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■--四国・伊方原発の危険性 (上)
++ 広瀬 隆 (小学校高学年)…21回          

   「瀬戸内海に津波は来ない」として四国電力は津波対策を
 |  一切、とってこなかった
 |  伊方原発の敷地内には原子炉直下に断層があると明記されている
 
 今年7月8日に、原子力規制委員会の「原発の新規制基準」なるものが施行され、四国電力はただちに伊方原発3号機の再稼働を申請した。その後の報道を見ると、どの新聞も、伊方原発には活断層がないので、最も早く再稼働のゴーサインが出されそうだ、といった調子で報じている。「伊方原発に活断層がない」などと、一体何を根拠に報道界がデタラメを記事にするのだろうか。まったく信じがたい報道界の知識水準である。
 2012年9月4日に愛媛県伊方原発環境安全管理委員会・技術専門部会で、四国電力が公表した「伊方発電所の安全対策の実施状況などについて」には、伊方原発の敷地内には、原子炉直下に断層があると明記されているのだ。四国電力は、これを勝手に「活断層ではない」と断定している。原子力規制委員会も、これをまったく調査していないのである。なぜ大飯原発のように掘って調査しないのか。
 事実は、以下の通りである。
 「瀬戸内海に津波は来ない」として、これまで四国電力は一切、津波対策をとってこなかった。
 ところが過去には、山のように瀬戸内海での津波記録がある。
 第一に、2011年12月25日に、NHK・Eテレでようやく、高知大学の地質学者・岡村眞教授がおこなった重大な調査結果が放映された。それによれば、東海・東南海・南海の三連動超巨大地震が目前に迫っている。岡村教授が2004年に大分県佐伯市(さいきし)米水津(よのうづ)の龍神池の調査に入った。津波の周期的な襲来の痕跡を示す砂層が8つ発見され、周期は最短で300年だった。1707年の宝永南海地震から300年後は2007年、すなわち現在になる。岡村教授の音波探査による調査では、6200年前、4000年前、2000年前に地震が起こって、ほぼ2000年周期で地震が起きていたことが明らかになり、前回の地震からすでに2000年経っているため、最大1000ガルの揺れが予測される巨大地震が目の前に迫っている。「伊予灘の活断層は、過去1万年間に活動しておらず、大地震発生の危険度は低い」としてきた四国電力の調査は、一体何だったのか!
 第二に、887年の仁和南海地震では、大阪湾に大津波の記録がある。
 第三に、1596年9月4日(文禄5年)、大分県別府湾でM7級の海底地震が発生し、津波が押し寄せ、瓜生島が一夜で水没した。同日、伊予地震のため伊予郡保免村(愛媛県松山市保免)の薬師寺の本堂や仁王門が崩壊し、周布郡北条村(愛媛県西条市北条)の鶴岡八幡宮が転倒し、翌9月5日に伏見でマグニチュード8近い大地震が起こり、豊臣秀吉の伏見城天守閣が崩落し、城内で数百人が死亡した。これは阪神大震災と同じ断層系の有馬・高槻断層系の活動によると推定される。西条市の幸の木遺跡では、これを裏付けるように、12世紀以降の液状化跡が発見されている。これらの事実を付き合わせると、1596年9月には、慶長別府湾地震(豊後地震)で動いた別府湾と、慶長伊予地震で動いた四国の中央構造線と、慶長伏見地震で有馬高槻構造線が動いた伏見の断層が、400キロメートルという長大な範囲にわたってほぼ同時に動いた巨大地震だった可能性が高い。
.. 2013年10月23日 11:23   No.633001

++ 原田 茂 (幼稚園生)…1回       
秘密保護法案を廃案に!
 └──── (神奈川県)

いま開会中の国会に上程されようとしている特定秘密保護法案は、国民の知る権利と表現の自由という基本的人権を侵害する憲法違反の立法ではないでしょうか?
平成の治安維持法とも言うべきこんな悪法が罷り通ったら、原発も沖縄も憲法改悪も、あらゆる市民運動が封殺されて、悪夢のような戦前の軍国主義が復活することでしょう。
私は日本国憲法が施行された1947年5月に生まれ、憲法と共に生きて来た世代ですが、生きている間にこのような反動化を推し進める時代が到来するとは夢にも思いませんでした。
「右翼で軍国主義者」をうそぶく安部政権のもと、憲法は今息の根を止められようとしています。
最も影響を受けるのは、取材・報道の自由を制約されるジャーナリズムと、国政調査権を脅かされる政治家自身ではないでしょうか。
また毎週金曜の官邸前行動を始め、全国各地に拡がった脱原発運動も圧殺されかねません。
この法案に反対する全ての勢力は結集し、何としても成立を阻止しなければなりません。 「 言論の 力を試す 秘密法 」

.. 2013年10月23日 11:32   No.633002
++ 広瀬 隆 (小学校高学年)…22回       
四国・伊方原発の危険性 (中)
 |  マグニチュード8を超える巨大地震を起こす世界最大級の活断層−
 |  伊方原発の目の前に日本最大の活断層・中央構造線がある
 
 第四に、江戸時代の1707年の宝永南海地震では、大阪湾と、瀬戸内海沿岸、大分県佐伯市(さいきし)の米水津(よのうづ)、間越(はざこ)龍神池に大津波の記録がある。瀬戸内海を襲った大津波は、九州〜四国沿岸〜大阪湾まで達し、東日本大震災と同規模の死者2万人を超えていたことが明らかになった。現在の人口は、当時の5倍なので、10万人規模の大災害であった。これは、東日本大震災後に報道された記録である……
 この時、大坂市中35万人のうち、圧死5351人、津波の溺死1万6371人、合計2万1722人だったというから、瀬戸内海を中心とする西日本全体では東日本大震災の10倍規模のトテツモナイ被害だったはずだ!!
 瀬戸内海は潮の干満の差が大きいので、江戸時代には満潮時に海水を塩田に導く入浜式製塩をおこなって急速に発展したが、この瀬戸内海で、津波と満潮が重なればどうなるか……南海トラフの激動によって動く太平洋の巨大な海水が逃げ道のない瀬戸内海に侵入して、沿岸全域にあふれるだろう。
 第五に、伊方原発の目の前に日本最大の活断層・中央構造線がある。中央構造線は、マグニチュード8を超える巨大地震を起こす世界最大級の活断層である。岡村教授によれば、四国が乗っている岩板はフィリピン海プレートの沈み込みによって、四国を乗せたまま、絶えず九州側に動いている。東海地震に連動して起こる南海地震が10回起きると1回ぐらい中央構造線が西へ8mぐらい、ずどーんと動く。一瞬で原発を直撃するので、制御棒を挿入する暇もなく、これが原発にとっては致命的な地震となる。
 岡村教授が心配しているのは、この伊方原発の目の前にあって、何度も動いた跡がある中央構造線である。「こんな巨大な活断層は見たことがない」と岡村教授は言う。

.. 2013年10月24日 09:35   No.633003
++ 広瀬 隆 (小学校高学年)…23回       
 第六に、岡村教授の地質調査によれば、宝永巨大地震津波は波高13.5mだったが、2000年前の津波はハルマゲドンと呼ばれるトテツモナイ巨大な津波で、間違いなく東海・東南海・南海の三連動超巨大地震であった。宝永巨大地震と比較にならないほど大きかったことが地質測量によって実証されたのである。
 さらに理学博士である都司嘉宣(つじよしのぶ)元東大地震研究所准教授の講演会が、2012年7月29日に松山市で開かれた。都司氏は、昨年来、日本全土各地の津波記録の発掘で最も注目されてきた一人である。都司嘉宣氏によると 日本で一番危ないのが浜岡で、二番目が伊方、その次が若狭湾だという。1596年9月1日の慶長地震で、少なくとも大分県の湯布院から愛媛県の西条市までおよそ170kmにわたって中央構造線が巨大地震を起こし、大きな被害をもたらした。そのあいだに伊方原発がある。当時、伊方原発周辺を10〜15メートルの巨大津波が襲い、震度も6強〜7の最大震度に達していた可能性が濃厚である。「四国電力が伊方原発周辺の津波を4.25mと想定していることは、まったく根拠がない」と都司氏は批判した。従来、慶長地震は、5日間に4つの地震が各地で起こったとされてきたが、実はマグニチュード7.6〜8.0の一つの巨大地震であった。また、その際には、大分市佐賀関で10.6m 、大分で5.5m、大分県杵築で8.4m、山口県上関で6mの津波が発生している。これは、最近�
(B10年くらいで分った新しい知見である。基本的に1000年に1回程度の活動だが、決して1000年経たないと活動しないというわけではない。中央構造線の地震は数百年単位で再発するおそれが高く、現在の伊方原発の立地はきわめて危険であるという。

.. 2013年10月24日 09:42   No.633004
++ 山崎久隆 (社長)…366回       
汚染水を放出し続ける東電と、規制しきれない規制庁
 │ 事実上の「無管理」状態。この事態を本気で収束するのはだれ?
 └────(たんぽぽ舎)

 現在起きているのは天災なのか人災なのか。
 台風が来る度、福島第一の現場では汚染水と雨水が混じり合って流出してい
る。その行き先は紛れもなく「海」であり、「コントロールされている」専用
港ではない。
 安倍首相は最近の予算委員会では「完全にコントロールされている」から
「コントロールされている」に変わった。どうやら完全ではないらしい。この
ようなレトリックの議論をしていても放射能は流れつづける。
 気になるのは管理不能となっている現場で、事実上放出基準が値切られてい
ることだ。
 規制庁は東電による基準の切り下げに難色を示していたが、16日の台風に伴
う雨水の溢水に対しては後追いで東電の放出を認めている。
 さらに台風が接近した20日には分析ではなく測定器を使って簡易測定だけし
て放出した。こんな方法で正確な放射能量が分かるわけがないので、事実上の
無管理状態になったことになる。
 いわば「背に腹は替えられない」事態に、次々に溢れる堰の水に対して暫定
基準の手順をも放棄し、現場で線量計で計って放出するという方法になってい
る。これでは汚染濃度がたまたま低い瞬間だけをみて大半を放出することにな
るので、実際には大量の放射性物質を海に放出した。
 汚染水には二通りあり、一つはタンクから漏えいしていた汚染水、もう一つ
は雨水に混じった放射能である。
 原発敷地内は依然として高い空間線量でも明らかなとおり、大量の放射性物
質が存在し、それが雨風と共に敷地外に出ている。今回のように大雨にもなれ
ば、表土とともに多くの放射能が流出する。これがもう一つの汚染源になって
いる。
 これに対する対策はほとんど無い。あり得るのは敷地内で出る雨水を含めて
回収し処理施設に送ることだ。
 地下水については陸側に作った遮水壁(水ガラスと呼ばれる地盤改良材によ
る仮設のもの)の内側に井戸や溝を作り、ここから汚染水を含む地下水を汲み
上げ二号機タービン建屋に戻している。同様に雨水もポンプアップしてタービ
ン建屋に流せば少なくてもそのまま海に行く量はかなり減らせるはずだ。
 

.. 2013年10月27日 09:11   No.633005
++ 広瀬 隆 (小学校高学年)…24回       
四国・伊方原発の危険性 (下)
 │ 四国電力の耐震性計算はデタラメな机上の計算
 │ ただちに伊方原発を廃炉にしなければならない!!
 │ 12月1日は愛媛県堀之内公園【NO NUKES えひめ】大集会へ!!
 

 今度、同様の地震が起きた場合には、マグニチュードは日本最大記録の8となる。中央構造線に近い伊方原発では、震度が最強の7の揺れ、10〜15mの津波が予想される。伊方原発を建設した時には、中央構造線のことはまったく考えずに建設したので、原発を建設するべきでないところに建設した点において、浜岡の危険性と同じである。
 1973年に伊方原発1号機、1978年に2号機が建設着工された当時は、「中央構造線の活断層」も認めないまま建設され、想定される最大の揺れがたった200ガルであった。1995年の阪神大震災後には、それが473ガルに引き上げられ、さらに2006年の耐震指針改訂を受けた四国電力が2008年3月には基準地震動を570ガルに引き上げた。この570ガルも、活断層評価にまったく根拠のないことが、2009年に明らかになった。
 ほとんど狂気のごとき四国電力の耐震性計算であった! デタラメの机上計算で数字をどんどん引き上げるのは、なぜなのか。愛媛県の中村時広知事の原発ブレーンが、原子力安全・保安院からの出向だったからである。福島原発事故で極悪集団であることが明らかになった保安院のメンバーが、そのまま原子力規制庁に横滑りして、現在も伊方原発の評価を担っているのだ。
 こんな場所に原発があることは、正気ではない!! 伊方原発で大事故が起これば、風下地帯になるのは、台風の進路と同じ、日本全土である。
 とりわけ愛知県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県を含めた西日本、瀬戸内海全域が全滅する。ただちに伊方原発を廃炉にしなければならない!!


.. 2013年10月28日 05:51   No.633006
++ 広瀬 隆 (小学校高学年)…25回       
●12月1日に愛媛県松山市の松山城下、堀之内公園で伊方原発再稼働阻止の
【NO NUKES えひめ】大集会がある。
 12月1日は、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の道後温泉に行こう!
 標高132mの山頂にある松山城へのハイキングをしよう!
 四国のお遍路さん巡礼の観光を兼ねた家族旅行をしよう!
 年に一度は松山詣でだ。
 松山市三番町1-10-10 にある真言宗の観音寺には、絶えず、反原発の教えが
書かれている。松山の食べ物はホントにうまいぞ。楽しく、名城・松山城に
登って一服、絶景の眺めにうっとり。うまいもの食ってると、そこから肉眼で
見える伊方原発にビックリ。「これはやばい」と、原発を廃炉にすることを決
意して降りてくると、堀之内公園でやってるやってる。
 「NO NUKESえひめ」の大集会に参加しよう。朝の10時からミュージック、
午後1時から本集会。市内を元気よく鳴り物入りで、デモ行進するぞ。松山市
内のお店も、観光客に大喜びだ。

 旗手の山本太郎さんが「原発、もうやめようぜ!」と威勢よく大声あげて
乗りこんでくる。「原発の恨みは七代たたるぞ」と、日本最初の宇宙飛行士で
福島原発事故の被災者である秋山豊寛さんがやってくる。「原発やめないと
死ねないぞ!」と物理学者の藤田祐幸さんもやってくる。首都圏反原発連合の
ミサオ・ レッドウルフさんもやってくる。
 全国から観光客を呼び寄せよう。乗り遅れるな。

.. 2013年10月28日 05:58   No.633007
++ 野田光太郎 (幼稚園生)…2回       
小泉元首相の原発廃止発言について・・・読者からの意見
 └──── 

 ◆小泉純一郎と脱原発、皆さんの意見を読んで・前編
 〜事故の再発防止は過去の検証から
  (杉並区)

 小泉元総理が本気で脱原発を考えているなら、別に人に言われなくても、自分の政権の原発政策を自らかえりみるでしょう。忘れてしまっているなら、思い出させてあげると親切です。
 原発は怪獣ではないし、政治家はウルトラマンではありません。敵をやっつけることではなく、重大事故を防ぐことが大事です。
 そのためには過去の検証が欠かせません。小泉政権当時から、共産党の吉井英勝、社民党の北川れん子、民主党の楢崎欣弥ら国会議員が、原発の老朽化と耐震・津波、多度津の耐震実験振動台、プルサーマル、プルトニウム保有、六ヶ所村の核燃料再処理工場、東電らのトラブル隠し、作業員の被曝、JCO臨界事故での避難と賠償、原発の輸出、関西電力からアメリカへの劣化ウラン譲渡疑惑などについて、質問主意書を提出してきました。 私たちが選挙で選び、代表者として委任と信託をした内閣が、電力会社や原子力行政の監督を行う、それが議会制民主主義です。総理大臣だけでなく、私たち一人一人の自覚が大切です。政治の責任を問い、政策の検証を求めることは、嫌がらせではなく、国民の権利であり、義務でもあり、市民運動はそれを担ってきました。
 たんぽぽ舎や原子力資料情報室が長年続けてきた努力は、原子力の現場にもいる良心的な技術者の信頼を得てきたはずです

.. 2013年10月29日 10:11   No.633008
++ 稲月 隆 (幼稚園生)…1回       
劣化ウラン兵器は、放射能兵器だ
 |  11/16「第10回ウラン兵器禁止を求める国際行動デー・
 |  東京集会」へのお誘い
 └──── (NODUネットワーク事務局)

 2003年のイラク戦争から10年が経過しました。何年にもわたりイラクの医師による高レベルの出生異常の報告があり、米国の爆撃を受けた地域における幼児死亡率、ガンや白血病の劇的な増加を立証するいくつかの研究もあるのに拘わらず、9月にWHOは、「イラクにおける先天性障害発症率が異常に高いと示唆する明確な証拠はない」という、イラク保健省とWHO合同の調査結果の概要を公表しました。しかし当初、調査に関わったイラク保健省の係官たちは、激しい戦闘が行われた地域における出生異常の増加の証拠提示を認めており、WHOも、イラク保健省の統計が、ハイリスク地域における先天性障害の増加を示している事を認めていました。
 1991年の湾岸戦争以降使用された劣化ウラン兵器による被害は甚大です。一刻も早く、全面的な使用禁止だけではなく、製造、貯蔵・保管、演習での使用等を禁止しなければなりませんし、これまで使用された地域の確認や使用量、汚染状況の把握、被害の実体解明等を行い、救済の手を施さなければなりません。
今回の集会では、劣化ウラン兵器を巡る情勢等と福島第一原発関連の2つの報告を予定しています。

日 時:11月16日(土)13:30〜17:00<13:00開場>
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
講 師
 ・嘉指信雄氏(ICBUWヒロシマ・オフィス代表、神戸大学教授)
  『国際禁止キャンペーンの現状と展望―ICBUW創設10年を迎えて
「イラクにおける先天性障害に関するWHO予備調査」問題を中心として』
 ・山崎久隆氏(劣化ウラン研究会代表、たんぽぽ舎)
       『東電福島第一原発の汚染水と原発再稼働』
参加費:1000円(前売り800円)
主 催:劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク

.. 2013年10月29日 10:17   No.633009
++ 山崎久隆 (社長)…367回       
.『東芝の「ALPS」は役に立たない』…東工大富安名誉教授
 |  海洋放出を前提とした汚染水対策に警鐘
 |  田中規制委員長へ提案したが完全に無視され
 └──── (たんぽぽ舎)

 東洋経済オンライン、東電株主総会を全面「公開」し、東電の隠ぺい行為に大きな穴を開けた岡田記者が、また重要な記事を配信しました。
 東電が汚染水対策として莫大な費用を投じて導入した東芝製「ALPS」。しかし試運転段階で系統内部の腐食など故障続出で本格運転が出来ない事態が続いています。
 この装置に対し、原子力化学が専門の富安博名誉教授は、複雑すぎるシステムと、ターゲットとして絞るべきストロンチウム対策が間違っているとして批判をしています。このままで稼働させると最悪、水素爆発を起こす危険性さえあると言います。ベータ線(電子線)による水の放射分解で水素ガスが発生するからです。
 富安氏はトリチウムの危険性にも触れて、汚染水は危険の少ない方法でできる限り溜めるべきだと指摘をします。この提案は2011年5月には既に清水正孝社長に送られ、今は田中俊一規制委員長にも提案をしていますが、完全に無視されています。
 詳しくは記事本文でお読み下さい。そして汚染水問題が危機的状況に陥りつつある今こそ、このような記事がもっと広く読まれるように、拡散をして下さい。あわせて岡田記者を応援して下さい。
 ●記事URL こちら

.. 2013年10月29日 11:35   No.633010


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