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■--東電に翻弄された家族の70年
++ 山崎久隆 (社長)…401回          

…福島出身監督と故・若松孝二監督の
 |  弟子による新作映画『あいときぼうのまち』が公開
 |  [シネマトゥデイ映画ニュース]より 2014年3月11日
 └──── (たんぽぽ舎)

 福島に生き、日本の原子力政策、そして東京電力にその人生を翻弄(ほんろう)されたある家族の、4世代70年間にわたる物語をつづった劇映画『あいときぼうのまち』が、6月21日より全国で順次公開されることが決定した。
 本作は福島県出身で脚本家の菅乃廣が企画。1945年、1966年、2011年、そして2012年という4つの時勢を交差させ、戦時中のウラン採掘、原子力発電所建設への反対運動、そして東日本大震災と福島第一原発の事故という、原子力エネルギーをめぐる数々の出来事に傷つき、多くを失い、絶望しながらも生きていこうとする、ある一家の姿を描く。
 菅乃は二十数年前、難病で死が迫る父親がつぶやいた「この奇病は昔原発で浴びた放射能が原因かもしれない」という一言をきっかけに企画を立ち上げたといい、本作で監督デビュー。さらに脚本は、故・若松孝二監督の弟子で、昨年『戦争と一人の女』で監督デビューを果たした井上淳一が担当する。
 若松監督といえば、2012年におけるベネチア国際映画祭の席で、どうしても東電の話をやりたいと語り「誰もやろうとしないから本気になってケンカしてやろうと思っています」と宣言したことも話題に。同年、交通事故により急逝したことで思いは果たされず、井上は「原子力村をブチ壊すような映画がやりたいと言いながら、叶わずに死んでいった師匠の、弔い合戦」と思いを込める。
 またオープニングテーマは、被災地への積極的な支援活動でも知られる坂本龍一が作曲した「千のナイフ」を、ピアニストの榊原大が演奏。キャストには、夏樹陽子、勝野洋、大谷亮介らベテラン陣に加え、新人の千葉美紅などバラエティーに富んだ俳優陣が集結している。(編集部・入倉功一)
 映画『あいときぼうのまち』は6月21日よりテアトル新宿ほか全国順次公開
.. 2014年03月13日 08:55   No.704001

++ 柳田 真 (小学校中学年)…19回       
地球寒冷化の予兆か−「寒い冬」、
 |  しかも雪が3回も降るし…
 └──── (たんぽぽ舎)

・3月7日(金)午後、東京は雪が降った(今年で確か3度目)。ちょうど、金曜官邸行動に出かける前で、たんぽぽ舎会議室で10人程でビラの印刷→折り→調合の作業をやっていたところだった。幸いにも夕方出かける頃にはやんでいて、ビラ配りに支障はなかったのでホッとした。

・それにしても今年は「寒い冬」だった。「3年連続の寒い冬」記録だと気象庁が発表。雪も3度も降るし…。都知事選は大雪で、これがために投票率が10%下がった(東京の有権者1080万人として、108万票減った)。これは東京都選管の担当課長が50%台後半の投票率を予測している、と語ったことからの推定数字。

・こんなに雪が多く寒いと、これは地球寒冷化の予兆かな−と思ったりする。「週刊朝日」でも学者が「地球は寒冷化してきている」と述べていた。
 ひと頃、地球温暖化説が原発推進の道具(理由づけ)に使われたが、今でもその悪影響が心配だ。原発は最大の環境破壊を起こす−東電福島第一原発大惨事で残念ながら証明された。真偽不明な温暖化説に目をくらまされず、まず「原発ゼロ、再稼働やめよ」に力を注ごう。
 原発ゼロでも電気は間に合う(大丈夫)から。
 原発=放射能被害の方がもっと地球を破壊するのだから。

.. 2014年03月13日 09:54   No.704002
++ 柳田 真 (小学校高学年)…20回       
川内原発の優先審査に抗議する 原発再稼働は許せない!
 |  九州電力・川内原発の再稼働に絶対反対
 |  福島第一原発事故3年目の福島は今も放射能と汚染水に苦しんでいる
 |  地震(余震)の危険も迫っている(日本は今、地震活発期だ)
 └──── たんぽぽ舎

《事故情報編集部より》
 3月13日、原子力規制委員会は、九州電力・川内原発の「優先審査」を決めた。
再稼働阻止全国ネットワークは、イ.優先審査という規制委のやり方が不当であること、ロ.川内原発は問題が多く、危険な原発で、再稼働第1号原発なんて、とんでもないこと−内容批判は多岐にわたる−の2点にわたって、強く批判・抗議し撤回を求めた。
 規制庁前で、13日(木)の昼の1時間10分ほど、60人の参加で抗議集会を持ち、5種の抗議文を規制庁へ手渡した。5種の抗議文のうち2つ(たんぽぽ舎と鹿児島川内現地の要旨)を紹介。残りの3種は、再稼働阻止全国ネットワーク、原子力規制を監視する市民の会、さよなら原発福井ネットワーク。

.. 2014年03月14日 08:15   No.704003
++ 柳田 真 (小学校高学年)…21回       
3月13日、原子力規制委員会は、実質、再稼働原発を決めた。九州電力・川内原発。
たんぽぽ舎は強く抗議し、撤回を求めます。私たちが川内原発ほかの再稼働に反対する理由は、以下の10点です。
1.『規制委の基準を満たした原発でも事故は起きます』…1月20日におこなわれた規制庁と全国の原発現地プラス「再稼働阻止全国ネットワーク」の院内交渉で、規制庁職員は答えました。しかも『この基準は最低のものであとは事業者の責任です』とも答えています。これでなぜ再稼働ですか?
2.川内原発は危険が多く問題だらけです。桜島の噴火・火砕流が到達します。どうやって火砕流を防ぐのですか?
3.川内原発には大きな活断層があります。政府の地震調査委員会が2013年2月に提出した活断層長期評価が規制委でも「大きなカベ」になっているといわれます。まずこの解明を。これなくして、地震対策はたてられません。緊急時対策所(免震重要棟)が平成27年完成予定ですが、その間に地震が襲ってきたらどうするのですか。
4.東京電力福島第一原発事故は収束していません。多くの県民が苦しんでいます。
放射能汚染と汚染水(毒水)に。家を失い、賠償も不誠実、値切られて苦しんでいます。
5.東京電力福島第一原発事故の原因が解明されていない。なのに、どうして再稼働できるのか、不思議だ。自動車事故の原因が分からないのに、また、同じ型の自動車に乗り動かす人はいない。
6.国民世論は7〜8割が再稼働に反対しています。原発に、再稼働に違和感を持っています。自民党も選挙公約は「原発依存を減らす」と言っていたのに〜。選挙に勝てば、公約破りですか。
7.「原発なしでも電気は大丈夫」が証明されています。この3年間の全国の事実を見れば明白です。
8.地震・余震がひんぱつしています。津波対策だけの再稼働原発はこれに耐えられない。9.原発事故の時、逃げられない。原発立地自治体の防災体制が全く整っていない。
10.「再稼働ありきの規制委」をやめよ。東京電力福島第一原発事故の収束を、原因究明を、放射能汚染水の処理に全力をそそいで下さい。規制委の大事な仕事でしょう。国民が一番期待していることです。「再稼働のための規制庁」は、望んでいません。

.. 2014年03月14日 08:30   No.704004
++ 松元成一 (幼稚園生)…2回       
抗議文(要旨) 原子力規制委員長 田中俊一 様
 |  私たち鹿児島県民は規制委員会のいいかげんな判断を看過できません
 |  日本の原発のどれが安全だと誰が判断できるのでしょうか
 └──── (かごしま反原発連合有志 副代表)

  (前略)
○ 川内原発の稼働の安全性について全く証明も実証も何らされていません。
 1.川内原発に向かって幾つもの活断層が延びている(九州電力は、このデータを改ざんして報告している)。更につい最近原発のごく至近に800mにも及ぶ活断層が発見された。
 2.日本最大の活断層である中央構造線が川内原発のすぐ北まで来ている。
 3.世界有数の地震列島であり火山列島でもある日本列島に我々は暮らしている。その中でも有数な火山地帯である南九州に川内原発は存在する。
(中略)
○ 川内原発でひとたび事故が起これば、その放射能は日本列島を縦断・横断し住民の生命を完全に脅かすことになるのは明らかです。地元自治体が財政援助だけを目当てに再稼働を求める無責任に歯止めをかけるのが「規制」ではないですか。 (後略)

.. 2014年03月14日 08:39   No.704005
++ 若泉政人 (幼稚園生)…3回       
川内原発の優先審査に <<抗議>>
 │ 原子力規制委員長 田中俊一氏へ
 │   審査書作成の絞り込みを撤回し、辞職せよ
 └────(サヨナラ原発福井ネットワーク )

規制委員会の「審査書案」の作成に進む原発の絞り込みに抗議する。原子力規
制委員会はその委員の構成に、原子力事業者の出身者が含まれているなど判断
の独立性を著しく阻害される危険性が発足当初から指摘されている。

人事面だけでなく委員会の審査自体も到底科学的とは言えない不公正さをはら
んでいる。同じ断層であっても、津波に関しては武村式が、基準地震動に関し
ては入倉式が適用されるというダブルスタンダードになっていることや、機器
の多重故障などを想定していないことなどからも、委員会の審査自体が無効で
あることを強く主張する。福島の経験は曲解され、いかされていない。

奇しくも、推進側である斑目元原子力安全委員長からも「規制委に専門家いな
い」「緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)は相変わらず原発の
近くにある。今事故が起こったとして、対応できるとは思えない」と指摘
(2014.3.6産経ニュースWEB)されていることに、「世界一厳しい基準」と豪
語するなら、この身内と言ってよい班目氏の発言に田中委員長は反論し、疑問
を払拭して身の証を立てなければならない。貴職の判定の結果、多くの人命が
危険にさらされる可能性があるからだ。

「審査書案」の作成に進む原発の絞り込みを撤回し、辞職せよ。


.. 2014年03月17日 08:27   No.704006
++ 堀内美鈴 (小学校中学年)…12回       
規制委の基準を満たした原発でも、事故は起きます−規制庁の回答
 |  100%安全ではなかった「規制基準」、安倍首相の「ウソ」
 └──── (伊方原発50km圏内住民有志の会)(再掲載)

《事故情報編集部より》
 規制委員会(田中委員長)−規制庁の本質は、原発再稼働推進の機関である。その基準は電力会社の抵抗もあり、「最低」であり、かつ「規制委の基準を満たした原発でも事故は起きる」と規制庁は回答している(1月20日規制庁との交渉・回答)。この事実がいまだよく知られていない。3月13日の規制委の優先審査というゴマ化しで九州電力・川内原発が決められたこともあり、再度、規制庁の回答記録を掲載する。この原稿は2月4日(火)発信の地震と原発事故情報(【TMM:No2082】)に掲載されたもので、筆者は愛媛県伊方の堀内美鈴さんです。
 (柳田 真)

○ 1月20日(月)に原子力規制庁との院内交渉集会(再稼働阻止全国ネットワーク主催)に参加した。昨年6月に続く今回の交渉では「原発再稼働についての「立地・周辺地域」の了解」がテーマだった。
 私の住む愛媛県では、四国電力伊方原発3号機(プルサーマル発電)が規制委員会に再稼働を申請し、審査を受けているところだ。
 (中略)
○ 原発立地自治体と周辺住民が原発の再稼働を了解するか否か、それは規制庁の「規制基準」を満たした原発では絶対に事故は起こらないのか?ということにかかっている。昨年7月の愛媛県の伊方原発環境安全管理委員会※の全体会では、委員の一人で伊方町の隣接自治体の八幡浜市議会議長から「新規制基準を満たせば安全と言えるのか?」との質問が出た。しかし、そのとき規制庁から「事故は起こらない」という回答はなかった。そこで、今回の交渉で、規制庁に同じ質問をした。立地自治体住民として、事故の危険性を前提にして再稼働を受け入れることはできないからだ。

○ 質問「規制基準を満たした原発でも事故は起きますか?」
以下、その回答と、当日の交渉で規制庁が答えた内容のあらましである。

規制庁:
「規制基準」を満たした原発でも事故は起きます。この基準は最低のもので、あとは事業者の責任です。規制庁の役割は審査することであり、審査結果と審査過程を国民に丁寧に説明していくまでで、地元了解をとることはしません。地元への「説明」と「了解」は切り離すというのが政治的判断です。政治的判断を含む了解手続きに、規制庁はタッチできません。…放射能の拡散シミュレーション・モデルにも限界があります。その結果、どうするかは自治体と住民、および事業者で判断してください。


.. 2014年03月17日 10:58   No.704007
++ 堀内美鈴 (小学校中学年)…13回       
○ この答えから分かる通り、規制庁には一つ致命的な視点が欠けている。それは、世界最悪の原発災害がいまだ収束していないにもかかわらず、原因究明も総括もしないまま、原発事故が起きることを前提に、最低レベルの基準で原発の再稼働審査をするという、規制庁にあるまじきことをしているということ、何よりもその自覚の無さである。しかも、「住民の了解」に関与しないといっても、自分たちが合格を出した原発で事故が起きれば、多くの生命が被曝に苦しめられ、住む場所を奪われるといった被害が伴うのである。一国の原子力規制機関として、これも全く社会的に受け入れられない。規制庁は、立地自治体とその周辺住民の生命と財産を守るために原子力を「規制する」という最も大切な使命を果たしていないのである。

○ 規制委員会の再稼働へ向けた審査が進んでいる今だからこそ、「基準に合格した原発でも事故は起きる」と規制庁自らが認めたことを、一人でも多くの人に伝えたい。東電福島第一原発事故の収束、原因究明と総括をすることが、原発事故が絶対に起こらないようにするための原子力防災対策である。原発の再稼働審査の前に、規制庁と日本の原子力行政こそ国民の厳しい審判を受けるよう、強く求めたい。
※注)
愛媛県伊方原子力発電所環境安全管理委員会:原子力規制委員会による四国電力伊方原発3号機(伊方町)の再稼働審査を検証する。環境専門部会委員と原子力安全専門部会委員を含む31名の委員で構成

.. 2014年03月17日 11:18   No.704008
++ さいなら原発びわこネットワーク (幼稚園生)…1回       
関西電力株式会社 社長 八木 誠 様
 |  今後の電力発電は、原子力に頼らず行うことを要求致します
 |  2014年3月11日
 └──── 原発から住民の命と安全を守る連絡会

 あの悲惨なフクシマ原発事故から3年が経過します。
 ご承知の通り、既に40年前に、核の専門家高木仁三郎氏は「原子力と人類は共存できない」と指摘していました。
 戦争の目的で開発された「核」を平和利用という名の下に人類と共存できない、原子力発電が開発されました。その結果スリーマイル島・チェルノブイリ・フクシマの大事故を発生させました。
 フクシマ大事故の原因も完全に究明されたわけでなく、核燃料廃棄物(死の灰)は世界中に溢れその処理方法も未だに確立できていません。
 過去原発を推進してきた元首相小泉純一郎氏もその過ちを認め、原発ゼロを訴えています。
 現在大飯原発が昨年9月15日に止まり、以来日本の全ての原発は止まっています。しかし、電力事情は混乱を起こしていません。日本国民・市民の大多数は言葉だけの経済優先より、住民の命と子どもたちの安全を守ることを望んでいます。

 私たちは関西電力に対し次の事項を要求致します。
1 関西電力の原子力発電所 美浜1・2・3号機、大飯1・2・3・4号機、高浜1・2・3号機を永久に停止すること。
2 関西電力は全ての原子力発電所の廃炉計画を速やかに作成実施すること。
3 使用済み核燃料廃棄物(死の灰)から、住民の安全を確保することについて、住民にこれまでの経過と対策・保管状態を逐次知らせること。
4 これまでの被曝労働の実態(正規・非正規社員の比率及び労働条件、被曝状況等)を公にし、現場作業員の健康と生活保障について明らかにすること。
(中略)
賛同団体 3月11日現在 脱原発滋賀☆アクション・上牧行動・原発事故を考える高槻市民の会・市民が求め創るマニフェストの会・原発事故を考える姫路の会・サヨナラ原発福井ネットワーク・若狭連帯行動ネットワーク・子ども達を放射能から守る会長浜

.. 2014年03月17日 11:49   No.704009
++ 山崎久隆 (社長)…402回       
火山噴火の火砕流が川内原発をおそったら・・・
 | 規制委員会は、火砕流が川内原発を「絶対に」襲わないという保証を
 | しない限り、審査を通すことは出来ないはず
 └──── (たんぽぽ舎)
○フジサンケイグループの経済誌「sankeibiz」がネットで川内原発の優先審査について取り上げています。既に新基準「合格」前提のような書きぶりですが、それでも火山について何の対策も無いことなどは記述しています。あまり具体的には報道されていなかった川内原発の危険性は、今後もっと知られなければなりません。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−引用開始
【川内原発】火山対策ほぼ白紙 過去に火砕流到達も
            2014.3.13 19:04

 昨年7月施行の原発規制基準に基づく審査で、初の合格の見通しとなった九州電力川内原発(鹿児島県)は、付近に火山が集中し、過去の巨大噴火では敷地に火砕流が及んだ可能性が高いと指摘されている。だが、規制基準で定める対策は火山の「監視」止まり。原発の火山対策はこれまで手つかずのまま放置されてきたこともあり、具体的対策はほとんど白紙の状態だ。
 数百度の高温ガスが時速100キロで流れ出すような火砕流が原発を襲った場合、防御はほぼ不可能と言える。九電が監視するのは「阿蘇カルデラ」「姶良カルデラ」など。十数万年前以内に巨大噴火を起こし、火砕流が発生した火山だ。
 特に姶良カルデラは約3万年前の超巨大噴火で、広範囲に火砕流が及んだ。この時の痕跡である堆積物は川内原発から3キロ弱で5メートル以上の厚さで確認されており、審査で火山対策を担当した島崎邦彦委員長代理も敷地に及んだ可能性が高いとの見方を示している。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−引用ここまで

○火砕流の警戒をしている「相手」とは、姶良カルデラと阿蘇カルデラの火砕流ですが、これらは敷地に大量の火山灰をもたらしたと思われます。その証拠は隠れもなく多数存在します。
 川内原発を上空から見ると、電源設備は敷地内にむき出しです。これでは火山灰に覆われれば一瞬で使用不能になるでしょう。
 緊急対策として規制庁は、外部電源と代替注水の機能を要求しています。しかしそれは火砕流には無力です。
 海水ポンプを駆動するための外部電源も、非常用ディーゼル発電機も、火砕流に耐えられません。空冷でも水冷でも同じです。摂氏数百度から千度に達する火砕流で、全て燃えてしまいます。屋内であっても同じですが、さらに屋外せっちならさらに脆弱です。

.. 2014年03月18日 11:22   No.704010
++ 山崎久隆 (社長)…403回       
 冷却水を注水する代替注水は建屋の外から消防車のポンプで行いますから、これも火砕流に耐えられる訳がありません。
 最大の問題は、人が生き残れないことです。
 制御室に立てこもったとしても火砕流の直撃に耐えられるとは考えられません。何人かが生き残ったとしても、フクイチ以上に何も出来ません。
 核燃料は建屋が破壊されなくても30分でメルトダウンするでしょう。
 規制委員会は、火砕流が川内原発を「絶対に」襲わないという保証をしない限り、審査を通すことは出来ないはずです。
 規制委員会は、供用期間中に大規模火砕流に襲われる危険性は「ほとんどない」などと言うべきではありません。それでは一体何のために14−15万年前の断層を調べ、40万年前の地震をも調べる対象にするのでしょうか。
 九州のカルデラ火山の噴火は「わずか」7000年(鬼界カルデラ)から30000年前(姶良カルデラ)の出来事です。150,000年どころではないのです。
 噴火は予測できるという見方もあるかもしれませんが、必ず出来る保証などありません。また、仮に1日前に予測できたとしても炉心燃料やプールの燃料を「逃がす」余裕などありません。
 火山噴火が確実に「起こりえない」とする知見でも出すならばともかく、このようなところで原発を稼働させてはならなかったのです。

.. 2014年03月18日 11:28   No.704011


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