|
子ども ママが守る 脱原発など訴え渋谷でデモ
子育て中の母親たちが中心となり、脱原発や集団的自衛権の行使容認反対などを訴える「ママデモ」(ママデモ実行委員会主催)が二十三日、東京都渋谷区で行われた。子連れの女性らが「脱原発でいこう」などと書いたカラフルな横断幕を掲げて渋谷駅前や表参道を歩き、「子どもの未来を守りたい」と声を上げた。 参加者は約五百人(主催者発表)。女性が大半で、子どもを抱っこしたり、ベビーカーを押したりしながら「ママたちとっても不安です」「子どもに戦争させたくない」と道行く人に語りかけた。希望や多様性を表現したという虹色のリボンや花飾りを身に着け、手作りのプラカードや旗を掲げた。 埼玉県上尾市から二歳の双子の息子を連れて参加した公務員糟谷珠紀(かすやたまき)さん(39)は「ママたちが立ち上がったことに共感した。原発再稼働や集団的自衛権の行使について、子どもの未来のため大人が責任を持って動かないと」。大田区の主婦(39)は生後七カ月の長女を抱いて列に加わり、「本当に大切なのは生命。みんな気持ちは一緒なんだと感じた」と語った。 発起人代表の三鷹市のセラピスト魚ずみちえこさん(49)は「自然体で訴えることができた。子どもの未来のため、あきらめずに声を上げ続けたい」と話していた。(3月24日朝刊より)
.. 2014年03月27日 13:24 No.710002
|