返信


■--汚染水 「地中壁越え海へ」確認
++ 東京新聞 (社長)…401回          

 福島第一 東電、井戸の水位測定

 東京電力福島第一原発から放射性物質が海に漏れている問題で、東電は十日、汚染された地下水の水位が流出防止用の地中壁の上端を上回ったと発表した。以前から地下水が壁を越えて海へ出ていると指摘されていたが、実測値で壁が機能していないことが確認された。
 地中壁は1、2号機と海の間の地中に薬剤(水ガラス)を注入し土を固める工法で、七月上旬から今月九日までに順次造られた。陸から海へ流れる地下水をせき止め、流出を防ぐとされていた。
 しかし、技術的な理由で、地表から一・八メートルより下の部分しか壁にならず、上部は普通の土のまま残る。このため、水位が壁より高くなれば地下水は海
側へ漏れ出す。
 東電は、壁のすぐ陸側に井戸を掘って水位を測定。地表から一・二メートル下に達していた。地中壁の高さを越える〇・六メートル(60センチ)分は海に流れ出ていることになる。
 流出の可能性は原子力規制委員会が指摘していて、東電は地下水のくみ上げ作業を始めている。今回の測定結果を受け、東電は「地下水や海水の監視をさらに強化する。地下水の汚染源とみられるトレンチ(地下トンネル)内の汚染水も移送する」としている。(8月11日Web版より)
.. 2013年08月14日 11:30   No.591001

++ 東京新聞 (社長)…402回       
福島第一 10人が放射性物質汚染
  バスを待つ5分の間に放射能被ばく、霧発生器が原因?

 東京電力は十二日、作業を終えて福島第一原発の敷地から出ようとした社員十人の顔面と頭から、社内基準の最大約五倍に当たる一平方センチあたり一九ベクレルの放射性物質を検出したと発表した。
 いずれも男性で二十〜五十代。免震重要棟前でバスを待っていた午後零時半ごろから約五分の間に、何らかの原因で放射性物質に触れたらしい。
 周辺の放射性物質の濃度を測る機器で警報が鳴ったが、社員はバスに乗って出発。正門近くにある作業員の出入りを管理する施設で汚染が確認された。
 免震重要棟前には「霧発生器」があり、東電は原因の可能性があるとみている。
近くのダムから引いた水を霧状にして作業員の頭上からまき、局所的に温度を下げる仕組み。東電は、同じ水源の水を使うトイレや洗面所などの使用を停止し、免震重要棟前では全面マスクを着用するよう指示した。
 その後、水に汚染がないことが確認され、放射線量も下がったため、いずれも解除した。今後は霧発生器の噴射口などを詳しく調べる。また、バスが放射性物質を巻き上げた可能性や十人の行動なども調べ、原因の特定を進める。
(8月13日Web版より抜粋)

.. 2013年08月14日 11:40   No.591002
++ 茨城新聞 (高校生)…54回       
中部電系、都へ供給 大手、異例の域外販売 10月から48施設

 中部電力系の特定規模電気事業者(新電力)が、東京都所管の48施設に電力を供給することが16日分かった。地域ごとに電力市場を独占してきた大手電力会社が、自社域外の販売に本格的に乗り出す異例のケースが具体化する。
 都の新たな契約先は、中部電が80%出資する予定の新電力「ダイヤモンドパワー」(東京)。(中略) 猪瀬直樹都知事は記者会見で「真に開かれた電力市場を育成するとともに、大手が地域の壁を越えて互いに競い合うことが重要だ」と述べ
た。(中略)
都は年間約3億円の節約になると見込んでいる。(8月17日より抜粋)

.. 2013年08月21日 12:20   No.591003
++ 福島民報 (幼稚園生)…2回       
電力会社の出向批判 規制委、もんじゅ改革で

 原子力規制委員会は14日の定例会合で、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県)の点検漏れを受けて文部科学省がまとめた機構の改革案を議論した。田中俊一委員長は電力会社からの出向者をもんじゅの担当幹部に配置する案を「電力会社に指導を任せるようでは駄目だ」と厳しく批判した。(中略)
 田中氏は「電力会社は高速増殖炉には素人。もんじゅを動かすことが目的になると問題が起こる」と指摘した。(中略)
 更田豊志委員は「責任ある部署に電力会社からの出向者を配置するのは矛盾しないか」と疑問を投げかけた。(後略) (8月15日より抜粋)

.. 2013年08月21日 12:32   No.591004
++ 共同通信 (幼稚園生)…1回       
女川原発近くで風船千個飛ばす 再稼働反対の住民ら

 東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)の再稼働に反対する県内の地元住民らが18日、事故発生時に放射性物質がどこまで拡散するか調べようと同原発から約7キロ離れた女川港(女川町)で約千個の風船を飛ばした。
 家族連れなど約100人が参加し、色とりどりの風船に付けたカードに「子どもたちの未来に原発は残しません」などのメッセージを書き込んだのち、一斉に青空に向けて飛ばした。南西の風が吹いていたため石巻市雄勝方面への飛来が予想されるという。
 カードには風船を拾った人に発見場所を報告してもらえるよう連絡先などが書かれてあり、主催団体で集約して公表する予定。(8月18日より)

.. 2013年08月21日 14:00   No.591005
++ 東京新聞 (社長)…403回       
桜島噴煙5000メートル 昭和火口で爆発的噴火

 鹿児島市の桜島・昭和火口(標高約800メートル)で18日午後4時31分に爆発的噴火があり、噴煙が高さ約5000メートルに達した。鹿児島地方気象台によると、昭和火口としては2006年6月の観測開始以降で最高の高さ。噴火は今年500回目となった。(中略)
 18日の噴火では、大きな噴石が約1800メートル離れた3合目に落下したほか、小規模の火砕流が火口から南東約1キロ地点まで流れた。(中略) 噴煙は風で北西方向に流れ、鹿児島市などに大量の灰が降った。(後略)
 気象台はさらに大きな噴火が起きる兆候はないとして、噴火警戒レベルはレベル3を維持し、火口から半径2キロの入山規制を継続する。
 (8月19日より抜粋)


.. 2013年08月21日 14:29   No.591006
++ 茨城新聞 (高校生)…55回       
検診データ登録遅れ 原発作業員の健康管理
  東電、数値修正で混乱も

 東京電力福島第一原発で、事故直後に緊急作業をした作業員の健康管理の不備が目立っている。健康診断結果のデータベースへの登録が6割程度と遅れているほか、7月には東電が登録の前提となる被ばく線量を修正し、混乱を招いた。事故から2年5カ月が経過しているが、国や事業者による健康管理は厳格さを欠いたままだ。(中略)
 累積被ばく量が100ミリシーベルトを超えると、がんの発症リスクが高まるとされる。国は高い被ばく量が見込まれる緊急作業に従事した約2万人をデータベースに登録する方針。長期的に健康管理するため東電や協力企業などの事業者に対し、作業員の被ばく量に応じて年1,2回の健康診断やがん検診などの検査を受けさせ、結果を提出するよう求めている。(中略)
 東電は7月、厚労省の指導をきっかけに、2011年〜12年度の作業員の被ばく量を修正した。452人が既に報告していた値よりも大きくなり、最大約49ミリシーベルト高くなった。100ミリシーベルト超の人は6人増えて173人で、ほとんどが事故直後に働いた作業員だった。(中略)
 修正に合わせて東電は、特に健康リスクが指摘される作業員の甲状腺被ばく量(等価線量)についても公表。これまでは実測データがある522分しか明らかにしておらず、100ミリシーベルト超は178人から1972人と10倍以上に増えた。このうち東電が実施している甲状腺の超音波検査を受けたのは半数以下だった。
(8月18日より抜粋)

.. 2013年08月21日 14:36   No.591007
++ 東京新聞 (社長)…404回       
福島県の3市町村−家の中の放射線量外と変わらず
  「6割下がる」甘い帰還前提=規制委の考え

 東京電力福島第一原発事故で避難している住民が帰還する際に前提となる放射線量が、除染後も国の想定ほど下がらないケースが多いことが、本紙が福島県内で実施した実測調査で分かった。国は家屋が外の放射線を6割遮ることを前提にしているが、家の中でもほとんど減らないためだ。
 国は、住民の1日の生活パターンを屋外に8時間、屋内に16時間と想定。家の中は壁などが放射線を遮ることで、屋外の4割しか線量がないことを前提にしている。
 原子力規制委員会によると、屋内の線量が屋外の4割にとどまるとの考え方は国際原子力機関(IAEA)が目安として示した値をそのまま引用したものだという。
 しかし本紙が今月上旬、田村市や川内村、楢葉町で、住宅の除染が終わって一時帰宅していた住民の協力を得て実測した結果、庭先や玄関先の線量と、居間や寝室などの線量はほとんど変わらないケースが大半だった。
 窓越しに水田や裏山がある部屋では、玄関先より線量が高いケースも散見された。
 特に農家では、玄関や縁側を開けっ放しにして生活しているケースが多い。屋外からの放射線なのか、屋内に再び入り込んだ放射性物質からの放射線なのかは明確ではないが、少なくとも国が想定するような状況とはかなり異なっていた。
(後略)(8月19日より抜粋)

.. 2013年08月22日 14:18   No.591008
++ 東京新聞 (社長)…405回       
除染後も被ばく不安 屋内、農地とも高線量 年間上限の2.5倍予想−
  福島県の田村市、川内村、楢葉町

 (前略) どこで何時間くらい活動するのか生活パターンを聞き、それぞれの場所の線量、時間をかけ算していくと年間の被ばく線量が推定できる。渡辺さんの場合、約2.5ミリシーベルトという結果が出た。一般人の上限値1ミリシーベルトの2.5倍ということになる。数字を聞いた渡辺さんは「危ないのかどうか、自分にはわからない」と当惑した表情を浮かべた。(中略)
 「このまま戻れと言われても困る。誰が責任を取るのか」と語った。
 本紙は、田村市のほか、川内村や楢葉町も訪ね、同様の手法で6人の年間被ばく線量を推計した。結果は川内村の畳業者西山利夫さん(71)が1.7ミリシーベルトだったのを除けば、他の5人はいずれも2ミリシーベルト台だった。
 確信が持てたのは、屋外の放射線量が毎時0.23マイクロシーベルトを下回ってさえいれば、年間被ばく線量は上限値の1ミリシーベルトを下回る、との見方は危いということ。(中略)
 1日おきに帰宅しているという楢葉町の専業農家青木良美さん(78)は、近くの水田に積まれた除染廃棄物入りの黒い大きな袋の山を見ながらこうつぶやいた。
 「あれがある間は、避難指示が解除されても町には戻りにくい。うちも孫が避難先で学校に通っているが、無理だろうな」 (8月19日より抜粋)

.. 2013年08月22日 14:37   No.591009
++ 日刊ゲンダイ (小学校中学年)…14回       
南海トラフがより切迫 小笠原地震で首都水没
 |  東北沖の南が危ない
 |  琉球大名誉教授・木村政昭(地震学者)
 └──── 

○ このところ東北地方を中心に、不気味な地震が相次いでいる。宮城県沖では、4日にM6を記録。M4前後の小さな揺れが続いている。青森や岩手、茨城などの沖合でも地震が頻発している。一連の地震で気になるのは、震源の深さだ。
「東北沖は、太平洋プレートが北米プレートの下に沈み込むエリアで、震源が浅ければ、プレート境界面の“摩擦”と考えられます。ところが、今月のM6は深さ50キロで、3・11の24キロより深かった。ほかの震源もかなり深く、プレートの内部で蓄えられたエネルギー解放が、地震を引き起こしていると考えられるのです」(琉球大名誉教授・木村政昭氏=地震学)

○ 太平洋プレートは何百キロも幅があり、北は北海道、南は伊豆辺りまで延びる。その一部の東北沖でエネルギーが解放されても、ほかの部分では蓄えられたエネルギーが残っている。これが次の地震を引き起こす。発生の1年前に3・11を予言していた木村氏は、「東北沖の南側が危ない」とこう言った。
「ある部分のエネルギーが解放された場合、その北側と南側を危険視するのはプレート理論のセオリーです。特に要注意なのは東北沖の南側、つまり伊豆小笠原諸島のエリアです。昨年には、硫黄島で火山活動が確認されたのに続き、今年1月には三宅島が噴火した。伊豆小笠原諸島の地殻活動が活発化しているのです。
このエリアで怖いのは、ズバリ、地震による津波被害です」

○ 伊豆小笠原諸島は、西側でフィリピン海プレートと接していて、そちら側でも地震が頻発している。伊豆小笠原諸島周辺ではプレートのそこかしこで地震が続発しているのだ。
 「53年前のチリ津波でも、東北地方は被災しました。小笠原諸島周辺で地震が起きれば、かなりの津波被害が出ます。私は、2年以内にM8.5クラスの地震を想定していますが、そうなると、首都圏は3メートル超の津波に襲われる恐
れがあります」(木村氏)
 危ないのは、南海トラフ地震だけではない。(8月6日掲載)


.. 2013年08月22日 14:54   No.591010


▼返信フォームです▼
Name
Email
ホームページ    
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用