|
全国の交流 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)
○ 昨日のメルマガで新聞記事が紹介された能登半島の中ほど、羽咋(はくい)での交流合宿・志賀原発再稼働阻止の現地闘争に参加してきました。 北は北海道の泊原発反対の方、南は九州玄海原発に反対する宮崎に住む仲間、たんぽぽ舎と経産省前テントひろば関係だけでも10名を超えるそうそうたる顔ぶれの70人の参加者が全員自己紹介もするという、トンデモナイ交流集会は凄い熱気で、やはり、皆さん時間内では収まらない状態。 しかし、会場は意外と素朴な建物で、エレベーターも無い2階の会場に、木彫りの素敵な彫刻達と美しい友禅のアートがずらりと並んだギャラリー状態。(この友禅の作家さんが脱原発行燈を会場の入り口にも展示していて、経産省前テントひろばにもこういう美しい作品を作って下さい、とお願いしました。)ほうじ茶とコーヒーが用意され、休憩時間には手作りの焼き菓子や果物、階段を昇降する設営のご苦労を思うと、感謝の一言に尽きます。 ○ 偶々お隣に座った方が福島から北陸への自主避難の方で交流できたこと、いつも明るくにこにこしている郡山の橋本あきちゃんがスピーチしながら涙にむせぶ福島の現状の厳しさ、富山市で瓦礫受け入れ反対の声を挙げたお母さんたちを市長が理不尽にも刑事告発していることに対し、原発スラップ訴訟も全国的な課題として再稼働阻止ネットで取り組むべきと感じ、13日早朝の関西の地震の影響で26時間がかりで四国からようやくたどり着いた堀内みすずさんの「初日に参加できずに残念ですが、地震の大変さを身を持って学ぶ経験をしたことは有意義」と前向きに伊方原発再稼働阻止に奮い立つ姿勢、心打たれます。 更に、志賀原発敷地に隣接して建てられた段々畑に囲まれた団結小屋に不自由な足を投げ出して私たちを迎えて下さった89才になるという橋さん、涙ぐみながら「お父さんが原発は絶対危ないからいけんというて、ずーっと頑張ってきて、こんなに沢山来て下さって、ありがたいことです」20畳ほどもあるかと思われる小屋に入りきれない仲間をみまわしての渾身のスピーチ。さらに、やはり80代という小川さん、「東京の方々ですか?え、そんなに色々なところから?」と感激して下さって、言葉に詰まりながら、「闘って参りますっ!」って、みんな、うるうるでした。この、素晴らしい小屋の看板をたんぽぽ舎の意見広告の会にお寄せいただいた皆様からのカンパでリニューアルすることになっています。 ○ その後は志賀の街を二人ずつ組んでビラポスティング。質素な羽咋とはうって変わって志賀の街は豪華な公共施設が立ち並び、人影もまばらな街に殆ど乗客のいないコミュニティマイクロバスが10分毎くらいに走り回っているのが印象的でした。
.. 2013年04月17日 09:25 No.530001
|