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昨日、三浦大介氏(77歳、父親が満洲国関東憲兵司令官)のご案内で、サイトウ良氏(72歳)の個展を東京・銀座で見学させて頂きました。十数年前にも拝見させて頂いたことがあるのですが、改めて作品の素晴しさに感嘆した次第です。 サイトウ(本名、齋藤)氏の技法は、版画の「シルクスクリーン」というものに属するそうですが、その技法の詳しい内容は下記※を参照して頂くとして、私には厚紙で出来たような立体感のあるものとして感じられました。 また氏は、作家としては「抽象画家」に位置付けられているとのことで、青を基調としたスケールの大きい宇宙的な抽象画は、その透明感と相まって人を惹きつけるものがあります。また富士山をモチーフにした絵も多く、今度の東京オリンピックに向けて観光客に大いにアピールできる作品ではないか、と思いました。 ご本人も、それを意識して「70代になってから、青をどう使えば良い富士山が描けるか判って来た。大作家の多くは70代で代表的な作品を作っているので、私もそうしたい」と張り切っておりました。 今後とも、サイトウ氏の益々のご活躍を期待して、国際的にも高く評価されている氏の作品12点を添付します。 (^-^)M・S
.. 2013年11月13日 06:39 No.648001
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