中央新報 (幼稚園生)…2回       
4市民団体合同脱原発5000人集会―7月20日松江で

 島根原発の稼働阻止を訴える島根県内の4つの市民団体が7月20日、松江市内で「ひろげよう!みどりのエネルギー〜さよなら島根原発!大集会」(仮称)を開く。原子力規制委員会による2号機の新規制基準の適合審査が進む中、県内の反原発集会では過去最大規模となる5千人の参加を目指す。
2月に「エネルギー自立地域推進基本条例」の制定を県に直接請求した島根原発・エネルギー問題県民連絡会をはじめ、署名活動に賛同した「平和フォーラムしまね」「さよなら島根原発ネットワーク」「原発ゼロめざす島根の会」の4者が合同で企画した。直接請求運動でも呼びかけた脱原発依存社会づくりへの機運を盛り上げるのが目的。
 松江市学園南1丁目のくにびきメッセで開催。各地で原発稼働反対を訴える作家の鎌田慧氏や、講談師の神田香織氏のスピーチのほか同市内でのデモ行進を予定している。詳細は11日に開く実行委員会で決め、趣旨に賛同する中国地方の反原発団体などにも参加を働き掛ける。
(5月9日より)

.. 2014年05月28日 09:01   No.737008
++ 東京新聞 (社長)…671回       
大飯判決 脱原発への一歩−金曜日の声

○埼玉県和光市の会社員 背黒文宏さん(48) 原発推進への抗議の意思表示なら自分にもできると思い、ほぼ毎週来ている。事故前、原発に関心を持たなかった自省もある。政府はデモの声、司法の判断を正面から受け止めるべきだ。
○東京都品川区の無職 杉中正子さん(68) 広島の原爆投下の翌日に隣県の山口県柳井市で生まれた。原爆の話を聞いて育ち核兵器を許してはいけないと思い続けてきた。核開発につながる原発も絶対だめだと声を上げ続けたい。
      
         (5月24日  金曜日の声より抜粋)

.. 2014年05月28日 09:09   No.737009
++ 東京新聞 (社長)…672回       
規制委人事も安倍カラー 慎重派・島崎委員、再任されず
  政府案 元原子力学会長を提示 推進側から献金

 政府は二十七日、原子力規制委員会委員に田中知(さとる)東大大学院教授と石渡(いしわたり)明東北大教授を新たに充てるなど、国会同意が必要な六機関十七人の人事案を衆参両院の議院運営委員会理事会にそれぞれ提示した。原子力規制委の島崎邦彦委員長代理と大島賢三委員は九月の任期満了に伴って退任することが固まった。(中略)
 人事案は近く衆参両院の本会議で採決され、承認される見通しだ。
 原子力規制委員会の新委員の候補として、政府は田中知氏と石渡明氏を国会に提示した。人事案には、原発直下の活断層を厳しく調べてきた島崎邦彦委員長代理を外し、原発推進側と関係の深い人物を入れようという自民党の思惑が色濃く反映されている。(中略)
 日本原子力学会の元会長の田中氏は、(中略)東京電力の奨学金団体の審査委員長を務め年間五十万円超の報酬を得た。原発メーカーの日立GEニュークリア・エナジーなどから「工学研究のため」として少なくとも二〇一一年度までの四年間、毎年計百十万円の寄付を受け続けていた。(中略)
 事故後の同年十一月、経済産業省の会合で「二〇三〇年以降も一定規模で原子力を維持することが適切」「放射性廃棄物の毒性は、高速増殖炉を使うことで減少できる」と語るなど、原発や核燃料サイクルを推進する意見が目立った。
 規制委は、政治や電力会社など原発推進側の論理から独立し、必要な規制をするために設立された。推進色が濃い上に、事故対策の専門家でもない田中氏が適任なのかどうか、議論を呼びそうだ。
 一方の石渡氏は地質学が専門で、日本地質学会の会長を今月二十四日に終えたばかり。規制委が「原子炉直下に活断層あり」と結論づけた日本原子力発電敦賀原発(福井県)の断層調査の結果を、第三者の立場でチェックする専門家会合の座長も務めた。大学時代から関西電力大飯原発(同)周辺の地質を研究し続けてきた。(中略)
 ただ、地震学の重鎮とは言えず、厳しい姿勢を貫けるかどうかは未知数だ。
 (5月28日朝刊より抜粋)

.. 2014年05月29日 09:06   No.737010


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