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「政官業」タッグ復活 「事故経験し安全技術向上」首相強弁
3日までの中東訪問で安倍晋三首相は日本の原発を各国に売り込んだ。外遊には原発企業のトップらも同行。国内では東京電力福島第一原発事故の影響で16万人が故郷に戻れず、脱原発を望む世論が強い。しかし、安倍政権は世論に背を向けて、過去の自民党政権と同じ「政官業」による原発推進路線を海外で復活させた。 首相は、トルコとアラブ首長国連邦(UAE)で、原発輸出に必要な原子力協定の署名で合意した。福島の事故後、原子力協定の新規署名はトルコとUAEが初 めて。(中略) サウジアラビアでは首相自ら原子力協定締結を提案し、協議開始が決まった。 (中略) 首相は昨年9月の自民党総裁で「代替エネルギーを確実にし、原発依存度を減らしていく」と述べた。今では、原発再稼働を進める考えは示しても、原発依存 度の低減は口にしなくなった。 (5月4日より抜粋)
.. 2013年05月08日 12:51 No.542001
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