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■--テント日誌
++ M/O (大学生)…99回          

5月23日(木)経産省前テントひろば621日目
 |  「明け渡し請求訴訟」裁判口頭弁論開かれる
 |  300名が結集し地裁周辺をデモ
 |  6月3日(月)「脱原発テント裁判を考える講演会」に参加しよう
 

前略
○ テント前では16日から22日まで裁判に抗議するハンストが展開されてきたのだが、参加者、あるいはこれに呼応して出来る場所でハンストをなされた方々も同じ思いであったと思える。福島第一原発の事故は未だ収束はしていないし、東電の賠償等は遅遅として進んでいない。原発行政の母体であった経産省が原発事故の提示した問題に積極的に動き、働いたとは見えない。聞えてくるのは脱原発の動きに対する抵抗や巻き返しであり、原発再稼働の準備である。とりわけ安倍政権になってからそれは顕著である。経産省はこれまで原発行政の実質的な推進機関であり、膨大な既得権益を築いてきた。それ故に、福島第一原発事故に深い危機感を持ち、その既得権益を守るために再稼働→原発保持の戦略を想定しそ
のための動きをやってきた。経産省は国民の意思を政策として実現する機関であり、こうした特定の既得権益の代弁者として振舞うことは許されないはずである。
彼ら自身が既得権益者になっていることもまた。今まではこうしたことは国民の目から隠されてきたし、それに気がついたにしてもそこに異議申し立てをする方
法もみえなかった。
○ 経産省前テントは国民の意思を声として結集し、経産省に抗議する場となった。彼らの動向を監視し、国民の原発の意向を訴える機能を果たしてきた。経産
省側にとっては邪魔な存在であっても、彼らが国民の意思に基づく機関である以上はこれを聞くべきであり、その声で自分たち行動を反省し、転換させていくべきものである。テントひろばが管理上は経産省の土地《国有地》であるにしても。
それを原発問題の意思を現わす面々が使用しても認めるべきものである。そうであっても何の不都合もないのである。
 彼らがこの場所の「明け渡し請求訴訟」を起こしたことはとんでもないことだ。
1)に経産省側は原発の今後について国民の意思に反する考え《再稼働→原発保持》を持っていること。2)に脱原発―反原発の声や意思を排除し、圧殺する考
えのあること。3)法は彼らの行為を制限し、縛るものであって国民の意思や声を排除するものでないこと。従って今回の訴訟は職権の乱用にあたること。憲法が権力者を縛るものであることはよく知られているが、法もまたそうなのだ。今回の訴訟は占有権をめぐってであるが、国家がその所有権を乱用することを縛るものであり、その行為に慎重になるべきことがその法的規定にはある。この土地の占有権について国家はそれをみだりに振りまわしてはならないのであり、特に今回のケースはそういえるのである。経産省や国側には法は統治のための手段のように考えているのかもしれないが、彼らの権限をみだりに振りまわすことを許さないものとしてあり、今回はそれに該当する。23日は裁判に先立つ集会が開かれ、傍聴できなかった多数の人々は法廷前の廊下で大法廷の使用を要求した。
その後の裁判所周辺でのデモを行い、その後に弁護士会館で報告集会を行った。
《裁判の傍聴記などは別にお伝えの予定》。
.. 2013年05月30日 15:02   No.553001

++ M/O (大学院生)…100回       
○ これから続く裁判の中でこうしたことは明らかにされていくだろうが、この裁判の行方を決するものは原発に対する国民の意思や声であり、それが経産省や国の不当な行為を明らかにしていくことにおいてある。権力や国家機関にあるものはお上であり、国民の意思を支配できるものである、それに従うのが国民の義務というような歴史的に連綿と続いてきたしきたりを壊すことが今、僕らに要請されている。自由や民主主義を自分たちのものにすることであり、原発問題が突き付けている課題だ。これは時に裁判というから形で現れているのであり、持久戦的な脱原発―反原発運動の中で焦点として出てきていることである。持久戦的な闘いに集中点をもたらし、また持久戦そのものに持続力を与えるものでなければならない。

○ この週末から週はじめには大きな二つの集会が設定されている。一つは6月2日(日)の反原発国会大包囲行動である。16時〜19時国会議事堂周辺で展開される。(これに先立ち、芝公園23号地で「6・2つながろうフクシマ!さよなら原発集会」さよなら原発1000万人アクション主催)、明治公園で「原発ゼロをめざす中央集会」原発をなくす全国連絡会」がある。どちらも14時からでデモが終わり次第国会包囲行動の合流する)。
 もう一つは6月3日(月)「脱原発テント裁判を考える講演会」18時30分明大リバティーホール。《300名先着》。
 さらに今週は5月31日(金)13時30分から日比谷野外音楽堂で福島原発告訴団の「福島の叫びを聞いてください」がある。
 週末から週はじめの行動に参加し、選挙で浮足立つ動きに脱原発の声を届けよう。これは裁判の今後に深く関係すると思う。《裁判の傍聴記などは別の形で公表される予定》

.. 2013年05月30日 15:15   No.553002
++ I.K (幼稚園生)…3回       
テント日誌 5月26日(日)経産省前テントひろば 624日
 │  裁判(最初の口頭弁論)から次の段階へ
 └────

★10時過ぎテント前に某右翼の街宣車が2台止まって中からおそろいの迷彩服を着た人たちが6・7人降りてきた。降りて来いと言っただろう!お前ら何時までいるんだ!などなど言いがかりをつけて座っていた男性を囲んで脅す。幸い泊まり開けの男性が数人残っていたので冷静に対処、公示書を示し裁判中であることなどを説明したら彼らは数分で引き上げていった。

★午後アジア共同行動の男性がドイツの女性をつれて訪れた。彼は23日の裁判の時にも来てくださったそうです。ドイツの女性は国で反原発は勿論、環境問題、労働問題などに関わっているとのこと。今回は別の用事で日本に来られたが、テントに興味があり連れてきてもらったそうです。
 ドイツは原発廃炉に向けた政策を取っているが、緑の党は生ぬるい2022年でなく即全原発を廃炉にすべきと思い、新しい組織を作ろうとしているがまだ3000人くらいしか集まっていないとのことテントの写真を撮ったり、色々質問して次は辺野古の集会に行くと帰っていきました。

★自転車で来た男性、政界、財界の裏を良く知ってるそうで彼らは金のためなら何でもやるんだから、あなたたちが頑張ってもどうしようもないよ!原発はとまらないよ!もうやめなよ。「ごまめの歯ぎしり」に過ぎないんだから云々年配のSさんと色々反論したけれど、無駄でした。時には彼の言うように権力と闘うのは無駄のように思え疲れるけれど、去年の5月原発ゼロの日を作ったのも、今再稼動のハードルを高くしたのも「原発いらない!」の声が届き始めたのではないかと思う。継続は力なり!テントの裁判闘争を盛り上げて声を上げ続けなければいけませんね。

★テントは本当に峠の茶屋です。名古屋から3ヶ月に一度虎ノ門病院に通院しているという男性、歩き疲れ椅子に「座っていいですか?」と聞く。勿論座って頂きついでに原発のことや色々話をしてチラシをお渡しした。 時々同じように椅子に座る方がいるらしい。

★新聞などで報道されたせいか道行く人からも頑張って下さい!と声をかけられることが多くなった。バスや車の助手席から手を振ってくれる人もいて、座っていて楽しくなる。

★今日は第2テントで映画の上映会があり、大勢の人が集まった。4時過ぎ交代してくれるスタッフが来たのでテントを後にしました。(I.K)

.. 2013年05月30日 22:27   No.553003
++ Toku-san (中学生)…36回       
テント日誌6月2日(日)経産省前テントひろば631日目
 |  〜原発を止める為に多くの人が集まった「6.2 NO NUKES DAY」〜
 |  芝公園の集会と日比谷公園までのデモ、国会正門前の大集会(6万人)
 └──── (Toku-san)

○ この日は、「6.2NO NUKES DAY」全国で数多くの集会・デモが行われる予定になっている。東京では、芝公園と明治公園で集会が行われ、その後、デモ行進を行った後に16時から行われる国会包囲行動に合流する事になって
いた。朝起きると、天気は曇りで少し肌寒いくらいの陽気。天気予報を見てみると、集会が行われる港区、新宿区、霞ヶ関は、午前9時〜12時迄は雨となっていたが、降水量はゼロ、午後からは、曇り時々晴れとなっていた。なんとか、天気が持ってくれるとよいのだが。
○ 午前11時に芝公園の23号地に着く頃には、パラパラと小雨が降って来た。雨が降ると、参加者の数が極端に少なくなるので、早く上がって欲しい。会場に着くと、参加者はまだ少なかったが、テントのスタッフの方達と手分けをして、月曜日に開催されるテントの講演会のビラを会場の入口のところで配布する事にした。集会が始まる12時過ぎくらいから、天気が良くなって、夏の様な日差しになり、人も見る見るうちに集ってきた。12時から開催された集会では、福島で有機農業を営む渡辺ミヨ子さんが「政府は原発を輸出すると言うが、道を誤ってはならない」と訴え、呼びかけ人の大江健三郎さんが「原発の運転を再開するということは、福島の事故で苦しむ人たちに対する裏切り」と発言された。参議院選挙で、自民党は、「経済のために原発を再稼働させる」という事を公約として掲げるということだが、まさに命より金。国が犠牲にした福島の人達の気持ちを全く理解していないと思う。集会の途中、司会の橋本美加さんが参加人数を7500人と発表したが、デモスタート直前まで続々と人が集まってきた。最終的には全部で8500人くらいになっていたかもしれない。おかげさまで用意したテント関係のビ
ラも全て配り終える事が出来ました。

.. 2013年06月08日 13:14   No.553004
++ Toku-san (中学生)…37回       
○ 14時過ぎに集会が終わり、大江さん、鎌田さん、落合さんらが持つ横断幕を先頭に、23号地の横の坂道に、デモに参加される方の隊列が並んだ。先頭の梯団には白い鳩や黄色い風船を持つ多くの方が参加されていた。周囲には多くの警察
官がいたが、原発の停止を求める平和的な市民のデモのスタートを沿道にいた方が暖かい拍手で見送った。その後も、市民団体のグループから次々に芝公園をスタートしていったが、会場の中にもまだたくさんの人達が残っていた。全てのデモ隊がゴールの日比谷公園につくまでには、相当時間がかかるかもしれない。テントの人達は、たんぽぽ舎や他の市民グループが加わる梯団に参加して、芝公園をスタートした。コールは、前日大阪から来てテント前でも1時間に渡りマイクアピールをして下さった「おかんとおとんの原発いらん宣言2011@アラ還ほっとか連」の方達がやられていたが、途中大阪のデモでやられているコールを披露してくれた。「えじゃないか、えじゃないか、えじゃないか、原発無くてもえじゃないか」「えじゃないか、えじゃないか、えじゃないか、電気は足りてるえじゃないか」という親しみのある解りやすいフレーズを皆で一緒にコールし、沿道の人にアピールした。その後デモ隊は、西新橋から、虎ノ門、新橋、東電前を経由し、ゴールの日比谷公園に15時半頃に無事到着しました。「おかんとおとんの原発いらん宣言2011@アラ還ほっとか連」のMさん、楽しいコールをありがとうご
ざいました。一体感があるとても良いデモだったと思います。
○ その後、テント前で、国会方面へ向かう方への案内、テント裁判取り下げを求める署名への協力のマイクアピールを行って、17時半過ぎに国会包囲に合流した。国会周辺も物凄い人。最初に国会前のスピーチエリアに行こうと思ったが、
すでに一杯という事で、警察官に制止されたためにファミリーエリアの方に向かい、国会正門前の横断歩道を渡ろうとしたところ、一方通行と言われたので、仕方なく憲政会館の方に回って、国会を一周して元に戻ることにした。憲政会館に続く道も熱心にスピーチに耳を傾ける多くの人が並んでいて、門のところまで続いていた。国会図書館の前まで来ると、エイサー隊やジンタらムータ、リクルマイさんを始めとするアーティストの方達が音楽やアートで原発反対を訴えられていて、多くの人達が参加されていた。本当に多くの人達が原発を止めたいという気持ちで集まっているという事を実感した。議員会館の前の道を通り、官邸前まで行こうとすると、衆議院第二議員会館のとこで、通行止めになっていて、この先に行く事は出来ないと言われた。多くの人がいて「なぜ行かせてもらえないのか」と警察官に質問をしていたが、警察官は「お願いします」の一転張り、暫
く問答が続いていたが、諦めて元来た道を国会正門前まで引き返した。次回国会包囲をやる際には、「予め、ここは通行止め」という情報を流してもらえると混乱もなくなると思う。
○ 翌日の東京新聞の一面には、「迫る参院選 「痛みへの想像力を」 原発反対 6万人国会囲む」という見出しで、明治公園と国会議事堂前の写真を掲載した記事が大きく掲載されていた。参院選の前にこれだけ多くの人が集まった事は非常に意味があることだと思う。全国でこの日行われた集会に参加された多くの人の想いが、選挙でもよい結果に結びつく事を強く願う。主催された皆様、参加された皆様、お疲れ様でした。引き続き頑張りましょう。

.. 2013年06月08日 13:48   No.553005
++ M/O (大学院生)…101回       
テント日誌 特別版 正清太一代表の陳述書から
 |  国が起こした訴訟に対して、私は強い憤りを覚えています
 └──── 

 5月23日の口頭弁論についての記録は傍聴記などあります。淵上代表の陳述については経産省前テントひろばのブログで公表されています。これはもうひとりの代表である正清太一さんの陳述書です。(M/O)

  正清太一代表の陳述書

1 国が起こした訴訟に対して、私は強い憤りを覚えています。
 経産省は、国策として「原子力発電」を進めてきた張本人です。彼らはこれまで、重要な情報は隠したまま、原子力は安全でグリーンなエネルギーだと偽って国民をだましてきました。地震が起こっても原発は大丈夫だと言い続けてきました。そうして気が付いたら54基に及ぶ原子力発電所が、多額の国費をつぎ込んで建設されていました。
 そして、一昨年3月11日、東日本大震災によって福島第一原発が史上最大の暴発事故を起こし、大量の放射能物質が大気中に放出されました。そのたまに多くの人々が帰るべき家や土地を失い、生活を破壊されました。そして現在もなお、放出された放射能は人々に健康や身体を蝕み続けています。これが自然災害などではなく、人災であることは明らかです。
2 私自身は8回、福島の各地に赴き、被害者の実害、思いをつぶさに見てきております。みんな原発事故による放射能漏れに対する不安と焦燥を覚えながら避難所での暮らしを余儀なくされていました。そして、政府、行政が何一つ被災者の期待する救済策を行っていないこと、被災者たちが政府、行政に対する不信と憤りを強く持っていることも判ってきました。
 そして、一昨年の9月11日の夕刻、仲間たちと一緒に私はテントを立ちあげました。それは、福島で私が見てきたこと、そして感じてきたことを出来るだけ多くに人に伝えたいという思いがあったからです。
3 テントは「原発の再稼働をやめろ」「福島をはじめとする子供たちのいのちと健康を守る政策の実施」を要求してきました。このことは福島をはじめとする、
国民多数の要求でもあります。昨年3月からは毎週金曜日の夕刻から「原発やめろ」という何万もの人々が首相官邸をはじめ、各省庁におしかけるようになって
きております。今,止めなければならないのは原子力発電なのです。今問われるべきは国民のいのちと健康を守るのか、一部大企業の利益を守るのかという問題です。国民の世論を無視して、原発の輸出や再稼働を強行しようとする政府の姿勢は必ず国民から見放されるでしょう。
4 今日まで、全国から多くの人々がテントを訪れ、人々に知られるようになりました。「原子力発電」の今後のあり方について誰でも自由に参加して議論するこのテントは、憲法に保障された国民の意見の表現の一形態として認められるべきと考えています。
 このことを政府、行政は正面から受け止めようとせず、逆に強制排除に向けて訴訟を起こしてきました。しかし、既に事故から2年以上経た今日に至るまで。
政府。経産省が一体何をしてきたと言うのでしようか。誤りを認める事も、事故の責任をとることもなく、被災地と被災者を放置し続けてきただけではないですか。
 自分の責任さえ取ろうとしない政府や経産省が、テントの立ち退きを要求して訴訟をおこすなど、職権の乱用であるとしかいいようがありません。

.. 2013年06月08日 22:37   No.553006
++ 河合弘之 (幼稚園生)…2回       
テント日誌  7月22日(月)の裁判に向けて傍聴に集まろう
| この裁判は、この国の「原子力行政」と「民主主義」を問う裁判です。
 |   国は『訴訟の取り下げ』を!裁判所は『大法廷の使用』を!
└──── 
7月22日(月)の第二回公判に向けたビラをテント日誌に編集してとりあげました。ビラを配布や手渡ししてください。テントにあります。
  
次回口頭弁論期日7月22日(月) 傍聴に集まりましょう!
 東日本大震災から6カ月経った2011年9月11日、福島第一原発事故という未曾有の大事  故があったにも関わらず、一向に変わらないこの国の原発政策に抗議するために、原子力政策の所管官庁である経済産業省の一角のオープンスペー
スに抗議のテントが建てられました。
 以降、約1年10カ月に渡って、経済産業省の眼下で、「原発の即時停止」「全ての原発を廃炉にする事」「福島の被災者への補償」「子供たちを放射能から守る事」を求めて、抗議を続け、福島を始めとする全国の脱原発を求める市民の拠
り所  として存在し続けてきました。

○「土地明け渡し訴訟」の概要
  私たちは、テントを建ててから、経済産業省に対して、「この国の原発政策を巡る議論の場」として広く国民に開放するように」要請してきましたが、国は、使用許可願いの文書に名前が出ていた正清、淵上二名を被告と特定し、本年3月
 29日に東京地方裁判所に「土地明け渡し」を求める訴訟を提起しました。更に、その間の使用料相当の損害金として1,100万円以上の金額を両名に対して、請求してきました。所謂、国によるSLAPP(恫喝)訴訟です。
 国会事故調の報告書の中では、「規制官庁が、規制の虜になっていた」と福島原発事故の原因として、規制官庁の責任を指摘していますが、子供たちの健康対策、被災者への補償が進まない中、何一つ責任がとられていません。また、前政
権で決まった「2030年までに原発ゼロ」にするという方針がうやむやにされる中、トップセールスと称し、海外への原発輸出の話が進められています。私たちは、今回の訴訟を単に土地の明け渡しを求めるための訴訟としてとらえるのではなく、
この国の「原発政策の是非」と「民主主義」を問う裁判「脱原発といのちを守る裁判」としてとらえ、すでに120人を超す大弁護団を形成しています。また、当時者として裁判に参加する意思を表明している方も300人以上集まっております。

.. 2013年06月17日 16:14   No.553007
++ 河合弘之 (幼稚園生)…3回       
○ 訴えの取り下げと裁判所の公正な判断を
 4月末から開始した国に対して訴訟の取り下げを求める署名は、全国各地や海外からも寄せられ、すでに5,500筆を超え、多くの方々が、この訴訟の不当性に対して、意志を表示しています。私たちは、今後も経済産業省に対して訴訟の取り下げを求めて行きます。
 5月23日に行われた第一回目の口頭弁論には、平日の午前中にも関わらず、300名以上の方が地裁前に集まり、わずか30席弱の傍聴券を求めて、抽選の列に並びました。第一回口頭弁論前の事前の弁護団と裁判所との協議の中で、予め多くの人が傍聴に来る可能性があるので、大法廷の使用を要請しましたが、傍聴席が記者席を含め39席しかなく、民事訴訟ではたいへん珍しい警備事件法廷429号法廷が使用されました。これは、私たちに対し、予断と偏見を持った対応としか思えません。これまでの原発を巡る裁判では、裁判所は国と電力会社側に有利な判断を行い、少なからず原発の推進に力を貸してきたと断ぜざるを得ません。私
たちは、民事第37部の村上正敏裁判長並びに東京地方裁判所に対し、裁判の公開原則に従って、7月22日に開催される第二回目の口頭弁論を大法廷で実施する事を強く要請します。

★経産省前テントひろば一同 ★「脱原発テントといのちを守る裁判」弁護団:
河合弘之、宇都宮健児他 ★「脱原発テントといのちを守る裁判」応援団:鎌田
慧、澤地久枝、落合恵子他

.. 2013年06月17日 16:19   No.553008
++ I,K (幼稚園生)…1回       
テント日誌7月7日(日)経産省前テントひろば666日目
 |  昨日例年より14日 早い梅雨明け宣言がされました
 |  七夕プロジェクトを終えて日比谷公園での交流会に向かう人たちが
   来テント
 

 予報の通り朝から太陽ぎらぎら、でもまだ午前中は時折涼しい風がテントの人たちを癒してくれていました。午後からはじっと座っているだけで汗だらだらだったけれど……
 10時過ぎから首相官邸前で行われた“100万人の母たち”七夕プロジェクトに参加のため長野や福島から訪れた方たちがテントに寄ってくださり、いつもよりにぎやかな朝でした。
 11時時少し前,悲愴な顔でやってきた若い女性、「タクシー乗り場はどこですか?」と、聞けば大事な試験を受けるためやってきたけれど、丸の内線が事故で開始時間に遅れそう!と必死の様子、居合わせた人たちで一生 懸命タクシーを止めてあげようとしたが、空車はなかなか来ない、やっと止まったタクシーに乗り込み地図を見せて目的の場所が霞ヶ関違いで、埼玉にあるもう一つの霞ヶ関だったことが判明、もうどうしても間に合いそうも無く、彼女は思わず涙ポロリ!
 彼女に とってこの試験は大学の推薦入学に必要な大事なものだったそうだ。まわりの大人たち「まだ若いのだからこれからもチャンスはあるよ」。推薦入学に頼らないで受験でがんばれば……などなどと必死で慰めていた。
 他にも虎ノ門はどう行けばいいの?イイノホールはと聞く人が訪れた。それにしてもテントの人たちはなんて優しいのでしょう!それぞれに丁寧に対応してあげています。後ろのビルの住人や国会議員さんたち見習って欲しいなあ!

 1時ごろ七夕プロジェクトを終えて日比谷公園での交流会に向かう人たちでまた賑わった。福岡の山伏さんも来て原発廃炉とテントを守る祈願のために法螺を吹いて下さった。ご利益がありますように!赤ちゃんを連れて参加のお母さんなど 少し座って休息して頂けたのは良かったです。2時からテントの当事者報告会もあったのでほとんどの人たちがそちらに移動したが、私は留守番を引き受けて座り込む。通りがかりの女性、写真を撮っていいですか?とおっしゃるのでどうぞとテントのチラシを渡したら、カンパして下さった。
 七夕プロジェクトに間に合わなかったけど短冊を吊るしたいと来てくださった方、テントの笹に吊るして頂き、Sさんが交流会の場所まで案内する。
 その後 数人で座り込み去年どんな風に暑さ対策をしたかなど、懐かしく思い出した。4時過ぎ報告会が終わって徐々にスタッフが戻って来たので私は帰路に!報告会の詳細は別途あると思います。

.. 2013年07月11日 10:20   No.553009
++ K.M (小学校低学年)…8回       
テント日誌7月14日(日)経産省前テントひろば673日目
 |  「原発いらない女たちのテントひろば」(第2テント)がのぼりを付けた
 |  規制委・規制庁を監視し続け各原発の再稼働を阻止する運動も
 |  もうすぐ正念場
 └──── 

○ 19時過ぎにテント到着。Iさんが「原発いらない女たちのテントひろば」のぼりを備え付けた。子どもの絵が入った柔らかいタッチののぼりがテント広場をほんわかとさせてくれる。宇都宮健児さん選挙応援で最寄駅前で毎朝のようにビ
ラまきしたことを思いだす。
○ 夜はオーストラリアから来た学生M君を囲んで日本語・英語ちゃんぽんで環境・原発論議。M君は医学を志したが身体に影響する環境問題に関心が移った。まずはレイチェル・カーソンの「沈黙の春」を紹介する。アイゼンハワーの「アトムズフォーピース」で、東西冷戦勝利と原発売込と核管理を目指した米国戦略に従った日本。連休ゆえに泊まってくれたOさんが、原発が最初に稼働したのはソ連だと教えてくれる。オーストラリアには原発は一基だけでそれも使われていないらしい。熱帯雨林を奪われたサラワク先住民が日本の豊かな森林を見てショックを受けた話もM君の興味を引いた。M君は15日朝から徒歩(ヒッチハイク)で仙台に行くという。M君が東京に戻ってきた再会して東北で見てきたことを聞きたいと思う。
○ さて、原子力規制委員会が明日16日に新規制基準による再稼働評価会合を開始する。昨年9月に発足して以来、既存の原発の稼働を容認する新規制基準作りに専念してきて新基準施行にこぎつけた規制委が、いよいよ比較的新しい加圧水型原発を稼働させていくことはこの10か月の規制委・規制庁の行動を見れば明らかだ。田中委員長は、再稼働の安全性を科学的・技術的に判断するだけで政治的判断や地元判断をしないと言うが、柏崎刈羽原発の再稼働に反対する泉田新潟県知事を特殊と非難して政治的発言を繰り返す。規制委・規制庁を監視し続け各原発の再稼働を阻止する運動ももうすぐ正念場。(中略)
○ 7月22日(月) 第二回 口頭弁論に参加する意思表示をして下さる方を募っています!目標500人!
 テントの受付で直接参加意思表明者カードにお名前をご記入いただくか、テントひろば(070-6473-1947)までお電話下さい。(「第二回口頭弁論当日に参加希望します」とお伝え下さい) こちら

.. 2013年07月18日 12:52   No.553010


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