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■--川内集会スピーチ
++ 井出久司 (小学校低学年)…6回          

川内原発は日本最西端の原発で、もし事故が起きれば、偏西風が
 |  日本列島を舐めるように放射能を撒き散らす
 └──── (原発さよなら四国ネットワーク)

○伊方原発のある愛媛県から来ました、原発さよなら四国ネットワークの井出です。去年に引き続き三度目の鹿児島です。今回は、3百人で来ました、と言いたいが、三人で来ました。しかし、愛媛の、伊方原発に反対するたくさんの仲間の想いを背負ってやって来ました。
○去る13日、ついに再稼働の嵐の狼煙が上げられました。その次の日に伊方原発と上関原発予定地の間を震源とする地震が起きました。これはまさに原発は危険であり、決して再稼働すべきではない!という天の声である、と考えられます。これは明らかに中央構造線由来の地震であり、その中央構造線はここ川内原発に向かって伸びています。さて再稼働の一番手は鹿児島の川内原発とのことです。が、川内原発は日本最西端の原発で、もし事故が起きれば、偏西風が日本列島を舐めるように放射能を撒き散らす危険性は語らずとも明らかです。川内原発は、伊方原発同様に南海トラフ並びに中央構造線由来の巨大地震の影響が予想され、非常に危険な原発です。しかし、規制委員会は、重大な問題がない、という理由で川内原発を再稼働の一番手に決定しました。これはまさに寝言は寝てから言え!としか言いようがない。もっとも、日本列島に安全な原発などどこにも存在してはいないのではありますが。政府は、規制委員会は、原発の安全性を審査してなどはいません。
.. 2014年03月18日 11:47   No.706001

++ 井出久司 (小学校低学年)…7回       
ついに、決戦の狼煙は上げられました。私達は、故郷のかけがえのない自然環境と、全ての生命を守らなければなりません。原発再稼働を許して、あの時もっと 真剣に反対運動しておけば良かった、という後悔や、放射能汚染された故郷や、死の灰を残してはなりません。後世に残すべきは、美しい故郷の自然環境と、そこに生きる全ての生命の繋がりです。再稼働の嵐の、今この時、この運命の分かれ道の今、悔いの残らない全力の闘いをしましょう!Xデーに際しては、薩摩川内の現地に応援に来れる者は再稼働反対の旗をかざして応援に来、応援に来れない者は、三國志の諸葛孔明の有名な十面埋伏の陣の如く、それぞれの住む土地で立ち上がり、四方八方で再稼働反対の声を轟かせましょう!闘いは、ここ川内から始まったばかりです。次には伊方、玄海、泊、大飯、高浜と再稼働の嵐は波状攻撃のように続きます。川内での闘いが、引き続き起こる再稼働反対の闘いの情勢に非常に大きな影響を及ぼします。川内原発現地と、全国が一致団結して立ち上がり、放射能汚染や後悔を残さず、私達のかけがえのない故郷と、未来へ続く全ての生命の繋がりをこそ後世に守り、残そう
.. 2014年03月18日 12:25   No.706002
++ 広瀬隆 (小学校高学年)…24回       
3月24日(月)原発立地自治体住民連合が旗揚げ
 └──── (作家)
全国のみなさま  広瀬隆です
○みなさまのご尽力で、原発立地自治体住民連合の旗揚げが記事になりました。心からの感謝を申し上げます。 ※2を参照
 一週間後、3月24日(月)午後1時からの参議院議員会館記者会見では、9人の原発現地議員さんから、具体的な危険性を告発す る怒りの発言が聞かれます。
その最後に、鹿児島市議会議員・小川美沙子さんから、川内原発至近距離に活断層発見の爆弾発表がおこ なわれます。これで川内原発再稼働計画をぶっ飛ばします。
 ど素人が集まった原子力規制委員会の総辞職を求める!
○また『リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」』 橋山禮治郎著、集英社新書が発刊されました。必読書です。リニアを推進し てきたJR東海会長の葛西敬之は、安倍晋三の小使いで、この三年間、原発を再稼働せよと叫びまわり、集団的自衛権の行使、秘密保護法の成立、憲法改悪にと 活動を展開し、NHK籾井会長と共に、最悪の人間です。

.. 2014年03月18日 13:09   No.706003
++ 平野 (幼稚園生)…1回       
3.14(金)大阪から第94回首相官邸前抗議行動に参加して (報告)
 └──── (大阪)
 
 大阪から参加しました。若者たちとステッカー配布の活動をしています。当日は、たんぽぽ舎に早く着いたのでチラシの折り込み手伝いました。我が家ネコの話で盛り上がり、手作りのおはぎ食べそこなってしまいました。慌ただしく進む準備作業だけど、共通の思い(ネコでなく原発)だけでつながれることがたのしい。なんだかんだとお話ししながら、まずは日比谷公園近くの富国生命ビル内の関西電力東京支店前へ、抗議コールをする。金子さんの抗議コールがよかった。気持ちがあふれてた。東京の抗議行動への参加は2回目だが、関西とは切実感が違うと感じる。そのあと官邸前へ。たんぽぽ舎のチラシは関心を持って受け取ってくれるひとがたくさんいた。その情報量に感服する。官邸前は次の日に脱原発集会があるからか、それほど多人数ではなかった。それだけにいろんな人とお話しすることができた。3.15の集会を含め、東京の皆さんとたくさん出会いました。これからもこのつながりを大切にしたい。

.. 2014年03月18日 14:18   No.706004
++ 上村信一 (幼稚園生)…1回       
3・16さよなら原発鹿児島パレード参加報告
 |  パレード途中、車から声援を送ってくれる人など、鹿児島にも
 |  たくさんの反原発を思う人がいる
 └──── (経産省前テントひろば)

○ 会場である鹿児島中央公園にAM9時50分に到着、太陽の広場(震災支援チャリティーマーケット、NO NUKESステージ)は10時からということではあったが既に始まっていた。公園のある天文館の街を「脱原発集会に来てください」と街宣車が走り回り、県警機動隊の警備車両や数人の警察官等、脱原発集会の見慣れた光景である。
 会場には、伊方反原発運動の井出さんや、地元川内の松元さん、東京から柳田さんと10人程のたんぽぽ舎のメンバー等顔馴染みとでも言うべき面々と挨拶、遠く鹿児島の地で再会することは、一際(ひときわ)嬉しいものである。
 ステージでは、脱原発のシンガーやバンドが脱原発の思いを表現する素敵な演奏が行われていた。
 地元鹿児島県内金曜行動の人達や隣の宮崎熊本から来られた方々と交流しながら、ステージを楽しんでいると、10時になって自然農有機栽培野菜の無料配布のアナウンス、思わず手をのばしたくなった、が、見栄を張って、隣の一品100円という甘夏とヨモギ饅頭を買っちゃいました。
 昼の12時になる頃には再稼働阻止全国ネットのメンバーが次々に到着、富山、泊、玄海、個々には存知あげないが、見覚えのある顔が散見された。
 さよなら原発集会の始まる13時には、テントからの参加メンバーである渕上、正清と私(上村)の3名と宮崎転勤中の内田さんも加わって闘志旺盛な面々が顔を揃えた。
○ 集会では、「鹿児島反原発連合有志」岩井哲代表の現鹿児島県伊藤知事と薩摩川内市長岩切の原発マネーの呼び込み(即ち原発再稼働推進容認)が川内原発の再稼働候補一番手になった原因ではないかという訴えがあった。
 また、伊藤知事は、今任期後は、鹿児島に住まないで東京に住むと言っている。鹿児島に今後住まない人が再稼働を推進する無責任さを追及、自分達のように生涯何代にも亘って鹿児島に居続ける人達にとっては遣りきれない思いだという訴えに、何とも言い難い不条理さを感じざるを得なかった。
 主催者から参加者6000名の発表後、各地の原発再稼働と反原発運動の状況、福島の木幡さんの福島原発事故からの悲惨な状況と国・東電の無責任対応等の話がされた。
 最後にストップ再稼働!さよなら原発!3.16鹿児島アピールを高校生が読み上げて、集会を終えた。
○ パレードは2Kmと4Kmの2コースに分かれて行われ、再稼働阻止全国ネットとテント、たんぽぽのメンバーは一緒に元気にアピールした。
 パレード途中、車から声援を送ってくれる人など、鹿児島にもたくさんの反原発を思う人がいる、そのほかにも声を上げられない多くの人がいる。
 原発のない安心な日本に住みたい。この当たり前の目標に向かって、今日の集会が鹿児島の人々や各地の原発立地の人々に訴えることが出来たことを収穫として帰路についた。

.. 2014年03月19日 08:54   No.706005
++ 冨塚元夫 (中学生)…44回       
3月16日(日)午後9時「NHKスペシャル メルトダウン最新報告
 |  放射能“大量放出”事故最大の謎の真相は
 |  あの日の原発全映像化」を見て
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

○ この事故で放射能を最大に放出した2号機のドライべントのことを言ってない?!
 番組の趣旨はこれまで考えられていたよりも大量の高濃度放射能が出ていた、ということです。いくつか新発見の事実を報告しています。

一、2号機格納容器が破壊されていた!
 メルトダウンしたデブリが格納容器の壁の近くまで押し寄せ、600度Cまで温度が上昇したと考えられます。壁の物質は熱膨張し、継ぎ目に想定以上の力が加わり、破壊されたと考えられます。2011年3月14日、2号機はベントの弁の不具合でベントができず、格納容器の圧力が上昇した。建屋の放射線量が数十ミリシーベルトに上昇し、建屋に水蒸気が充満した。この番組でいうベントはウェットベントのことです。圧力容器から水蒸気をサプレッションチェンバーに送って水をくぐらせて濾過したのちに排気する仕組みです。格納容器がまだ健全なのに、建屋に高放射能の水蒸気が充満したのは、RCIC(非常用冷却装置)をつなぐパイプのパッキンに隙間が空いたからだとわかりました。四重のパッキンの間の蒸気を吸い取るには電気が必要だったのです。

二、3月12日1号機が爆発しますが、実はそれ以前に大量の放射能が1号機から放出さていたことが、最近わかりました。事故から2年以上たってから、双葉町上羽鳥のモニタリングポストの放射線量記録が読めるようになり、爆発(14時40分)前の14時01分に4.6mSv/hが記録されていました。これは1号機のウェットベントのためです。ベントのフィルター(水)は放射線量を千分の一に減らすはずですが、サプチャンの水が実は水でなく熱湯で、表面が蒸気化しており、フィルター効果が半減していた可能性があるということです。フィルター付きベントがついていても、実際機能するかどうか疑わしいのです。

三、しかし番組ではこの事故で一番放射能を放出した2号機のベントがどうなったか報告していません。3月15日10時に2号機から白い蒸気がでているのが外から見えたと言っています。高濃度の放射能が出ていたわけですが、これで福島県中通のみならず、関東を広く汚染した2号機の放射能大量放出の説明にはなりません。東電テレビ会議49時間の記録で明らかになったのは、ウェットベントができなくなって、やみくもにドライベントをして想定の1000倍の放射能を人為的に放出したことです。これを言わないでは、放射能“大量放出”の謎は依然謎です。


.. 2014年03月19日 09:18   No.706006
++ 山崎久隆 (社長)…404回       
米国で始まった脱原発の動き (上)
 |  プルサーマル、ウラン濃縮、新型炉開発
 |  急激に縮小する原子力開発計画 
 └──── (たんぽぽ舎)

○ 米エネルギー省は、解体核兵器から取り出されたプルトニウムを燃やす「プルサーマル計画」を事実上断念した。世界で進行していた、プルトニウムを軽水炉で燃やすという計画は、これでフランス以外は商業規模では全部消滅した。
もちろん、日本も現在、止まっている。
 福島第一原発震災が世界に与えた衝撃が巨大だが、米国においても大きな方針転換につながっている。

○米国プルサーマル終焉か

 共同通信などが伝えているところでは、オバマ大統領は3月5日、核兵器級プルトニウムを混合酸化物燃料(MOX燃料)に加工する施設への予算を凍結し、事実上の計画断念を2015年度予算教書で発表した。
 この施設は「混合酸化物燃料製造施設(MFFF)」と呼ばれ、サウスカロライナ州エイケンのサバンナ・リバーサイトに「ショー・アレバ・MOX燃料サービス社」が建設中だ。名前の通り、フランスのアレバ社との合弁企業で、施設はフランスのメロックス社製MOX燃料施設をベースに作られている。
 米国では商業再処理は行われていないので、プルサーマル計画は唯一、解体核兵器の処分方法として2002年に計画された。
 米ロのSTART(戦略兵器削減交渉)などにより保有できる核弾頭の数が大幅に削減され、それに伴って解体核兵器から取り出される、高濃縮ウランと核兵器級プルトニウムの処理方法について議論になった。
 高濃縮ウランは天然ウランや劣化ウランと混ぜて希釈すれば、そのまま核燃料になるが、プルトニウムは、そのままでは燃やせる原子炉は存在しない。そこで米国では解体核プルトニウムの半分を天然ウランと混合してMOX燃料を作り、原発で燃やすことを計画した。
 およそ34トン(その後25トンに減らされている)の核兵器級プルトニウムから年間3.5トン程度のMOX燃料を作る予定で2007年に施設の建設は始まっていた。当初の完成予定は2016年、それが大幅に遅れ現時点までの進捗は60%で操業開始も2019年と先送りにされていた。(下につづく)


.. 2014年03月20日 12:15   No.706007
++ 井上 啓 (小学校低学年)…5回       
川内原発優先審査・再稼働方針に抗議する
 |  「立地審査指針」を新安全基準から意図的に外した理由は、福島並みの
 |  事故時には「立地審査指針」を満たすことはできず、すべての原発設置
   許可は無効となる
  
 ようするに原子力規制委員会は、福島事故並みの大事故は地震によってしか起こらないとの前提に立って、安全再審査を行うと言うことなのですね。
 かつて原子炉等規制法に基づく原子炉設置許可申請に伴う「安全審査」の基本原則を放棄したと言うことです。全電源喪失や、配管破断にともなって起き得る炉心溶融事故などは「起こることはない」との想定で、どのような事故時でも周辺の住民の被曝災害をもたらすことはない、そういう立地条件を満たすので設置の許可を出す、ということで安全審査をクリアしたはずです。
 「立地審査指針」を新安全基準から意図的に外した理由は、福島並みの事故時には「立地審査指針」を満たすことはできず、すべての原発設置許可は無効となるからです。
 耐震性能、つまり巨大地震時でも電源喪失にはならない条件がそろえば、大事故は起こらないとの前提に立った「変更審査」を進め、再稼働を強引に許可しようという魂胆は見え見えです。
 どのようなシビアアクシデントが起きようとも、周辺住民の被曝は十分小さいということを規制委員会はどう保証するのでしょうか?その保証もなく設置認可できないはずなのですが、そういった事故想定はしなくても良いと言うことなのですね。620ガル程度の地震に耐えれば炉心溶融などという事態にはならないと判断しているわけですね。福島の事故は津波によってのみ起きたとの想定にたっているわけですが、福島事故は未だに事故進行中という事態で、事故原因は未だ究明中というのが真相です。
 一方で、周辺自治体に対しては、福島並みの事故時の避難計画を求めているのですから、やることがめちゃくちゃです。
公開討論会を要求したらいかがでしょうか?

.. 2014年03月20日 12:23   No.706008
++ 柳田 真 (小学校高学年)…22回       
再稼働は日本を滅ぼす=連載その10
 |  原発の無事故が100%保証されない限り、目前に迫った
 |  再稼働を認めることができない−全国の自治体議員ら、首相へ質問状
 |  原発立地自治体議員連合の東京集会が盛況に開かる
 └──── (たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)

1.3月19日(水)広瀬隆さん、山崎久隆さん(たんぽぽ舎)の2人を講師にして学習・討論会=日本政府あて「公開質問状」の提出行動(3月24日)に向けての講演と討論会が、会場の「スペースたんぽぽ」を満員にして開かれた。当日の資料は4枚。
2.始めに、広瀬隆さんが趣旨を映像で説明。「原発の無事故」が100%保証されない限り、目前に迫った再稼働を認めることができない。3月24日(月)は全国の原発立地の13県の現職自治体議員(140名以上)が賛同して、日本政府あて「公開質問状」を出すので、その前段集会として開かれた。
3.全国の自治体議員のプレゼンテーション予定者は次の9人。
◎茨城県 東海第二原発 (東海村議会議員・相沢一正)
 (─住民を被曝させないという設計を、被曝を前提とする原理に変えるのは、原発を受け入れた住民を裏切るものだ。再稼働など論外。)
◎福島県 福島原発 (いわき市議会議員・佐藤和良)
 (─福島原発事故は続き、福島県民は苦しんでいる。政府の棄民政策で放射能汚染は拡大し、ますます被害が広がっている。)
◎北海道 泊原発 (岩内町議会議員・佐藤英行)
 (─複数の通行不能を想定せず、天候、風向きも考慮しない避難シミュレーション。そして暴風雪の時は家から出るなという。人の命をなんだと思っているのか!!)
◎新潟県 柏崎刈羽原発 (柏崎市議会議員・矢部忠夫)
 (─政府は規制基準合格で再稼働を急ぐとする一方で、避難計画は自治体の責任としている。ふざけんな! 逃げることなど不可能。廃炉しかない。)
◎新潟県 柏崎刈羽原発 (柏崎市議会議員・高橋新一)
 (─今頃になって活断層調査とは、何事だと言いたい。各地の原発が建設の時点で堅固な敷地地盤に建てられ活断層も無かったはず? 今まで何だったんだ。いい加減にしろと言いたい。)
◎福井県 5カ所の原発 (敦賀市議会議員・今大地晴美)
(─原発問題は沖縄と同じ。お国のためという大義名分で差別され、考える力さえ奪われてきたから。)
◎愛媛県 伊方原発 (愛媛県議会議員・阿部悦子)
 (─南海トラフ大地震の到来と世界最大級の中央構造線活断層の活動期が重なり、恐怖の毎日です。伊方原発の再稼働で過酷事故が起これば、瀬戸内3000万人が被ばくします。)
◎静岡県 浜岡原発 (島田市議会議員・森伸一)
 (─世界で1番の地震国、市民の安全を考えれば、危険な原発はやめ、別の方法を考えることが福島の教訓。これが当たり前の意見です。)
◎鹿児島県 川内原発 (鹿児島市議会議員・小川美沙子)
 (─2010年以降、年間1000回以上を記録する桜島の噴火が、原発震災に繋がるのではと、不安でたまりません。)
4.次に、2人目の講師・山崎久隆さんは、一週間前に、実質再稼働第1号原発として規制委が発表した九州電力川内原発について説明。特に火山灰、火砕流の視点から映像を使って具体的に説明。九州は火山島であり、火山噴火の歴史などなまなましい話。規制委の基準審査のいいかげんさ。川内原発では火山噴火が起きないと想定して規制委の審査から除外して合格としたデタラメぶりが述べられた。桜島が噴火してるのに…   (秋野さんの報告もご参照下さい。)

.. 2014年03月24日 08:17   No.706009
++ 秋野 (幼稚園生)…1回       
原発立地自治体住民連合の3月24日(月)記者会見に向けた
 │  3/19事前説明会+ミニ講座に参加して−その内容と感想−
 └──── (集会参加者)

前半は住民連合・呼びかけ人広瀬隆さんから「公開質問状」のポイントについて、
後半は「川内原発と火山灰・火砕流の関係、活断層とは。」(※)

○ 国内全ての原発が再び停止してから半年、日本全体が原発の電気にたよらず生活している。「3・11」後、原発の電気はもう真っ平御免。それどころか、まさかこれからも原発を使おうものなら世界最悪の核事故の再来は目に見えているという状況だ。だが、利権のためにどうしても原発を推進したい人達が「原発再稼働」という最も危険なものを再び選択しようと謀略している。
 それを止めるため立ち上げられたのが「原発立地自治体住民連合」という新しいグループ。最悪の道をたどろうとしている日本政府に7つの公開質問状を突き付け、そして答えさせる。7つの質問は、たとえ原発立地地域の住民でなくとも、思い至る内容だと思うが、「窓を開けたら肉眼で原発が見える」場所に住む人にとっては危機感の度合いが圧倒的に違う。(原発から100キロも200キロも離れた場所に住む私たちは、焦点の合わせ方を変えなければならないと思う)
 7つの公開質問状は、記者会見に協力している再稼働阻止ネットのHPに掲載されている− こちら

○ 東電福島原発事故が起きてしまった今、対策できそうにない想定をどんどん除外するとか、「業界」だけの常識で歪曲した偽の数字を押付けるとか、まして、それらの数字を何の疑問も持たず容認する「規制委」の姿勢は、カケラも信用できない。結局、2012年9月に発足した原子力規制委員会は「原子力ムラの傀儡」に過ぎないのだと実は誰もが知っているし、原子力村の不条理に対し真っ当な反論を立てている専門家も多い。なのに、福島の事故に向き合わず私利私欲だけを追い求める人達や、現実を見るのが怖くて自分の頭で考えるのをやめた人達は、さらに酷い言い訳作り(=ウソ)に加担している。新聞やTVはそこにキチンとメスを入れる役目があると思うし、そうすることを期待したい。
 自分の住む県に原発がない人でも、地元新聞・TVに「取材に行ってくれ」と呼びかけてほしい。命にかかわる問題なので直に会見を聞きに行こうと思う。
今日は「やっぱりどう考えても、電力会社が出す資料や、規制委が現地視察で問題ナシなんて報告は異常なことなんだ」とあらためて思った。
○ 後半、川内原発と火山灰の話(山崎久隆さん−たんぽぽ舎)は、非常に危機感をもって聞き入ってしまった。19日、原子力規制委は「マグマ増加がみられた場合は・・」と後付けの発表をしたようだが、その時停止させたのでは遅すぎることすら理解していないのだとしたら、火山より危険なのは原子力規制委の判断能力だ。
※川内原発と火山灰をテーマに、別の機会に講座の予定があるそうなので、ぜひ参加したいと思う。

.. 2014年03月24日 08:25   No.706010


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