|
◆「依存度低減」「重要な電源」 再稼働方針は不変 (1月10日より抜粋) 安倍政権の原発政策で矛盾が表面化している。安倍晋三首相や自民党の石破茂幹事長は「原発依存度をできる限り低減させる」と強調するが、昨年末、政府がつくったエネルギー基本計画案では原発を「基盤となる重要なベース電源」と位置付けている。原発再稼動にも突き進もうとしており首相らの言葉は「二枚舌」と批判されかねない。(中略) 政権は、各電力会社が原子力規制委員会に申請した再稼働の審査が終わる見込みの春ごろから、原発を再稼働させていく方針。現在の「原発稼働ゼロ」の状態を転換し、稼働率を高めていこうとしている。 だが、エネルギー基本計画案には自民党内からも「東京電力福島第一原発事故を引き起こした過去の原発政策への反省がない」と批判の声が出ている。連立与党の公明党からも異論が出始めている。 政府は計画案を1月中に閣議決定する方針だったが、ずれ込む可能性もある。
.. 2014年01月13日 07:55 No.675001
|