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大飯、規制委調査 新基準適合か 月内にも判断 更田委員「決定的欠陥ない」
原子力規制委員会の更田豊志委員は十五日、運転中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の新しい規制基準への適合状況について、「個人的感想」とした上で、「決定的に欠けているとか、緊急に対応が必要だとの印象は持たなかった」と述べた。(中略) 七月に施工される新基準では、地震や放射能の影響を減らし、事故対応の拠点となる施設や、原子炉の冷却機能が失われた際の代替注水設備などを整備するよう要求される。 関電は、拠点施設を建設中だが、完成は二〇一五年度となる見込みで、それまでは1、2号機の中央制御室裏の会議室を代用する。(中略) 規制委は調査結果と関電の改善の状況を見極めた上で、3、4号機が定期検査に入る九月までの間、正式な新基準による審査を経ない状態で運転継続を認めるかどうか、早ければ月内にも決める。(6月16日より抜粋)
.. 2013年06月18日 11:05 No.564003
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