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福島県広野町・楢葉町・富岡町の現状と住民の置かれた状況 | 「東洋経済オンライン」で岡田広行記者が鋭く報告 └────
東洋経済オンラインにおいて、広野町、楢葉町などの現状と住民の置かれた状況が、岡田記者の記事にて紹介されています。 住民の居なくなった富岡町で、すばらしい夜ノ森公園の桜は、現在見ることが出来る人はほとんどない。津波や地震で破損した家々は手つかずのままで、「市内全域で5年は帰ることができない」との遠藤町長の言葉とともに避難指示解除 と同時に「帰還困難区域」になった町の過酷さを物語る。 町内には早期に帰還できると見込まれる「避難指示解除準備区域」もわずかながら有る。しかし現在の空間線量は3.4マイクロシーベルト/時に達しており、除染をすすめて年間20ミリシーベルトを仮に下回ったとしても、それはわずかな 程度であろう。(3.4では年間で約30ミリになる)他の地域が帰還困難地域のままでは、仮に一部が下がったとは行っても、そこに町民に住めというほうが無茶だ。 とすると、この除染は一体何だということになる。 岡田記者の福島20キロ圏内の現実は、報道されなくなってきた被災地の現状を冷静に見つめている。是非読んで下さい。 山崎久隆(たんぽぽ舎)
『あのJヴィレッジは?福島原発20キロ圏内のいま 一部立ち入り緩和も, 広野・楢葉・富岡町の苦難続く :東洋経済 記者 2013年06月02日』
.. 2013年06月08日 20:09 No.543005
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