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北海道電力に、「泊原発再稼働申請」の撤回を求める申し入れ | 説明責任がなっていない。誠意ある回答となっていない。<下> └──── (北海道岩内町)
[Q]保安院はその当時不安院と言われるほどであてにならない。安全対策で津波の高さを9.8mから7.3mにした理由は? [A]今までの解析では10mメッシュで行っていたが、今回精度を高めるため5mメッシュにして航空データで行い、80mと50mの岩礁があり、それから津波の高 さを7.3mとした。 [Q]基準津波は本来規制委員会が作るべきだが北電が作成している。基準津波の高さは? [A]防波堤に西側で7.3m、前の方で5m、3号機の取水口付近で5.2m。自主的な安全対策として防潮堤を作る。 [Q]施設の水密化は? [A]6月末現在で3号機は20箇所中14箇所、1,2号機は20箇所中10箇所水密扉の工事は終了している。 [Q]フィルター付ベントは当初設計になかったので安全協定の事前協議の対象になるのではないか? [A]フィルタ付ベントは今回の申請に入っていない。今回、基本設計の変更の申請を同時にしたが、このことを道庁にに相談したところ、事前協議の対象ではないと言われている。 [Q]過酷事故の時の注水について、注水したあとの汚染水の処理はどうなるのか? [A]新規制基準ではそこまで求められていないが、フクシマで苦労していることは承知をしている。安全対策においても5年と言わず前倒しをして工事を行って いる。安全には絶対ということはなく、事故を起きる確率を下げていく。
当方の代表から最後に 説明責任がなっていない。誠意ある回答となっていない。原発を続けるメリットはない。使用済核燃料の処理などを考えると人間の手に負えるものではない。作 業員の被曝が前提となる原発は倫理的にあってはならない。北電は地域にほくでんさんと呼ばれている意味がわかりますか?社会的責任がある会社だと思ってそ う呼んでいる。ちょっと勇気と叡智を持てば原発をやめれるのだ。
北電の主張 ・あくまでも再稼働は新基準の審査による ・再稼働は本年中(本年度中ではない) ・安全対策の防潮堤、水密扉はあくまでも自主的(9.8m→7.3mに下げたため) 等々 (文責 佐藤)
以上が、申し入れの抄録です。 安倍政権の流れが大きな力となって再稼働を進めようとするが、私たちはめげてはいけない。ああ来ればこうやる、そう来ればこのようにしてやろうと、私たち の英知を持って、未来に責任をもっていきましょう。
.. 2013年07月27日 17:30 No.584001
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