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■--むつの市民団体
++ 朝日新聞 (部長)…208回          

 「事実知らせよ」東電に申入書

 青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設の用地買収を巡り、西松建設に裏金2億円を肩代わりさせたとされる東京電力に、地元市民団体「核の『中間貯蔵施設』はいらない!下北の会」(野坂庸子代表)が申入書を出した「。電気料金で経営が成立している公益企業で説明義務がある。とりわけむつ市民には事実を知らせなければならない」とし、9月13日までの回答を求めた。この問題は朝日新聞が7月に報道。東電は清水正孝元社長ら当事者から聞き取りもしていない。
 (8月30日より抜粋)
.. 2013年08月31日 09:45   No.602001

++ 朝日新聞 (部長)…209回       
もんじゅ維持 195億円 文科省概算要求 総額1兆円超に

  文部科学省は来年度予算の概算要求で、日本原子力研究機構の高速増殖炉「もんじゅ」維持管理・安全対策費用として195億円を盛り込んだ。今年度までに投じられた予算は9830億円で、予算案が通れば1兆円台に突入する。もんじゅは1995年のナトリウム漏れ事故以降、ほとんど稼働していない。(中略)
 運転再開の見通しは立っておらず、運転再開費用の要求を見送った。一方、点検項目を増やすために点検費用を今年度の56億円から26億円増の82億円とした。
                       (8月31日より)


.. 2013年09月02日 15:26   No.602002
++ 茨城新聞 (高校生)…58回       
福島第1の汚染水漏出
  五輪招致への影響指摘も 海洋流出脅威、各国が報道

 東京電力福島第1原発で汚染水が海に漏出している問題が、各国メディアの注目を集めている。深刻な海洋汚染の脅威が現実となりつつある事態が連日報じられ、東京がマドリード、イスタンブールと争う五輪招致への影響も指摘されている。(中略)
 「約千個あるほかのタンクの耐久性にも疑問を生じさせる」とした米紙ニューヨーク・タイムズは、一連の問題が東電への視線を厳しくし、海洋放出の合意形成を難しくしたとの見方を伝えた。(中略)
 事故後、2022年末までの脱原発を決めたドイツでは、保守系のフランクフルター・アルゲマイネ紙が「透明性は皆無」の見出しで、東電の変わらぬ隠蔽体質を批判。「約束した社内改革は口だけにすぎなかった」と、広瀬直己社長の指導力に疑問を投げかけた。(中略)
候補地を抱えるスペインの地元メディア、エウロパ・プレスは「原発の問題が未解決であることは東京の五輪招致にも影響を与えるだろう」との元閣僚の発言を報じた。(中略)
国営通信の新華社は「原発の危機が東京の招致に暗い影」と報道。安全性を訴える猪瀬直樹東京都知事の発言などを伝える記事を「日本政府は危機を見くびり続けているが、内外で高まる懸念にIOCが耳を傾けるかどうかが注目」と結んだ。(後略)(9月2日より抜粋)

.. 2013年09月05日 08:11   No.602003
++ 朝日新聞 (部長)…210回       
汚染水に厳しい世界の視線
  ピアニスト デッドバイラー 扶美(ドイツ 43)

 最近、ドイツでは毎日のようにトップニュースで、日本の福島第一原発の汚染水漏れが「世界最大のスキャンダル」として報道されています。日本に一時帰国していますが日本政府の反応の鈍さに愕然としています。
 2年半前の東日本大震災の時には、ドイツ人や隣国のスイス人の見知らぬ人からも、励ましの言葉をかけられ、募金をしてもらいました。そして、日本国民の震災後の対応に感動している、とニュースでも報じられました。
 ところが、今では原発再稼働、推進、諸外国への売り込みなど、被害に苦しむ国民を抱え、同原発周辺を放射能で汚染している国とは思えない無責任な決断をしている日本政府とそれを許している国民は、ドイツでは理解されません。
 日本が地球と人間、生物を放射能で汚染していることに世界中が注視し、恐怖を抱いています。日本政府は有効な対策を取り、脱原発に向け信用を取り戻さねば、世界は日本を同等の相手としては見てくれないでしょう。一日本人として、心配でたまりません。(9月3日より)

.. 2013年09月05日 08:23   No.602004
++ 東京新聞 (社長)…420回       
汚染水漏れは「犯罪」 東電を告発へ ずさん管理追及 福島原発告訴団

 「汚染水漏れは東電の犯罪だ」。昨年六月、東京電力福島第一原発事故をめぐり東電幹部らを業務上過失致死傷容疑で告訴した福島県民が三日、新たに汚染水問題に焦点を当て、刑事責任の追及を求める。汚染水漏れは、抜本的な対策を先送りしてずさんな管理下で起きた「公害」だと訴えている。
 告発人で福島原発告訴団の武藤類子団長(六〇)は「汚染水流出は深刻で一つの犯罪。東電は原発事故後も責任ある対応ができずに被害を拡大させ、事故前と何ら変わっていない」と憤る。(中略)
 告発人たちは、原発事故後、汚染水が漏れないよう管理して原発の炉心を冷やし続けることが「東電の事業活動そのもの」で、漏れたことは同法違反にあたると指摘。東電がやるべき汚染水対策に「想定外」はないとの考え。地下の遮水壁建設を先送りした点などから、汚染水が漏れないよう注意すべき義務を怠った過失は明らかだと訴えている。(後略)(9月3日より抜粋)


.. 2013年09月05日 08:50   No.602005
++ 茨城新聞 (高校生)…59回       
福島第1タンクから高線量 4カ所で70〜1800ミリシーベルト
  「漏えいの心配あった」急造設備に作業員証言

 東京電力福島第1原発の地上タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、約300トンが漏えいしたタンクの設置に携わった男性作業員が、1日までに共同通信の取材に応じ「津から次へとタンクを造らなければならなかった。品質管理より造る事が優先で『漏れるのではないか』との心配はあった」と証言した。(中略)
 フランジ型の耐用年数は設置から5年。男性は「タンクは全て仮設。劣化が進み、これからもっと漏れるのではないか」と懸念する。(後略)
(9月2日より抜粋)


.. 2013年09月05日 09:00   No.602006
++ 茨城新聞 (高校生)…60回       
大飯原発3号機きょう定検入り 関電4号機15日、稼働ゼロへ

 関西電力は2日、国内で唯一稼働中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町、ともに118万キロワット)のうち3号機の定期検査に入る。定検期間は未定。4号機も15日に定検入りし、国内の稼働原発は約1年2ヶ月ぶりにゼロとなる。(中略)
 原発は営業運転開始から13ヶ月以内の定検が義務付けられている。(中略)
 関電は2日午後5時ごろから3号機の電気出力を低下させ、午後11時ごろに発電を停止。3日未明に原子炉を完全に止める。(後略)
 (9月2日より抜粋)


.. 2013年09月05日 09:10   No.602007
++ 朝日新聞 (部長)…211回       
遮水壁、国が建設費 福島第一汚染水 320億円負担へ
  プラスALPS改良費150億円の計470億円

 東京電力福島第一原発の汚染水事故をめぐり、茂木敏充経済産業相は2日夜、原発施設への地下水流入を防ぐ「遮水壁」の建設費用について、全額国が負担する考えを示した。BSフジのテレビ番組で語った。汚染水から放射性物質を取り除く装置(ALPS)の改良費用も国が持つ方針だ。
 政府関係者によると、遮水壁に320億円、ALPS改良に150億円の計470億円を投じる。(中略)
 凍土壁は原発のような大きな施設で長期にわたり運用した実績がなく、実効性には疑問もある。(後略)(9月3日より抜粋)


.. 2013年09月05日 09:18   No.602008
++ 東京新聞 (社長)…421回       
◆「徴兵制を」 本音のコラム 山口二郎

 安倍政権の下で、憲法改正や戦争準備が画策されている。今の日本が直面している危機を真剣に受け止めるならば、そんなものでは生ぬるい。もっと徹底した動員体制が必要である。
 日本人の生命と安全にとって、また国際社会における日本の信頼性にとって、最大の危機は福島第一原発の底知れぬ核汚染である。汚染水の流出について東京電力は情報を小出しにするだけで、原子炉の現状について、真相はいまだに明らかになっていない。今ごろになって政府が乗り出すと言い出したが、具体的な知恵はない。日本がこの問題を収拾する能力を持っているかどうか、世界は懐疑の目で見ている。
 この状況を打開するには、放射性物質を封じ込める根本的な対策を取るしかない。その作業には放射線被ばくが付きまとう。だから「徴兵制」が必要である。ただし、この場合余命が少なく、今まで原発の恩恵を受けてきた高齢の人間、それも政府や企業で政策決定に当たった人々から順番に徴兵すべきである。今どきの高齢者は、ちょっとした肉体労働は苦にしないだろう。被ばくのために病死した人は、名誉の戦死として顕彰すればよい。社会保障費の削減というオマケまで付く。
 日ごろ、憲法9条を改正し軍隊をつくりたいと雄たけびをあげている政治家や評論家がこの提案に反対できるはずはないだろう。(9月1日より)


.. 2013年09月05日 09:50   No.602009
++ 東京新聞 (社長)…422回       
本音のコラム 原発推進者の責任 鎌田 慧

 九月一日。東京・日比谷公会堂で「『さようなら原発』一千万人署名市民の会」の講演会が開かれた。作家の大江健三郎さん、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんが講演し、聴衆は二千人の大盛況。秋からの脱原発運動の渾身のスタートを切った。
 私たちには、この二年半やり抜いて来た運動への信頼感がある。再稼働を止め、福島の被災者を救済する。そのためには、新たな層の参加を図る大胆な発想が必要だ。
 推進派は相変わらず、「原発をやめたら経済が破綻する」と脅かすが、核依存経済からの脱出こそが脱原発の道筋だ。ドイツの持続可能エネルギーへの転換と経済発展への希望を教訓にすべきだ。泥舟にしがみつく愚はさけるべきで、まして、経済発展を核で賄うという野望は最悪の「公害輸出」でしかない。
 講演会の後、国際的な犯罪ともいえる原発の汚染水漏れの対策を小出さんに聞いた。彼は困惑の表情を浮かべながら、露出した使用済み核燃料の冷却について、「もう水では限界です。金属(鉛)を使う方法があります」と指摘した。
 「金属」とは新しい方法だ。政府と官僚、学者は謙虚に失敗を認めなければならない。原発事故収拾を本気で考えるなら、原発反対派の学者の知見、国際的な見識も学んで、大胆な手を打つべきだ。(ルポライター)
 (9月3日より)


.. 2013年09月05日 10:10   No.602010


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