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■--中国人の政治と人情
++ 六 (小学校中学年)…16回          

汪兆銘という人は孫文の一の子分?であった。孫文の遺言は彼が書いたのを孫文が認可したという話だ。それで死んだら孫文の墓のかたわらに墓をつくった。墓をあばかれるのを恐れて頑丈なのをつくったらしいが、蒋介石はその墓を爆破した。それは汪兆銘が憎いからではなしに、汪兆銘の墓が孫文の隣にあって、一の子分だということになれば、まずかったからであろうと思われる。日本人の人情とはちょっとちがっている。汪兆銘という人は、その足跡をどう評価すべきか私にはわからないが、どうも愛国者であったらしいが、売国奴というレッテルをはられたままらしい。
.. 2007年03月28日 21:40   No.61001

++ タク (大学生)…88回       
へー勉強になりました。結果的に中国は勝ち、蒋介石軍の連戦連敗をいい事に、中国の教科書は毛沢東が日本軍を打ち破ったかのように書いているが、それはけっして史実ではない。
日本軍と直接対決したのは蒋介石軍であって、共産党軍はゲリラ戦で小規模な不意打ちをかけるか、蒋介石軍と汪兆銘軍の戦いの間隙を縫い、残飯を漁るように勢力を広げたというのが事実なのです。
毛沢東の戦略は対日戦争の大局には殆ど影響をおよぼしてはいなかった。

.. 2007年03月29日 08:05   No.61002
++ 伝 (小学校高学年)…29回       
現在の中国社会がどのようなものであるかを考えるには歴史をしらべることが必要だと思います。ところで、日高義樹によると、「アメリカのリベラル派のマスコミはいまだに中国共産党についてロマンチックな記憶を持ちつづけている。共産党が1930年代から40年代、日本軍と果敢に戦い共産主義国家を樹立したことを、歴史の美談であると考え伝えてきた。アメリカのリベラル派は中国共産党が古い中国の保守体制を滅ぼした善の組織であり、中国の共産主義は人道主義であるという幻想におぼれている」(同氏著「米中石油戦争がはじまった」)日本のマスコミはアメリカのリベラル派のうけうりが多いようだから、真実の情報を手に入れるのはなかなかむつかしく、現在の中国がどうなっているかはわかりにくいけれど、できるだけ正確に認識することが必要だと思います。
.. 2007年03月30日 20:40   No.61003
++ タク (大学生)…89回       
現在の中国の方に本音を聞くと、昔は良かったというのが一般的な感想だそうです。つまり戦前の満州国の時代、汪兆銘の時代、蒋介石の時代の方が戦後より良かったということなのです。中華人民共和国になって、良くなったと思っているのは、13億の国民わずか6千万の共産党員のみです。中国は建国以来、次から次へと「運動」や「革命」を繰り返して天下を混乱させ、結局は反社会主義的な「改革・開放」への道を辿らざるを得ない有様だから共産党はみずからの政策の失敗を覆い隠すため、過去の日本による「被害」をことさらに強調するのです。ちなみに3月16日の日に中国の方とお酒を飲んで色々聞きましたが、反日教育はすべて日本に来て嘘だという事が分かったと言います。
.. 2007年03月31日 11:47   No.61004


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