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東電社長、発表遅れ陳謝 汚染水流出 3日前に判断(福島第一) 東京電力福島第一原発の汚染水が海に流出している問題で、東電の広瀬直己社長は26日、社内会議で「流出」と判断したものの、公表は3日後だったと明か した。会見では「原発事故以来、(安全文化について)全くできていない」と認めた。 東電によると、19日夕、広瀬社長も参加した会議で「海に漏れた」と判断した。社内では18日未明には、流出を示すデータが共有されていたという。だが、 すぐには公表せず、22日夕の定例会見で明らかにした。その間の週末は資料づくりをしていたという。 そもそも、5月下旬に建屋海側の地中で放射性物質が検出されたが、発表は6月19日だった。海への流出の可能性についても「データを精査している」とな かなか認めなかった。 広瀬社長は「意思の決定、公表までの経緯、大変おしかりを受けている」と陳謝した。 (中略) 原発事故を受けて東電が自らの改革のために設置した原子力改革監視委員会は26日、「対応は遅きに失した」と指摘。東電は「明確な根拠が十分に示せなく ても、最悪の事態について、反響を恐れずに迅速に率直に言及する」などとした 今後の対策をまとめた。(後略) (7月27日より抜粋)
.. 2013年07月29日 11:52 No.585001
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