返信


■--規制委のお粗末さとテントひろばへの攻撃
++ 柳田真 (大学生)…72回          


 |  福島第一原発汚染水の対応に後手、
 |  それなのにテントひろばへは明け渡しと1100万円攻勢
 |  4月12日(金)テントを守る集会に参加しよう
 └──── (たんぽぽ舎)

1.東京電力福島第一原発の汚染水で東京電力はあいかわらずひどい。地下貯水槽の脆弱な作り、後手後手の対応、スピード感まるでない対応などなど。漁師たち(全漁連)が怒って抗議文を東京電力へ出すのは当たり前だ。
 同時に規制委員会の対応も「苦しい釈明」ばかりで、規制委員会への信頼が大きく揺らいでいる。

 茨城新聞(4月9日号)は次のように報じている。
○「計画や施工段階で入念にチェックすることが望ましいが、(汚染水への)対応が遅れれば、かえってリスクが高まる。バランスの問題だ」8日に東電幹部を呼んで漏洩への対応を指示した後、規制委の更田豊志委員は記者会見で苦しい釈明を強いられた。
○規制委は第一原発を「特定原子力施設」に指定し、検討チームを設けて事故収束や廃炉作業の妥当性を議論しているが、トラブルが多発。停電による燃料プールの冷却停止や汚染水の漏えい問題では、事後に東電に再発防止策の徹底を指示するしかない苦しい規制当局の姿も目立った。「収束作業の危険性を東電が解析し(規制委が)評価するのでは、昔と何も変わらない“規制の虜(とりこ)”だ」。

2.規制委員会・東電がこういうお粗末な実状の中で、つまり、福島第一原発事故は「なんら収束していない」ことが誰の目にも明らかになっている中で、しか
し、その福島第一原発事故後の国民の声を届けてきた「経産省前テントひろば」へは、「土地を明け渡せ」と「1100万円請求」の2つの攻撃が経産省から来ている。

3.「経産省前テントひろば」は、この攻勢に対して、4月12日(金)17時から18時に反撃の集会を経産省正門前で開きます。ぜひみんなで参加しよう。
なお、同日は、反原発首都圏連合主催の首相官邸前抗議行動=第50回も開催されます。
たんぽぽ舎は、「テントを守る」集会参加の後、金曜官邸前行動に参加します。
.. 2013年04月10日 07:14   No.523001

++ 経産省前テントひろば・特別版 (幼稚園生)…1回       
経産省前テントひろば・特別版
 |  バリカー撤去せよ。抗議の集団ハンストを行う。
 └──── 

 国から、経産省前テント撤去の裁判がおこされました。
テントひろば場は徹底的に闘うことを決めています。名指しされた2名による反撃は勿論のこと、全国に呼びかけ、テントに関わる者皆で、反撃に立ち上がることにしました。
 4月12日(金)経産省前抗議行動(17時より)を皮切りに闘いを開始します。
 ご参加下さい。
 
 <行動計画> ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  4月10日 記者会見 13時 テント前(終了)
    12日 14時―バリカー撤去申し入れ行動
        17時―提訴を撤回しろ! 経産省前抗議集会 
  5月初旬 我々の側から反撃の裁判を起こす。
       同日、“脱原発テントと民主主義を守る集い”(仮称)を行う
  5月23日 明け渡し訴訟、第1回裁判。
        同日、全国結集で“怒りの地裁包囲行動”(仮称)を行う
  ◆抗議の集団ハンストを行う。
  ◆広汎な人々による守る会(仮称)つくりを行う。
  ◆4・12経産省前抗議集会を皮切りにテント撤去反対の
キャンペーンを開始する。 
   テントを撤去するな!抗議葉書(たんぽぽ舎)運動を広げる。

 注:バリカーとは、テントの前に張られた『くさり』を指す。

.. 2013年04月12日 11:27   No.523002
++ M/O (大学生)…94回       
テント日誌 4月10日(水)
 │ 経産省前テントひろば578日目
 │ 毎週金曜の官邸まえ行動と連携し、脱原発運動の持続の中で
 └────(M/O)

 これは私事なのだが前日は私の誕生日だった。様々なところで誕生日を迎えたがテントの中でというのも不思議なものだ。番遅くまでテントに残っていたみなさんと泊りの面々でお祝いをしてもらった。思えば、テントはよく持ってきたし、見知らぬ多くの人に出会えたことに感謝しているが、今はこのテントが一日でも長くあることを願っている。機会あれば祝って頂いた皆さんのお
返しの誕生祝いをさせてもらいたいと思っている。

 今、テントでは3月14日の占有譲渡禁止の仮処分や損害賠償請求から、土地明け渡し請求の訴訟がなされた段階にある。経産省側との土地明け渡し訴訟をめぐる裁判がはじまろうとしている。5月23日が第一回目の口頭裁判である。これに対して私たちはこちらから相手側を告訴することも含めて裁判問題に立ち向かうつもりである。4月10日の午後からは弁護士も参加しての記者
会見でその立場を表明した。私たちは裁判を裁判として闘うが、それはあくまで、脱原発の運動《表現》という立場を基本にして闘う。経産省側は自己の管理下にある国有地の不法占拠として明け渡しを要求している。
 経産省前テントひろばという形態での使用が不法占拠であるということだが、我々の行為は1)原発政策の転換《是非を含む討論も含めた》の要求、2)国民的な意思表示と場の形成、3)土地使用の請求ということでなされている。
この中で、私たには1)と2)とが重要であり、3)はそのための土地《国有地》使用請求であり、これはテント設立以来経産省側と交渉継続中のものである。経産省側は3)のところを不法占拠としてきたが、私たちは1)と2)とを含めこれに対抗するつもりである。

.. 2013年04月13日 17:35   No.523003
++ M/O (大学生)…95回       
 裁判になれば裁判という土俵《枠組み》が設定され、3)の法律的な争いに絞られていく傾向を持つ。どんな政治表現も道路交通法や威力業務妨害などの法的な争いにされて、政治表現は疎外されてしまう。ここでは1)や2)は土俵の外に置かれてしまう。こういう困難さを裁判は持つが裁判のこの枠組みを乗り越えて1)や2)が登場し、裁判の争点になるように闘う。これが裁判の
中で追求する道である。
 しかし、不法占拠→明け渡し請求という訴訟そのものが、1)と2)を疎外する形でのそれに対する経産省側の権力行使(政治的意思の行使)であることは誰もが知っている。経産省側は私たちの1)や2)の要求を疎外することで、それに対抗するという道をとっているのだ。こういう形態は現在の国家権力と国民の関係であるが、私たちはだからこそ、1)や2)を直接に表現し続けな
ければならないのだ。直接民主主義やその行為はこれをさしている。記者会見の席上で大口弁護士はこれを憲法の国民主権ということで説明していたが、国民主権は権力によっては法律で疎外される。つまり、3)でもって1)や2)が疎外されるように。国民主権は法律を超えた直接民主主義的な行為のなかにしかない。今の場合ならテント保持の大衆的運動そのものである。

 裁判という提起自身がもつこうした政治的疎外(政治的対抗)に対して私たちは1)や2)を表現し続けることで対抗しなければならない。多くの人たちが国民的運動としてテント保持の展開をということにほかならない。
 1)と2)のためにテントがあり、テントの保持はそのためだという闘いをしっかりやって行くことで、大きな枠組みで裁判に対抗していくことやらねばならない。現在の継続している官邸前抗議行動と連携し、脱原発運動の持続がそれである。そんなことが記者会見でも主張されていた。(M/O)

.. 2013年04月13日 17:54   No.523004
++ Toku-san (中学生)…31回       
テント日誌 4月11日(木)経産省前テントひろば579日目 
 │ 4月10日「脱原発テントと命を守る裁判」についての記者会見を開催し
    ました
 

 4月10日(水)13時-、3月29日に国が東京地方裁判所に提訴した「経産省前テントひろば」に対する「明け渡し請求訴訟」に関して、テントひろばとしての見解と今後の対応を明らかにするための記者会見を開催いたしました。
 当日の会見には、テント側から淵上さん、正清さん、江田さん、その他に大口弁護士、福島の被災者である亀谷さん、椎名さん、福島出身の講談師神田香織さんが出席され、TBS、NHK、朝日新聞、読売新聞、東京新聞、新聞赤旗、共同通信などの大手メディアの他に、市民メディアのOurPlanetTV、IWJ、UPLAN、レイバーネット、フリーランスの田中龍作さんなどが取材してくれました。
 冒頭には、司会者から「福一の事故は終息していません。被災者は救済されていません。除染作業も廃炉作業も上手くいっていません。汚染水計画は破綻しています。放射能汚染水の水漏れが起こっています。トイレなきマンションが爆発して2年経って、水漏れです。これは、見過ごせません。水に流せません。酷いもんです。配電盤故障で冷却装置が作動せずという事を2回も繰り返しました。
福一はどうなっているか私達はとても心配です。福島原発事故の責任はおまけに誰もとっていません。こんな状態です。脱原発は国民多数の願いです。にも関わらず、安部政権は再稼働をもくろみ、原発輸出を促進しようとしています。原子
力規制委員会は、規制基準を甘くし、地震、IC破断等、福一事故検証も不十分なまま、バックフィット、5年猶予、大飯原発特別扱い等、事業者の顔色をうかがって、再稼働促進をもくろんでいます。私達はこういう事を許せません。1年
半前に私達はここの経産省前テントを建てました。そして、先々週記者会見しましたが、3月14日に仮処分の通知を受け、3月29日付で国が脱原発テントを提訴しました。これらに対して、私達の見解をこれから述べます。」と、原発の現状に対する認識と会見の主旨が述べられ、その後、出席者からの発言、質疑応答を含め約1時間に渡って会見が行われました。
 会見中は、テントに来て下さった皆さんが、「とつきとおか未来を孕む女達」の期間中にテントにいらした方から寄せられた寄せ書きと「原発よりも命が大事!」「国と東電は福島と向き合え!」「子供被災者支援法の確立を!」と書かれたメッセージボードを出席者の後で掲げ、テントの存続の意義を訴えました。

.. 2013年04月15日 11:26   No.523005
++ Toku-san (中学生)…32回       
テント日誌4月12日(金)−経産省前テントひろば579日目
 |  「バリカー(鎖)撤去の申し入れに経産省が不誠実な対応」と
 |  テント明け渡し訴訟を撤去せよの抗議集会
 

 4月12日(金)15時〜経産省に対して、テントひろばに設置されているリカー撤去の申し入れを行い、17時〜経産省正門前で、テントひろばに対する提訴の取り下げを求める抗議集会を開催しました。
 15時〜バリカー撤去の申し入れは、事前に情報をつかんだ経産省から、当日の朝に「受け取らない」旨の連絡が入っていたので、急遽「請願」という形に変更して行うことになりました。15時にテントにいらした15名程度の方と弁護士の方で経産省に申し入れに行きましたが、正門のところで、警備担当の職員の方に止められ、担当者が出てくる迄、待たされました。その後現れた担当者に対し、淵上さんから申し入れの主旨を説明し、中に入れて話をさせて欲しいと要請をしましたが、担当者からは、「ここで受け取ります」と言われ、約30分に渡って「入れろ」「入れない」で、経産省の正門前で押し問答となりました。20分くらい経った段階で、「代表だけ中に入れる」と言われましたが、その理由が「(経産省側が)1名しかいないので」という事だったので、それもおかしいという事で、更に10分近く押し問答を行なった結果、最終的に弁護士の方を含む5名が経産省の中に入って、話をする事になりました。
 経産省の中では、請願の主旨と内容についての説明を行った上で、経産省の担当者に対し、請願書を手渡し、「原発事故、バリカーの問題、本日の対応の問題は、経産省の体質的な「上から目線」に繋がっていて、その点について反省して
欲しい。きちんと経産大臣に伝えて欲しい」と伝えたところ、担当者からは、「上司には伝える。その後はわかりません」と言われたという事です。こちらから、「(請願について)4月22日までに返答をして欲しい」と伝えたそうです
が、担当者からは「答える義務はない」と言われたそうです。
 このバリカーは、約1000人のヒューマンチェーンで経産省を包囲した2011年11月11日の翌日の12日に経産省が設置し、それ以来ずっと張られていますが、今まで多くの人が足をとられ、転倒しています。転んだ際に骨折する
事や、打ちどころが悪ければ、命に関わる事態にもなりかねません。一刻も早く撤去する事を望みます。
 17時〜経産省正門前で、テントひろばへの訴訟に抗議をし、訴訟の取り下げを求めるための抗議集会「経産省によるテント明け渡し訴訟を撤去せよ!」が開催されました。
 冒頭の淵上さんからの挨拶に引き続き、鎌田慧さん、長谷川弁護士、原発いらない福島の女たちの黒田さん・椎名さん、双葉町から避難された亀屋さん、原発いらない全国の女たちの木村結さん、原発民主法廷事務局の矢野さん、東海村村
議の相沢さん、たんぽぽ舎の横田朔子さんがアピールし、国の原子力政策に対する批判、テントひろば存続の意義などを訴えました。その後、司会の方から、「明け渡し請求訴訟を撤回する事を求める」文書についての説明が行われ、参加者の拍手で決議した上で、請願の形で経産省にて提出する旨が伝えられました。
 集会の最後は、テントひろばの正清さんからの挨拶と淵上さんのシュプレヒコールで締めくくりました。
 平日の早い時間帯からの抗議集会だったにも関わらず、数百人の方にお集まりいただき、経産省に対し、抗議の意思を伝える事が出来たと思います。参加された皆様、ありがとうございました。これからも宜しくお願いします。

.. 2013年04月16日 15:31   No.523006
++ I.K (幼稚園生)…4回       
テント日誌4月14日(日)経産省前テントひろば−581日目
   右翼の来襲と鎌田慧さんのメッセージ
 

○ 10時ごろテントに着いたら、もうテントを心配して来て下さった二人の方にMさんが熱心に話しこんでいた。裁判にいたる経緯などを説明していたようです。
 午後には初めて来たという静岡の方が短時間ですが座って下さり浜岡の事など話して帰りました。
 最近テントのことが多く報道されたせいでしょうか、観光バスの乗客も興味深い様子でテントを眺め手を振ってくれます。
 神戸からというマイクロバスの乗客は信号待ちに窓を開けて"がんばって!"と言ってくれましたので急いでチラシをお渡ししました。テントを大切に思ってくださる方が増えるのは嬉しいですね。
○ 4時から第2テントで第4回DVD上映会「主権在民2」(西山正啓監督)に参加、もう少しで映画が終わるというとき外が急に騒がしくなり怒鳴り声と同時にテントが激しく揺すられたのですわ右翼の襲来と!一瞬みんな騒然としまし
たが、責任者が外に出ないでと落ちついて対応しましたので皆で続けて映画を見ていました。数十分して静かになり、映画も終わったので外に出たら、警官が狼藉者を尋問しているところでした。聞けば来たのは3人でバナーをはがしたり、花鉢を蹴飛ばしたりしたようです。丸の内署の人が駆けつけてくれて騒動はおさまったようです。たまたま居合わせた方が一部始終をカメラにおさめてくださったそうです。良い証拠です。
 来たのは組織だった右翼では無いみたいですが、何のために誰に頼まれてやってくるのでしょうか?いずれにしても物損だけで怪我人が出なかったのは良かったです。今後もこういうことが何時起きるかと心配です。
全原発が一日も早く廃炉になる事を願うのみ!(I.K)

.. 2013年04月17日 10:59   No.523007
++ K.M (小学校低学年)…7回       
暖かな夜、仮眠後に温度を測ったら19度。前日の招かれざる客に破られた横断幕を数人で修理してテントに掲げた。つまらないことをするものだ。
 12日(金)の鎌田慧さんのお話を良く聞いて噛みしめてもらいたい。「経産省よ、あなたたちは善良な国民を訴えるのか。この国民は国の政策の間違いを正すために主張している。国民には国の政策を正す権利がある。それは憲法に保障されている。私たちは国民に与えられている権利を行使して闘っているもっとも善良で良識的な人達だ。その人達を国は訴え、お金まで請求している。膨大なお金を請求しなくてはならないのはあなたたち経産省ではないのか。日本の海・山・川・空気・水、それを汚したのは誰なのだ?その補償をしないのか。原発を推進した責任は誰がとるのだ? こんなデタラメな裁判は絶対に許さない。」

○原子力委員会のパブコメが既に始まっている。
(パブコメ一覧)こちら
(災害対策指針)こちら
平成25年4月10日(水)から5月9日(木)までの30日間
(規制基準等)
原子力規制委員会設置法の一部の施行に伴う関係規則の整備等に関する規則(案)
等に対する意見募集ついて
こちら
平成25年4月11日(木)から平成25年5月10日(金)までの30日間

○ フクイチの水汚染については、13日(土)に田中委員長がフクイチを視察、14日にIAEA数人が来日、15日規制委と打合せ、16日以降フクイチ視察のようだ。大きな問題が起こっていて、対策を検討するとともに、何か隠し事を
するのかもしれない。しっかり監視するべき。(K.M)

.. 2013年04月17日 11:07   No.523008
++ 斎藤なぎさ (小学校中学年)…11回       
.「経済産業省はテントを告訴するな!」
 |  「市民は変われ!」「国民を守れない司法はいらない!」
 |  4月19日金曜官邸前抗議行動(51回)に参加して
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 今日は財務省上で抗議行動をすることになった。コーンで仕切られた狭い場所とは異なって解放感がある。近くで時事ネタを基にした似顔絵を並べている人がいる。そこで反原発のアナウンサーへの「粛清」がNHKで二人も出たことを知る。
 官邸前から衆議院第二別館の車両出入り口まで抗議参加者が続く。午後7時40分頃さらに人が増えて下まで列が伸びている。ここと比較して、国会議事堂前やファミリーエリアの人数は前回より減った気がする。しかし国会議事堂前のシュプレヒコールが面白いのだ。
 「経済産業省はテントを告訴するな!」「市民は変われ!」「国民を守れない
司法はいらない!」(官邸前でもあったそうです。)
 また福井県敦賀市から若い女性市議が来てスピーチをしていた。毎週金曜に県庁前でデモをしているという。先日、石川県での再稼働阻止ネットワークの集会に参加して、敦賀市では小出裕章さんの講演会に600名以上の参加者があり、若い力が育っていると聞いたばかり。全国に金曜デモが広がりつつあると実感した。
 さらにファミリーエリアに向かう途中、「チャリデモ体験 試乗受付中 自転車、ヘルメット、エスコート付き!」という看板と自転車3台が目に留まる。いつも自転車隊のパフォーマンスには励まされていたが、自転車で抗議したい人のために貸し出してくれるとは、なんと素敵なアイディアなのだろう。
 次回、4月26日金曜官邸前抗議行動(52回)に、ご参加ください。

.. 2013年04月23日 08:14   No.523009
++ M/O (大学生)…96回       
テント日誌4月17日(水)経産省前テントひろば 584日目
│  これが春だという陽気はなかなか訪れないものですね


○ 昼の食事に出掛けた人たちのネクタイが時折強い風で捲れている。もうネクタイとは無縁になった日々であるが、あんな風にネクタイがなる記憶は思い出せない。一時の強風ではなくなってはいるが、それでも風の強い日が多い。春先は天候が不順であると言うが、春らしい陽気の日は少ないのではないだろうか。テント前では訪問客の人たちとテントの泊まり番のメンバーとの交流コンサートのようなものが開かれていて、道行く人も目を向けている。バスの人たちは手を振る。即興で出来上がるひろばの風景はいいものだ。いつも官僚的な対応しかできない、経産省の面々も広くゆったりとこういう光景を見て欲しいものだ。
○ 「天災は忘れた頃にくる」というのは寺田寅彦の伝説的な警句であるが、でも、「天災も忘れさせてくれない」というように世の中は変わってきているのではないか。地震の活性期に我が列島は入ったと言われるのだから当然のことかもしれない。地震は相変わらず多い。地震などの災害に対応できるのは行政などの機関ではなく地域住民に動きであり、そこで役だつのは経験である。18年前の阪神淡路大震災にしても、今回の東日本大震災でも重要だったのは地域住民の活動であり、行政はそれに寄り添いながら動くしか手はなかったはずだ。
 こういう場合に役立つのは経験であり、行政や政府機関、あるいはメディアは正確な情報を流すべきだ。それを人々が災害を経験として残して行くためにやるべきことだ。だが、行政や政府機関、あるいはメディアはそうではなく、上から
視線とともに隠蔽するという体質が色濃くあるように思える。特に原発事故についてはそういえる。不透明でイライラさせられるのは誰もが経験していることなのだ。何をしているのだ、と舌打ちしたくなることも多い。
○ 18年前の阪神淡路大震災を想起させる淡路島の地震でもそうだった。この地震が注目されたもう一つの要因は四国を縦断する活断層、そして伊方原発との関連である。これは東日本大震災と原発震災を経て初めて関心にのぼって来ていることだが、一部のメディアを除けばほとんど報じてはいなかった。福島第一原発事故では想定外の津波にやられたということが強調され、地震との関連が隠蔽されてきたが、今回は原発事故を想定外として疎外(除外)しているようだ。原発事故の収束宣言をはじめこうした傾向は今にはじまったことではないにしても。
この背後に政府や経産省、あるいは原子力ムラの原発再稼働の目論みがある。一見すると関係なく思える経産省の「土地明け渡し請求訴訟」もこれに連なっている。想像力を働かせれば見えてくることなのだ。

.. 2013年04月23日 09:49   No.523010
++ M/O (大学生)…97回       
○ テントの泊りはいつの間にか70代と60代、それに30代と20代のメンバーになっている。他の曜日のことはしらないが、僕の当番のときはそうなのだが、昨日はどういうきっかけか定かでないが、中国の古い話が話題になった。三国志を前
後する時代のことである。我が列島ではあの卑弥呼の邪馬台国のころである。日本の古代と関連してこういう議論が起きるのは、昨今の中国が、あるいは中国関係が分からなく感じていることがあるのだろうと思う。
 中国のことや日本の今後のことを知りたいと言う欲求があり、これは排外主義的(?)な言辞をまきちらし人にもあり、本当なら共通の議論の土壌に成りえることでもあるはずだと思う。私どもは広くて深い射程を持ってこのことを考えたいのだ。テントの中でこんな風にある議論は楽しいものだがこれは今では貴重なことに思える。テントには様々の関わりがあるが、泊りの可能な人は是非とも加わって欲しい。それこそ想定外の楽しさもある。

.. 2013年04月23日 09:55   No.523011


▼返信フォームです▼
Name
Email
ホームページ    
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用