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スロー地震 相次ぐ 「巨大」誘発、震源域で発生 揺れなし 断層1日数ミリずれ
ここ十年で見つかった新しいタイプの地震が注目されている。揺れを出さずにゆっくりと断層がずれる「スロー地震」だ。東日本大震災の直前に東北沖で発生し、今月は千葉沖で観測された。南海トラフ地震の震源域周辺でも起きており、巨大地震発生に深くかかわる可能性がある。(中略) 東日本大震災の前にスロー地震が起きていたことも分かってきた。京都大防災研究所の伊藤喜宏准教授は、宮城県沖の海底に置かれた観測装置のデーターから、大震災の二カ月前に深部低周波微動やスロースリップが起きていたことを突き止めた。スロースリップと呼応するように大震災発生の二日前と一か月前にそれぞれM7・3、M5級の地震が起きている。スロー地震が引き金になったのではないかという。(後略) (1月14日より抜粋)
.. 2014年01月24日 10:51 No.680001
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