返信


■--汚染水漏えい
++ 佐藤和良 (幼稚園生)…2回          

風のたより ◆汚染水漏えい、無責任な「地下水バイパス」強行するな!
 └──── 佐藤和良いわき市議員のブログより

 2014年 04月 04日 こちら

 脱原発福島ネットワークなど県内外75の市民団体は、4日4日、東京電力(株)平送電所で、廣瀬東京電力株式会社社長宛の 「深刻な放射能汚染水の漏えい及び海洋放出に抗議し、無責任な「地下水バイパス計画」の実施を強行しないよう求める要請書」を提出しました。放射能汚染水の漏えい、海洋放出問題は、漁業者の生活権ばかりでなく、消費者・生活者としての全国民の生存権の問題であり、こと海洋として海外ともつながっており国際問題です。提出には、75団体の代表15名が参加し、東京電力は、5月14日に回答すると応えました。 (全文はブログ参照)
 東電の「海洋汚染計画」は5月上旬に実施されることが決定したとのニュースです。(怒怒怒怒怒怒)
.. 2014年04月07日 08:16   No.715001

++ 山崎久隆 (社長)…409回       
高レベル放射性廃棄物処分のパブコメへの意見提出のお願い
 |  小泉元首相のオンカロ見学と反原発の意思表明は、この高レベル
 |  放射性廃棄物問題からでした
 └──── (たんぽぽ舎)

 高レベル放射性廃棄物の処分について、小委員会の中間とりまとめがパブコメに掛けられています。
『総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会原子力小委員会放射性廃棄物WG中間とりまとめ(案)に対する御意見の募集について』
 小泉元首相のオンカロ見学と反原発の意思表明は、この高レベル放射性廃棄物問題からでした。
 これに対する政府・経産省など原子力ムラの「反撃」として、とにかくどこかに永久処分場を作ってしまえば良いという無責任極まる対応が懸念されます。
 小委員会の中間とりまとめは、いわば「両論併記」となっていますが、従来の地層処分を「しない」考え方を「無責任」としてきた、これまでの考え方の影響を色濃く受けていることは変わりはありません。しかし米国などでは地層処分の見直しや中止が相次いでいることや、東北地方太平洋沖地震の発生で安定した地層など本当に有ると言えるのかといった根源的疑問が広がったことで、「可逆性・回収可能性」といった言葉が各所にちりばめられています。
 しかし批判すべき点はまだ多くあります。原子力を続けながら発生する高レベル廃棄物を「適切に」処分できるのだとして原発推進に「障壁にはならない」と主張する可能性があります。つまり、この中間報告を突破口に、高レベル廃棄物処分を原子力の延命策として急遽推進される風潮が出てくる危険性があり、ことは極めて危険でもあります。
 10回程度のワーキンググループ会合で、重大な方向性を出すことについても大きな問題があります。また本文中に繰り返し出てくる地層処分に対する「社会的支持の不足」との表現は、ともすれば「科学的には安全性が確立している」との新たな安全神話を持ち込んでいると思います。
 いろいろと考えるべき点は多くあると思います。4月18日までに是非、お送りください。

.. 2014年04月10日 08:56   No.715002
++ 川根眞也 (幼稚園生)…2回       
じわじわ進行する内部被ばくを黙殺する巧妙な安全キャンペーン(上)
 |  インタビュー:内部被ばくを考える市民研究会代表 

 福島・関東で放射能による子どもの健康被害が増え続けている。だが国・行政による情報隠しと対応の遅れは深刻だ。特に関東は意識されること自体が少ない。 川根さんは中学校の理科の教員で、今回の地震後にすぐ「放射線測定メール」を発信し、友人と「内部被ばくを考える市民研究会」を2011年8月に立ち上げた。 日々接する子どもたちへの被ばくの広がり、教育現場での困難、今後について話を聞いた。(園良太)

子どもの内部被ばくと学校現場

川根…事故直後に「これは内部被ばくが大変なことになる」と思い、学校現場や身の回りを測定してメールで発信し始めました。「放射能が危ないと学校で言うな」と言われていましたが、どこかで子どもたちに説明しなければと思い、内部被ばくの講演会を学校近くの公民館でやりました。その時お母さん方が複数参加され、「これは良い話だ」と毎月4〜5回の講演を依頼されるようになりました。最初の1年間で43回やりました。
 先生は給食を食べるかどうかを選べますが、子どもたちは選べません。だから保護者にも聞いて欲しいのですが、私の中学の保護者からは講演依頼がありません。授業で放射能のことを話すと、子どもから保護者に行き、保護者から校長に「放射能のことだけで授業時間を使いすぎる」とクレームが行きます。校長・教頭からは「授業で予定された時間以上に放射能のことを話すな。ただし学校外で勤務時間外の活動には口出ししない」と言われています。
 結局、学校というのは国家権力の末端機関で、国が決めたことに従って動くものなんですね。だから、自由主義の学校と違って、国が決めたとおりに授業をやらなくてはならない。第1次安倍政権の下で教育基本法も改悪されています。その下で愛国心教育や道徳教育もやらなきゃいけない。同じく「国が100ベクレル/kg以下まで安全」と決めたら、それ以下の食材は「安全ではない」と言ってはいけない建前なのです。学校が政府基準に逆らうことは勇気がいることなのです。


.. 2014年04月11日 07:58   No.715003
++ 川根眞也 (幼稚園生)…3回       
福島の子どもの甲状腺がんは発生率が高すぎる

川根…私は、福島市や郡山市は、人間が住んではいけないレベルの汚染だと思っています。多くの子どもが甲状腺がんを発症しているし、僕がそこにいたら、教師を辞めて避難しているかもしれません。
 今年2月7日の「第14回県民健康管理調査検討委員会」の報告で発表された数字というのは、甲状腺がんおよびその疑いが75名という数字です。そのうち、『甲状腺がん』と確認されたのが33名で、既に手術をして甲状腺がんをとってしまった子どもです。
 残る「疑い」の41名(1名は手術して良性腫瘍とわかっている)は、実は甲状腺がんの手術を受けるべきなのに受けていない、手術を待っている子どもという意味なのです。その子どもたちの9割方は、調べたら良性腫瘍ではなかった、つまり75名中70名近くは甲状腺がんが確定した、ということです。これは非常に大きな数字で、ベラルーシの甲状腺がんの発生割合を大幅に超えています。
 福島原発事故前の子どもの甲状腺がんは「10万人に0.1〜0.2人」ですが、今回の調査は「10万人あたり72人」で、145倍です。しかし、福島県立医大はいまだに「放射能の影響とは考えにくい」と言い続けています。
 実際には、福島は凄まじい土壌汚染があります。日本の人口密度はベラルーシの比ではないので、もっとたくさんの子どもが甲状腺がんになる可能性があると思っています。(次回、「中」へつづく)
 人民新聞(2014年4月5日通巻1511号より)

.. 2014年04月11日 08:04   No.715004
++ 山崎久隆 (社長)…410回       
地下水バイパス計画に反対する(その2) (その1は4/5発信)
    放射能を海に捨てるな 再稼働よりも汚染水問題の解決を
 └────  (たんぽぽ舎)

○可能な地下水バイパスの条件とは
  敷地内の地下水を海にそのまま投棄することが認められるためには、地下水に放射性物質が含まれていないことを保証しなければならない。
 事故以前に行われていた「サブドレンからの放流」は、原発建屋周辺から汲み上げた地下水をそのまま海洋放流していたが、この時は原発からの放射能漏れはなかった。日量850トンの地下水は汚染されていなかったから放流できた。
 今回の計画では放射性物質が建屋から流出していることを前提として、その上流側の井戸から取水する限りは、放射性物質はほとんど含まれないとしていた。
この前提が覆ってしまった。
 下流側で汲み上げていた放射性物質で汚染された水を、ALPSなどの放射能除去システムを通すことで「浄化」できるとしてきたが、これらのシステムがまともに稼働していない。稼働できない理由はいろいろあるだろうが、ほとんど公表されていない。サリーやキュリオンといった輸入システムの故障は、仕様書も完備しておらず原因究明も復旧も困難だ。
 ALPSは国も資金を供給して拡張されているはずだが、試運転のまま現在もトラブル続きで、その原因もはっきりしていない。もちろん再発防止もおぼつかない。
 結局、高濃度汚染水のままタンクで貯水しなければならなくなった。
 もともと、そんな汚染水を溜める予定ではなかったタンクに、リットルあたり2.4億ベクレルを超える汚染水が入ることで、少しでも漏えいが起きたら、直ちに高濃度汚染水の環境流出につながる状況になった。
 2月に発生した100トンあまりの汚染水漏えいは、その半分以上がストロンチウム90で、総量では24兆ベクレルに達する。半分以上は回収できず、地面にしみこんでいったとみられる。
 そのフランジタンクが建つ場所は、汲み上げ井戸の上流側である。漏えいが発生すれば汚染水は地下に入り、バイパス井戸から汲み出され、海に捨てられることになる。
 それだけでも地下水バイパス計画は破たん状態にある。
 
○地下水バイパスの効果
 東電の解析では、1号機から4号機の下に流れている地下水は日量800トン、そのうち建屋に侵入しているのが400トンで、残りが海に流れているという。

.. 2014年04月14日 11:49   No.715005
++ 山崎久隆 (社長)…411回       
 上流側で、ここから日量1000トンの規模を汲み上げれば、地下水量が減るので建屋に流れる量が100トン減って300トンになるという。
 そんなに単純な話なのかと、普通に考えても疑問になる。
 まず、汲み上げる場所は建屋の遙か上、30m盤上の井戸である。この場所からは原子炉建屋の地盤まで20mの落差がある。井戸は30mの地盤の地下から水を汲み上げるが、地下水の多くは汲み上げ位置よりももっと高い位置から原子炉建屋のある地盤に流入するから、効果は期待できない。東電の言うような四分の三に減らせる見込みもない。
 さらに、大きな問題が別途生じる。
 東電の見込みに反して地下水位が下がらなければ、現状と変わらないが、もし東電の言うような大きな変動があると、その影響は未知のものとなる。
 2011年に市民団体「東電と共に脱原発を進める会」が東電と議論をしていて見解がすれ違ったのは、地下遮水壁を作った場合の問題点についてだった。
 東電は当時は「地下遮水壁を作り地下水位が建屋周辺で下がることになれば建屋内部の汚染水が地中に流出する可能性がある」としていた。もちろん、通り一遍の危険性議論ではなく、十分な安全対策を取りながら進めれば良いと、図示しながら反論をしていた。
 その問題はどのように解決されたのだろうか。公表されている文書を見ても見当たらない。建屋周囲の地下水位が下がれば、貫通部位から汚染水が流出する危険性は無くなっていないはずだ。
 汚染水対策としては大した効果もない割に、周囲の地下水がどのように動くかを十分に調べもしないで強行される地下水バイパスには、未知の危険性が潜んでいると考えるべきである。

.. 2014年04月14日 12:07   No.715006
++ 山崎久隆 (社長)…412回       
地下水バイパス計画に反対する(その3)
 |  放射能を海に捨てるな 再稼働よりも汚染水問題の解決を
 └────  (たんぽぽ舎)

○ 建屋汚染水対策の本質
 
 汚染水を止めるには二つの方法しか無い。
 一つは水を使う冷却方法を早い段階で空冷など別の冷媒を使う方法に転換することだ。
 もう一つは、建屋内の汚染水そのものを固化して漏えいを止めることだ。
 冷媒は空冷か金属を使うか、あるいは組み合わせが考えられよう。もちろん、酸素が含まれる空気では無く不活性のガス、窒素やキセノンなどが考えられる。これが功を奏すると、敷地内を這い回る冷却用配管がいらなくなり、その分空間線量が下がるので、敷地内の作業環境が改善する。つまり労働者被ばくの低減にもつながる。
 水を送るのに要する電力、冷却水を浄化するためのシステム、それらもいらなくなり、投入される電力などのエネルギーも減らすことが出来る。
 地下に溜まる汚染水は、凍結することで外部流出を最小限にすることが出来よう。
 東電は既に、トレンチとの接続部や貫通口などを凍結することで止水する計画を立てているようだが、それを発展させれば建屋内部の汚染水を固めてしまうことが出来る。
 凍結は建屋に負荷を掛ける可能性はあるが、漏えいを止めるには最も効果的だ。建屋損傷が起きても汚染水が凍っていれば流出をさけられる。
 本来ならば建屋周辺に地下防護壁を作っておけば良かった。今からでも地下に石棺を作る必要がある。
 
○地下水バイパスは解決にならない 人の安全を犠牲にしていては、いかなる対策も奏功はしない

 地下水を汲み上げて建屋流入を防止するのであれば、3.11以前に行っていたようなサブドレン井戸を稼働させる方法しか無い。しかしサブドレンの位置は建屋のすぐ近くで、漏えいした高濃度汚染水を引き抜くことになる。とても海に捨てられるものではない。
 また、地下水の挙動や汚染水の流出に伴う汚染状況の確認も十分に出来ていない。調査を行うための観測井戸などの設置が少なすぎる。敷地空間の立体的調査が可能な観測態勢が取られていない。これでは何を行ってみても場当たり的になるのは当然だ。
 もっと十分な地下空間の調査と、発生点で止める方法と、汚染水漏えいの再発防止を徹底しなければ何をしても別の問題が噴出し、結局は堂々巡りになる。
 その対処を迫られる現場労働者の被曝線量ばかりが上がってしまう。この点が大きな問題でもあるのだが、東電や国はもちろん、報道でもほとんど関心が示されていない。人の安全を犠牲にしていては、いかなる対策も奏功はしない。

.. 2014年04月15日 08:17   No.715007
++ 川根眞也 (幼稚園生)…4回       
じわじわ進行する内部被ばくを黙殺する巧妙な安全キャンペーン(中)
 |  インタビュー:内部被ばくを考える市民研究会代表 

「無いこと」にされている関東の子どもの健康被害

川根…「放射能防護プロジェクト」に参加している三田茂さんという医師がいます。この3月に小平市の病院を閉院して、東京から岡山へ移住することを決断されています。今年3月11日に、『報道ステーション』で古舘伊知郎さんが甲状腺がんの特集をやりました。古舘さんは三田先生にも取材に行っています。
 三田医師は、東京・関東の子どもたちの血液、特に白血球の数値が低くなっている、と明らかにしました。それは柏市や三郷市のようなホットスポットだけでなく、埼玉市や川崎、横浜、相模原の子どもたちの数値も悪くなっている、と指摘しました。
 話を聞いた古舘さんたちは驚いて、「先生の名前と顔が出るが、話していいのか」と聞きました。三田先生は「大事なことだから、きちんとした良い番組を作ってくれるなら出して構わない」と、OKを出しました。ところが、数日後に連絡が来て、「実は東京が危ないということは報道できない」と、全面カットになったそうです。福島だけの問題になってしまいました。
 三田先生は、他の医師にも「甲状腺エコー検査機器を共同で買って、治療し直しましょう」と呼びかけているのですが、反応がない。多くのテレビ局や新聞社からも、「東京の子どもの健康問題はどうなっているんだ」と取材を受けていますが、一本の記事にも番組にもなっていません。今のマスメディアは、「東京は安全だ、危険なのは福島だ」という情報操作がなされているのです。
 実際には、関東の子どもたちの健康状態が悪くなっています。具体的には、子どもたちの血液の数値が非常に悪くなっています。特に、白血球の中の好中球の数値が下がっていて、病気が重篤化する可能性があります。血小板も下がっています。普段は20万ですが、2万を切ると、出血した際に血が止まらなくなります。デッドラインを切る子どもたちが増えているのです。特に0〜2歳児の子どもは非常に悪い。白血球が0になった子どももいたそうです。
 大学病院では、診断はできても、治療はできませんでした。三田先生はそうした子どもの親には、「この子はここに居ちゃいけない、避難しないと良くならない」と話すそうです。九州に避難した子どもは、白血球が4万5000に戻ったと聞いています。
 放射線を受けると、骨髄細胞が白血球を作り出すことができなくなります。赤ちゃんは急に具合が悪くなって重篤な症状になることがありうるので、急いで白血球の検査をする必要がある、と言っていました。(次回、「下」へつづく)
 人民新聞(2014年4月5日通巻1511号より)

.. 2014年04月16日 08:58   No.715008
++ 川根眞也 (小学校低学年)…5回       
じわじわ進行する内部被ばくを黙殺する巧妙な安全キャンペーン(下)
 |  インタビュー:内部被ばくを考える市民研究会代表 

関東でも体調を崩す子どもが続出/ごみ焼却が原因か

川根…2011年の末から12年までは、東京の江東区や葛飾区、千葉の柏や松戸の辺りで、「異型リンパ球」(リンパ球が放射線の影響を受け、形態異常になること)の子どもが多かったです。柏や松戸で子どもの健康被害に危機感を持った方は、すでに避難しました。
 そして、2012年末から13年にかけては、東京の多摩や神奈川・埼玉に広がっているのです。これは、福島より低レベルの汚染地帯にいても、子どもたちの具合が悪くなっている証左だと思います。
 いま症状が出てきた理由は、事故から2〜3年たち、放射性物質が体内に入って悪さをしているのだと思います。問題なのは、ごみ焼却場で放射性物質がついた落ち葉、木の枝、生活廃棄物が燃やされて、その見えない灰やチリが地域に拡散されていることです。それが呼吸とともに摂取され、特に赤ちゃんに悪影響を与えているのだと思います。
 三田先生は、「東京・関東圏で甲状腺がんの子どもはまだ一人も診ていない」と言っていますが、肺炎で亡くなる中高年の方が増えているとおしゃっていました。ボランティアで街路樹の剪定や落ち葉掃除、側溝掃除をされた後にです。
 学校現場でも、「うちの子は風邪をひきやすくなった」という家庭は多いと思います。私の中学校の保健室は、年間利用者が3700人を超えたそうです。一昨年の倍くらいじゃないでしょうか。ウイルス性胃腸炎に年3回なる子もいますし、お腹をこわす子も多いです。
 また、体育の授業で、1500m走の後に33人中25人もの子どもが咳込み、うがいに行きました。初めてのことです。「外で激しい運動をした後に、子どもたちの調子が悪くなる」という感覚を持っています。学校側は「放射能とは関係ない」を前提にすべてのことを見ているので、対策のとりようがないのです。
 関東でも安全キャンペーンが張られています。福島より意識されない形で、より巧妙に発動していると思います。これを変えることが必要です。

自分の記録を残し行政に支援政策をやらせよう

川根…《健康被害は放射能とは無関係だ》とされています。だから、松井英介氏ら「市民と科学者の内部被曝問題研究会 医療部会」では、事故直後からの自分の日常記録を書きこめる『内部被ばくからいのちを守る健康ノート』を作りました。これを多くの人に活用してほしいと思います。また、マスコミは事実を報道しないので、地域で小さな勉強会を開くことも重要だと思います。保護者は、健康診断の実施を求めるべきです。
 保養のためのサナトリウム(保養所)も必要です。社会運動に関わる方々にもお願いしたいです。ベラルーシには50カ所の保養所があり、年間4万5000人の子どもたちが利用しているそうです。自分のカルテを持ち、体内放射能の数や保養でどれだけ下がったかがわかります。親が避難先で仕事を見つけられるよう、行政に支援政策をやらせる運動も必要です。力を合わせて実現させましょう。

.. 2014年04月17日 08:15   No.715009
++ 山崎久隆 (社長)…414回       
高レベル放射性廃棄物処分のパブコメへの意見提出のお願い
 |  4月25日(金)締め切り
 └──── (たんぽぽ舎)

 「総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会原子力小委員会地層処分技術WG中間とりまとめ(案)に対する御意見の募集について」という意見募集が4月25日締め切りで実施されています。
 先日行われた『総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会原子力小委員会放射性廃棄物WG中間とりまとめ(案)に対する御意見の募集』に引き続き、表記の内容がパブコメにかけられています。
 こちらはさらに具体的な地層処分についての技術ワーキングのとりまとめ案です。瑞浪、幌延の地名を挙げての、深地層の環境についても書かれています。
 これら具体的内容についても批判したいと思います。
 瑞浪、幌延については「第3章 好ましい地質環境特性」と題する章に、10箇所ほど記述されていて、瑞浪、幌延で採取された地下環境データが取り上げられていて、これらが地層処分が日本でも可能な地点があり得るとの根拠付けとされています。(10Pから21P)
 広大な地下環境に対してピンポイントのデータをいくら集めても日本全体の傾向をつかむことさえ難しいでしょう。福島第一原発の地下環境さえまともにつかめず、あれだけ狭い環境での汚染物質の移動すら分からないのに、10万年以上にわたる地層処分において、桁がいくつも違う汚染物の移動予測が出来ると思うのは、人間の思い上がりではないでしょうか。
 いろいろと考えるべき点は多くあると思います。
 4月25日までに是非、お送りください。
    パブコメのホームページ
こちら


.. 2014年04月23日 11:23   No.715010


▼返信フォームです▼
Name
Email
ホームページ    
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用