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アメリカは北朝鮮の占領政策は全然考えていないという。すると万が一(百が一か十が一かもしれないが)アメリカが北朝鮮を武力攻撃するような事態が発生したら、そのあとは中国が占領政策をおこなうことになる可能性が大きい。アメリカの国益からみて、マイナスにならない占領政策を中国がおこなうとすれば、アメリカにとっては、それでもいいわけだろう。しかし、今の中国政府のやっていることは、わけがわからない。深慮遠謀があるのかないのかしらないが、人類の幸福ということを深く考えてのものでないことは確かだ。日本と中国は王道国家連合をつくるべきだ。石原莞爾は東亜連盟をつくってアメリカを一撃のもとにたおす準備をして、王道の世を招来するシナリオをかんがえたが、歴史はその方向に進まなかった。東亜と米州で最終戦争がおこなわれるというのは、うぬぼれであったとも言っていたと思う。日本は戦争によらぬ王道で覇道と対抗する。今の日本政府と中国政府とでは王道国家連合はありえないが、将来はそうするという展望でなければ、アジアの平和も世界の平和もない。
.. 2007年04月01日 10:26 No.62001
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