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■--テント日誌
++ Toku-san (中学生)…38回          

7月21日(日)経産省前テントひろば680日目
 |  参院選で山本太郎さん当選!日本の民主主義はこれから始まる
 
この日は、参院選投票日。前日、渋谷で行われた山本太郎さんの最後の街宣をスタッフとして手伝っていたために、少し遅く起きた。
 前日、渋谷のハチ公前で行われた太郎さんと三宅洋平さんの街宣「選挙フェス」では、緑の党から立候補された木田節子さんもスピーチをされたが、早い段階でハチ公前のスペースが聴衆で一杯になってしまったために、夕方頃には、スクランブル交差点を挟んだ反対側の歩道も、候補者の話を聞くために集まった多くの人で埋め尽くされていた。私は、スクランブル交差点の横断歩道を渡ってハチ公側へ来る通行人の方達の誘導を担当していたので、誘導のタイミングを確認するために反対側の信号が変わるのを確認していたが、ハチ公側に作られていたステージ上からの候補者の呼び掛けにスクランブル交差点の反対側にいた人達から一斉に歓声と拍手が起こった。「こんなに多くの人がいるんだ。」まさに壮観なシ
ーンだった。何か新しい事が確実に起きていると確信できたが、選挙の結果いかんに関わらず、この動きが新しい世の中を作るのはないかという期待を持てた。
新しい世の中を作る事に参画するために貴重な一票を投じたい。

 16時過ぎに投票を済ませ、そのままテントへ向かった。テントの中にいらしたスタッフの方達が、ラジオで選挙関連のニュースを聞いていたが、投票率があま
り伸びなかったらしい。「どのような結果になるのだろうか。」20時過ぎから、選挙の開票速報が始まり、自公圧勝という報が早々と報道されたが、東京選挙区では、山本太郎さんが善戦していた。「行けるかもしれない。」結果が気になりながらも、テントの外で、テントに来て下さった方と話をしていると、暫くして、テントの中にいたスタッフのFさんが「太郎ちゃん当確」と伝えに来てくれた。「やった!」喜びのあまり、霞ヶ関の真ん中で思わず大声で叫んだ。

 今回の選挙戦は、裁判の準備、原発関連でお世話になった他党の候補のお手伝いもあり、毎日手伝う事は出来なかったが、ボランティアとして、現場のお手伝
いをしてきた中で、山本太郎さんの思い、ボランティアの皆さんの思いを実感していたので、素直に嬉しい。テントにいらした方達と祝杯を挙げ、喜びを分かち合った。
 11時過ぎて、山本太郎事務所を取材していたTBSの取材版がテントを訪れ、短い時間だったが、テント前からUST中継を行った。今回の選挙結果は、全体としては与党の勝利。これからますます厳しくなる可能性が高い。ただし、山本太郎さん、三宅洋平さんの訴えが、民主主義を実践する新しい動きを作った。これからも気を抜かず、山本太郎さんを応援し、民主主義を実践する動きを継続して行きたい。
 深夜になって、気温が下がり、半袖では寒いくらいの気温になった。明日は、「脱原発テントといのちを守る裁判」の第二回目公判。多くの人に抗議集会、傍聴、報告集会に参加していただきたい。
 ★次回、第三回目口頭弁論期日は9月12日(木)★
 次回、第三回目口頭弁論期日は9月12日(木)。テント2周年の翌日です。
 第一回、第二回を上回るように、東京地裁にお集まり下さい!

.. 2013年07月25日 09:02   No.582001

++ I.K (小学校低学年)…5回       
テント日誌 8月4日(日)
 │ 経産省前テントひろば 694日目 わがテントにはアイドルもいる
 │ 女性8人がテント前に勢ぞろい、そこへ原発賛成の若者がきて・・・
 

のどかな一日でした。 テントに着くといつものように乱鬼龍さんが反原発川柳を書いたボードをたくさん椅子に立てかけていました。「こうやって置くと通りがかりの人が結構読んで行くんだよ」と、そして観光バスが通るとその一枚を掲げてアピールしています。(中略)
-- 2時過ぎには、日曜日に来るのは初めてと言うたんぽぽ舎のMさんはじめ女性8人がテント前に勢ぞろいでした。またもレディースディねと笑い! 某アンケートによれば再稼動反対は女性が男性をかなり上回っているとか?女性の頑張り時ですね。今日は幸い、雲の多い天候で、時折涼しい風が吹いてくれたので、座り込んで楽しいおしゃべりが出来ました。普段あまり個人的な話は
しない人とも、打ち解けて話せて良かったです。(中略)
-- 夕方原発賛成の若い男性がテントをしげしげと眺めていました。そして大飯原発9月2日3号機停止、9月15日4号機停止の表示を見て「大飯ってどこですか?」とあんなに騒がれているのに知らない人もいるんだ、まさにじぇじぇ!
かく言う私も3・11の前は知らなかったけれど…
-- 彼は日本は石油が取れないから原発が必要と思っているらしい。
原発の危険なことを話し、処理できない高レベル放射性廃棄物をどうするか尋ねると、それは科学者が考えることだという。
最後にあなたたちのスローガンは良いけれど、理想論だと、そして原発賛成と言って帰っていった。まだまだ同じような人がいっぱい居るのですね。
チャント判ってもらえるように話せなかったのが残念です。(I.K)

☆★☆★ 次回、第三回目口頭弁論期日は、9月12日(木)☆★☆★
 9月12日(木)はテント2周年の翌日です。
 第一回、第二回を上回るように、東京地裁にお集まり下さい!


.. 2013年08月09日 12:57   No.582002
++ I.K (小学校低学年)…6回       
テント日誌8月18日(日)経産省前テントひろば−708日目
 │  まだお盆休中なのか…
 │  暑い中、毎週座りに来て下さる方も何人かいて感謝です
 └─ 無関心な人たちに反原発を如何に訴えるかがこれからのみんなの課題

○まだお盆休みの続きなのかテント前の人通りはいつもより少なかったです。
午前中は時折涼しい風が吹き日陰になっているので楽でしたが、午後からはやはり猛暑、出てくる言葉は「暑いですね!」ばかり。椅子をわずかの日陰を求めて移動させながら、座っていました。昼少し前、不安そうに現れた女性、にぎやかなところは苦手なので官邸前行動とかには参加していないけれど、原発のことをいろいろ知りたいとのことでした。
 幸い、ちゃんと説明できるHさんがいらしたのでそちらにバトンタッチ、泊まり開けのSさんも交えて長時間話し合って帰られましたけれど、納得できたかな?
昼前には川崎の方が車で来て梅ジュースやコーヒーお菓子などたくさん差し入れて下さいました。金曜日に物騒な客が現れたことを心配して来てくださったようです。7月までは平和な日が続いていたのに8月になって、8日、9日そして15
日と平和が乱されています。
 夕方群馬から来てくださった方、映画「標的の村」見に来たけれど、満員で入れなかったとか。群馬でも金曜行動があるけれど、決まったメンバーになってしまって広がらないと嘆いていました。そして再稼動反対のシュプレヒコールに外
野から左翼!左翼!との野次がとぶそうです。阿部首相の影響のようです。
無関心な人たちに反原発を如何に訴えるかがこれからのみんなの課題ですね。
○自転車で通りがかった男性、信号待ちをしながら、もう此処長いよね(!)大変だね(!) 熱中症に気をつけて頑張って下さい!スイカに塩振って食べると良いらしいですよとアドバイスを残していきました。脱原発はあなたの問題でも
あるのだけれど・・・と言いたかった!
暑い中、毎週座りに来て下さる方も何人かいて感謝です。

.. 2013年08月21日 12:05   No.582003
++ K.M (小学校低学年)…9回       
.「ふるさとも生活も仕事も奪われた」被害者の深い悲しみと怒り
 |  「福島を忘れない!全国シンポジウム」に参加して
 |  〜福島の怒りと悲しみを忘れない〜
 |  テント日誌8月19日(月)経産省前テントひろば−709日目
 
○ 17日(土)から18日(日)に「反原発自治体議員・市民連盟」が主催する全国シンポジウムと現地訪問に参加し福島の厳しさを実感してきた。
 17日午後からのシンポジウムでは、福島県内の地方議員他が百人を超える全国からの議員・市民の参加者に東電福島第一原発事故の被害状況を説明し参加者は熱心に聴き入った。シンポジウムの内容は明くる日の朝日新聞福島地域版に報道された。

 円通寺住職吉岡棟憲さんは、冊子「原発事故さえなければ通信」で本当の福島を知らせている。阿武隈川の灯篭流しも川底の放射性物質蓄積で灯篭飾りに、防護服を着てお墓詣りするなんて、除染に5兆円を使って「安心・安全」キャンペーンがなされ、福島の自治体は総て国の下請けだ、と穏やかに怒りを伝えた。浪江町では月一人当たり10万円の賠償費を6倍に増額を求める、当然だ。マスコミが何も書いてくれない。政治家は、財界と官僚とアメリカに従っている。「被災者」でなく「被害者」と呼ぶべき、誰かが加害者だ。福島原発でなく東京電力福島原子力発電所と呼ぶべき、東京の為の発電所だ。

○ 川俣町議員のお話:フクイチの現場を見れば津波は関係ない、ベント前に高濃度放射能汚染が起こった、除染後の廃棄物を農地に5段重ねしている、福島のワタムシの1割に奇形が出た、虫の異常が多く鳥が減っていて生態系異常が心配だ、県も市町村も生態系調査をやる気がない。

 飯館村酪農家のお話:4月に計画的避難地域を発表。そこで遊んでも大丈夫、マスク外して大丈夫などの「安全説法」。村長は村を守るが、私は命を守る。末端の行政が悪い、除染は国のいいなり、帰りたい帰れない人へのケアが全く無い、
なぜ飯館村だけ年間5mSvなのか?「帰りたいけれど帰れない人」へのケアが全くない。

質疑応答も活発になされ、積み残しは交流会で個別に話あった。

.. 2013年08月21日 12:46   No.582004
++ K.M (小学校中学年)…10回       
○ 18日(日)はバスで現地を回った。最初に福島市内の仮設住宅。平屋建てプレハブ住宅がずらっと並ぶ。通路を年配の方が歩いている。怒りと悲しみが込み上げてきた、原発事故後2年5カ月も経っていまだに仮設住宅生活を強いられている人たちが沢山いる!
 福島市を南下して川俣町に。絹の町として羽二重を輸出して栄え、日銀福島支店がこの町にあり、昭和46年まで鉄道があった。学校の体育館まわりに400戸が避難して入居した。富士山が見える北限の山がある。
 飯館村に入ると田んぼに稲穂がなく草ぼうぼう。家という家に人の気配無くミートプラザと大書したドライブインも閉鎖。11年3月15日に放射能の雨が降った。計画的避難区域で作付も禁止。あちこちの道が通行止め。

○ 川俣町山木屋も同様で、人の気配が無く家が泣いているよう。放射性物質は谷沿いの上昇気流に乗り木に当たって落ちた。田んぼには沢山のブルーシートや黒円盤5枚重ね。空間線量は7μSv、バスの中でも2.3μSv。
 葛尾村では住居回り20mが除染された。道路沿いに掲げられた「除染作業中」の旗とジョイントベンチャーの立て看板。田んぼの茶色の塊は減量化してから仮置きする。一日に300tも除染廃棄物が溜まっていく。

○ 「福島を忘れない!全国シンポジウム」と現地見学に参加して、一番に感じたことは、今まで何も分かっていなかったとの実感。人の気配のない家々、牛一匹もいない牛舎、JVによる除染廃棄物と雑草に覆われた田んぼ。線量計を手放
せない不安な生活。被害者の方々がもっと怒らないことが不思議だ。
 「ふるさとも生活も仕事も奪われた」被害者の深い悲しみと怒りを胸に、闘おう。

.. 2013年08月21日 13:01   No.582005
++ I.K (小学校低学年)…7回       
傘をさして座り込み、女性陣が留守番!汚染水が話題の中心、
 |  再稼働阻止全国ネットの会議後の帰途に寄って下さった皆さん
 |  テント日誌8月25日(日)経産省前テントひろば715日目
   雨がふりしきる中で、テントは…
 
 朝から雨、テント前を車が水しぶきをあげて通り過ぎるのを眺めながら雨の上がるのを待つ。半袖姿では寒いくらいの天気だった。11時近くになってやっと小降りになったので傘をさしての座り込み、そして泊まり開けの人がボツボツ家路に着く頃雨がやんでほっとした。
 昨日と今日は原発再稼動阻止全国ネットの集会があったので多くのスタッフがそちらに参加のため女性陣が留守番!会話はやはり福一の汚染水漏れのことや安倍政権のこと。今朝の朝日新聞に「ドイツのブレない脱原発」と言う記事が載っ
ていた。日本が福島の事故の後も「経済性」や「エネルギーの安全保障」を理由に原発に回帰しつつあるのを理解できないとあった。テントを支持してくれる多くの人たちもみんな同じ考えだと思う。
 昼休みにテント前を通り過ぎた作業員らしき人、「俺も福島出身なのだ、原発反対、頑張って!」と、またカンパはしたけれど、テントに来たことがないという方、お知らせを受け取って実際を確かめに来たとか。写真を何枚か撮って数分
話して帰られた。そのあと全国ネットの集会に参加した福島のKさん、Hさんも寄ってくださった。
 天候のせいもあり、今日は訪れる人も少なかったが、少し涼しくなってきたことだし、休日はゆっくりお話も出来るので、もっとたくさんの方が来て下さればよいのにと思う。
 5時過ぎて不埒者が現れた。以前にも時々トラメガ抱えて来てテント前で大声を出しわめいていた人だ。今日は「久しぶりにてやったぞ、汚いテント早く撤去しろ!」「朝鮮人!」などなど罵詈雑言を浴びせて帰りました。やかましいだけで実害はないので、反論せず、みんなでじっと見ていました。最後に平和が乱されてがっかり!

.. 2013年08月28日 09:29   No.582006
++ I.K (小学校低学年)…8回       
テント日誌 8月29日(木)経産省前テントひろば719日目
 |  サラリーマン風の男の方が信号待ちの間にカンパをしてくれたのは
 |  嬉しかったです。きっと隠れ反原発の人も多いのでしょうね。
 
 テントに向かう地下鉄で若い女性が席を譲って下さった。ありがとう!といって座ってから彼女のバックに妊婦さんのバッジがついているのに気がついてびっくり!それを指差して大丈夫?と聞く私ににっこりうなずいたのを見て、今更、断るのもと思い座り続けた。心の中で元気な赤ちゃん産んでね。あなたの赤ちゃんのためにも脱原発頑張るから・・・・と言いながら温かい気分でテントに着きました。
 テントではKさんが貰ってきたうちわにNONUKESのシールを貼って道行く人に渡していた。今日もまだ残暑が厳しかった。
 通りがかった中年の男性、「このまま原発を動かしていたら日本はおしまいになるよ!自民党に勝たせすぎた国民が悪い」と言って去りました。そう思うなら一緒に反原発運動に参加してくれれば良いのに!
 午後には「会員になりたいのだけれど」と言う男性も来て下さったので記名していただきチラシをお渡ししました。サラリーマン風の男の方が信号待ちの間にカンパをしてくれたのは嬉しかったです。きっと隠れ反原発の人も多いのでしょうね。
 黙ってテントの写真を写していた男の方、反原発なのかな?と思っていたら「くそ婆ぁ!死ね!などと」と悪態ついて去っていきました。一見普通に見えた人なのにチャント話が出来ないのですね。悲い!
 1時半過ぎには国連の藩事務総長の発言に対して抗議しろ!と右翼の街宣車が数台外務省にやってきました。外務省前警備の警官数名がテント前にも来てくれて心強かったです。街宣車は外務省を二回りして大声を上げただけで引き上げたのでほっとしました。

9月11日(水)「怒りのヒューマンチェーン」
 ◆午後3時〜5時/経産省前座り込み・抗議集会《福島と全国原発立地からの参加者中心に》
 ◆午後6時半〜7時半/テント・経産省前1分間スピーチ
 ◆午後7時半〜/経産省包囲・怒りのヒューマンチェーン

9月12日(木)「テント裁判第3回口頭弁論」
 ◆午後1時〜/東京地裁前集合・抗議集会
 ◆午後2時第三回口頭弁論(東京地裁103号室法廷)
 ◆午後4時〜報告集会(参議院議員会館講堂/発言 神田香織・河合弘之・渡辺ミヨ子他)

.. 2013年09月02日 15:35   No.582007
++ I.K (小学校低学年)…9回       
テント日誌9月1日(日)経産省前テントひろば722日目
 |  9/1「さようなら原発講演会」英知の集まりのお話を紹介
 |  関東大震災から90年
 └──── (I.K)

○ 今日は関東大震災から90年目、町会の防災訓練のアナウンスを背中にテント
へ向かった。
 猛暑がぶり返しでじっとしていても汗が噴き出すほどですが、空には秋の兆しが見えてきました。天高く・・・何とやらの感じ、飛行機やヘリコプターがくっきり見えます。ミンミン蝉の声も少なくなり、日曜日は車も少ないので午前中の
テントは静かでした。
 午後から日比谷公会堂で1000万人署名の講演会があったのでそちらに参加する前にと、愛知、長野などから来た方たちが寄って下さいました。
別の用事でいらした函館YWCAの方は大間原発反対運動のことなどを話して帰られました。
 午後になって毎週座ってくださるTさん、Mさんと愛犬がテントは初めてと言う友達を連れていらして、第2テントの二人の女性と一緒になって原発のこと、教育問題などの話で盛り上がっていました。
その後、色々な飲み物、紙コップまで抱えて訪れた若い男性、何とテント裁判で被告にされたMさんの息子さんでした。やはりテントは初めてとのこと、お父様の説明を熱心に聞いて暫く座って行って下さった。頼もしいですね。
○ 4時前、Tさんが講演会の後、反原連官邸前行動に参加する方のための給水準備をする。どの位の方が寄ってくださるか予想がつかなかったが、思ったよりたくさんの方が来て下さったので、大わらわでした。私は9・11と12のチラシ配
りを!講演会には2000人以上の方が参加したそうで良かったですね。
天気予報では夕方雷雨とのこと、4時ごろ官邸方面に黒い雲が現れたのでひやひやしていましたが、風に吹き飛ばされたらしくホットしました。
今日はテント初めての方たちが大勢来て下さって嬉しかったです

.. 2013年09月04日 19:24   No.582008
++ K.M (小学校中学年)…11回       
9.1さようなら原発講演会に2200人が集い、心を新たにして反原発運動へ!
 9月1日、9.1さようなら原発講演会(つながろうフクシマ!くりかえすな原発震災)は2200人を超える参加者が日比谷公会堂を一杯にして、新たな反原発・脱原発に向かって一歩進む決意をした。「自分たちは次世代を生き延びさせていく世界を持ち続けなくてはいけない」(大江健三郎)と。
 以下の興味深いお話とともに、ジンタらムータが懺悔の歌、不屈の民、相馬盆歌など素晴らしい演奏で盛り上げ、ザ・ニュースペーパーで安倍と小泉が登場して爆笑の渦を巻き起こし、女優木内みどりさんが心のこもった司会で聴衆を一体にした。反原発の行動が新たに一歩踏み出すことになる素晴らしい講演会だった。
以下は、英知の集まりのお話のつまみ食い(文責は私)。

○ 鎌田慧さん:90年前の関東大震災では戒厳令がしかれ、大杉栄、伊藤野枝らが殺され、約6千人が虐殺された。反・脱原発運動は人々が仲良く暮らそうという命を守る運動。海が汚染されているのに、原発を再稼働し海外に輸出しよう
とする安倍政権はめちゃくちゃ。憲法も重要な問題。
○ 佐藤和良さん(いわき市議):15万人を超える人々がふるさとを追われた、
仮設住宅に住む多くの人が抑鬱状態、1400人を超える関連死。高濃度汚染水問題は、太平洋に汚染水を流すための出来レースで、IAEAなど原子力マフィアが海洋投棄を認めようとしているのではないか。私達被害者はあきらめない。
○ 大江健三郎さん:いとうせいこうの「想像ラジオ」から入って井上ひさし・加藤周一との興味深い逸話を紹介、満場が大笑いした。エセンシエル(本質的)に大切なモラル(人間の倫理性)は、「次の世界に生きていく世界を残すこと」。
ドイツは、脱原発を批判されたが、昨年一年間に世界で最も多く電力を輸出したのはドイツ。
○ 小出裕章さん:事故は収束していない、これから何か月も続く。放射性物質の放出は、セシウム137換算で、広島原爆の168個分。年間20mSvなんて日本は「法治国家」か?
浅沼稲次郎の日比谷公会堂での死。憲法前文は崇高。
誰も一度しか生きられない、歴史と事実をしっかり掴もう。

.. 2013年09月04日 19:41   No.582009
++ K.M (小学校中学年)…12回       
○ 澤地久枝さん:あと2日寝ると83歳、2歳になる子どもと対話。日本の政治は棄民を繰り返してきた。シリア問題は武力介入したら紛糾する。
誰も福島原発事故の責任をとらない、この事態を招いた人に訴訟を起こすのはどうか?
子供たちの命を守るために脱原発を。
○ 内橋克人さん:一昨年の9月19日には福島からバスで子供たちを連れた沢山のお母さんが、「東北の鬼」になる、毎日が怒りだと話した。福島の悲劇に学ばない政治家は国会にいらない。民意に反する原発輸出トップセールスは許され
ない。新しい安全神話が作られようとしている。心を同じにしていきたい。
○ 落合恵子さん:追いつめられた状態だ。汚染水問題は参議院選挙が終わった直後に発表された。福島原発事故は何一つ過去になっていない、こんな状態で死ぬのはいやだ、落とし前をつけてやろう。東京オリンピック招致の費用を福島に。
外に出て、全く考えが違う人、「安全神話」に生きる人にノックしよう。


.. 2013年09月04日 19:55   No.582010


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