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福島原発は地震の揺れによってメルトダウンに至った・津波ではない 真実隠しの東電・原子力学者ら ○ 国会事故調の協力調査員として、田中三彦さんのパートナーとなって事故解析にあたった弁護士の伊東良徳さんから、重大な報告です。 岩波書店の雑誌「科学」2014年3月号に、福島第一原発は、まず初めに地震の揺れによって全交流電源喪失に至った経過が論証され、掲載されました。これが、メルトダウンの真相です。津波は、そのあとに襲ったのです。 ○ 東京電力で原子炉運転の解析などにあたっていた木村俊雄さんも、未公開だった「過渡現象記録装置」のデータを東電に要求した結果、2013年8月にようやく一部公開されました。 岩波書店の「科学」2013年11月号に木村さんが発表した解析結果によると、地震発生から1分30秒前後(津波来襲前)に、最も重要な冷却水の自然循環がなくなっていることが判明し、これは、原子炉につながる小配管の損傷による漏洩しか考えられない、としています。 ○ 東京電力は嘘の上に嘘を塗り固め、福島原発の事故責任者である原子力関連学者たちが、再稼働を可能にするために、この議論を無視していることが、最大の問題です。彼らには、物理学的に、機械工学的にものごとを考える知性というものがまったくありません。この人間たちが原子炉を動かすのですから、次の大事故は目前、日本破滅もすぐのことです。 ○ 伊東良徳さんの「科学」 2014年3月号は、下記で全文が読めます。 福島原発1号機の全交流電源喪失は津波によるものではないという主張の、東電の反論に対する再反論も含めた最新ヴァージョンが、「科学(電子版)」2014年3月号として昨夜公開され、あわせて、私のサイトにも掲載しました。よろしければご一読・拡散ご協力お願いします。
.. 2014年02月26日 08:23 No.697001
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