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富士山が三保の松原も含めて世界遺産に登録されたことは慶賀なことで、ともに喜びたいと思います。 前回お伝えした北後美智子さんから「今後の予定」と題する手紙が、昨日届きました。作品が今後の出版物に載る案内書ですが、その一つに世界遺産登録を記念した『光輪の富士』という作品の掲載予定もあります。 北後さんの『詩集』には「次世に生まれ出ずるなら」と題する詩があり、「私は大きな樹の桜の精になり、桜らんまんと桜ふぶきで人々を幸せの夢の世界へいざないましょう」と詠っています。 また、『詩集』を最後まで拝見すると、それは「遺言書」であることも判りました。すでに「蓮鳳院慶美壽薫大姉」という戒名もあり、最終頁に「ひっそりと静かに浄土へまいります。ありがとうございました。さようなら」と惜別の言葉を記しています。全編に「死期の近さ」を暗示させています。 今回は北後さんの豪華本作品集の中から、富士山だけを抽出してご紹介します。じっくりとご鑑賞下さい。 (^-^)M・S
.. 2013年07月04日 09:48 No.573001
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