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安倍政権の陰謀−困惑しつつ… | 新聞記事及び「プロメテウスの罠」から読み取る └──── (たんぽぽ舎ボランティア)
(1)1962年、原子力委員会の報告書「…地下水、人口の分布状況などからみて、放射性廃棄物の土中埋没による処分は禁止すべきである」 →はっきり地層処分を否定した。 (2)2012年9月、日本学術会議が処分場実現の検討について「万年単位の将来を確実に予測するのは困難。技術が確立するまで、埋めずに管理すべきだ」と結論。 →「埋めずに管理」 (3)2013年9月20日、高レベル放射性廃棄物の処分方法、経産省見直し。地中に捨てる際、“回収できる可能性”を残す案をまとめた。処分地の確保につなげる狙いか。 →「回収できる可能性」という言葉がポイントです。 (4)2013年10月29日、経産省は地層処分について技術的な「信頼性」を「再評価」する作業部会をスタートさせた。
○コメント:小泉元首相の発言を待たずとも、使用済み核燃料の問題は、各電力会社も、実は困っている。全量再処理神話は破綻した筈なのだが、一つ一つの記事を時系列に並べると、ある狙いが垣間見えてきませんか? (1)はっきり地層処分を否定。(2)「埋めずに管理」→これではまずい! そこで、(3)「…可能性」という希望の言葉で最終処分場にはなりませんよというメッセージを送る。 そして(4)の「再評価」へ。 (5)として、2013年10月29日、自民、公明、民主3党の原発容認派の国会議員有志が、「核のゴミ」の「最終処分の在り方」を議論する議員連盟を近く設立する、 ときました! どんな「在り方」を議論するのやら?
.. 2013年11月22日 11:23 No.653001
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