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■--日比谷メーデー
++ 柳田 真 (小学校中学年)…11回          

(8000人)へ参加しました(5月1日)
 |  「原発もうやめよう」のスローガンがいくつも見られたのはうれしい
 |  3か所で演説、ビラ、1000枚を配布、反応あり
 └──── (たんぽぽ舎)

○5月1日(水)たんぽぽ舎のメンバーと共に日比谷メーデーに参加しました。3点セット(たんぽぽ舎の5月日程、反原連の5月日程、テント青空放送)のビラを持って。9時過ぎの前段行動では、東部労組、連帯ユニオン(全日建労組)、都職労一部事務組合、電検労などの組合へ(主催者へことわって)ビラを配布しました。都職労の有志組合の集まり(墨田、江東、足立、目黒、世田谷、学校事務労組ほか40名弱)では、たんぽぽ舎として連帯の挨拶をしました。演説の内容は2点です。
 1…福島県内の半数の地域が法令で立ち入り禁止区域のはずの放射線管理区域(と同程度の放射能)に住んでいる。子どもが危ない。福島の危機的現状を変えるべき、共に努力しよう。
 2…福島原発事故後の惨状が続くにもかかわらず、安倍政権は原発再稼働と外国輸出を狙っている。日本は今、地震活動期だ。第2の原発惨事を起こさせない
ため、共に努力しよう。
○そのあと、都庁の三労組(東学、都障労組、アイム、プラス東学臨労ほか)の集会でもビラを配って挨拶(演説)、そのあと太田現業労組(60人強)でも昨年に続い
て演説(内容は上記2項と同じ)。全体を通して「原発もうやめよう」の趣旨のスローガンや横断幕(東部労組)がいくつも目立ち「原発やめよう・たんぽぽ舎」としては、うれしい光景でした。
 日比谷野音内は満員。練馬区職の山本委員長と立ち話。練馬は370人で参加とのこと。日比谷公園周辺に高教組、主税の労組、大田区職労など合計で、主催者
発表8000人。懐かしい友人、知人にもずいぶん会い、楽しい半日の行動でした。
○なお、今年は東電前行動は諸般の事情で中止しました。5月3日の憲法集会(日比谷公会堂)は参加して「原発は憲法の原則を破壊するという趣旨]のビラを
1500枚ほどまく予定。また5月3日恒例の金曜官邸前行動(第53回)へも、ビラ2000枚をもって、30〜40人で参加する予定。メルマガ読者の皆さんの協力を要請します。
.. 2013年05月04日 08:55   No.539001

++ 吉田 隆 (幼稚園生)…3回       
浜岡原発ツアーに参加して(連載・上)
 |  中電は現代のドン・キホーテか?!
 |  被害は静岡県全滅、東西分断、東京・名古屋も深刻
 └──── (脱原発イロハネット発行者)(メールマガジン読者)
           

 4月20日〜21日、たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワークの呼びかけによる浜岡応援ツアーに参加した。品川駅頭に8時半集合、7名(他現地で1名合流)は、2台の車で静岡に向かう。
 静岡労政会館で「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」の総会と「浜岡原発とめます本訴の会」の総会が開かれており、途中からだが参加させていただいた。
 この団体は、浜岡原発の廃炉をめざす戦いの中軸として17年にわたり活動している。裁判は一審は負け、高裁に移っているが、この間、1号、2号の廃炉を勝ち取っている。敬服の限りだ。
 午後からは、大ホールで記念講演会が行われた。白鳥会長の挨拶に続き、湖西市長の歯切れの良い脱原発の挨拶があった。
 本番、神田香織さんの講演は、ふるさと福島や「チェルノブイリの祈り」、「はだしのゲン」を講談師の本領発揮で語り、200名余の聴衆を引き付けた。
 終了後、神田さんを含め浜ネットの人たちと交流懇親会を開いた。国労の組合員がしっかり支えており層も厚い。何よりも元気で、必ずや勝利を手にするだろうと確信した。
 翌21日は、AM、鈴木事務局長らの案内で浜岡原子力館、基礎地盤とされる泥岩と断層の状況、22mの防波壁の見学をすることができた。
この中で、数々の問題が見えてきた。いくつか記しておきたい。

▲継足し防波璧は大丈夫か
 擁壁は、昨年、10〜30mの地中壁の上に10〜12mのL型擁壁を結合してつくったが、不足が明らかになり、その天端にさらに4mの鋼製璧を継ぎ足している。
19mの津波高に対し、3mの余裕を見て海抜(T.P)22mまでと、日本一の防波璧にした。
 この考えで当初も設計しているなら、L型擁壁の基部にかかるモーメントは、仮に静水圧とすれば(10-3)の3乗と(10+4-3)の3乗の比だけ増加する。これは約4倍になり、到底もたない。
 そこで、展示資料には「竪壁の下部を補強します」と記し、2〜3mの高さまで壁厚を少し継ぎ足したように描いている。だが、床版も基礎杭の補強もしていないので、チェックが必要。波力の式もいろいろ提案されており、決定打はない
状況ゆえ、何を用いたかも要チェックと思う。
▲遡上・越流の問題
 擁壁前面は海抜10〜15mの砂丘になっており、すぐ前は太平洋の荒波が押し寄せていた。
 大津波はこの砂丘によって押し上げられること明白。波高19mに対し、防波壁に押し寄せる波の高をどう計算したかも見逃せない。果たして3mの余裕高で間に合うか、大いに疑問である。越流すれば波力の計算式も変わり、当然洗掘などの影響も考えなくてはならない。
▲取水ポンプと構内水没問題
 浜岡では数十m先の海中に取水塔を設けている。取水トンネルで構内の貯水槽に導き、冷却水として使っている。ところで、1〜4号機の敷地地盤高はTP6m、5号機で8mであるので、大津波時にはたちまち水没してしまう。そこで、
建屋は防水扉を設けるとか、取水ポンプは3mの防水壁で囲むとする。が、これでも防ぎきれないので、防水構造の建屋をつくりそこに別途ポンプを設置するとしている。
 しかし、大津波が幾度か押し寄せ、越流も生じたときは10数mもの水深になりかねない。
完全防水の水没建屋なら強大な浮力にも耐えなくてはならないが、果たして大丈夫なのか。(つづく)(脱原発イロハネット No-62、2013/4/27より)

.. 2013年05月04日 09:22   No.539002
++ 山崎久隆 (社長)…298回       
.「川内博史探検隊」ビデオを見て (4)
 |  IC水位計―ビデオの中でもっとも重要かつ、他の手段では発見でき
 |  ない大きな記録が映っていました。
 |  この記事はたんぽぽ舎メールマガジン4/12付【TMM:No1804】「地震で
 |  損壊、否定できず」】へのコメントです
 └──── (たんぽぽ舎)

 さて、ビデオの中でもっとも重要かつ、他の手段では発見できない大きな記録が映っていました。
 それは、ICの水位計です。
 ICは二つ設置されており、A系とB系、どちらも同じサイズのタンクがあり、その中には水が溜められ、炉心蒸気を通す配管が細管として入っています。
 この水位は通常は半分強あるようです。
 まず、昨年10月の東電ビデオでは、この水位も調べていて、東電職員が数値を読み上げています。A形タンクは65、B系タンクは85でした。単位はパーセントです。100が最大です。
 ところが今回のビデオでは、A系が70、B系に至っては満水である100でした。
 事故発生以来、この系統は閉じているはずです。バルブ開放を試みても開かず、結局冷却能力を失う原因の一つになっています。
 そのタンクが満水を示したことは、二つ考えられるわけです。一つ目、何らかの理由で水を投入し、満水状態にした。しかしそんな記録は見当たりませんし、わざわざ満水にして、危機を危険に晒す理由がありません。(満水になれば重くなり、もはや能力の要らないタンクに無用な荷重がかかることになる) もう一つは水位計が壊れていることです。
 水位計の故障(または正常な水位を示さなくなる)は、既に圧力容器の水位計で起きています。
 ICからの漏えいがないこと、正常に稼働したことを示す「証拠」が、この水位計でしたが、故障している以上、証明は出来なくなったとみるべきでしょう。
 もともとICへの配管は、水素が溜まってしまい蒸気が流れなくなったと考えられています。(非凝縮性気体つまり水素が溜まった)
 しかし水素が溜まる前(すなわち燃料損傷前)にICは手動で停止されており、この停止理由が急速に原子炉温度が下がったため「操作手順書に基づき停止した」とされていますが、原子炉の圧力も同時に下がり、水位も低下をしていることか
ら、IC系統からの漏えいを疑った運転員が停止をした可能性もあります。
(次号に続く)

※IC:非常用復水器(Reactor Core Isolation Cooling Condenser)

 原子炉圧力容器内の温度や圧力が上昇した場合に、炉内の蒸気を受け入れて水に戻す装置。水は原子炉に循環する仕組みで、圧力低下や除熱が期待できる。
 東京電力福島第1原発1号機に設置されていたが、東日本大震災発生後、十分機能しなかった。
 原因として、国会の事故調査委員会は地震による配管破断などの可能性を指摘。
政府や東電の事故調は津波の影響との見解を示している。全電源喪失に加え、非常用復水器が十分機能しなかったことで、炉心溶融が早まったとみられている。
 (2013/02/07 時事ドットコムより)

.. 2013年05月04日 09:41   No.539003
++ 柳田 真 (小学校中学年)…12回       
原発のない沖縄電力は『黒字』
 |  水力発電の多い北陸電力もわずかながら『黒字』
 |  その他の電力8社は赤字。原因は原発にあり
 |  原発の多い電力会社ほど赤字が多い
 |  燃料費が赤字の原因ではない、問題をすりかえるな!
 └──── (たんぽぽ舎)

 5月1日の新聞は、電力8社が赤字決算と報じている。「原発依存度が業績を左右」とも報じている。
 電力10社の内、原発のない沖縄電力のみ43億円の黒字。水力発電の多い北陸電力も9800万円の黒字。他の電力8社は赤字。詳しい分析を近日号で紹介します。

.. 2013年05月04日 11:18   No.539004
++ 吉田 隆 (幼稚園生)…4回       
浜岡原発ツアーに参加して(連載・中)
 |  中電は現代のドン・キホーテか?!
 |  被害は静岡県全滅、東西分断、東京・名古屋も深刻
 └──── (脱原発イロハネット発行者)(メールマガジン読者)

 ▲冷却水確保の問題
 引き潮時に砂丘がさらわれるとか、海底のかく乱で取水塔は砂で埋められてしまう恐れもある。浜は遠浅で、取水口下端はTP−6m、海底との差は2m余しかない。
 東日本大地震で経験したように、地盤の上下水平変動も当然検討されなくてはならない。
取水槽の水では、20分間の冷却しかできない。そこで、水タンクを増設したり、近くの新野川の水を可搬式ポンプでくみ上げるという。配布の資料には満水の川が描かれているが、現地の方は、ほとんど水が流れていないと教えてくれた。

 ▲巨大活断層上にある原発
 資料には、重要構造物は硬い岩盤の上に直接作られており、頑丈だとしている。
すぐ近くで開削の露出面を2ケ所見たが、柔らかい泥岩で手で容易に剥ぎ取り、ぼろぼろになる代物。
しかも、断層や大きな割れも見られた。決して頑丈な一枚岩のようなものではない。
資料には「発電所敷地の下には『H断層系』と呼んでいる断層があります」と記し、5本ほど図示している。そして「少なくとも8万年前以降は動いておらず、活断層および活断層によってずれ動く破砕帯ではないことを確認しています」と
述べている。
 40万年が標準なのに、8万年で安心せよとはとんでもない。まして浜岡はプレート型地震地帯の筆頭格である。震源域の真上に位置しており、巨大地震の活断層上にあるのだ。

 ▲反省もなく つぎつぎ新たな安全神話
 資料では、東海・東南海・南海の3連動地震を考慮し、最大の揺れを800ガルと算出したとし、さらに当社独自で約1000ガルまで耐えられるように裕度向上工事をしたと自信ありげに記す。
(この値は政治的動機と言われている。「一審敗訴となると逆転ができなくなることもあるわけで、全電力のためにも敗けるわけにはいかないでしょう。裁判に勝つために1000ガルにも耐え得る大規模な耐震補強をしているのです」と雑誌記
者に述べていた)
 わずか35年前の3号機申請時には最強地震力300ガル(限界450)とした。これは、如何にも小さく修正を迫られた。結局450ガル(限界600)として再提出し、建設、稼働してきたのである。
 台風ではあるまい、地震力は増大していない。要するに知識が足りなかったということだ。
津波対策も同様。東日本大震災までは、10m余の砂丘があるから大丈夫とし、35年間も丸裸で運転してきた。それを今更日本一(おそらく世界一)の防波堤として、現場見学会を何回も行い、宣伝している。もし、東南海大地震が先だったら
ひとたまりもなかった。だが、中電は何も反省しない。ただただ、新たな安全神話を宣伝するのみだ。
 大きな地震が起こるたびに設計値は破られているのが真相である。2000ガルを超えた地震もある。大自然の営為に人間の力が及ばないことこそまず自覚すべきではないか。

.. 2013年05月04日 13:02   No.539005
++ 山崎久隆 (社長)…299回       
憲法の保証する基本的人権を侵害し続ける原発
 |  環境権、財産権などの権利を侵害し続けている原発
 |   −福島県民の苦悩と生活苦
 |  改憲論の先にあるものはいったい何か−日本に未来なし
 └──── (たんぽぽ舎)

 今年の5月3日は「異様な雰囲気」の中で迎えることになった。
 次に何が始まるのか、とても危険な空気が漂っている。

 沖縄と憲法

 4月28日に政府主催で行われた「主権回復の日記念式典」。1952年のサンフランシスコ講和条約が発効したことを「記念」したというが、この条約で沖縄は日本から切り離され米国の信託統治領となった。日米安保条約が成立し、日本は「主権を承認」されたものの、その相手国は米英など一部であり、中国や韓国やソ連は入っていない。その後、個別に基本協定、共同声明などで戦争状態を終わらせるまで、各国とは「戦争状態」であった。
戦争が終わる「終戦の日」はいくつもあったのだ。
 沖縄については、72年、日本への返還まで米国の占領は続いた。
 少数を犠牲にして多数が幸福を追求する。戦後のきっかけはサンフランシスコ講和条約であり、その後の沖縄密約であり、「核抜き本土並」などは真っ赤なウソで核兵器や化学兵器が長期間配備され、または配備が可能という密約が結ばれ、沖縄本島の主要部分を基地により占領され、いままたオスプレイを配備するも辺野古に基地を作るも沖縄の人々を飛び越え、中央政府と米国が勝手に決めて押しつける。
 「主権回復」と言い放って式典まで開く現政権は、憲法を踏みにじり、無視し続けることで「実質改憲」をしている。

.. 2013年05月06日 08:42   No.539006
++ 山崎久隆 (社長)…300回       
 福島と憲法

 福島原発震災で起きていることも、構造は全く同じだ。
 福島県はとうに「福島第二原発廃炉」を決議し、住民のほとんども「廃炉は当然」としている。しかし未だに福島第二原発は「存続」し続けている。
 一方で福島を始めとした被災者への賠償金は、遅々として支払われず、生活再建どころか日々の暮らしにも困る人々が大勢いる。仮設住宅での孤独死など、地域社会が解体された後に、人々は助け合って暮らす術さえ奪われている。原発震災関連死とされている人々は2年間で約800人になるという。
 憲法第22条「居住権」を一方的に奪われ、憲法第13条「生命、自由および幸福追求に対する国民の権利」は侵害されっぱなし。憲法第25条の「健康な生活を営む権利」を侵害した当事者である東電は、その役員達には何不自由の無い生活が保障されているのに、被災した人々は2年以上も放置されている。
 憲法の保証する基本的人権を侵害し続ける原発の存在が、さらに環境権、財産権などの多面にわたる権利を侵害し続けていることは、誰の目にも明らかであろう。
 そしてそれを「補償」することは、実質的に不可能であることも誰の目にも明らかだ。
 放射能で汚染された環境を元に戻すには、膨大な時間だけが唯一の方法であり、それ以外に実行される方法はいずれも「多少は緩和できる程度」つまり本質的には「気休め」でしかない。賠償を得ても、それは過去の一部の逸失利益に対する賠償であり、失われた利益全部、あるいは将来にわたる補償になど、なりようが無い。

 少数を切り捨てる

 改憲論者の多くは大多数の利益を追求するには少数を犠牲にしてもかまわないとする立場の者が多い。
 沖縄も福島も、あるいは日本全国の核関連施設立地点はおおむね「少数者」であろう。
 そこに矛盾を押しつけ、結果、一体誰が「最大幸福」と屋良を追求しているのであろう。そこにこそ、憲法違反の状況が集中的に出現していることは、数多くの訴訟や異議申し立ての運動から、明らかにされてきた。
 このうえさらに、例えば原発再開、あるいはTPP参加へと、さらに少数に矛盾を押しつけて突き進むためには、憲法が邪魔なのだ。
 基本的人権や平和主義を、建前ですら失えば、もはや数十年先、この国には未来はなくなっている。

.. 2013年05月06日 09:22   No.539007
++ 吉田 隆 (小学校低学年)…5回       
浜岡原発ツアーに参加して(連載・下)
 |  中電は現代のドン・キホーテか?!
 |  被害は静岡県全滅、東西分断、東京・名古屋も深刻
 └──── (脱原発イロハネット発行者)(メールマガジン読者)

▲浜岡原子力館のトリック宣伝
 広くて緑いっぱいの敷地に60mの展望タワーを設け、子供から大人まで楽しめるようにしている。日曜日とあってか見学者も少なくなかった。ただ、パンフや展示物にひどいものがあり、気になった。一つだけ記しておきたい。

 「浜岡原発はどんな地震がきても大丈夫ですか?」と題する大パネルを掲出し、「懸念されるいかなる地震にも十分な耐震性を持っています」と書く。
その近くには、模型つきのパネルに「原子力発電所の鉄筋コンクリートと普通の建物の鉄筋コンクリートの違いをごらんください」と記し、原子力建屋と同高さの15階建マンションを図示。そして、原子力建屋の壁厚は2m、鉄筋は4cm、片やマンションの方は壁厚20cm、鉄筋は13mmと記す。
ご丁寧に実物大の断面模型が置かれている。かく印象深くさせたうえで「将来考えられるいかなる地震が発生したとしても発電所の安全性が十分確
保できるよう建てられています」とまたも強調する。
 しかし、これは子供だましもいいところ。壁厚20cmで作れるマンションは5階建てまでが基本。15階建ては、太い柱で鉄筋コンクリートか鉄骨構造でないと違反建築になる。柱の主鉄筋が13mmの高層マンションは日本中探してもない。原子力建屋の最大部の壁厚さとマンションの薄い壁を比較しても何ら意味を持たない。こんなことは明々白々だが、中電はこのようなことも平気でする。そこまでして住民を騙さない限り「安全」と言えないということなのか。

▲取り返しのつかない重大被害
中電は、1000ガル対応のため5000ケ所以上の補強をしてきた。その上、防波堤だけでも1400億円をかけている。合計すれば莫大な金額となる。26日、赤字は850億円と発表したが、何のことはない、原発再稼働のための補修工事費はそれ以上だ。しかし、1000ガルは絶対ではなく、早晩崩れるであろう。
かくみると、大地震や津波の魔力に立ち向かう中電の姿は、風車と戦うかのドン・キホーテにそっくりだ。所詮勝てない闘いである。中電が地震や津波のお化け、と戯れるのは好き勝手だが、新たな安全神話のもと再稼働すれば最も被害を受けるのは国民である。
 50キロ圏に静岡も浜松も入る。東海道新幹線、東名高速、国道、東海道線と日本の大動脈も20キロ圏に入る。名古屋も東京も遠くはない。ひとたび重大事故に見舞われれば、フクシマの比ではない。
 にもかかわらず、中電は3〜5号機の再稼働を狙い、さらに6号機の新設まで計画している。
電力が余っていることは明白になっているのに、なお、原発の亡霊にしがみつくのか。
 片や、21日には、30キロ圏の市長選があり、掛川市と袋井市で再稼働を認めないとする市長が当選した。焼津市、菊川市の市長らに続き周辺自治体で抵抗が強まっている。
6月には県知事選もある。再稼働反対の力が結集することを期待したい。

.. 2013年05月06日 11:13   No.539008
++ たんぽぽ舎 (社長)…767回       
5月10日から6月2日までの学習会・講演会・
 |  デモ等のご案内−参加歓迎 会場は「スペースたんぽぽ」ほか
 └──── 

5/10(金)18:00〜20:00第54回首相官邸前抗議行動
『大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議 今年こそ原発ゼロに!』
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
 ※5/17,24も開催します。5/31はお休み。

5/11(土)学習会13:30開場 14:00〜16:30 参加費:800円
『長期低線量内部被曝のリスク評価の在り方―生命現象の基礎「あご・ほっぺ理論」に基づく』
講 師:生井兵治さん

5/22(水)学習会18:30開場 19:00開会 参加費:800円
『上関原発と漁業権・海はだれのものか・たとえ漁協総会が決めても、漁民が同意しなければ大丈夫』
講 師:熊本一規さん

5/22(水)18:30から19:00くらいまで
経済産業省別館前行動 (毎月第四水曜日に行っています)
『再処理をやめて核燃料サイクルからの撤退を!
  大飯原発の即時停止! 原発再稼働反対!』
主催:再処理とめたい!首都圏市民のつどい

5/23(木)上映会 18:30開場 19:00開会
『ワンコイン上映会「いのち〜from FUKUSHIMA to our future〜」』
監督トークあり ※お楽しみ上映、デモ映像あり 参加費:500円

5/25(土)報告会 13:00〜16:30 参加費:500円
『憲法と脱原発テント−経産省前テントひろばの「被告」ってどんな人?−正清太一さん(経産省前テントひろば共同代表)』

5/25(土)学習会 18:00開会 参加費:800円
槌田ゼミ第13回『徹底解析福島原発事故 福島原発の欠陥機器と業務上過失〜福島原発2号機についての考察〜』
講 師:槌田敦さん

5/29(水)学習会 18:30開場 19:00開会 参加費:800円
『食事から放射能を抜いたら、次々と「奇跡」の治癒が起きた
 最新・ウクライナの実践結果の報告』
講 師:小若順一さん

5/30(木)学習会18:30開場 19:00開会 参加費:800円
『放射線被曝と生物への影響 被曝と向き合っていくために』
講 師:山崎久隆さん

6/2(日) 巨大アクション
◎反原発国会大包囲16:00〜19:00国会議事堂周辺
 主催:首都圏反原発連合
◎さようなら原発集会12:30〜芝公園23号地
 主催:「さようなら原発一千万人署名」市民の会
◎原発ゼロをめざす中央集会11:00〜明治公園
 主催:原発をなくす全国連絡会

※学習会・講演会などの会場は、特に指定のない限り、「スペースたんぽぽ」
 ダイナミックビル4Fです。


.. 2013年05月07日 09:15   No.539009
++ 首都圏反原発連合 (幼稚園生)…3回       
福島第一原発事故の収束宣言を撤回せよ−反原連が首相へ要請文
 |  自民党福島県連も収束宣言撤回をすでに要請した
 
安倍晋三内閣総理大臣殿

【要請項目】
福島第一原発事故の収束宣言を正式に撤回し現状を正確に公示すること、事態の収拾に全力をつくすよう要請します

【要請趣旨】
 2011年12月16日、民主党前政権は福島第一原発事故の「収束宣言」を発表しました。
 収束宣言は、「原発事故はもう終わったこと」という事実を歪めたメッセージを全国に発信して、事故の風化を加速させました。避難している方は未だ故郷に戻れず、全面賠償や健康管理がないがしろにされ、原発の再稼働と輸出が促進さ
れました。収束宣言から一年半が経過しましたが、一向に事態は好転していません。
 諸外国の過去の放射能汚染例では年間20mSvなどという高い水準の被曝を許容した例は見当たらず、国民の被ばく低減に政府が充分な措置をとっているとはとても言えません。
 3月18日には電源喪失に陥り再び放射性物質の放出が悪化する危険に直面しました。4月に入っても地下貯水槽からの汚染水の漏洩も見つかり、危機的状況であることが明らかになっています。今も福島第一原発における放射性物質大量放
出の危険と背中合わせの国民生活が続いていま す。そして世界中が深い関心を持って事態を注視しているでしょう。このまま東京電力にまかせていては事故は収束できません。
 首相自ら、3月13日の衆議院予算委員会で「収束といえる状況にない。」と述べたように、実際に福島第一原発事故は収束とは程遠い状況です。そして、現在、とても収束に向けて最善が尽くされているとは言いがたい状況が続いています。
 先日、自由民主党福島県支部連合会が茂木経済産業大臣と自民党本部に対し、「収束宣言」を安倍内閣として撤回するように要請しています。
 私たちもまた、正式に政府声明や記者会見で「収束宣言」を撤回し、国民に福島第一原発の現状を正しく伝えること、事故の収拾に政府の全力を投入すること、被害者の救済に全力を尽くすことを強く要請します。また、この非常事態を収束
するために体を張っている作業者の方に対する保護に万全を尽くすことを要請し
ます。         2013年5月2日 首都圏反原発連合 080-3570-5403

.. 2013年05月07日 09:47   No.539010


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