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■--東電の賠償打ち切り通知
++ 東京新聞 (社長)…510回          

◆「不適切」経産相批判 
 東京電力福島第一原発事故の風評被害に対する損害賠償を、東電が電話や文書による通知で一方的に打ち切っている問題で、茂木敏充経産相は20日の衆院決算行政監視委員会で、「親身、親切な賠償という観点から不適切と言わざるを得ない」と批判した。吉川元衆院議員(社民)の質問に答えた。
茂木経産相は「今後このようなことがないよう適切な支払いを指導していく」と述べた。
 また、東京新聞の報道に東電が自社のホームページで「賠償を一方的に打ち切る対応はしていない」と反論していることについて、茂木経産相は、実際に事前の協議なしに打ち切った事例があったと述べ、「誤解を受ける広報は是正する必要がある」と述べた。(11月21日 より)
.. 2013年11月25日 10:04   No.655001

++ 東京新聞 (社長)…511回       
21日に審査開始 柏崎刈羽原発の再稼働  規制委

 東京電力が再稼働を目指している柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)について、原子力規制委員会が新規制基準に基づく審査会合を21日に開く方針を決めたことが関係者への取材で分かった。
 柏崎刈羽原発は福島第一原発と同じ沸騰水型で、このタイプの原発の審査は初めて。規制委は東電から申請内容の説明を受け、論点や問題点の有無の確認を始める。
 東電は9月に審査を申請したが、規制委は第一原発の汚染水漏れを問題視して東電に改善を指示。審査会合を開かずに、事務的な確認作業を進めていた。(中略) 沸騰水型には事故時に原子炉格納容器の圧力を下げるフィルター付きベントなど、現在審査が進んでいる加圧水型原発には即時設置が義務付けられていない設備があり、審査期間は見通せない。
 また再稼働に必須となる地元の新潟県の同意を得られるかどうかも不透明だ。
  (11月19日 より抜粋)

.. 2013年11月25日 10:25   No.655002
++ 東京新聞 (社長)…512回       
自民脱原発若手 東電破綻を要求  議連勉強会

 自民党の脱原発を主張する議員らでつくるエネルギー政策議員連盟(代表世話人・河野太郎衆院議員ら)は20日、東京電力の分社化に関する勉強会を党本部で開き、若手から東電の破綻処理を求める声が相次いだ。
 安倍晋三首相は福島第一原発事故収束や電力の安定供給を担わせるとして破綻処理に否定的だが、党内から異論が示された。
 会合で出席者からは「民間企業なのだから破綻させない理由はない。(存続させれば)自民党が国民から見放される」「会社更生法を適用すべきだ」などの意見が出た。
出席議員は約10人だったが、会合を呼び掛けた秋本真利衆院議員は「何倍もの同志が関心を持っている。破綻処理を進めるべきだ」と訴えた。
             (11月21日 より)


.. 2013年11月27日 14:20   No.655003
++ 茨城新聞 (大学生)…89回       
蒸気排出 残る不安  設備設置に住民らの心配
 東電柏崎刈羽 本格審査入り−規制委

○ 一部放出
 「ベント設備を通しても一部の放射性物質は放出される。避難計画を自治体と協議したい」。同原発の新井史朗原子力安全センター所長は10月22日、工事を公開した報道陣の前で強調した。(中略)
 東電によると、格納容器内の蒸気を水に通し、放射性ヨウ素など粒子状の放射性物質を千分の一程度に減少させる仕組み。しかしキセノンなど希ガスと呼ばれる気体状放射性物質はそのまま放出される。新基準は過酷事故時の放射性ヨウ素や希ガスによる放射線量の制限値を設けていない。
○ 健康に影響
 泉田裕彦知事は6、7号機の規制委への審査申請を承認したが、東電の広瀬直己社長との会談では「7号機から放射性ヨウ素がすべて放出された場合、 ベント設備を使用しても原発敷地境界で約260ミリシーベルトの被ばく量が生じる」との県の試算を示し、「健康に影響がある」と批判した。
 広瀬社長も、希ガスも合わせて試算すると全身の被ばく量は「かなり大きな数字になる」と認めているが、試算結果は公表していない。
○ 耐震性
しかし地下式設備の強度に疑問の声もある。元原子力プラント設計技術者の後藤政志氏は「地下に埋設したから地震で絶対に壊れないと言えるのか」。
「格納容器の爆発を防ぐにはベント設備に頼らず、容器自体の構造強化など、設計から見直すべきだ」と新基準の問題点を指摘している。
 (11月22日 より抜粋)

.. 2013年11月27日 14:34   No.655004
++ 東京新聞 (社長)…513回       
建屋にまだ燃料3246体 取り出し計画は未定  福島5・6号機廃炉へ

 東京電力福島第一原発5、6号機の廃炉に向けた検討が最終段階に入った。両機は重大事故を免れたものの、原子炉建屋内に計3246体もの核燃料が残されている。これらが全て取り出されれば危険性が減り、建屋の活用にもつながるが、具体的な取り出し計画は未定だ。(中略)
 事故当時に定期検査中だった5、6号機は、原子炉内に核燃料が入ったまま。6号機は先月、使用済み核燃料プールに移し始めたが、5号機の計画は未定。プールに移したとしても核燃料は当面、建屋内に残る。
 プールは地上30メートルを超える高さにある。事故で3,4号機のプールが冷却機能を失った際は注水が難航。自衛隊ヘリや高圧放水車を総動員して危機を逃れたが、建屋上部に大量の核燃料があり続ける危険は大きい。(後略)
  (11月21日 より抜粋)

.. 2013年11月27日 14:51   No.655005
++ 出典月刊誌『選択』 (幼稚園生)…1回       
血税吸い込む「汚染水特措法案」−結局は東電救済案
政治家の目先の手柄争いで国費が湯水のごとく使われてはたまらない。

 宰相が国際社会に発した「ウソ」を「誠」に変え、ゾンビ社会延命のために血税を注ぎ込む法案の準備が自民党内で進んでいる。党資源・エネルギー戦略調査会長の山本拓が手がけている「汚染水特別措置法(仮称)案」だ。漏れ出す汚染水の封じ込めを、東電ではなく、国の直轄事業等として行えるようにするという内容である。
「嘘」とは、首相安倍晋三がIOC総会で汚染水問題について「状況はコントロールされている」と述べたことだ。そればかりか、東京五輪までの汚染水問題の収束を事実上の国際公約としている。
「結局は東電救済策」
問題は国費の投入の仕方だ。安倍の発言の「穴」が露呈すれば、政権失速の引き金となりかねない。安倍側近を辞任する自民党政務調査会長高市早苗は危機感を募らせ、夫の山本に特措法案作りを求めた。が、反応は芳しくない。他の重要法案との兼ね合いや、補助金の枠組みを超えた関与は無用だという考えが少くないからだ。
 賠償、廃炉、除染も含めて事故処理全体に必要な措置の中で国の関与の度合いを決めるべきで、汚染水だけを切り離す手法が妥当かという批判もある。「時限立法とし、際限なき国費は投入しない」という説明も、汚染水問題の推移を振り返れば説得力を欠く。大昔に小川だった場所に立地していたがために地下水の流量が多いと分かったのは最近だ。凍土壁のようなアイディアは海外メディアから「SFの世界」と揶揄される現状で、国の直轄事業化でどれだけの血税が吸い込まれるか分からない。「結局は東電救済策」との見方も強く、「山本・高市夫婦の動きは重要閣僚での入閣狙い」と動機を疑う声もある。が、「原発銀座」の福井県が選挙区で、党県連会長でもある山本の「やる気」をないがしろに出来ない事情がある。
 政治家の目先の手柄争い
額賀は額賀で、別の特措法案を検討している。賠償、廃炉、除染まで国が前面に立つ内容だ。国費投入で東電は経営破綻を免れても、国民負担は増す。「もともと福島救済の考えが強かったところに財務省の抵抗と山本のスタンドプレーが加わり、額賀が頑なになった」と関係者は指摘する。
そもそも発生から2年も経て、汚染水が新たな大問題のごとく扱われること自体、不思議だ。

.. 2013年11月27日 15:01   No.655006
++ 出典月刊誌『選択』 (幼稚園生)…2回       
これは民主党の責任が重い。事故当時の民主党政権の首相補佐官、馬淵澄夫の証言だと、東電は債務超過を恐れて、遮水壁建設を先送りした。この時、国が代わりに作る発想が無かったのは、完成後は東電の資産となる構造物に税金を使えないと考えたからだ。そこに危機管理意識の乏しさがある。
 とはいえ、今や自体が一企業の手に負えないことも明白だ。廃炉を含め国の息長い関与が避けられないからこそ、政治家の目先の手柄争いで国費が湯水のごとく使われてはたまらない。
(11月号より抜粋)


.. 2013年11月27日 15:09   No.655007
++ 東京新聞 (社長)…514回       
原発事故隠される アリバイに使うな (国家の秘密)
  福島で公聴会 住民らデモ

 「福島をアリバイに使うな」「情報を隠さないで」。25日に福島市で開かれた、特定秘密保護法案を審議する衆院国家安全保障特別委員会の初めての公聴会。会場のホテル前では、東京電力福島第一原発事故で被害を受けた福島県の住民らが法案に反対するデモを行い、公聴会に入れない人らが怒りの声をあげた。(中略)
 原発事故で飲食店を廃業した無職武藤類子さん(60)=福島県三春町=は「法案は原発事故の真実を隠す」と書かれたプラカードを持参。けさ自宅で作ったという。「今でさえ原発事故がどのように起きたか真実がわからないのに、法案ができたらどんどん隠されていってしまう」
 会場の傍聴者席は50席。傍聴券が必要と知らない人も多く、席は半分ほどしか埋まらなかった。会場に入れない福島市野田町の佐々木慶子さん(71)は「公聴会は広く国民の声を聴く場所のはず。福島でも1000人以上入れる会場はいっぱいあるのに」と衆院事務局員に詰め寄った。(後略)(11月25日より抜粋)

.. 2013年11月27日 16:40   No.655008
++ 茨城新聞 (大学生)…90回       
東電融資4.5兆円突破へ 金融機関、来月5000億円供給

 東京電力に対する日本政策投資銀行や大手銀行、地方銀行などの実質的な融資残高が、年内にも4兆5000億円を突破することが20日、分かった。東電は12月に新規で3000億円、借り換えで2000億円の資金供給を要請する予定で、金融機関は応じる方針。一般の事業会社に対する融資残高では過去最大とみられ、各行の債権管理が一層難しくなりそうだ。(中略)
 大手銀行は12月の資金供給でも私募債方式を活用する予定。私募債は担保付きの社債で、経営破綻した場合、優先して担保を回収できる。(中略)
 一方、20日の衆院経済産業委員会では「原発事故の賠償より金融機関の債権が優先されるのは、被害者の理解が得られない」(共産党の塩川鉄也議員)と批判が出た。
 金融機関は11年3月の原発事故直後に2兆円規模の緊急融資を実行。12年8月には、私募債の引き受けによる新規の2000億円を含む計7700億円の資金供給を実施した。 (11月21日より抜粋)

.. 2013年11月27日 16:49   No.655009
++ NHK NEWS WEB (幼稚園生)…1回       
柏崎刈羽原発「条件付きは認可せず」

 新潟県の柏崎刈羽原子力発電所で事故の拡大を防ぐ装置を巡り、東京電力が「地元自治体と協議し了解を得たあと運用を始める」と条件を付けたことについて、原子力規制委員会の田中俊一委員長は、条件が付いている現状では運転再開の前提となる安全審査で認可をしないという考えを示しました。
 東京電力・柏崎刈羽原発の6号機と7号機を巡っては、事故の際に放射性物質の放出を抑えながら格納容器の圧力を下げる「フィルターベント」という装置を設置することが、原発の新たな規制基準で義務づけられています。
 これについて地元の新潟県が「放射性物質を薄めるとはいえ、環境中に放出する設備だ」と主張したことから、東京電力は、ことし9月、安全審査の申請をした際に「新潟県など地元自治体と協議し了解を得たあと運用を始める」と条件を付けています。
 規制委員会の田中委員長は27日の記者会見で、「地元との前提条件の下で認可することはない」と述べ、条件が付いている現状では運転再開の前提となる安全審査で認可をしないという考えを示しました。
 柏崎刈羽原発を巡っては、今月21日に初めて開かれた規制委員会の審査会合でも、質疑がフィルターベントに集中していて、今後、東京電力が装置の運用を巡る地元との協議で難航した場合、安全審査の遅れにつながる可能性が出ています。(11月27日より)


.. 2013年11月29日 12:10   No.655010


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