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■--常温核融合
++ 伝六 (中学生)…47回          

政治家は、化石燃料によるエネルギーは二酸化炭素を排出するし、石油もやがてなくなるから、原子力は必要だという。政治家の言うのはうけうりだから、しかたない?としても、科学評論家などが、原子力発電が必要などというのはいかがなものか。北海道大学大学院の水野教授が「常温核融合プロジェクト」という記事をネットに掲載している。直接ではないにしてもエネルギー問題の解決に有望だと思う。個人的には確信した、十年後になるか三十年後になるかしれないが、きっと実用化できる。原子力発電所よりは危険のすくないものができる。原子力行政にたずさわる人よ、発電所の廃棄物を埋める施設をあらたにつくるのはやめよ。地元でいやがるものをつくるな。できるならば、政府が常温核融合研究プロジェクトをたちあげるべきである。民間の金のある人は利を生む投資にはならないが、人類のために金をだしてくれ。
.. 2007年03月16日 20:57   No.58001

++ 伝 (小学校高学年)…25回       
水野教授によれば、常温核融合は本来の核融合とはちがう、水素核と自由電子が関わる機構として説明できるという。この反応を応用すると、放射性廃棄物を根本的になくせる可能性があるという。これはおそらく原理的に可能であるということだろうから、技術的にはあるいはむつかしいかもしれない。しかし原理的にできるものなら、あとは工夫次第だ。くさいものにふた式で地中にうめこまなくても、安定元素にしてしまうことができるなら、当然そのほうがよい。そういう研究をするように奨励してほしものだ。
.. 2007年03月17日 12:06   No.58002
++ 六 (小学校中学年)…14回       
原子力発電をできるだけ長くつづけたいなら、高速増殖炉をつくるのは当然の流れであろうが、科学技術が現在の内容であるとして、四十年後の計画をたてるということになると、無理がくることは誰でもわかっているだろう。現在をもとにして未来を設計するのでなく、未来が現在を規定するという発想であるべきでないだろうか。言うは易く行うは難し。しかし、科学については責任にしばられた発想でなく自由な発想が必要でないだろうか。
.. 2007年03月17日 21:53   No.58003
++ 山崎久隆 (小学校中学年)…12回       
 4月20日、経済産業省はこれまでに明らかになった電力会社の不祥事に関し、事実上何の処分もなく、行政指導だけで済ますことを発表した。度重なる事故隠
し、そこには日本初の臨界事故隠しまで含まれ、世界でも例を見ない制御棒多数脱落の構造欠陥も露呈した事故に対しても、わずかな改善により欠陥原子炉の運転継続を認めるといった犯罪的な決定もおこなった。
 その背景は、20日付の甘利明経産大臣のコメントに露骨に現れている。「何より、原子力発電は、二酸化炭素を排出せず、供給安定性も優れていることから、
我が国のエネルギー政策上並びに地球環境保全上、原子力を推進していくことは極めて大切です。このような観点からも、しっかりと安全を確保して、国民の皆
様とともに、世界で一番安全で安心な原子力立国を構築していきたいと思います。」(4月20日付「発電設備の総点検に関する評価と今後の対応について・経済産業大臣甘利明」より)
 つまり、電力に対しては「安全を確保せよ」と通り一遍の当たり前のことをただ言うだけなのに対し、国民に対しては「原子力立国の構築」を押しつけ、それ
への疑問すら認めない姿勢を示し、それもこれも「二酸化炭素対策と安定供給」のためだと強弁しているのである。「はじめに原発ありき」は、「はじめに軍部
ありき」で政府の不拡大方針を無視して侵略を続けた軍部を追認し続け敗戦にまで突き進んだ戦前と同じ発想である。こういうものを翼賛体制という。いまや
「原発翼賛体制」は政府のみならずあちこちに侵入している。これもまた反動的な政治のもたらした「負の連鎖」だ。おりしも六ヶ所村の再処理工場で、耐震計
算を誤っていたうえそれを11年間も隠し続けてきたことが明るみに出ている。原子力産業の隅々まで破綻産業化しつつある現実に、国はまだお墨付きを与えるの
は、共同共謀関係であるからに他ならないのだ。それが4月20日に改めて露骨な形で示された。

.. 2007年04月25日 08:06   No.58004
++ 山崎久隆 (小学校中学年)…13回       
制御棒脱落は、日本の原発でも海外の原発でも繰り返し発生し、臨界に達していたものもあった。米原子力規制委員会(NRC)は1988年にそれを警告してい
た。しかし日本の電力はもちろん、国もメーカーもいっさいそれを無視し続けた。
おそらく日本では起こりえないという「奢り」のためであろう。
 米国やスウェーデンの事例は、制御棒の操作を伴う「停止余裕試験」や「摩擦抵抗試験」で、引き抜き操作を誤り別の制御棒を抜いたり、多数の制御棒を操作
したり、引き抜き防止装置をブロックしていたり、スクラム装置を止めていたりしたというケースである。日本の場合はそういう試験の前段階でおこなわれる、
現場のバルブ操作に失敗し、誰も引き抜きの意図がないときに勝手に抜け落ちたのだから、むしろもっと深刻であった。しかしNRCの「情報通知88-12」
と呼ばれる警告文書は、無視されてきたのである。

.. 2007年04月27日 08:19   No.58005
++ 伝 (中学生)…36回       
ブッシュ大統領になって、アメリカの原子力発電が再開されることになったらしい。そして世界的にも原子力発電所建設の動きになった。石油の需要と供給からも、地球温暖化の問題からも原子力発電が必要だということだが、それは前からわかっている。原子力発電所の事故から、原子力発電に疑問ができて中止になったと考えていたが、事故をおこさない見通しがったたのだろうか。邪推をすれば、原子力発電所でできるプルトニウムを核兵器につかえば、エネルギーと軍備とセットになって経済的なのではないか。邪推であることを願う。
.. 2007年04月27日 20:56   No.58006
++ 山崎久隆 (小学校中学年)…14回       
制御棒脱落は「改良型」と呼ばれる柏崎刈羽原発6号機でも発生した。まだ営業運転に入る前の1996年6月10日定格出力で試運転中に自動出力制御装置の試験中に、205本の制御棒のうち4本が半分以上の位置まで抜けている。
 ABWRは、従来のものが水圧駆動のみであるのに対し、電動駆動装置を追加したので制御棒の挿入失敗や落下は起こらないとしていた原発である。しかしそれでも制御棒が脱落した。
ABWRでも制御棒が脱落するというのは、もはや構造欠陥であることの証明に他ならない。
 また、福島第一原発4号機は1998年2月22日、定期検査中の原子炉圧力容器耐圧試験中、圧力が上がりすぎて逃がし弁が開き、急激な減圧が起きた際に、137本中34本の制御棒が15センチほど落下した。燃料があったが、落ちた距離が少ないために臨界にはならなかったというが、34本もの制御棒が同時に落ちるのは極めて危険だ。

.. 2007年04月27日 21:00   No.58007
++ たんぽぽ舎 (小学校中学年)…10回       
六ヶ所再処理工場の稼働を中止せよ

5月23日(水)の月例行動の案内

再処理を止めたい! 首都圏市民のつどい(数団体で構成、たんぱぽ舎も参加)
では、’04年末から、毎月の第4水曜日の夕方、経済産業省別館、原子力安全・保安院の前で、「(青森)六ヶ所再処理工場の稼働を中止せよ」の抗議・要求行動をおこなっています。

今回で30回近くになります。5月23日(水)6.30〜7.00です。短時間ですが、申入文、抗議文を経産省へ手渡し、職員や通行人へビラを配布して、
「再処理工場の廃止」を訴える行動日です。多くの方の参加を期待します。

.. 2007年05月22日 08:09   No.58008


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