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■--住民の被ばく回避前提
++ 東京新聞 (社長)…486回          

  福島事故の検証が先
 柏崎刈羽 安全審査了承の新潟知事
 (10月25日より抜粋)

 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり、安全審査申請を条件付きで了承した同県の泉田裕彦知事が本紙のインタビューに応じた。県はフィルター付きベント(排気)設備の運用に、県や立地自治体の避難計画との整合性を求めており、知事は「避難計画で対応できないと分かれば、了承は無効になる」と強調し、早期再稼働に否定的な見方を示した。
 (中略)知事は「福島第一原発の事故の検証なくして再稼働の議論はできな」とする考えに変わりはないと主張。多くの立地自治体は、安全審査をクリアすれば安全を確保しているとする立場だが、知事は「住民の被ばくをどうやって避けるかが事実上欠落している」として、あらためて新規制基準の不備を批判した。(後略)
.. 2013年11月01日 11:46   No.640001

++ 茨城新聞 (大学生)…83回       
東電の除染費免除検討  支払い、4700億円に限定 経産省
 (10月29日 より抜粋)

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染費用をめぐり、経済産業省が、東電の支払い義務をこれまでの実施分約4700億円に限定し、今後実施される除染や中間貯蔵施設の費用は免除する案を検討していることが28日分かった。東電の経営再建へ向け、負担軽減を図るのが狙い。
 だが環境省や財務省では、東電の全額負担を明記する特措法の改正が必要として慎重論が強く、東電救済のための国費投入は反発が出るのが必至だ。
(後略)

.. 2013年11月01日 12:05   No.640002
++ 東京新聞 (社長)…487回       
原発輸出 首相推進を鮮明に  企業連合、トルコ受注合意
 (10月30日より抜粋)

 安倍晋三首相は29日夜(日本時間30日未明)、トルコのエルドアン首相とイスタンブールで会談した。
 これに先立ち、三菱重工業などの企業連合体はトルコ政府と原発建設受注で合意。会談後の共同記者会見で安倍首相は「原発事故の経験と教訓を共有することで、世界の原子力安全の向上を図ることは日本の責務だ」と述べ、原発輸出を推進する姿勢を鮮明にした。(後略)

.. 2013年11月01日 12:31   No.640003
++ 東京新聞 (社長)…488回       
◆「原発事故の現状を知って」 山本議員 手紙で「直訴」 園遊会

○ 東京・元赤坂の赤坂御苑で31日に行われた園遊会で、天皇陛下に直接、手紙を手渡した山本太郎参院議員は、同日夕に参院議員会館で記者団の取材に答えた。(中略)
 山本氏によると、手紙は前日に書いたという。この日は、招待者に声をかけながら会場を回られる天皇陛下を列の中に交じって待ち、直接手渡した。(中略)
 山本氏は、天皇の政治利用ではないかとの質問に「政治だとかいう問題ではなく、それ以前の問題。この国では命が切り捨てられようとしている現実があり、この先この国がどうなっていくのかということを憂いて、その気持ちがあふれた」と話した。(後略)

○ 政治利用当たらぬ 横田耕一九州大名誉教授(憲法学)の話

 (前略)「天皇の政治利用」は政府などによる行為を指し、今回のケースは当たらないだろう。突然手紙を差し出すのは儀礼を欠くが、憲法上の問題はないと思う。(11月1日より抜粋)

.. 2013年11月02日 08:31   No.640004
++ 東京新聞 (社長)…489回       
原発推進派は「無責任」 小泉元首相が批判

 小泉純一郎元首相は31日、都内で講演し、原発から発生する使用済み核燃料などの最終処分場建設が進まない現状について「原発推進論者は『処分場のめどをつけるのが政治の責任だ』と言うが、日本は独裁国家ではない」と推進派を批判した。
 小泉氏は、処分場建設に同意する見込みのある自治体がない以上、建設は不可能との考えを強調。原発推進派が自らの原発ゼロ発言を批判していることに「できると思う方が楽観的で無責任だ」と反論した。
 さらに「後ろ向きの処分場建設に莫大な資金や労力を投入するより、地球に無限にある自然エネルギーに投入した方が建設的だ。決めるなら早い方がいい」と安倍政権に政策転換を促した。
 政界復帰については「2度と国会議員に戻る気はない」と重ねて否定した。
 (11月1日より)

.. 2013年11月02日 08:44   No.640005
++ 東京新聞 (社長)…490回       
◆「日本で核兵器製造可能」 外交文書公開
  再処理燃料で 77年、米が見解伝達

 1974年のインドの核実験を受け、核不拡散政策を強化したカーター米政権が77年、日本の外交当局に対し、日本が導入してきた軽水炉から出る使用済み燃料を再処理した「原子炉級プルトニウム」でも核兵器はできるとの見解を伝達していたことが30日、外交文書から分かった。
 日本の原子力界は長年「原子炉級プルトニウムは爆弾にするには非常に具合が悪い」(今井隆吉・元原子力委員会参与)としてきたが、米国が早くから日本の原子力ムラの「通説」を否定していたことが判明した。米国は当時、東海再処理工場(茨城県)の稼働に反対しており、その背景を物語っている。(後略)
  (10月30日より抜粋)

.. 2013年11月02日 09:23   No.640006
++ 日本海新聞 (幼稚園生)…1回       
反原発の市民団体、再稼働条件で要望 島根原発

 10月28日、松江市の島根原発2号機(中国電力)の再稼働に関し、反原発市民団体が鳥取県米子、境港両市に対して、福島第1原発事故を踏まえた対策などが確立しない限り容認しないよう申し入れた。中電が原子力規制委員会に島根原発の安全審査を申請する際などに、30キロ圏の自治体の意見が反映されることも求めた。
 鳥取、島根両県の市民有志でつくる「さよなら島根原発ネットワーク」や、中国5県の18団体でつくる「中国地方反原発反火電等住民運動市民運動連絡会議」などが共同で要望した。
 要望した再稼働の条件は、使用済み核燃料の安全な処理・福島第1原発事故の全容を解明した上での対策・事故時の安全な広域避難体制の担保など。
 米子、境港両市役所を訪れた各団体のメンバーは、鳥取県と両市が事前了解権のある安全協定を結んでいないことを踏まえ、立地自治体と同等の協定を中電に求めることも要望した。
 米子市の上村真澄総務部長は「市民の安心安全を第一に中電と交渉していきたい」と強調し、安全審査申請時期については「情報を得ていないが、事前に中電から説明があるという認識」と述べた。
 境港市の角俊一郎防災監は「中電が安全審査を申請する場合、安全協定に基づき市に報告がある。要望の趣旨を市長に伝え、慎重に対応したい」と答えた。
(10月29日、より)

.. 2013年11月02日 09:32   No.640007
++ 朝日新聞 (部長)…219回       
東電、3年ぶりの黒字  中間決算 値上げ・コスト削減(1面大見出し)
 ・原発ゼロでも急回復  東電中間決算、3年ぶり黒字 (3面見出し)
 ・値上げ効果、2500億円超 (3面見出し)
(11月1日見出しより抜粋

.. 2013年11月03日 07:50   No.640008
++ 東京新聞 (社長)…491回       
事故収束 人不足の壁 
  *離れる地元企業 線量高すぎ「働く神経疑う」作業員
  *若手が次々退職 給与大幅減「気力続かない」東電社員
     東京五輪 追い打ちの恐れ

○福島原発事故の収束や賠償などの金銭的重圧にあえぐ東京電力。政府は同社を破綻処理せずに税金で救済しようとしているが、問題は財務面だけではない。人手も不足しつつある。経験豊かな作業員が現場を離れ、素人同然の作業員が増えてトラブルを生む。東電本体の離職者も増えている。まだ事故から2年半。向こう数十年にわたる収束、廃炉作業に黄信号がともっている。
○(中略)「溶接などで腕に覚えのある職人は原発以外にも仕事がある。地元でも避難住民の流入でマンションなどが建設ラッシュ。結局、腕の悪い人が残り、仕事の効率が悪くなって人手不足の状態に陥る」(中略)
 「人員問題は近々、行き詰まるだろう。最後は雇い兵のような外国人を雇うつもりだろうか」
○対策は:「全国から技術者集めよ」 「国が多重下請け一掃を」
(前略)東電社員は管理職で約3割、一般職は約2割の給与削減をされている。頭では「被害者に償うために頑張ろう」と理解していても、転職先が見つけやすい若手から辞めていく。会社も引き留めようとしないという。
この関係者は東電の破綻処理を求める。「もっと給与は減るかもしれないが、少しは希望が見えてくる。まったく先が見えない現在よりはいい」。
          (中略)
 「電気事業連合会が音頭を取り、全国の電力会社から技術者を集めるべきだ。そうしないと、現場の指揮を執る人材がいなくなってしまう」(中略)
「安倍首相は『メダルの倍増』と息巻いているが、無事に五輪を開き、福島の原発の廃炉を速やかに決めることの方がはるかに大切。実現できれば、世界から称賛されるだろう」(玄侑さん)
○   =デスクメモ=
 事故当初からの懸念が、次々と現実になっている。汚染水や東電の財務危機しかり。作業員付不足も『こちら特報部』が「準公務員化すべきだ」と指摘していた。今後、別の恐ろしい懸念が現実になるかもしれない。「大げさ」と推進派は反論していたが、現実はこれだ。危機感と怒りを取り戻すべきだ。
          (10月24日より抜粋)

.. 2013年11月03日 08:05   No.640009
++ 週刊朝日 (小学校低学年)…5回       
「東電任せではまた事故が起こる」 
 |再稼働のキーマン 泉田裕彦新潟県知事が激白!(上)
 └────
 −安倍政権は原発を再稼働させようとし、原発関連の仕事が止まっている地元経済界からのプレッシャーもある。孤独な闘いを強いられているのでは?
○ (前略)新潟全体で言えば、「こんな危ないものはやめよう」という声も強い。
福島第一原発の事故後、東電がまともな賠償をしてくれず、住民にしわ寄せがいくのを見ていますから。
―小泉純一郎元首相が「脱原発」を訴えていることは、どう思いますか。
○どういう背景があるのか知りたいですね。(略)
―「知事は心変わりしたのではないか」と受け取った人もいます。
○心変わりではなく、むしろ安全性をいかに高めるかを考えた上での決断です。
(略)地元の不安と向き合う必要があったんです。
―7月5日に広瀬社長と会談した時は「どうぞお引き取りください」とはねつけていた。あのときと何が変わったのですか。
○(略)県との協定で定めている事前了解を得るどころか、連絡すらなかった。約束を守らずウソをつく。安全チェック以前の問題だったので、あの場は決裂して終わったのです。
―9月の会談ではそれが改善されたのですか?
 ○(略)住民の避難計画と整合性を取れないままベントで放射能が大気中に放出されると、多くの人の健康に影響が出ることになる。この問題が解決されないようなら、審査申請の承認は無効にします。あくまでもそういう条件付きで合意したのです。(略)
―安全面では妥協しないんですね。
○新潟県には今も、福島から避難されてきた方が5000人は住んでいて、被害の深刻さは身にしみてわかっています。(略)住民避難の対策は不可欠です。
                  (続く)(11月8日号 より)


.. 2013年11月06日 12:06   No.640010


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