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■--子どもたちの未来のために
++ 冨塚元夫 (中学生)…31回          

5/5公開フォーラム |  
健康被害の未然防止と支援法の早期実施を求め1mSvを守ろう」に
 |  参加して思ったこと
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 反原発のいろんな分野・場所のリーダーが一堂に会して意見を述べ合ったことは大きな意義があったと思います。
 市民科学者、学会会員、国会議員、医者、生協、福島からの避難者ネットワーク、地域の市民運動と、FOEジャパン、フクロウの会etc。
 崎山比早子さんはいつ聞いても常に現状をふまえた講演をされます。彼女は最近出版されたヤブロコフ博士編集の本「調査報告 チェルノブイリ被害の全貌」の翻訳アドバイザの一人であり、日本語版の序文を担当しています。いまの日本の放射能被害の現状を「前代未聞の子供虐待だ」といいました。
 山田真医師(子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク代表)は本当に正義感の強い医者です。「この国がこんなにひどい国だとは思わなかった」といいました。
多くの人が同感だと言っていました。
 谷岡郁子さんの話をゆっくり聞いたのは初めてですが、頼りになる政治家と思います。
「被災者支援法は成立させるために妥協した部分もあるが、成立させてよかった。
政権交代後には成立不可能だった。この法律は原子力推進勢力にとって、のど元の骨だ」といいました。
 島薗進さん(宗教学、上智大教授元東京大教授)は3.11後多くの学者が深刻に反省し、文科系では脱原発に向かう組織もできつつあるが、理科系の学者は頭が
固く彼らを変えていくのが今後の課題だ」といいました。
 吉田由布子さん(チェルノブイリ被害調査・救援女性ネットワーク)はチェルノブイリの被害実態の解明には、多くの市民・学者と国連の人権理事会等の人道組織の協力もあった(国連には原子力推進組織でない組織もある)といいました。
 荒川朋子さん(那須野が原の放射能汚染を考える会)は那須地方も汚染の度合いが福島に劣らず高いが、何の対策も行政は取ろうとしないと話されました。
 放射能から子供を守る関東ネットからはスライドによるプレゼンテーションがありました。
 福島から避難しているお母さんネットの二瓶和子さんもあいさつしました。
 柳原弁護士も武藤ルイ子さんも発言しました。柳原弁護士は「仙台高裁では悪名高い裁判長であったが、福島の子どもたちは生命・身体・健康の重大なリスク
のなかで生活していると認めさせた、その意義を今後の運動に生かしていくことが重要だ」といった。
 疎開裁判の会の人たちも多く参加しました。いまや疎開裁判が多くの人に支援されています。
 武藤類子さんは発言する予定はなく、スピーカーたちの話が聞きたくて参加したと言っていました。
 発言しませんでしたが東電株主訴訟原告代表の木村結さんも参加されました。
経産省前テント、東電前アクション、たんぽぽ舎も参加しました。
一人一人の発言時間が少なく、言い足りない人が多かったと思います。
 しかし、孤立した闘いをしてきた個人や地域の市民団体が多くの支援者を得たこと、市民運動と市民科学者、政界、学会が協力体制をとろうと集まったことは反原発陣営の戦闘態勢構築の一歩になったと思います。
.. 2013年05月08日 11:55   No.541001



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