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■--礼華ニッポン
++ 島田守康 (課長)…164回          

昨日、三浦大介氏(77歳、父親が満洲国関東憲兵司令官)のご案内で、サイトウ良氏(72歳)の個展を東京・銀座で見学させて頂きました。十数年前にも拝見させて頂いたことがあるのですが、改めて作品の素晴しさに感嘆した次第です。

サイトウ(本名、齋藤)氏の技法は、版画の「シルクスクリーン」というものに属するそうですが、その技法の詳しい内容は下記※を参照して頂くとして、私には厚紙で出来たような立体感のあるものとして感じられました。

また氏は、作家としては「抽象画家」に位置付けられているとのことで、青を基調としたスケールの大きい宇宙的な抽象画は、その透明感と相まって人を惹きつけるものがあります。また富士山をモチーフにした絵も多く、今度の東京オリンピックに向けて観光客に大いにアピールできる作品ではないか、と思いました。

ご本人も、それを意識して「70代になってから、青をどう使えば良い富士山が描けるか判って来た。大作家の多くは70代で代表的な作品を作っているので、私もそうしたい」と張り切っておりました。

今後とも、サイトウ氏の益々のご活躍を期待して、国際的にも高く評価されている氏の作品12点を添付します。

(^-^)M・S
.. 2013年11月13日 06:39   No.648001

++ 島田守康 (課長)…165回       
今回は美音の極致二点と、映像美の極致一点をご紹介します。

一人目は、イギリスのオーディション番組に参加したアミラ・ウィライアージちゃん(9歳)ですが、歌う曲を聞かれてオペラを告げたところ、大人の玄人でも難しいので誰もまとにも歌えるとは思っていませんでした。ところが歌い始めると、その透き通るような美声に誰もがビックリ、終わったら、その「超絶歌唱力」に観客総立ちの絶賛。私も自然と涙が溢れて来ました。

もう一人は、日本人の森 光弘さん(31歳)の「ハンドフルート」と命名した手笛ですが、その超絶テクニックによる音色は今までに聴いたことがない透明さで、こちらも涙が溢れました。この二人の音楽領域は、まさしく「神の領域」ではないでしょうか? どうか並み外れたお二人の音楽を最後までお聞き下さい。

三人目は、ノルウェーの写真家が、世界遺産に登録されているスペイン最高峰のテイデ山(3718m)から微速度で収めた映像です。こちらは静かなピアノ音楽を背景に、大地と天空の刻々変化する地球美を映し出しています。

最後に、好きだった「はにかみお姉」島倉千代子さん(75歳)のご冥福をお祈り致します。彼女の苦労の一生にも、涙、涙です。

(^-^)M・S

.. 2013年11月15日 13:50   No.648002
++ 島田守康 (課長)…166回       
本日、東京都の「大田区あれあいフェスタ」に行ってきました。友人のジャパン・バングラデシュ友好協会のワセック・チョウドリ会長(38歳)が出店していたからです。天気には恵まれたのですが、人出は例年二日間で約35万人だそうですが、今日は昨年に比べ半数以下のように感じました。

私が初めて参加した昨年は、設営された四会場を回ったのですが、今回はチョウドリ氏が出店している国際交流広場だけにしました。友好協会の昨年の出店物はカレーライスとタンドリーチキンでしたが、今年はバングラから仕入れたバッグの革製品でした。

仕入品は、バングラの高級ブランド品「JOYA(ジョヤ)」で、今年はホームページも作って売り出しています。ブランド品だけあって、素人の私が見ても高級感に溢れています。

      ▼JOYAのHP こちら

飲食店が大半を占めるイベントに、高級バッグとは少し違和感がありますが、「民族の特色の売り」としては「在り」かなと思います。最後の写真に写っている女性(右端)が高級バッグを一点購入してくれて、二日間のシャバ代3000円は確保できたとのことです。

今回の出店には、チョウドリ氏の居酒屋の職場仲間である田端さん(24歳)という若手が手伝いに来てくれて、販売に一役買ってくれました。

この国際広場には昨年と同じメンバーが集い、今回はその人々の紹介は省略しますが、インド人のタパ・シ・ビさん(54歳)は、今回は息子夫婦が手伝いに来て、昨年のような「閑古鳥が鳴く」惨めな光景はありませんでした。人見知りするシャイさは、相変わらずでしたが……。

また浜辺では昨年と同じ、「甲冑の会」が戦国合戦を演じていました。二人対決で優勝した米国人も居て、今年は3名の女性が参加していたことが新味でした。

イベントでは「大森おはやし会」の小学5年生が演じる獅子舞が人気を呼んでいました。見染められて、“いの一番”に頭をかじられた私などは、頭が急に良くなったような気がします(紹興酒の酔いで……)。

.. 2013年11月17日 09:53   No.648003
++ 島田守康 (課長)…167回       
この機会に、ジャパン・バングラデッシュ友好協会のHPも覗き込んでみて下さい。

     ▼日・バ友好協会のHP こちら

(^-^)M・S

.. 2013年11月17日 10:02   No.648004
++ 島田守康 (課長)…168回       
前回の大田区のイベントで、昨年は「閑古鳥が鳴いていた」インド人のタパ・シ・ビさん(54歳)のお店ですが、今年は息子さん夫婦ら親族の参加と張り切りもあり、出店者の中では一番繁盛していました。一族の協力がいかに大事かを知らされる一件ですが、彼の名誉のために付け加えておきます。私も、ここでカレーとナンを食べましたが、日本人の舌に合っていて、とても美味でした。

また、子供達が逃げ回る中、何のことだか判らない犬だけが素直に子獅子にかじられた風景は、周囲の爆笑を買い、最も面白かった場面でした。犬と言えば、あの東日本大震災で1週間も離れ離れになった子犬が家族の娘さんと再会した時の両者の嬉しがる表情は、何と言えず印象的でした。私の好きな“ワン”シーンなので、再録します。

なお、私の仕事の古巣=国際自然医学会の月刊『自然医学』(今月15日発行)誌上に、長年お世話になった松本英聖先生(国際技療保健学会会長、84歳)への追悼文が載りました。ちょっと長いですが、下記に転載します。近く、この掲載誌を持参して、ご自宅へ焼香に伺う予定です。

(^-^)M・S

.. 2013年11月20日 05:45   No.648005
++ 島田守康 (課長)…169回       
ご承知のように、本日、キャロライン・ケネディ氏(55歳)の大使就任の捧呈式が行なわれました。

私は彼女が馬車パレードの出発点の明治生命館(元GHQ本部)から二重橋を渡って皇居に入り、そして同所から出てきて戻るまでの模様をカメラに収めました。

42年前は、アメリカの圧倒的な軍事力下、沖縄からのベトナム爆撃に反対して「反米デモ」に参加した自分が、今日、「新大使歓迎」に身を置いていることに、何とも言えない時代の変化(日米の国力低下と中国・南北朝鮮の伸長など)を感じたわけですが、ともかく民主党政権で揺らいだ日米同盟の再建に、私はうってつけの人物を得たように思います。なぜなら、彼女は父ジョンF・ケネディ大統領(46歳)の暗殺から50年の節目、そして訪日悲願の遺志をきちんと継いでいるからです。

キャロライン氏に対して「外交経験がない」「政治力が未知数」などと不安がる声を耳にしましたが、彼女は王室がないアメリカではプリンセス的な存在なので、私はそのような人物を外交官レベルに落とす必要はないと考えます。政治力の不足分は公使や補佐官が穴埋めすれば良いことで、私は彼女の本当の役割は「4年間の任期を全う後、全世界に親日的な情報を発信してくれることにある」と思っています。そのためには、なるべく多くの日本人と親交を持って頂きたいと思っています。

ここで大事なことは、ケネディ家に付きまとう悲劇です。彼女が大使の任期中には、この日本で一切の暗殺、飛行機事故など人身事故を起こしてはならない、ということです。何しろ、彼女の「親日的一言」は今後、どんな人物の百言、万言に勝るものとして響き渡ることでしょうから……。

本日の警備陣はSPを含めみなジョークを言い、信じられないほどソフトタッチで、まさしく42年前に悲壮感を以って対峙した当時とは隔世の感でしたが、これから彼女の行き先は、どこでも警備は厳重を期さねばならないと思います。

ともあれ日本は今年、出雲・伊勢遷宮の奇縁により、とても良い機縁をまた持ちえたと思います。

(^-^)M・S

.. 2013年11月20日 11:43   No.648006
++ 島田守康 (課長)…170回       
昨夜、日本会議中野支部の主催で「安倍晋三内閣を応援する夕べ」が、中野サンプラザで開かれました(参加者約250名)。

主催した支部長は弁護士の内野経一郎氏(77歳)で、石研の会員で人権派弁護士だった後藤昌次郎先生(享年87歳)を「弁護士界で唯一尊敬している」と語っている人です。

会合では、加瀬英明・日本会議代表委員(77歳)の講演があり、「安倍内閣は、日露戦争で東郷平八郎大将が掲げたZ旗に相当する。Z旗とは敗れれば後が亡い悲壮な覚悟の象徴で、まさしく国難を突破するには国民挙げて安倍内閣を応援し、支持して行くしか途は無い」という主旨でした。

もう一人の演者は、5人居る総理補佐官の一人、木村太郎・衆議院議員(48歳)で、総理の代理として各国首脳に「首相親書」を手渡してきたことなどを話しました。

乾杯の音頭は、松本文明・衆議院議員(総務大臣政務官、64歳)で、無防備な日本に秘密保護法の必要性を語りました。参加者には安倍総理の出身校=成蹊高校の先輩、行徳哲男氏(80歳、日本経営合理化協会顧問)らがおり、氏は安倍総理に「賞味で一番おいしい“人間味”になれ」とエールを送りました。どんなに美味しい料理も食べれば一瞬の出来事だが、人間味は生涯に付きまとう味で、そうした人間味溢れる人物には千客万来、誰からも親しまれるという意味でした。

また本メールの読者のお一人、坂井洋一氏(60歳)は、同じく成蹊高校のつい最近の同窓会で記念写真を撮ってきました(右側の人です)。氏によると、隣りクラスの安倍生徒はまじめで目立たなかったそうですが、「岸総理の孫」ということで別格的存在だったとのこと。坂井氏は今、スサノオの命の映画作りをしていますので、この件は別の機会にご紹介したいと思います。

ところで、私は安倍総理の仕事では、彼が内閣官房副長官時代に政治大学校用テキストの校正を手掛けたわけですが、その他の自民党議員では既報の4名のほかに、弁護士の丸山和也・参議院議員(67歳、早大法卒)がいます。

.. 2013年11月24日 07:33   No.648007
++ 島田守康 (課長)…171回       
私の仕事は、彼が6年前に初当選した直後の講演録の校正でしたが、最近、彼は中国漁船長の釈放問題で、時の内閣官房長官だった同じ弁護士の仙谷由人(67歳、東大法中退)を東京地裁に告訴しました。理由は、ご承知のように、「あんないい加減な人の、いい加減な発言」と応えた仙谷発言に対する名誉棄損です(以下、敬称略)。

事の詳細をここに再録すると、2010年9月7日に発生した尖閣諸島領海内での中国漁船衝突事件で、10月18日に二人が電話で会話した際、丸山が「船長は判決を受けてから送還なりすべきだった」と意見したのに対し、仙谷は「そんなことをしたらAPEC(アジア太平洋経済協力) が吹っ飛んでしまう」と応え、「釈放は国家の大きな損失。日本は中国の属国になっていくのでは」との丸山の懸念に対し、仙谷は「属国化は今に始まったことではない」と応えたというものです。

この会話を丸山が公表後、「そのような会話をした記憶は全くない」と仙谷はウソぶき、丸山の主張を全面否定、海上保安庁による現場映像の公開にも反対を主導したことは、ご承知のとおりです。

ところが、11月5日に事件の映像がyoutube上で公開され、これによって国民は衝突が中国船長の意図的なものであることをハッキリと知ったわけですが、公開者のIDが「sengoku38」となっており、これは明白に仙谷を揶揄するものでした。この映像を暴露した勇気ある投稿者の元海上保安官、一色正春氏(45歳)については、昨年9月12日の本メールでご紹介したとおりです。

「釈放の判断は検察の手続きの中で決められたことで、政治介入は一切していない」と頑なに釈明してきた仙谷由人ですが、遂に今年の9月24日、自分が政治介入した事実を告白しました。菅 直人・首相、前原誠司・外相不在時のこの大不祥事に、「鼻くそ仙谷」「日本国民を危険に晒した売国奴!」との罵声が浴びせられて当然のことです。

私もこの時は、小沢一郎の件に続き、ハラワタが煮えくり返ったものです。幸い、徳島県民は今回の選挙で仙谷を落選に追い込み、民意が正しく反映されたわけですが、自身の学生運動を総括もせず、中国の文化大革命を礼賛するなど以ての外です。「ウソつきの鉄火面」「最悪の政治屋」仙谷の顔を見ると、私は今でも「胸くそ」が悪くなります。

(^-^)M・S

.. 2013年11月24日 07:46   No.648008
++ 島田守康 (課長)…172回       
前回の弁護士に関連して、私は15年前の『永久平和』誌に「正木ひろし弁護士と石原将軍」と題する一文を書いたことがあります。これは戦前の官憲による不当な人権蹂躙に、共に憤慨かつ完全なる撤廃を求めていた二人の繋がりをご紹介したものですが、その精神が、戦後は後藤昌次郎氏や内野経一郎氏などに繋がっているわけです。

今回は、「満鉄会」に問い合わせた返事の内容について、ご紹介します。

私が主宰していた同人誌『まほろ』の同人の一人に、かつて「満鉄会」の専務理事・野中六郎氏がおられました。私が石原莞爾将軍に関心があると申したところ、氏は「実は、私が昭和11年(1936年)に入社した時、石原重高・総裁室人事課長から辞令を頂いたんです。彼は石原将軍の従兄弟でした」と語ったのです。

このことは、いつか詳しく聞こうと思っていたのですが、『まほろ』の休刊と共に人的交流も途絶えてしまい、そのままになってしまったのです。ところが昨年10月に「満鉄会」の解散を耳にした時、この件は会が解散前に聞いておかねばと思って事務局に連絡を入れたところ、出た人物の対応が悪かったため、諦めたのです。しかし、会は「満鉄会情報センター」と改称して3年間は存続すると聞いたので、今回、改めて問い合わせたものです。

まず、当時、専務理事だった野中六郎氏は平成11年(1999年)から3年間、理事長を務め、平成17年(2005年)に93歳で亡くなられたことを知らされました。野中氏は、満洲国の崩壊時に、京図線・敦化(トンカ)の駅長を務めており、列車に満載し南下してきたソ連軍兵を真っ先に出迎えた人です。到着時、ソ連兵がめぼしい日本人を射殺する寸前、野中氏は必死のロシア語で説得し止めさせたのですが、その時や引き揚げ時までの収容所生活の体験談を、私は次に載せる原稿として預っていながら、掲載が実現できず心残りでした。

そのため今回、この原稿について尋ねると、「満鉄会の分厚い体験集に載っているようだ」とのお話で、一安心しました。氏は東京外大ロシア語学科出身で学識があり、虚無僧のような立派な方でした。ご冥福を心よりお祈り致します。なお、勤務地の敦化ですが、ここは満州皇族の発祥の地とされ、またソ連軍侵攻直後に発生した大量の強姦事件の地としても知られています。

.. 2013年11月27日 16:14   No.648009
++ 島田守康 (課長)…173回       
昨日、日本版NSC「国家安全保障会議」が成立しました。対中危機が深まるなか、特定秘密保護法と併せて、ようやく体制整備の一端が出来上がりました。

この件に関連して、私は今から11年前、当時、自民党の衆議院議員だった滝 実氏(現在75歳)の著書『一人ひとりを大切にする国家――危機管理の原点を求めて』(日本法制学会、2002年)を手掛けたことがあります。この本の内容は、表紙の帯にあるように「原子炉事故、テロ、災害などの有事にどのように立ち向かうのか」というもので、そのお手本としてアメリカのFEMA(合衆国連邦緊急事態管理庁)の危機管理方法を紹介したものです。

滝氏は、阪神淡路大震災時の消防庁長官で、この震災救援では陣頭指揮を執り、その経験を踏まえて同年の暮れ、『阪神大震災の熱く長い一日』(日本法制学会、1995年) という著書を出されました。

私は11年前、上記の本を担当し際、正直言って、日本にアメリカのような危機管理の専門組織ができるとは思いませんでした。というのは、滝氏が自民党の当選一回生でまだ発言力は低かったし、その後、氏は小泉内閣の郵政民営化に反対して脱党、その後、新党日本、民主党と転々としたからです。最終的に野田内閣で法務大臣になりましたが、民主党政権下でも滝氏自案の危機管理が何ら活かされなかったことは、ご承知のとおりです。

マスコミは大きく報じませんでしたが、あの東日本大震災時に、菅政権は法定の「安全保障会議」や「中央防災会議」などを開かず、法的措置ができない本部や会議を乱発させたことは、これまたご承知のとおりです。

こうした状況を考えると今回、安倍総理の主導の下、「国家安全保障会議」が新たに設置されたことは画期的なことです。今度の内容は、従来の国内的な危機に加えて、対外的な防衛対処に重点が置かれているからです。また会議は事件発生時だけ開くものではなく、2週間に一度と定例化し、その事務局も常態化させたことです。

滝氏は、昨年の衆議院解散を機に引退しましたが、私が出版に関わった6人の国会議員の中で、私に直接連絡を寄こして「エラばらず」好感がもてたのは、滝氏が一番でした(安倍総理だけは面談していません)。

  ▼滝 実氏のHP こちら

なお、私はその後、滝氏の娘さんの出版の件で、校正と表紙案を手掛けましたが、最終的には「自分の原稿にまだ満足できない。時期尚早」として出版を先送りされました。原稿だけで、お目にかかれなかったことが残念です。

(^-^)M・S

.. 2013年11月29日 08:00   No.648010


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