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東京都知事選(九日投開票)の主要四候補が二日、銀座に顔をそろえた。 党首からタレントまで多彩な弁士も参戦。岐路に立つ「原発」「暮らし」をめぐり、熱弁を振るった。 午後3時半、銀座四丁目交差点。元首相の細川護煕氏(76)が選挙カーの上に立つと歩行者天国が人で埋まった。「今の政治はおかしいんじゃないか」と切り出し、原発再稼働を目指す安倍晋三首相を批判。「原発は命の問題。命に関わる仕事が最優先」と原発ゼロを訴えた。支援する小泉純一郎元総理は「少年よ大志を抱け」の名言にかけて「老人だって大志を抱いていい」と聴衆を沸かせた。 その30分前まで同じ交差点で訴えたのは元厚生労働相の舛添要一氏(65)。「世界一の街にする」と一本指を立てるポーズを繰り返した。初めて応援に入った安倍首相と公明党の山口那津男代表が舛添氏とがっちり握手。安倍首相は景気の回復傾向を強調し「東京の競争力を引き出せるのは桝添さん」、山口代表は「待機児童ゼロを舛添さんにやってもらおう」。 (中略) 歩行者天国では約20台のベビーカーを押すお母さんたちの行進も。前日本弁護士連合会長、宇都宮健児氏(67)の支援者だ。杉並区のNGO職員内田聖子さん(43)は「4月から認可認可保育所に預けて職場復帰したい。安かろう悪かろうの保育所は嫌」と話した。銀座での演説を終えた宇都宮氏は「原発をなくし、緑を守り、保育や教育に力を入れる」と訴えた。 (2月3日 より抜粋)
.. 2014年02月04日 08:42 No.688001
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