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福島県民健康管理調査の最新報告について思う | 福島の子供は事故以前の日本全体と比べて約80倍に | 罹患率が上がったのです。 | 子供がこれほど免疫力を失ったのは由々しき事態です。 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)
○ 6月5日の発表で福島の子供2011年度と2012年度合計で癌および強い癌の疑いの合計は27人になりました。(震災当時18歳以下の子供) 2011年度の数字はずっと癌3人と強い疑い7人(実質癌10人)と言われてきたのに、今回は癌7人強い疑い4人と違っている。検査した子供の数も少し増えて38,114人から40,764人になりました。 また2次検査対象205人のうち2次検査実施者は166人です。したがって、癌および疑い数は比例して増えると予想されます。 2012年度の検査人数は134,735人で2次検査対象935人ですが、2次検査実施者数は255人です。癌患者数は比例して増えると考えるのが、妥当です。 なお山下俊一教授(元福島県立医大副学長、元福島県民健康管理調査検討委員会座長)はアメリカの学会にて癌の強い疑いは癌として扱っていたそうです。 今後の2次検査実施者から同じ割合で癌と癌の疑いが出ると仮定すると、2011年度は合計11人から14人、2012年度は16人から59人に増えます。 2年間の合計は27人から73人に増えます。これは10万人あたり42人となります。 ○ さて、独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センターの「がん情報サービス」によりますと、2005年の統計で、甲状腺の罹患率は10万人あたり、0−4歳は0人、5−9歳0人、10-14歳0人、15-19歳ではやっと2人(男、女それぞれ1人)ですから、19歳以下平均すると10万人当たり、0.5人です。 福島の子供は事故以前の日本全体と比べて約80倍に罹患(りかん、新たに癌と 診断されること)率が上がったのです。 こちら こちら
.. 2013年06月14日 09:49 No.558010
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