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<泊原発>再稼働に周辺6首長反対 地元合意にハードル
毎日新聞は、5日に完全停止から2年を迎える北海道電力泊原発(北海道泊村)周辺の20市町村長を対象に、再稼働や国のエネルギー政策、原子力防災に関するアンケートを実施した。原子力規制委員会の安全審査に合格した場合の泊原発の再稼働を「賛成・容認」とした首長が8人に上った一方、原発30キロ圏内の4首長を含む6人が「反対」を唱えるなど、地元合意への高いハードルが浮き彫りとなった。 アンケートは、電源3法に基づく原発交付金を受ける泊村など4町村と、北電や道と原発情報を共有する「安全確認協定」を結ぶ小樽市など16市町村が対象。 泊原発の再稼働について、規制委の安全審査で原発の新規制基準に適合していると判断された場合、30キロ圏内の自治体で明確に「賛成」と答えたのは神恵内村の高橋昌幸村長と寿都町の片岡春雄町長のみだった。片岡町長は「電力需給の安定や電気料金上昇を抑えるためにも原発は必要」と回答した。泊村の牧野浩臣村長は「国が再稼働を判断した場合は賛成する」、蘭越町の宮谷内留雄町長は「個人的には反対だが、社会経済活動の安定のためには容認せざるを得ない」とした。 反対した仁木町の佐藤聖一郎町長や余市町の嶋保町長は「東京電力福島第1原発の事故原因が解明されておらず、安全対策が確立されていない」と主張した。 (後略)(5月5日より抜粋)
.. 2014年05月09日 09:47 No.731002
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